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太宰治

著者情報
著者名:太宰治
だざいおさむ
ダザイオサム
生年~没年:1909~1948

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      人間失格
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! tomato chao chaos mariak1994
      • 言わずもがな、太宰治の名作。
        全体的に暗く、人々の魂の深いところまで感じ取り、自己分析のされた文学だと感じた。

        普段、あまり日本文学について学ぶ機会もなく、背景知識がもっとあると違った面から読めたのかもしれない。

        正直、しっかりと髄まで理解できたかと言えば怪しい。日本文学の象徴とも言える本作、人生観を根本からひっくり返されてしまうのではないかと途中読んでいて思った。

        またいつの日か、読み返して違った感情を抱くことを期待したい
        >> 続きを読む

        2018/11/25 by ryo

    • 他17人がレビュー登録、 72人が本棚登録しています
      斜陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! KEMURINO mariak1994
      • 気になる一冊。

        図書館にて借りてみたいです。

        2016/03/15 by さおり

    • 他9人がレビュー登録、 46人が本棚登録しています
      人間失格
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! minase86
      • 「斜陽」を読み、感銘を受けたので太宰作品の代表作である「人間失格」も読みました
        度も読みたい一冊だと思いました、私のキャパシティだと一度では消化しきれない気がしています

        まず、「人間失格」は他の小説と違って一文一文が重厚なイメージを受けました
        例えば、私が今まで読んできた小説は全体を通して一つ、二つ印象に残る文章や「これは後世に語り継ぎたいぜ」という言葉が出てくるという感じだったのですが
        「人間失格」はもうそういう文章が多すぎて作品そのものを後世に語り継ぎたいレベルなんです
        まだ私の語彙力と文章力では辿り着けない良さですね、いつか辿り着きたいです

        次に「人間失格」ってタイトルからして暗い印象を受ける人が多いと思うんです
        でも私は思ったより暗い印象は受けませんでした
        そんなことより太宰治の感性が美しく、羨望の気持ちでいっぱいでした
        「もっと早く出会いたかった」と思う反面、高校生以前に出会っていたら「なにこれ、難しいつまんない」となってしまったかもしれないと思う部分もあるのでちょうど今が読み時だったのかもしれません
        どちらにしろ人生の中でこの小説に出会って、読み終われたのでよかったです
        ぜひいつか死んでしまう人生なのですから、読書が好きでしたら一度は読んでみてください

        酒や薬、女の人に溺れすぎてしまった太宰だからこそ書けた珠玉の作品だと思います
        ただ、「人間失格」を太宰作品の初心者の方におすすめするのは私はどうかな〜と思いました
        ちょっとビギナーには難しすぎます、初めて読んだら陸の上の魚みたいに苦しくなっちゃいそうです
        太宰治作品って、私はとても好きですが好みは別れるところだと思っています
        まぁそれはどの小説でも変わらないですかね…
        「有名だから」と言ってどれも面白い、とは限らないということを言いたいんです
        人それぞれ感性は違いますし、違うからこそ小説は面白いのです
        現にこんなに有名で素敵な作品を書かれる太宰治だって「私生活が良くない」みたいな理由ですけど芥川賞を獲ることなく亡くなっています
        「これ私は好き」「え〜それ私は嫌い」みたいな個性があるからこそ小説は成り立っていると思うんです
        だから、私は「人間失格」を面白いと思ったし色んな方に読んでいただきたいと思いましたが「読んでみたけどこの小説クソだな!!!!」みたいな感想があってもそれはそれで良いと思うのです
        なんでも受け入れが大事だと思うんです

        最後にP119に挿入されているルバイヤットの詩句が結構好みだったので一部だけ書いておきます

        「無駄な御祈りなんか止せったら
        涙を誘うものなんか かなぐりすてろ
        まア一杯いこう 好いことばかり思出して
        よけいな心づかいなんか忘れっちまいな」

