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赤川次郎

著者情報
著者名:赤川次郎
あかがわじろう
アカガワジロウ
生年~没年:1948~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      一億円もらったら
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 身寄りのない大富豪、宮島勉が思いついたゲーム。それが「一億円もらったら」だ。
        莫大な財産を持て余し「誰かを選んで、一億円を贈る」というびっくりなお遊び。

        「老兵に手を出すな(不幸買います)」を読んでしまってからこれが「一億円もらったら」という共通テーマで描かれた本作の続編であることを知って、もののついでなので、第一話から読んでみることにしました。

        短編集で一話一話独立したエピソードなので、別に最初から読む必要はないのですけれども。

        感想は
        「赤川次郎らしくもあり、赤川次郎らしくない作風でもあり」でした。
        「老兵に…」は、いつもの赤川次郎に思えたのですが、こちらは、なんとなくの印象ですけれど、ちょっと違うな~と感じました。


        思いがけず一億円という大金を手にしたとき、人はどう変わるのか?
        お金がどう使われるのか?それはその人の人間性を露わにするかもしれないし、逆に人そのものを変えてしまうのかもしれない。
        いずれにしろ人生が変えられてしまうことは間違いないでしょう。

        人間観察が「楽しみ」だという宮島老人の設定は、アガサ・クリスティの小説の登場人物、サタスウェイト氏にヒントを得たものかもしれません。
        サタスウェイト氏同様に、人がよいのだか悪いのだか、いまいちわからない人物設定なのです。
        時々含蓄の深いことをつぶやいたりしますが、彼自身は比較的無色の存在です。
        人選びも金のやり取りも秘書の田ノ倉を使っており、広い人脈は利用すれど、事件に直接介入せず基本的に傍観を決め込んでいます。

        赤川次郎作品において、このようなニュートラルな存在は実は珍しいのではないかと感じました。
        善人と罪人と悪人と嫌な奴(これ、すべて別のカテゴリーですよ)にくっきり分かれているのが彼の小説のスタイルで、だから読者は「何も考えずに」ストーリー展開に没頭して楽しめるという仕掛けになっている訳です。
        ユーモアで適当に笑わせておいて、殺人やセックスはあっさり軽い扱いをされ、残虐行為も行われますが目に浮かぶようには描写されません。
        要するに感情を深く揺さぶられることもないんですよね。
        そしてありえない展開や思ってもみなかった結末に、素直に面白かった。と本を閉じるのが普通。
        そして各作品にそれほどのばらつきがないのも特徴。

        …だと思うのですが、本作は違います。
        物足りない作品からスラップスティックから感動の小品まで、さまざまです。
        これは、いったい、どういうことなんだろう…?
        赤川次郎に何かあったのか?
        (次作のほうでは特にこういう印象は持ちませんでした)

        「故郷(ふるさと)は遠くにありて」「一、二の三、そして死」なんて、筒井康隆が書けばいいのに、というような話です。(そのほうが何倍も面白かろうに…と思います)

        そして文庫の解説の酒井順子氏の解釈のすさまじさにもびっくり。たぶん赤川さんも驚いているでしょう。
        いくらなんでも、そういう意図で彼は作品を描いていないと思うけれど( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ
        でも、それくらい書かないとレビューに書くことがないような本だったとも言えるでしょうね。
        なんかこう、まとまりがないんですよ。この作品集。

        ハート・ウォーミングな部分にのみ着目して感動するもよし、ひっくり返して裏側から見て楽しむのもよし。
        すべて読者次第ではあります。

        私は食い足りない感が残りました。
        これをやるなら、もっと人間の醜いところを描けよ、って思いました。
        でなければ心温まるいい話に特化すればいいのに。と。


        目次  (全5話)
        1.「一億円もらったら」  
           毎朝の通勤で顔見知りになっただけのひそかに憧れる女性から突然の告白
        2.「故郷(ふるさと)は遠くにありて」
           彼女が故郷に還るとき。それは復讐劇の始まりだった
        3.「一、二の三、そして死」
           痴漢の冤罪を受けたサラリーマンの人生の大変化とは   
        4.「仰げば尊し」
           女子高の制服をかわいくアレンジしたい乙女心が友情を開花させるきっかけとなった
        5.「ミスター・真知子の奮闘」
           有能な妻をもってしまった平凡な男の内助の功

