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半藤一利

著者情報
著者名:半藤一利
はんどうかずとし
ハンドウカズトシ
生年~没年:1930~

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      半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義
      4.0
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      • 半藤氏の宮崎監督作『風立ちぬ』鑑賞を前後して対談しているため、前後の2部に分かれています。

        自然と内容は『風立ちぬ』に巡るものが中心となっており、後半はとくに半藤氏が監督へのインタビューを務めたものとしても読めます。仮に他のインタビュアーであれば宮崎監督に恐る恐るお伺いを立てる形になっていたかもしれませんが、半藤氏が当たることで素朴な質問に宮崎監督が率直に答えていて、『風立ちぬ』の背景が理解しやすくなっています。上映に合わせたこの対談は、とても良いタイミングと人選で行われたと思えます。

        映画も含めて、二人の共通するテーマとして軍艦や戦闘機、戦争前後の日本、夏目漱石についてとくに多く触れられます。このあたりの話題や『風立ちぬ』に興味を持っていない方にとっては、取っかかりがなく感じるかもしれません。
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        2020/07/22 by ikawaArise

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      幕末史
      カテゴリー:日本史
      4.0
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      •  映像を見たわけではないのに、幕末を描いた大河ドラマを見終えたような読後感だった。ペリー来航から大久保利通の死までの講義12回分をまとめたもの。登場する人物たちの言葉やその時の状況が、詳細に、眼に浮かぶように語られる。自分が知識として持っていた出来事と出来事が、必然性を持って繋がっていったような気がした。う~ん、それにしても「錦の御旗」の威力はすごいなぁ、とか、大久保利通の非情さや壮絶な最期から明治があるのかぁ、とか…。他の幕末のものを読むときにまた読み返したいと思った。 >> 続きを読む

        2021/05/03 by よんよん

    • 7人が本棚登録しています
      日本型リーダーはなぜ失敗するのか
      5.0
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      • 「リーダーシップ」という言葉が軍事用語から来ていると初めて知った。
        また、現在のビジネス用語の中でも使い古された言葉でもある。
        それだけ歴史を持った言葉(命題)だからという訳でもないだろうが、70年余り前の大戦時の軍上層部の例や、戦後の復興期の経営者の例を挙げた「真のリーダーシップとは」の解説が、何と的を射ていることか。
        企業の隆盛や衰退が著しい今のような時代こそ、戦場で求められるようなリーダーシップが求められるのだとも思う。
        あと、自分が管理者としてある程度の規模のグループを率いるようになって、軍隊のようにメンバー全員が価値観や目標を共有できる組織を目指したいとも考えていることもあり、非常に興味深く読むことができた。
        神輿としてかつがれるだけで自身では決断もせず責任も負わないリーダーや、学業成績が優秀なだけで勘違いして暴走してしまう参謀には退場願いたいものだ。
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        2015/07/19 by kenji

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      あの戦争と日本人
      カテゴリー:日本史
      5.0
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      • 【歴史とは、前の事実を踏まえて後の事実が生まれてくる一筋の流れである―明治維新、日露戦争、統帥権、戦艦大和、特攻隊。悲劇への道程に見える一つ一つの事実は、いつ芽吹き、誰の思いで動き出したのか。名著『昭和史』に続き、わかりやすく語り下ろした戦争史決定版。日本人の心に今もひそむ「熱狂」への深い危惧が胸に迫る。】(「BOOK」データベースより)

        昭和5年うまれの著者が、70年前のあの戦争を詳しく鋭く検証しています。戦争を経験していない私たちに、実際はどうだったのか、幕末~明治の政治家、日露戦争などとの比較、因果の流れ、それぞれの人物の思惑などを具体的に述べています。で、口述のようなやさしい語り口でとてもわかりやすい。(軍事的な具体的な戦略などは少々めんどくさいですが)

        戦後生まれの私たち必読の書かも。とくに戦後生まれの政治家に、ぜひ読んでもらいたいけど、自分の都合のいいようにしか読まないのかな?端から手にしないかな?


