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萩尾望都

著者情報
著者名:萩尾望都
はぎおもと
ハギオモト
生年~没年:1949~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      半神
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.8
      いいね!
      • 凄い作品だー・・・。これ、漫画ですよ??

        今日は週に一度の通院の日。待ち時間何しようかな?と思った時、「そうだ!半神読もう!」と思って読み始めたら止まらない止まらない。危うくお昼ごはん食べ損ねるとこだった。

        もう、ひとつひとつのお話が深い深い。

        基本SFなんだけど、全ての話に哲学的な描写が有って、漫画なのに高尚な文学作品、偉人伝のような崇高な作品を読んでる感じになった。

        確かに、短い!よくあの頁数で纏ったなあ・・いやあ、正に脱帽、感服。


        一番印象に残ったのは「偽王」。この展開に次ぐ展開は圧倒的。

        その他のお話もほんと陳腐で在り来りな言葉しか出てこないけど、凄い。面白い。

        基本こういう作品は普段読まないのだけれど、この作品」には出会えてよかった。

        いやあ、ほんとに凄い作品だった。


        未だ虚脱状態から若干抜けだせないでいます。はい。
        >> 続きを読む

        2015/07/28 by 澄美空

      • コメント 8件
    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      銀の三角
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 面白かった。
        なんとも不思議なSF作品。
        やや難解なのだけれど、この感覚、なんとなくわかるような気がするのはなぜなのだろう。
        無限ループを脱するために、かすかな箇所に時空のひずみをつくって修正すること。
        と同時に、やっぱりそれは何か、犠牲や人柱のようなものを必要とするかもしれないこと。
        テーマややけにリアルなことである。
        またそのうち読み直してみたい。
        >> 続きを読む

        2017/01/14 by atsushi

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      トーマの心臓 = Lost heart for Thoma
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 森博嗣の文体はとても読みやすくてスラスラと読めました。

        原作は漫画だとは知らずに読みました。
        とても面白く、良い刺激のあるストーリーで知的な世界にもぐりこんだような錯覚があり、素敵な体験をしたように感じます。

        ユーリ、エーリク、オスカー、三人とも魅力的な個性を持ち読んでいても気分が良かったです。

        借りて読んだのですが、購入したいなと思いました。

        また再読したいと思ったときは購入します。
        >> 続きを読む

        2015/10/25 by snoopo

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      11人いる!
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 【これは名作だと思うなぁ】
         舞台は宇宙船の中です。
         宇宙大学の卒業試験(だっけ?)。
         外部との接触を一切断たれた「白(はく)号」という宇宙船の中で、どう乗り切るかという試験だったはずなのに……。
         
         様々な星から集まってきた受験生たち。
         10人でこの試験を受けるのです。
         ところが……

         「おい! 一人多いぞ! 11人いる!」
         ということなんですね。
         その、「余分」な一人が本当にいるのか?
         いるとしたらそれは誰で、何の目的のためにここにいるのか?

         緊張感Maxです。

         そこに追い打ちをかけるように「白号」に危機が迫ります。
         アクシデントです。
         プログラムされていたはずなのに、軌道から外れて恒星に突っ込む白号。
         船内気温は上昇しまくります。

         さらにさらに……船内で伝染病が発生してしまいます!
         なんだよ、この病気は!

         どうするんだよぉ。
         ただでさえとんでもない状況なのに、この船にはもう一人いるのか?

         ひとつだけ、残された手段がありました。
         「非常ボタン」。
         これを押せば、あるいは救助が来てくれるかもしれない。
         押すのか?

         見事なストーリー・テリングと、緊張感抜群な展開は高く、高く評価しちゃいます。
         11人目は誰だったのでしょうか?

