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安部公房

著者情報
著者名:安部公房
あべこうぼう
アベコウボウ
生年~没年:1924~1993

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このランキングは1日1回更新されます。
      砂の女
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      • 読んでいて映像が目の前に立ち上がってくるようなシーンが何度かありました。映画の方も見てみなくちゃ!

        最後は「うわー、安部さんにまかせておくとこうなるから嫌なんだ!」と独り、主人公のためにもだえました。
        >> 続きを読む

        2016/11/15 by MaNaSo

    • 他7人がレビュー登録、 43人が本棚登録しています
      箱男
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! Shizu
      • むむむ、私、むなしくも途中で話を見失ったのですが……。

        「箱男」は、簡単に言えばワガママな覗きたがり屋です。人のことをじろりと見ていたい、しかし自分のことは全く構わないでほしい……。
        箱男は仕事や所属、名前も家も捨てて、箱に片目と、移動用の足だけが生えたような存在です。人々は箱男が万引きしようと、勝手に家の下に住まおうと、無視するんです。
        ただ、無視しきれない者達がいて、それは箱男に憧れちゃってる人々です。彼らは「無所属の覗き屋」である箱男になりたい欲望があるんです。

        と、ここまではok、私も理解できました。
        でも、物語中盤で、箱男と贋箱男が対峙するんですが、
        そこがちんぷんかんぷん🌀
        物語を書き綴っているはずの箱男と、それを見下している贋箱男と、あと作者自身も目も入って、なんだかごっちゃごっちゃになってる気がします。作者も箱の内にいるのか外にいるのか、混乱しちゃったみたいに思えます。

        だから中盤は、全然ついていけなかった……無念……。
        上記の読み取りも正しいかあいまいです(ToT)
        「ここ違うぜ!」ってとこがあったら、ぜひぜひお教えくださいませ〜!
        >> 続きを読む

        2016/10/08 by botan

    • 他1人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      第四間氷期
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 科学の進歩は人間の営みを変えてしまうのか?!というSF。
        水棲人とか出て、挿絵がシュール。
        物語が収集つかずじまいで、万人ウケは100%ないけど、
        機械の明確さへの恐怖とか、
        機会に人間が使われる構図への批判性にはハッとさせられる。
        >> 続きを読む

        2016/07/17 by botan

    • 5人が本棚登録しています
      燃えつきた地図
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 『砂の女』の主人公は失踪する男だったが、本作の主人公は失踪者の行方を追う探偵だ。追われる側と、追う側。しかし両者はいつ立場が変わるとも分からない、メビウスの輪でつながっているような、境界線のはっきりしない関係である。
        本作において失踪とは、都市からの逃亡を意味する。それ自体は法律に違反しているわけではないから、失踪したからといって犯罪にはならない。しかし大抵の場合は誰かによって探されて、もし見つかれば問答無用で連れ戻されることになるだろう。

        探偵は、あとから軸の足された形跡があるマッチ箱くらいしか手がかりがないところから、根室氏の人物像や周囲との関係などについて調査をすすめていく。
        しかし調査のなかで明らかになってくるのは根室氏の居所というよりはむしろ、登場人物だれもが抱えている、都市に閉じ込められたことによる孤独と失われたアイデンティティである。たとえばタクシー運転手の富山氏の語りの部分はそれが分かりやすく、そして面白い。
        「(タクシー運転手について)どんな混雑の中にいても、いつも自分一人、そういうのが性に合っている者には、いい職業です。しかし、先の見込みがあるわけじゃなし、年中他人の目的のためにだけ走りつづけていて、自分は一体どこに行きつくのか、ふっと心細くなることがありますね。(中略)毎日、何千、何万という人間をかきわけて走っていながら、まるで人っ子ひとりいない砂漠を走りつづけて来たみたいに、えらく人恋しくなることがあるほどですよ」

        都市は共同体と異なり、周りは他人だらけだ。しかも仕事仲間や趣味仲間など、利害関係に応じてお互い異なる顔を使い分けていることが多いから、自分は誰のことも知らないし、誰も自分のことを知らないという感覚になる。毎日何万人もの人とすれ違っていながら、自分が何者なのかは誰も教えてくれないのだ。
        都市が誕生し、住宅が増えるうちは繁盛するが、やがて都市ガスにとって代わられて姿を消すプロパン屋のように、都市生活者もまた、都市によって生まれ、やがて姿を消す存在なのかもしれない。
        >> 続きを読む

        2017/04/22 by カレル橋

    • 3人が本棚登録しています
      方舟さくら丸
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 安部公房の最高傑作であると同時に、現代文学の金字塔。こういう文章を書けるようになりたいです。 >> 続きを読む

        2016/05/12 by とーます

      • コメント 4件
    • 3人が本棚登録しています
      カンガル-・ノ-ト
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • すねに違和感。見ると〈かいわれ大根〉が生えていた――。

        走るベッドに乗せられて、向かうは賽の河原。
        好きなシーンは、保育園に通う子鬼たちが歌う「ひとつ積んでは父のため。ふたつ積んでは母のため……」。

        解説ではドナルド・キーン氏が、二度読むとまた違った味わいがあると話している。
        一度じゃ足りない。
        もう一度読むべし。
        >> 続きを読む

        2016/10/05 by botan

      • コメント 2件
    • 5人が本棚登録しています
      〈霊媒の話より〉題未定 安部公房初期短編集
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 安部公房の初期短篇集。「題未定」は著者自身がそう記していた物語で「霊媒の話より」と副題がある。
        満州引き揚げ者だっか彼が、戦中の若い頃から書き始め、ずっと温め続け、所持し続けて未発表に終わった作品か。

        前衛作家と呼ぶ時代は過ぎて、今や古典として読むべし、そんな評が聞こえてくる。
        >> 続きを読む

        2014/12/21 by junyo

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています

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