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成せばなる成さねばならぬ何事も、という言葉が、リズムに乗って頭から離れなくなっているが、この言葉をしゃべったとされる上杉鷹山なる人物を知らないので読んでみた。主役である上杉鷹山は、素直で正直で清廉潔白、民衆を愛して、改革のアイディアも出し実践するという、非常にシンプルな善玉の人物造形であり、読みやすかった。ただやはり、あくまで「小説」と銘打っているだけあり、史実を元にしたにしているとは思うがどうもきれい過ぎて創作らしい気がした。それに対して、悪口言ったり嫌がらせをし、改革の足を引っ張る改革反対派や、手にした権力に溺れてしまう執政こそが、人間臭くて、小説の魅力を高めている。私のような凡人は、上杉鷹山に憧れながら、改革反対派や執政の気持ちもありそうと感じ身近に感じているところである。分厚いと思ったが、登場人物も多くなく魅力的で、話もシンプルで難しくなく、時代小説だが非常に読みやすかった。 >> 続きを読む
2015/11/07 by harubou
NHK大河ドラマの影響を受け読んだ一冊。著者の本は歴史小説の中でもかなり読みやすいと感じた。(司馬遼太郎と比べると)その分内容は薄いので、概略を理解するには良いのではないかと思う。 >> 続きを読む
2011/06/14 by higamasa
ある人に進められてずいぶん前に読んだ本。今後仕事をしていくうえで、自己犠牲・人心掌握等が必要にるので読んでおくように言われ読んだ記憶があります。歴史に疎く時代背景や他の登場人物も解らないどころか、ヨウザンの読み方すら知りませんでした。しかし読み進めていくうちに、鷹山の人間性に惚れ一気に読みました。具体的な描写は覚えていませんが、財政が厳しいなか、色々な工夫を施し、インフラ・産業の整備を進めていく過程は現代の業務とも重ね合わせ参考になります。 >> 続きを読む
2013/02/06 by lamps
この手の本は進んで読むことはないのですが、この度は貰い物だったこともあり歴史がらみでもあり、サクッと読みました。私が知らない武将については興味が湧いたので、今後の読書の参考にします。マネジメント術、とありますが肩肘を張って読む本ではないように思います。 >> 続きを読む
2015/08/30 by あっ!いち
歴史に名を刻む優れたリーダー達の中から兵法をピックアップし解説を加えた本。織田信長などの戦国武将からはじまり、孫子や実際の企業の話など幅広く収録している。だいたい知っているような話だが、あらためて解説されるとそんなもんかと思う。若いビジネスマンが読むとよいだろう。 >> 続きを読む
2017/04/22 by KameiKoji
歴史上の「名参謀」と言われている、直江兼続や楠正成等について、違った視点から「果たして名参謀役と言えるのか?」という諸々の見解に面白いものがあります。 また、逆に世間一般的には「参謀役」というイメージには遠い忠臣蔵の「堀部安兵衛(高田馬場の仇討ち等で、むしろ武闘派とか大酒飲みとして有名)」を真の演出者(名参謀に近い)としてを高く評価されている視点も面白いです。 ちなみに、以前童門氏の講演会に行ったことがありますが、話し方も非常にお上手で「筆力」だけでない「パワフルな話力」に圧倒された、という貴重な体験を本書を読みながら思い出した次第です。 >> 続きを読む
2014/04/03 by toshi
一章・困った人付き合いに効く落語の一言・・・・・・「道灌」、「厩火事」、「酢豆腐」第二章・イヤな仕事を楽しむ落語の知恵・・・・・・「堪忍袋」、「長屋の花見」、「居残り」第三章・家族の人情を描く落語の名場面・・・・・・「藪入り」、「火事息子」、「近日息子」第四章・憧れる?呆れ返る?落語的生き方のすすめ・・・・・・「芝浜」、「小言幸兵衛」、「碁どろ」など、帯を見ると、いたっておもしろそうだが・・・・・。落語の噺の中身を教訓めいたものに置換えて述べているが、はたして、落語から人生の生き方を学ばなければならないのか。落語の笑いも、悲しみもすべて人を愛することからはじまる。、落語の知恵を活かせと、落語的生き方を薦めているが普段から、落語大好き人間には、教科書としての存在自体が、ナンセンスなような、説教じみてて、素直になれない一冊である。 >> 続きを読む
2013/05/19 by ごまめ
【童門冬二】(ドウモンフユジ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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