        >> 続きを読む

        2019/06/23 by ef177

    • 1人が本棚登録しています
      山へ行く
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • すばらしい一冊だった。
        並みの小説よりはるかに読み応えのある珠玉の短編漫画集。
        多くの人にオススメしたい。 >> 続きを読む

        2017/06/13 by atsushi

    • 1人が本棚登録しています
      バルバラ異界
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 萩尾望都『バルバラ異界』全四巻を読み終わった。
        とても面白かった。
        なんというか、本当にぶっ飛んだ世界観で、萩尾望都じゃなければ書けない作品だろうと思う。

        読み終わってなんとなく思うのは、私も未来を変えるために何かできるだろか、未来に宛てて何か手紙か本を書けないだろうか、ということだった。
        たぶん、過去を変えることはできないとしても、未来を変えることは人はできるし、何度かやり直すことができるし、先立った人とまた未来で生まれ変わった姿で会えるのかもしれないと思う。
        >> 続きを読む

        2014/10/06 by atsushi

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      なのはな 萩尾望都作品集
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 311後の福島、そしてプルトニウム。

        萩尾望都の作品集は、ぜひ多くの人に読んで欲しい。

        本当に胸打たれ、また考えさせられる、すごい漫画だった。
        >> 続きを読む

        2014/11/08 by atsushi

      • コメント 2件
    • 2人が本棚登録しています
      11人いる!
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね! Tukiwami
      •  漫画はあまり読まないのだが、教養として有名所は読んでおこうと思い、読んでみた。萩尾望都と言えば、漫画に疎い自分でも知る少女漫画家である。その萩尾氏の代表作であるSF作品がこれである。
         読んでみた結果、想像以上に面白く驚いた。SFとしても細かく設定が練られており、読みがいがあった。しかしそれ以上に魅力的なキャラクターたちのやり取りに心惹かれた。特に、その界隈でも人気あるキャラクターらしいが、フロルが可愛らしかった。中性的なキャラクターは概して人気のあるものだが、特にこのフロルは自身の出自に対する葛藤や、タダへの思いを募らせる描写が非常に良かった。
         今まであまり漫画を読まなかったが、今回でどうも萩尾望都にはまってしまった。今後、萩尾作品をいくつか読んでみようと思う。
        >> 続きを読む

        2017/11/12 by shinshi

      • コメント 2件
    • 3人が本棚登録しています
      トーマの心臓
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 心に残る作品だった。

        最後まで読むと、けっこういろいろ考えさせられる。

        自分の来し方をいろいろ反省させられた。

        なかなか、人は誰しも不器用で、愛を受け容れることも、与えることも、必ずしもうまくできない時もあると思う。

        しかし、心の戸口に立っていつも戸を叩き続けている、「愛」ということに気付くか、気付かないか。
        あるいは、気付いて戸を開けるかどうか。

        それが、人生には、自分自身にとって、とても大切なことなんだろうなぁと思う。
        >> 続きを読む

        2014/03/30 by atsushi

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      訪問者
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • ある方から以前いただいた一冊で、とても面白かった。

        表題作は『トーマの心臓』の番外編で、これも面白かったのだけれど、他の三作品もとても心に残る良い作品だった。

        「城」の中の、人は自分の城を自分の石を積み重ねて心の中につくるけれど、それは白と黒の両方がそろってないと本当はいびつなもので、良い心も悪い心もしっかりバランスよく自分で理解して整理していないと、どちらかだけというのはありえないというのは、なんだか考えさせる話だったし、たしかになぁと思った。

        また、第二次大戦のパリが舞台が「エッグ・スタンド」の、生も死も愛もきわどいところにある、というメッセージは、なんだか胸に迫るものがあった。

        「天使の擬態」も、良い作品だった。

        萩尾望都は、人生の難しさや人間のあやうさや業について、さらっと鋭く描いているところが本当にすごいもんだと思う。
        >> 続きを読む

        2014/06/15 by atsushi

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      ウは宇宙船のウ
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 【キモチのやわらかいトコロ】
         私が敬愛して止まない萩尾望都さんの文庫版コミックです。
         収録されている作品のいくつかについて、昔読んだ記憶が残っていたのでこの機会に購入・再読です。

         原作は、レイ・ブラッドベリの同名の小説なんですが、非常に忠実に漫画化してくれています。
         レイ・ブラッドベリは、「SFの抒情詩人」と呼ばれている作家さんなのですが、その雰囲気を巧みに絵として表現されていると思います。
         漫画は詳しくは無いのですが、背景の描き方や、霧に煙る灯台の描写、雨の描写など、原作の持つ空気感のようなものがしっかり描かれているように思います。