        1~3 全部甘いです。短篇というのはこんな半端な終わりでは心に残りません。
        ストーリーの「意外性」というよりも「ありえなすぎてコントみたい」です。(ならばコントにしてほしい)
        4 唯一完璧なハートウォーミングドラマに仕上がっています。赤川次郎が女子高生を描くのがまだ上手いとはね!
        おそらくこの本を読んだほぼすべての人がこの作品が一番よかったという感想を持つでしょう。
        5.原田マハさんの「総理の夫」を連想しました。どうしてデキる女の夫はこういうタイプってことになるんでしょうね?ハートウォーミングでいい話ですが、物語としてはちょっとスケールが小さいかなあ。もっと巨悪と戦えばいいのに。

        宮島氏が「ドストエフスキーの愛読者なので」このゲームに乗り気になった。というような記述があるのですが、いったいどういう共通点があるのかしらと、気になっています。
        何か思い当たる方がいらしたらぜひ教えてください。

        以上勝手な感想でした。<(_ _)>
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        2017/12/21 by 月うさぎ

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    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ひまつぶしの殺人 長編推理小説
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • (登録前に読んだ本)

        電子書籍にて再読。2013年8月頃

        3回目の読了。2017.4.9

        再読通算で3回目ぐらい。先日「ルパンの娘」を読んだ時に、この作品のことを思い出し、久し振りに読みたくなったのが動機。立花源一郎の正体は覚えていたが、早川家一同を嵌めようとした犯人は忘れていた。始めて読んだのが20代の頃だが、やっぱり変わらず面白い。それと赤川次郎氏の文章は、本を読むのが苦手な自分(今はあまりそうでもなくなったけど)でもすらすらと読める。設定は「そんなのありかよ!」と言いたくなるが、その設定がうまく生かされていて流石だなと思う。感想はこんなところです。
        >> 続きを読む

        2016/09/27 by おにけん

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      鼠、影を断つ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 十数年ぶりに赤川次郎にハマっています。

        これは鼠シリーズの第3弾。
        ドラマを思い返しながら楽しく読んでいます。 >> 続きを読む

        2014/10/04 by emiko

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    • 2人が本棚登録しています
      殺人よ、こんにちは
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 【読了日不明】

        今日、パパが死んだ。昨日かも知れないけど、どっちでもいい。
        でも私は知っている。ママがパパを殺したことを。
        みにくい大人の世界を垣間見た十三歳の少女、有紀子に残酷な殺意の影が。
        >> 続きを読む

        2013/12/09 by books

    • 2人が本棚登録しています
      プロメテウスの乙女
      5.0
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      • 火と善行の神・プロメテウス。
        その名を冠した処女軍団は独裁首相の私兵と化し、“正義”の名のもとに
        庶民を弾圧する殺人集団へと姿を変えてしまった。

        19××年、急速に軍国主義化する日本。
        反対派は体内に爆弾を埋め込んだ女性テロリストを派遣・・・。

        善行と信じつつ愚行へ走る乙女たちの姿が哀しみと共感を呼び起こす
        著者畢生の近未来サスペンス。

        昔から読み返す作品です。

        赤川次郎作品でも、毛色の違う作品の一つで
        (おそらく、著者ですら同じ系統の作品は書くことが出来ないだろうと思います)

        他の作家さんであれば、もっと軍国主義化していく部分に
        ページを割きそうですが・・・

        割かないからこそ
        “プロメテウスの乙女”たちの変遷・結末が引き立つ気がします。

        そして同じように同じく爆弾という“火”を使う女性テロリストたち。

        彼女たちももう一つの“プロメテウスの乙女”といっても良いのかもしれません。

        プロメテウスという神が与えた火を人間たちはどう使ったのか。

        軍国主義の台頭に民衆はどう対応すべきなのか。
        人は何によって変えられていくのか。
        様々なことを考えさせられる作品です。

        淡々としたエピローグも気に入っています。
        >> 続きを読む

        2013/07/29 by きみやす

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      ミステリ博物館
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 探偵役、補佐役を配した短編6作品。

        短編ながら、それぞれにドラマが有り印象的。さすがは赤川氏。

        中学高校の頃には良く読んでいたが、ここのとことは遠ざかっており、赤川氏作品は久々。

        当時からジャンルに拘らず乱読することを自分に課しているため、ときに非常につまらないものや、非常に難解で読み進めるのに大きなストレスを感じる作品に出会うことが有る。