        世の中に縛られすぎず、自由な感性で生きていきたいですね😊
        >> 続きを読む

        2019/11/24 by ゆきの

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 26人が本棚登録しています
      津軽
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 戦時下という厳しい状況の中であるが、おそらく彼の生涯の中で一番平和で穏やかな時期に書かれた名作。

        冒頭では自身の作品を引用してその感想を言ってみたり、旅先での出来事を面白おかしく言ってみたり、まるで太宰と一緒に津軽旅行をしているかのような気分になる彼の作品の中でも特に大好きな作品だ。

        内省的で暗い作品が多いというイメージのせいで、気難しい人と思っていたが、意外とお茶目な部分があったり、すねてみたり、サービス精神旺盛だったりと、生身の太宰治を垣間見れた気がする。

        そして、月並みではあるが締めの言葉が壮快で何度もつぶやいてしまう。

        「さらば読者よ、命あらばまた他日。元気でいこう。絶望するな。では、失敬。」
        >> 続きを読む

        2015/07/04 by AKI

      • コメント 1件
    • 他3人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      走れメロス
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね! mariak1994
      • 気になる一冊。

        是非読んでみたい。

        2016/03/13 by さおり

    • 他3人がレビュー登録、 29人が本棚登録しています
      人間失格
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 太宰のナルシスト具合は分かる作品。

        2019/08/03 by ken0909

    • 他2人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      ヴィヨンの妻 (新潮文庫)
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 太宰治が描く無頼の天才は本当に魅力的で、どうしても見てみたくなってしまうような人物ばかり。
        この主人公も、いい加減な人間なのに周りから好かれて気にされて、そばにいたら破滅的なので、遠くからただただ見ていたいような男性。
        ともすれば可哀想な女性のじめじめした話なのに、こうもさっぱりと淡々とした文章なので読み終わったあとも爽やかささえ漂う。
        >> 続きを読む

        2015/06/07 by ayano

    • 他2人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      パンドラの匣
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      •  文豪なんちゃら という漫画がはやっているらしく、
        純文学をいろいろ読み重ねている娘に薦められて読みました。

         本書には2編の青春小説が収められており、
        そのうちの「正義と微笑」が
        彼女のもっている電子辞書に入っていた太宰作品の中で
        一番のお気に入りなのだそうです。
         
         今の子って電子辞書で本を読んだりするんですね~。
        そんなことに驚きつつ、
        せっかく娘の推薦してくれた本だから読んでみましたが
        私には良さがあまり分かりませんでした・・・。

         表題作の「パンドラの匣」は恋愛小説の要素も含みながら
        最後にどんでん返しが用意されていて多少楽しめましたが、
        「正義と微笑」はただクドクドそれがどうしたって感じのことを
        ひたすら繰り返すというか あてどなく彷徨っているという印象で
        娘からの推薦がなければ読了する気力を維持するのも
        大変だったくらい。

         娘にどういうところが面白かったの? と聞いてみたら、
        「主人公がどうして役者になりたいと思ったのかとか、
         どうしてああいう行動をとったのかとかを
         考えながら読むのが面白い」という答えでした。

         ・・・そうなのか! 
        私は純文学をエンタメ小説のように読んでいるからダメなんだ!
        と恥ずかしながら娘に教わった気分になりました。
        まぁダメってこともないのでしょうが、
        根本的に向いていないんですね、そういう味わい方が。
         
         そういや「正義と微笑」は思春期の少年の
        自己中心的で傲慢な上に移ろいやすく、
        真っ直ぐであるけれども儚くもろい、
        そんなブレブレな心情を表現しているのだとしたら
        見事に成功していると思われます。
        読んでいて私は楽しくなかったけれども。

         残念ながら、純文学はやっぱりあまり好きになれないなぁ。
        というのが残念すぎる結論でした。
        >> 続きを読む

        2018/09/30 by kengo

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      斜陽 他一篇
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 匿名