         萩尾さんは、小説を漫画化することを他にもされていますが、原作の雰囲気を損なわず、さらにイメージを広げてくださっているように感じており、個人的に高く評価しております。

         問題は自分の頭の方でして、昔読んだ時のイメージが勝手に脳内で増殖しているのでしょうね。「こんなカットがあったはず」という思い込みが強すぎて、実際には無かったというのがいくつかありました。いえ、でもそれでも素晴らしいのですけれど。

         作品的にはどれも素晴らしいのですが、特に、以下の作品は落涙ものです。
        ○「ウは宇宙船のウ」
         宇宙飛行士に憧れる15歳の少年のお話。いつか宇宙飛行士に選抜されることを夢見ているんですね。親友や母親との細やかな愛情が描かれます。

        ○「霧笛」
         灯台守のお話なんですが、灯台を目指してやってくるものがいるという悲しいお話です。

        ○「宇宙船乗組員」
         宇宙飛行士の父親=夫の安否を気遣う母子のお話。この飛行を最後に宇宙飛行士をやめる決意をして宇宙に飛び立って行ったのですが……

         そもそも、ブラッドベリ自体が好きなところにもってきて、これまた好きな萩尾望都さんのコラボですから気に入らない訳がない!
         私の本棚の、ブラッドベリの「ウは宇宙船のウ」の隣に、本書を並べて置きました。
        >> 続きを読む

        2019/03/20 by ef177

    • 1人が本棚登録しています
      Marginal
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 萩尾望都『マージナル』全三巻を読み終わった。

        なんだか、壮大な神話を読んだような、どこか異世界にタイムトリップしてきたような気がする。

        そういった感覚は萩尾作品ならではのものかもしれないけれど、この作品は特に何かしら不思議な神話っぽい気がする。

        脳というより、子宮で考えているようなところが人類にはあるのかもしれないし、どこか奥底で、人類や生命というのは何かしら意識が共鳴していてつながっている部分もあるのかもしれない。
        ということを、読み終えた後に、なんとなく感じさせられるし、考えさせられる。

        あと、なんだかわけのわからない不思議な世界や感覚というのが、我々の目に見えないだけで、この世界のどこかにはいくらでもあるのかもなぁとあらためて思った。
        >> 続きを読む

        2014/10/28 by atsushi

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      イグアナの娘
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • 表題作の「イグアナの娘」ってたった50ページの短篇なのです。
        なのにこの刺さり方ったらありませんでした。
        私も母娘や姉妹の関係性で悩んだ子供時代があったからです。
        1996年テレビ朝日系で連続ドラマ化されたのをご覧になった方も多いかと思います。

        生まれてきた娘がイグアナにしか見えずに、苦悩しつつどうしても愛情を持てない母親。
        母の言葉により自分をイグアナだと思い込み自分の素顔をイグアナとしてしか認識することができないリカ。
        母に溺愛され姉を蔑視するようになる美しい妹。

        どこにでもある家族間の葛藤がイグアナを描くことでデフォルメされコメディ化され、
        寓話をかませることでファンタジーの衣をまとい
        虐待の残酷さを和らげ、あるいは強調しています。

        イグアナの娘はどうやって生きていけばよいのか?
        愛され受け入れられることを知らずに生き続けるのは辛い。
        自己再生するには、どう乗り越えればよいのか?
        萩尾望都が自身の母娘の間に横たわっていた心理的な問題を解決し乗り越えるために描いた作品と言われる。

        幼い時代は人間にとって、いや動物にとってあまりに貴重な心の礎である。
        そこで受けた傷はきっと癒えることはありえないのではないか。
        でも人は生きていく。先に進まなければならない。
        そのためには神話が必要なのだ。
        イグアナ姫の物語はその「神話」にあたる。
        イグアナ姫が本当にいたのかどうか。それは問題にはならない。

        ここに展開するのは心理劇であり、虐待のメカニズムであり、負の連鎖である。
        しかしそれを乗り越えることはできるのだ。
        親を超えることで。
        理解し赦すことができるなら。