        こんなときに、頭や気持ちをリフレッシュさせてくれたのが赤川氏の作品で有り、それを期待して彼の著書を読んだことも多かった。

        本作品も短編が6本という構成ながら、それぞれにドラマが有り、全体的に満足度や印象度が高いのはさすがで有る。

        何となくティーンエージャー向け作家のようなイメージも有るのだが、今後は積極的に読んで行きたいという気持ちになった。

        ライトな感覚で読め、きっちり手応えを感じさせてくれる。
        >> 続きを読む

        2012/03/22 by ice

    • 2人が本棚登録しています
      死体は眠らない
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 気の弱い主人公が決死の覚悟で「鬼嫁」を殺害。
        誘拐されたことにして妻の不在を誤魔化そうとするが、
        隠したはずの死体が消えたり、謎の死体が増えたり、、とトラブルが続出する。
        「おばか」な登場人物たちが織り成すドタバタコメディ。

        10数年ぶりに再読。
        前回読んだのは中学生だったか、小学生だったか。。

        人生で初めて読んだユーモア小説。
        殺人、誘拐、裏切り、、などなど、ブラックな要素満載にも関わらず、
        悲壮感が一切漂わないのは作者の手腕によるものか。

        まるで舞台劇を見ているようなテンポの良さで
        一気に読み終えてしまった。

        肩肘張らずに読めるおすすめの一冊。
        >> 続きを読む

        2012/02/15 by po1415

    • 2人が本棚登録しています
      おやすみ、テディ・ベア
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 【読了日不明】

        「探してくれ、熊のぬいぐるみを!爆弾が入っているんだ!」
        爆死した大学生中原の部屋から、少女がぬいぐるみの熊を持ち去った。
        中原の友人野木由子は、その行方を追うが、熊を手にした少女は変質者に殺害され、次に手にした主婦は夫を撲殺のうえ自殺を…。
        次々に悲運を呼び込むテディ・ベアをめぐる傑作ユーモア・サスペンス!
        >> 続きを読む

        2013/12/09 by books

    • 2人が本棚登録しています
      魔女たちの長い眠り
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • ある男は殺人事件を追っていた。
        それはとても不可解な事件で、追えば追うほどに謎が深まる。
        やがて男は人智を超えた”谷の住人”という存在に触れてしまう。
        また、ある男は待っていた。
        ちっぽけな人間がやつらに復讐する瞬間を。
        ホラーとサスペンスの混じる「魔女たちのたそがれ」から続く解決編。

        群像劇のように多くの登場人物が出てくる。
        それらの多くの視点で物語が進むが、新しく出てきた人物は敵なのか味方なのか。
        命がけの心理戦が続く中で、脅威である吸血鬼に立ち向かわなければならない。
        絶望の中で一筋の光に希望を見出す彼らに惹かれると同時に、
        希望が見えず絶望に呑まれてしまう人たちの気持ちもわかってしまう。

        前作を読まなくても楽しめるようになっているが、前作からの伏線もあるので
        両方読み終えたときの、パズルが完成したかのような気持ちはとても心地よい。
        >> 続きを読む

        2015/05/15 by 冷しカレー

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    • 1人が本棚登録しています
      三毛猫ホームズの推理
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 片山義太郎は捜査一課に所属する刑事である。
        しかし、血を見れば卒倒、お酒を飲めばひっくり返り、女性が怖いし高いところも苦手。
        180のひょろりとした長身に撫で肩、童顔でとても刑事には見えない。
        ならば頭脳明晰でどんな難事件でも解決できるかと言えば、そんなこともない。
        そんな片山刑事とコンビを組むメスの三毛猫ホームズとの出会いの話。

        殺人事件が起こるが、片山刑事が血がダメなのでグロテスクな描写なほぼ無い。
        話もホームズとのやり取りなど、コミカルなところもありとても読みやすい。
        ただこの「推理」は、三毛猫ホームズのシリーズでも比較的暗い印象がある。

        密室殺人のトリックは多くあれど、これほど印象に残るトリックはない。
        >> 続きを読む

        2015/05/08 by 冷しカレー

      • コメント 2件
    • 10人が本棚登録しています
      三毛猫ホームズの狂死曲
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 天才ヴァイオリニストの少女、桜井マリに向けた脅迫電話があったため、
        片山刑事は彼女を警護することになる。
        ヴァイオリンコンクール決勝の課題曲に取り組むマリを含めた7人は、
        外部との連絡を絶たれた別荘で練習をすることに。
        そこで巻き起こる様々な事件から、片山刑事はマリを守り抜くとこが出来るのか。