        角川文庫で読んだ。意外にも読みやすくてさらさら読めた。最後のかず子の上原さんへの仕返しの意味がよくわからなかった。全体を通して太宰は病んでたんだろうなあ、という感じ。考えすぎてしまう人に特有の了解可能な悩みだ。 >> 続きを読む

        2020/05/04 by 匿名

    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      お伽草紙
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 私は太宰治が創作した文学作品の中で、最も完璧な芸術作品は「お伽草紙」ではないかと思っています。

        この「お伽草紙」は、太平洋戦争の最も激しい時期に、防空壕の中で娘に聞かせた、これらのお伽噺は、彼の芸術的な資質が最も発揮された作品だと思います。

        この作品の中で太宰治は、日本の子供ならたいてい知っている物語の筋立ての中で、原作の軽快な感じを少しも損なわず、しかも世の中を暗鬱にみせるという、彼独特の"皮肉なおかしみ"に満ちた世界観を繰り広げていくのです。

        太宰治の作品を時系列的に読んできて思うのは、この太宰の持っている"皮肉なおかしみ"は、「道化の華」という作品以後、ずっと彼の作品の中に流れている一つの重要な要素ではないかと思うのです。

        考えてみれば、彼の自伝的な作品の中には、幼年時代からどれほど道化の役を務めたかを示す場面が多いような気がします。しかも、晩年の辛辣な諸作品の中にさえも、そのおかしみは消えることなく流れていると思います。

        このように思うのは、「斜陽」とともに彼の代表作の一つである「人間失格」の最後の部分にある、病的な性質と胸の病気に悩まされている主人公の葉蔵は、よく眠れるようになる前に睡眠薬を十錠も飲む。しかし、一向に眠くならない。そこで薬の箱をよく見ると、それはカルモチンではなく、ヘノモチンという下剤だったことがわかるという描写などがあったからです。

        この「お伽草紙」では、おかしみは全くおかしみそのものであって、それが"純粋な笑い"を引き起こしているのです。

        この物語集の楽しさの一つは、太宰の他の小説の中によく出て来る、お馴染みの人物-----聖人のような顔をしているが実は無慈悲な男、生活力のない芸術家、悪だくみに長けたおかみさんなど----が、効果的な掴み方で描かれていることです。

        そして、その掴み方は、太宰の分身と思えるような主人公を持つ幾つかの小説よりも、もっと巧妙に出来ていると思うのです。

        太宰治という人間を終始悩ました社会の偽善は、彼の代表作である「人間失格」の中でよりも、より一層効果的に、この物語集の中の「浦島さん」の中に描き出されていると思います。

        恐らく、太宰はこの物語を書く時に、自分自身の切羽詰まった必要性から解放されて、伝統的なお伽噺の枠の中で、自由に想像力の翼を広げ、尚且つ、優美に描いていると思います。

        この「お伽草紙」という作品のおかしみは、"自己憐憫"や"自己憎悪"で損なわれていないために、より一層鮮やかなのだと思います。

        太宰治という作家の文体に対する異常なほどの心づかいは、一つ一つの言葉の持つ意味に示した、ほとんど取り憑かれたような姿勢でわかりますが、この「お伽草紙」の文体も最も太宰らしい文体であると同時に、他の作品では見られないような"純粋なおかしみ"を色濃く持っていると思います。

        >> 続きを読む

        2017/05/19 by dreamer

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      きりぎりす
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      •  太宰治や三島由紀夫は信者と言えるほど、熱狂的なファンをいまだに持つ作家ですが、私は信者まではいかないですね。どちらも、日本語の使い方が素晴らしく上手い作家だと思います。

         太宰治の女性告白体の文章は、誰も真似できないでしょうし、太宰治の文章は今で言うブログの文章によく似ているのだそうです。

         解説によると中期にあたる短篇集。再読といっても覚えていたのは『きりぎりす』位ですが、こうして改めて読むと太宰治という作家の自意識の凄さってもう油がのりきっているというか、研ぎ澄まされているというか。