        萩尾望都はそう言いながらも、本人が乗り越えていないことも告白している。
        なぜなら、イグアナの娘は萩尾本人であり、彼女=リカはイグアナのままの姿で生きているからだ。

        今回久々に再読して、そう確信できました。
        SFやファンタジーを多く描いていた萩尾さんだから、本当にイグアナ族がいても全然不思議ではないのです。
        だからこそ、それを利用してこういう描き方をしたのだと思いますが、そうではない。
        この寓話は『リカの神話』なのです。
        気を付けて読んでみましょう。決してママの神話ではありません。
        リカはこの「神話」を創作し、それによって自己を浄化しえたのです。
        だから彼女はこれからも「イグアナの娘」であり続けることでしょう。

        ドラマはそこのところが間違っているかもしれない。そんな気がします。
        wikipeにも『醜形恐怖症を題材』と書かれていますが、それは全くの誤りです。
        顔の美醜や人目を問題にしているのではないからです。
        問題の焦点は恐怖症ではなく、そもそも「人間でない自分」というアイデンティティの危機がトラウマの本質であり、
        リカよりも、むしろ母親側にある心の傷に原因があると思います。
        母から娘への攻撃は「自己否定」に他なりません。
        事実、多くの虐待事件の本質も同じだと私は考えています。
        結果的に母親は娘を認め愛することはできませんでした。

        リカはイグアナのままに自分を受け入れ認める夫を得ることで自分の居場所を作りました。
        しかし娘を産んだリカは、母に愛されなかったトラウマから負の連鎖に怯える。
        そこで訪れた解決が!

        …萩尾さん、お見事です。
        すごいストーリーだと思います。短篇であるとは思えない完璧さ。

        そして私はこの作品は「半神」と対になった作品だと考えています。
        ぜひそちらもあわせてどうぞ!

        この文庫本に収められている短篇は親子や兄弟の間の確執や情がテーマになっています。
        結婚や子育てを経験した人こそ共感できるものもあり、
        子供時代を通り越して客観視できて初めて理解できる感覚もあります。
        かなり大人向きの作品集ではないかと思いました。

        【内容】
        1.イグアナの娘

        2.帰ってくる子
          事故で失った子を悼む家族の情。父母そして兄の思いがずっしり響く。
          でもこの家族はいい家族だ。大丈夫。やっていける。

        3.カタルシス
          廟的に支配的で無理解、非共感的な母親とそれに迎合する父の間で逃げ出したいゆうじ。
          いい子でいることでは自分を開放できない。
          逃げずに親と対決する方法を萩尾さんは教えている。

        4.午後の日射し
          「夫婦は他人」そんな夫の言葉に傷つく賞子。
          お料理学校で高校時代からの親友に愚痴を話すのが関の山。 
          そこに人懐こい青年が入ってきて…。
          中年女性の行き詰まった日常。夫婦の機微と実情。
          でもこれは結婚前に読むようなお話しじゃございませんことよ。

        5.学校へ行くクスリ
          シュールというよりは精神病の症状みたいです。
          思春期の心象風景を描いた作品だと思います。
         
          “いつになく目覚めが悪かった。ダイニングへおりていくと、
          父さんはワープロ、母さんは電気ジャーになっていた。”
          夏休みが明けた日。かつみの世界が変容し崩れていく。言葉も通じない。

        8.友人K
           友人Kと言われると、どうも漱石さんを思い浮かべてしまうけれど…。
           唯一家族ではなく同年代の友人への強烈な意識を描いた8ページの小品。
           嫉妬と敗北感と嫌悪には憧憬が入り交り。です。

        解説  エッセイ―どこまでも、いく:江國香織
        >> 続きを読む

        2015/07/16 by 月うさぎ

      • コメント 8件
    • 2人が本棚登録しています
      A-A'
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 面白かった。
        萩尾望都のSF作品がいろいろ入っている一冊。

        この中に出てくる、一角獣種という、ちょっと変わった種族の人々の、なんだかぎこちなくて生きづらそうで繊細な姿が、全くのフィクションのはずなのに、妙にリアルで、自分の知っている人や、あるいは自分自身の中に、なんだかこんな要素あるかもなぁとしみじみしながら読んだ。