        血やアルコール、女性に高所。苦手なものがたくさんある片山刑事だが、
        もちろん良いところだってたくさんある。
        平和を愛する心はもちろん、優しいところや人を信じられることなど、
        刑事向きとは言い難いかもしれないが、それが片山刑事の長所なのである。
        だからこそ女性にモテるのかもしれない。本人は女性恐怖症なので複雑な心境だろうけど。

        そんな片山刑事が物語の最後に見せる男気は一見の価値あり。
        >> 続きを読む

        2015/05/18 by 冷しカレー

      • コメント 5件
    • 5人が本棚登録しています
      三毛猫ホームズの駈落ち
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 昔から仲の悪い片岡家と山波家。何かにつけて言い合いや喧嘩の絶えない日々を送っていた。
        そんな中、片岡家の長男、義太郎と山波家の長女、晴美が駆け落ちをしてしまう。
        それから12年。たまたま名前が似ていた片山義太郎と晴美は、両家の騒動に巻き込まれていく。
        片岡の三男と山波の一人息子の刺し違え事件を皮切りに、次々と巻き起こる殺人事件。
        互いに相手の家の者が犯人だと主張する両家の人々。
        複雑に絡み合う事件を名探偵はどう捌くのか。

        物語の中で名前の似ている人物はあまり出さない方がよいのだが、
        この作品ではあえて似た名前にしているので、少しややこしいかもしれない。
        とはいえ長編のミステリーとしては読みやすい部類に入ると思う。

        石津刑事の活躍やホームズの人命救助など、
        ミステリーだけでなく手に汗握るシーンもあり。
        >> 続きを読む

        2015/05/22 by 冷しカレー

      • コメント 3件
    • 4人が本棚登録しています
      三毛猫ホ-ムズの登山列車
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • スイスにて事故にあった多田靖子という女性をたまたま助けた片山刑事。
        靖子には衣子という姉がいたが、姉は結婚式に相手が来なかったことで自殺してしまっていた。
        しかし、スイスのハネムーンツアーに姉の結婚相手だった男が来ていて…。
        ついに殺人事件が起きてしまう。複雑な人間関係に怪しい容疑者。
        暗闇と密室の難事件にホームズが挑む。

        登場人物は多いし、一人一人が複雑に絡み合っていて
        奇妙な人間関係を作っているが、こんがらがることなく読むことができる。
        散りばめられたユーモアとスイスの情景もあり,陰鬱な殺人だけではない。
        >> 続きを読む

        2015/05/11 by 冷しカレー

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    • 3人が本棚登録しています
      三毛猫ホームズの騒霊騒動
      4.0
      いいね!
      • 名探偵の行くところに事件あり。
        今度の舞台はポルターガイストの起きる幽霊屋敷。
        そこでタレントと一晩過ごす企画に巻き込まれた片山刑事。
        幽霊屋敷の自殺した人の部屋というだけで不安しかないのに、
        出演者もマネージャーも社長も、一癖も二癖もある人ばかり。
        案の定事件が起きてしまうが、ポルターガイストのせいじゃない?

        読み進めていくうちに幽霊さんを応援したくなるかも。
        特に最後はわかっていても切なさを感じずにはいられない。
        読後少しやさしい気持ちになれるかもしれない、そんなミステリー。
        >> 続きを読む

        2015/05/12 by 冷しカレー

      • コメント 2件
    • 3人が本棚登録しています
      忘れな草
      カテゴリー:小説、物語
      1.0
      いいね!
      • 女子高生の布悠子が学校行事で行った遺跡の奥で「何か」に触れる。
        その日を境に布悠子の住む町のあらゆる物が徐々に「若返り」始める。
        壊れたものは直り、古びれたものは新しくなっていく。
        そして死んだ人間も、、


        全く面白くない。

        異変の元凶である「何か」に対しても、背景を考えると
        同情の余地は無い。

        登場人物全員の倫理観が著しく欠如しているように思えた。
        読了後の感想は、ただただ「不快」である。

        >> 続きを読む

        2012/02/18 by po1415

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      殺人よ、さようなら
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 【読了日不明】