         女性一人称「きりぎりす」「千代女」になると女言葉を通して語られる男の自意識過剰がまるで燈籠のように浮かび上がります。「おしゃれ童子」などもそう。

         人と違うんだよ、私は、という気持を紆余曲折で描くのが凄い訳です。

        「マントは、わざとボタンを掛けず、小さい肩から今にも滑り落ちるように、あやうく羽織って、そうしてそれを小粋な業だと信じていました。どこから、そんなことを覚えたのでしょう。おしゃれの本能というものは、手本がなくても、おのずから発明するものかも知れません。」(「おしゃれ童子」)

         おしゃれになりたい、と子供の頃から思っていたけれど、どうも私にはその才能がないようだ、と思うようになったのは20代の頃。お金をかければいいというものでもない。太宰治の「おしゃれ童子」を読んだとき、なるほど、と思いました。太宰治は、なるほどや、あるある、が非常に多い作家です。

         太宰信者になる要因のひとつに「自分だけに語りかけているような錯覚に陥る」というのを読みました。今読んでも、全く古びていない、どの時代にも共通するものを見抜く目、表現する技、やはり天才だったと思います。
        >> 続きを読む

        2018/06/06 by 夕暮れ

    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      斜陽
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね! mariak1994
      • 一度読んでみたい書籍。

        図書館で読んでみます。

        2016/03/15 by さおり

    • 他1人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      太宰治全集
      カテゴリー:作品集
      5.0
      いいね!
      • この「太宰治全集 2」の中では、「富嶽百景」が最も太宰治という作家の本質が出ていて大好きな作品ですが、既にレビューをしていますので、今回は、彼の作品の中でも個人的に好きな「満願」についてです。

        太宰治という作家は、何かと言うとすぐに"破滅型の作家"だと言われていますが、しかし、私は太宰治の作品を数多く読んできた経験から、そうは思わないのです。確かに酒浸りであったり、あげくの果てに情死までしてしまいました。

        しかし、作家が小説を書くという行為には、その根底に、強い意思力があると思うのです。強い知性の力がなければ、小説というものは決して生みだせないと思います。ですから、"破滅型"と言うと、ふしだらな人間ということになるわけですけれども、そのような、ふしだらな人間からは、例えば彼の「人間失格」「富嶽百景」のような優れた小説は生まれることはないと思うのです。

        太宰治の外見上の生活はふしだらでも、彼の内面の精神は健全だと思うのです。そうでなければ、こういう作品を書いて、私を含めて数多くの太宰治の読者を得るということは不可能です。出来るわけがないのです。

        私は、太宰治は、ある意味、"小説家として名人"だと思っています。その小説の技法も素晴らしい、実に優れた作家だと思っています。

        そこで、この「満願」という短編小説なのですが、この作品の内容はというと、主人公の「私」、これは太宰治自身だと思いますが、彼が伊豆でひと夏を過ごした時の話です。

        「私」は、酔って自転車に乗り、怪我をします。そして、その傷を治療してもらうために、町のお医者さんのところへ行く。すると、32歳の医者も、大変酔っぱらっている。このように描写しています。

        「私と同じくらいにふらふら酔って診察室に現われたので、私は、おかしかった。治療を受けながら、私がくすくす笑ってしまった。するとお医者もくすくす笑い出し、とうとうたまりかねて、ふたり声を合わせて大笑いした。」

        こんなふうにして、この二人はとても親しくなります。そんなわけで、「私」は、散歩の途中、医者のところに立ち寄り、縁側に座って配膳されてくる新聞を読むことを日課のようにしているのです。

        その医者に若い女の人が、薬を取りにやって来ます。下駄履きの、とても清潔な感じのする女性です。この女性が通ってきて薬を手に帰ろうとすると、お医者さんが、「奥さま、もうすこしのご辛抱ですよ」と大声で励ますのです。そして、その様子を時々見ていた「私」に、医者の奥さんが、その女性について説明をしてくれます。