        あと、「六月の声」という初期の短編は、なんだか主人公のエディリーヌといい、物語といい、不思議と心に残る話だった。
        「金曜の夜の集会」も、明日があるということがどんなにすごいことか、あらためて考えさせられるすごい短編だった。

        萩尾望都は、やっぱ面白いなぁ。
        >> 続きを読む

        2014/06/19 by atsushi

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    • 1人が本棚登録しています
      残酷な神が支配する
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 萩尾望都『残酷な神が支配する』全10巻を読み終わった。

        自分にとっては、本当に特別な作品になったと思う。

        もちろん、自分はこの主人公のような悲惨な体験はないのだけれど、いくつか身につまされるというか、とても考えさせられるところがあった。

        一人の人の心の傷やゆがみというのは、その人だけのものではなくて、家族といういわば運命の共同体の、何世代にも渡る傷や物語があってのものなのだろう。
        そして、一人の人がもし再び立ち直ることができるならば、それは自分だけでなく、家族や自分の周りの人も本当の意味で救っていくことになるのだと思う。

        ラストの、愛するという試みをもう一度始めようと主人公が思うところは、胸打たれた。
        自分もなんというか、いくつかの失恋をするうちに、心がひからびて人を愛するなんてもう無理かもなぁという気が若干していたけれど、愛するという試みをちょっとずつでもまたいつか始めることができたらなぁと思う。

        良い作品だった。
        >> 続きを読む

        2014/09/26 by atsushi

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      トーマの心臓
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • 思春期   純粋な想い  葛藤 ?

        今でも結構純粋な気持ちのまま生きてる方だと思うけど…

        昔はもっといろんなことを真剣に悩んでたりしてた・・・のかな?
        >> 続きを読む

        2013/01/24 by バカボン

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      マンガのあなた・SFのわたし 萩尾望都対談集 1970年代編
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • 萩尾望都の対談集。
        対談相手が豪華過ぎて発売前から期待していたせいか、読み終わって少し拍子抜け。
        それでも、読み応えはなかなかあった。

        漫画のテクニックについていろいろ書いてあるのが一番面白かった。
        例えば、ゆっくり読んで欲しいコマは、登場人物の顔の向きを変える等。
        漫画のコマあたりの読むスピードなんてこれまで考えてもみなかったが、確かに緩急がついている事に気付いた。

        期待していた寺山修司との対談は、対談というより一方的な質問責めだった。
        質問の内容が期待通りだったので、満足。
        >> 続きを読む

        2012/03/29 by Iris

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      左手のパズル
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 【幻想的だなぁ】
         萩尾望都さん:文、東逸子さん:絵の美麗な本です。
         音楽学校に通う16歳のジョシュアとソフィアのお話。
         二人は恋人で、ジョシュアは大変上手にチェロを弾くのですが、左と右の区別ができない男の子なんです。
         左利きなんですが、何度教えても左と右が分からないんですね。
         それはどうして? というお話。

         ジョシュアは、幼い頃両親が離婚してしまい、その後伯父の下で育てられ、そこで様々な音楽に触れ、色々な楽器を覚えるのですが、ある日、伯父はジョシュアを伯母に預けてどこかへ行ってしまいました。
         そんな幼少時の出来事に、右と左の区別ができなくなった原因があるのですが……

         萩尾さんのストーリーは、ややキレに欠けるかなぁというのが正直な感想なのですが、東さんの絵の美麗さ、幻想的なところが補ってあまりあります。
         大変美しい絵です。
         まるで絵本のような印象を与えます。

         大変短いお話なので、これ以上の粗筋紹介はご勘弁を。
         一度手に取ってご覧頂きたいと思います。

         ところで、余談ですが……。
         ジョシュアは左利きと言うことですが、チェロの弾き方は右手で弓を操っているようで、右利きの人と同じ弾き方をしていますね。
         まぁ、左利き用の楽器は高いので、左利きの方でも右利き用の楽器で演奏する方もいらっしゃいますが。
        >> 続きを読む

        2019/11/24 by ef177

    • 1人が本棚登録しています

【萩尾望都】(ハギオモト) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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