        一度しかない十六歳の夏、私とママは再び海辺の別荘にやってきた。
        そう、三年前にあの「事件」が起こった場所だ。
        ママも私も事件のことは口に出さず、毎日が穏やかに過ぎてゆく。
        ところが一週間後、新たな殺人事件が発生。
        私とそっくりの服を着た少女が目の前で殺されたのだ。
        そして次々と届けられる奇怪なメッセージ。
        誰かが私の命を狙っている…。
        『殺人よ、こんにちは』から三年、過去の秘密を胸に抱き、ユキがあの海辺に帰ってきた。
        大人への階段を登り始めたユキを再び駆け抜ける、切なく輝く夏の嵐。
        >> 続きを読む

        2013/12/12 by books

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      殺人を呼んだ本 わたしの図書館
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 林の中の古びた洋館--それが私立野々宮図書館だ。
        ここの所蔵されている本は、どれも犯罪や事件に関係のあった本ばかり。
        殺人現場で被害者が抱いていた本や、連続殺人犯が愛読していた本、首つり自殺の踏み台として使た本など…。
        この一風変わった図書館に住み込みで勤めることになった松永三記子。
        彼女が書庫の本を手に取ると、その本にまつわる不思議な出来事が次々と起こるのだった。
        一冊の「本」が引き起こす様々な事件を描く連作小説集。
        >> 続きを読む

        2013/12/12 by books

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    • 1人が本棚登録しています
      プロメテウスの乙女
      カテゴリー:小説、物語
      いいね!
      • 将来このような世界になっていると思うとゾッとする。しかし今の平和ボケした日本を考えると、こういった日本も完全に否定はできないとも思う。 >> 続きを読む

        2015/08/29 by Man_Sato

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    • 1人が本棚登録しています
      哀愁時代 赤川次郎ベストセレクション〈9〉 (角川文庫)
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • タイトルに惹かれて手にとりました。誰も主人公の雨宮純江を救う人が現れず、最終的にああいう結末を迎えてしまったことは、あまりに救いがなく哀しいです。それまで、あれほど人を助けてきた彼女だからこそ、何らかの救いがあって欲しかったのですが…普段人に頼られる事が多い人が、いざ自分が頼るとなるとその相手がいないというのは割合あることなのかもしれないなと思いました。 >> 続きを読む

        2015/12/20 by yano

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    • 1人が本棚登録しています
      三毛猫ホームズの無人島
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 【あらすじ】
         軍艦島閉山から10年。
         ある夜、対岸に住む池永父娘は、軍艦島に火がともっているのを発見する。
         翌朝、死んだはずの江川哲也から、軍艦島で同窓パーティーを開くという招待状が関係者に届く。
         実家の遺産を相続した江川真子が夫の死因を究明するために企画した出来事なのであった。
         島の古い発電機を動かし、街灯や通路灯を点灯し、町の広場にテントを張り、飲食会場とした。
         パーティー冒頭で真子は、夫の死因の情報の提供を呼び掛ける。そして調査の監視として、なぜか三毛猫ホームズレギュラー陣も呼ばれていたのであった。
         池永祈子は、パーティー会場を抜け出し、かつて住んでいた住居を訪れる。
         そのような中、佐田と桜井の喧嘩騒ぎの後、桜井の自殺未遂事件が発生。斉藤良一が刺殺される。
         そして三毛猫ホームズの活躍により、明らかになった真相は……?
        【感想】
         軍艦島の同窓パーティーなんて、面白い企画ですね。
         実際に行われたことあるのでしょうか。
         それで、本作品はミステリー小説なので、殺人に関係する過去があるわけです。
         本作品は面白くて一気に読みましたが、よく考えればおかしな点も。
         しかしネタバレになるので、ネタバレブログの方で検討していきます。
         決してケチをつけるわけではありません。あら探しもミステリー研究の楽しみの一つ、私の楽しみの一つ、ということでお許し下さい。
           
        SF KidなWeblog
         三毛猫ホームズの軍艦島殺人捜査パーティー
          http://sfkid.seesaa.net/article/418143514.html
            
        少年少女・ネタバレ談話室(ネタばらし注意!)
         三毛猫ホームズの無人島 ネタバレ感想会
          http://sfclub.sblo.jp/article/124875846.html
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        2015/04/29 by 荒馬紹介

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【赤川次郎】(アカガワジロウ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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