        その女性の夫は、小学校の先生なのですが、三年前に肺結核を患った。しかし、最近は非常によくなってきている。それで、医者は、その奥さんに、今が大事なところだからと言って、「固く禁じた」というのです。

        小説の文章に「固く禁じた」と書いてあるのですが、何を「固く禁じた」かというと、つまり性生活です。夫の病気に差し障りがあるから、性行為をしてはいけませんよと言って、「固く禁じ」ているのです。ですから、いつも帰り際に、「奥さま、もうすこしのご辛抱ですよ」と、励ますように言うのです。

        そして、その後、八月の末になり、またその若い女性が薬を取りに来ます。その時のことを、太宰治は次のように書いています。

        「八月のおわり、私は美しいものを見た。朝、お医者さんの縁側で新聞を読んでいると、私のそばに横ずわりにすわっていた奥さんが、『ああ、うれしそうね。』と小声でそっとささやいた。ふと顔をあげると、すぐ目の前の小道を、簡単服を着た清潔な姿が、さっさっと飛ぶようにして歩いていった。白いパラソルをくるくるっとまわした。『けさ、お許しが出たのよ。』奥さんは、また、ささやく。」

        つまり、お医者さんが「今日からはいいですよ」と、そう言ったのです。お許しが出たのです。何と言ったらいいのでしょうか。この白いパラソル。ここを読んだ時に、私は唸りました。

        非常に清らかな美しい性生活というか、男と女の性的生活、性行為を、これほど美しく表現したものを、私はあまり知りません。

        この白いパラソル----。こういう短編小説を書く太宰治という作家は、本当に優れた作家だなと私は思います。



        >> 続きを読む

        2016/12/23 by dreamer

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      正義と微笑
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 少年が俳優をめざして日々成長していくお話。

        私は太宰治は人間失格なら入ったので、もっと暗くて読みにくいかと思ってた。

        けど、そうでもなかった。

        書き方が日記になってて、割と読みやすかった。
        あと、現代使われてる言葉が、
        あ、昔はこうやって使ってたのかーってことは勉強になりました。

        >> 続きを読む

        2015/03/29 by oriedesi

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      富嶽百景
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 本作が手記に近い手法であると理解した時点で、氏の履歴を併読しながら読み進めました
        この頃までに氏が「藁一すぢの自負」となる苦悩をどのように経てきたのかを理解する事こそ、本書における正しい富士の見え方なのだろうと単純に思い至ったからです。
        しかしふと振り返り、この曖昧で揺らぎのある富士の情景が果たして「太宰治」という人格を理解されたくて表現されたものだったのか。
        実はそれこそ思考放棄で、本来はその時の読み手の気持ちに沿った富士山を映し出させる事こそ本書の目指す所だったのではないか。
        考えは尽きません。
        中々に深い。
        >> 続きを読む

        2014/04/19 by 豚山田

      • コメント 2件
    • 2人が本棚登録しています
      人間失格・桜桃
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • ダメ男のしょうもない生き様を延々と聞かされているような
        しかし共感できる部分もあるせいか、主人公の考えがすんなり入ってくる分
        読んでるだけなのになんともいえない暗い気分に満たされる。
        読み終わった直後はもうこんな暗いの読まないぞと思っても
        何故か、後から読んで良かったと思える本に化ける。
        >> 続きを読む

        2015/08/01 by トマズン

    • 1人が本棚登録しています
      斜陽
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 再読。
        1年に1回くらいは再読したいくらいの傑作である。
        太宰治は「人間失格」が有名だが、僕は「斜陽」の方が断然好みである。
        没落貴族の家庭を舞台にしているが、全ての章・段落・文章の構成がパーフェクトで、これほどまでに日本語を完璧に操れる作家がいるのかと、再読するたびに感心する。
        最初のスプウンのシーンだけで、頭が痺れる感じである。
        主人公の女性が29歳で「ばあちゃん」扱いされているのが、隔世の感がある。
        話は変わるが、幻冬舎社長の見城徹が作家・津原泰水の新刊の実売部数を暴露したが、その部数に出版業界も文字通り「斜陽」であると感じた。
        津原泰水はデビュー作の「妖都」の頃から知っていたが(これは売れなさそうな作風だと感じた)、津原の新刊実売部数の1,000とか1,800という数字にかなりショックを受けた。
        もう専業作家で生計を立てて行くのは、宝くじを当てるようなものなのかもしれない。
        誰もが東野圭吾や伊坂幸太郎や西尾維新のようになれるわけではないのだ。


        >> 続きを読む

        2019/06/19 by tygkun

    • 2人が本棚登録しています
      女生徒
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • まるで本当の女性が思ったことを書いたようです。色々な女性が登場します。流石文豪だ。と言うような綺麗な文章でした。私自身太宰はこれで二冊目なのですが、太宰を読んだことない人でも楽しめると思います。 >> 続きを読む

        2018/02/11 by Hotori

    • 12人が本棚登録しています
      斜陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! Tukiwami minase86
      • 太宰治さんの人生についてなんとなく調べていたら「近所で噂になるほど豆腐を食べていた」とか「芥川龍之介が好きすぎてノートに芥川龍之介とたくさん書いていた」というエピソードがあり、気になったので図書館にあった太宰の本のなかで一番読みやすそうだったのを借りました
        正直昔の小説って言葉遣いが古くて入りにくいから苦手だったんですが、この「斜陽」は最初から最後まで入り込みながら読むことが出来ました嬉しい!

        まず16ページにある「悪漢は長生きする。綺麗なひとは早く死ぬ。お母さまは、お綺麗だ。けれども、長生きしてもらいたい。私はすこぶるまごついた。『意地悪ね!』と言ったら、下唇がぷるぷる震えて来て、涙が眼からあふれて落ちた。」という文章にとっても優しい気持ちになりました
        太宰治自身が真面目で純粋で優しい人だったのかなと思いました

        それから31ページで東京から田舎に越してきて「『空気のせいかしら。陽の光が、まるで東京と違うじゃないの。光線が絹ごしされているみたい。』と私は、はしゃいで言った。」という言葉遣いにとっても魅力を感じました。
        光線が絹ごしされている、なんて普通の感性じゃ言葉に表せない気がします

        あと、202ページに「姉さんは美しく(僕は美しい母と姉を誇りにしていました)」という文章があるんですが、どんなに麻薬中毒になったり女遊びをしてみたり酒に入り浸ったりしても本当は家族を誇っていた弟の愛にすごく感動しました

        太宰治は自分が生まれるずっと前の時代の文豪なのに、小説を通すとなんだか近くに感じる気がします
        百人一首などもそうですが、千年前や百年前の時代の気持ちが言葉になって今、高校生として生きている自分のもとに届いてるって考えるとすごく素敵で、その間に戦争とか天皇が交代されたり時代がどんどん変わっていっても誰かが誰かに恋をしたり、「自分はなんで今生きているんだろう」って考えたりすることは同じなんだって考えると嬉しくなります
        本当に、小説って素敵だなぁと思いました😊
        >> 続きを読む

        2019/04/16 by ゆきの

      • コメント 9件
    • 2人が本棚登録しています
      晩年
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 「葉」は、読んでいるとリズム良く、クラシック音楽を聴いているような気持ちになる作品です。
        『「葉」は、「晩年」以前の初期作品、あるいは焼き捨てた小説の中から、捨てがたいフラグメントを撰びだして、アフォリズム風に排列したものと思われる』---解説から抜粋
        僕は、「晩年」の中で「魚服記」が素晴らしい作品だと思いました。この作品は、死の片鱗をちらちらと川面に反射する月光のように見ることができます。その死の片鱗が美しく、リアリティをもって迫ってくるように感じました。
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        2018/06/28 by 読書する鼠

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【太宰治】(ダザイオサム) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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