        戦争を経験してない、戦前の?軍人は危険ですね。国を立て直したところに軍人が出てきて壊す。何をやってるんでしょうか。

        >あのようなバカげたことはもうしない、と戦争責任を真っ正面から受け止めてね。わたくしは、昭和の人にも、この断絶としっかりと立ち向かった人たちに限っていえば、自制と謙虚の美しい精神があったと思いますね。その一番の典型は、昭和天皇でした。・・・しかし、いまの日本人は、その自制と謙虚と真摯という美しい昭和の精神をどんどん失いつつあるようです。

        戦後生まれの政治家。「自制と謙虚と真摯」・・・。こういう精神をもっているでしょうか。わたしたちも、みんなもっているでしょうか。

        >日本人の心のなかを一尺も掘れば、いつだってたちまち攘夷の精神が芽を出します。

        日本人だけでなく、人間には「エゴ」「自分の命を守るためには人(他の生命)を殺しても(害しても)かまわない」という本能(恐怖心、生存欲)があるのですね。これが争い、ケンカの原因。これが大きくなって大きな問題(殺人、テロ、戦争)を生む。このことに無自覚でいる。さらにはしかたないんだ、いいんだと肯定している。・・・危険です。

        読んでいくと、政治家も軍人も理性ではなく、「感情・情念」で動いているのがよくわかります。今更止められないというのも感情論。理性ではない。人間というのは本当に愚かなんです。自覚した方がいい。

        日露戦争にとりあえず(何とかですが)勝ったという慢心。ほとんどの日本人はその実情を知らない。知らされてない。知らないということが、愚かな道を進ませる波をつくる。知らないということは不幸への道。世間は恐ろしい。ナショナリズムという慢心、エゴ。集団麻酔。

        世界平和のための戦争?「八紘一宇」…何を大それたことを。宗教は恐ろしい。「アメニモマケズ…」も?革命はダメです。戦争です。小さなことからこつこつと、ですよ。

        天皇を利用する政治家。
        いっそ平和主義の天皇に政治をまかせて、戦後生まれのナショナリストの政治家は手を引いた方がよほど安心じゃないの?って思ったりして^^;。天皇も気の毒です。

        戦後の反省をもとに作られた憲法は、ナショナリストや政治家が暴走しないために、やはり大事なものだと思います。歯止めですから。情勢がどうとか余所がどうだとか、人をあてにしたり安易に考えないで、よくよく考えて、そして自分自身にもっと責任をもたないといけないと思います。「他人は悪を為すけど、自分は悪を為さない」。すべての人間に言えることですが。



        まあ、読めば読むほど人間の愚かさがよくわかります。本当に矛盾したことを(しかも堂々と)やってます。戦争なんて(テロも)根っこは子どものケンカとかわりません。殺人は妄想病(エゴが原因)が重症化した結果ですよ。みんな根っこをもってることを自覚して、愚かなままでいないようにちょっとは精進したほうがいいと思いますがねえ。(自分はそれほど愚かではない、と思っているあなた、危ないなあ^^;)



        ただのおじいさんの思い出話ではありません。実に理性的に実証的にきちんと事実を語られていると思います。
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        2015/08/24 by バカボン

    • 2人が本棚登録しています
      勝者の決断 指揮官と参謀の戦略思考
      カテゴリー:経営管理
      3.0
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      • 歴史に名を刻む優れたリーダー達の中から兵法をピックアップし解説を加えた本。織田信長などの戦国武将からはじまり、孫子や実際の企業の話など幅広く収録している。だいたい知っているような話だが、あらためて解説されるとそんなもんかと思う。若いビジネスマンが読むとよいだろう。 >> 続きを読む

        2017/04/22 by KameiKoji

    • 1人が本棚登録しています
      昭和史 1926-1945
      カテゴリー:日本史
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      • ダンナが好きな、半藤一利さんの一冊。以前より読め読め言われていたんだが、厚いし眠くなってしまいそうなので、敬遠していました(^^;

        ただ、「永遠の0」を読んだ後、史実に100%基づいたのを読んでみたいな、と思って、重たい1ページ目をめくりました。年内に読み終えて、ゼロの映画をみたいなと思っています。
        >> 続きを読む

        2013/11/08 by ともぞう

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      昭和史
      カテゴリー:日本史
      4.0
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      • 戦争になっていく流れが、政治的、人間的な関係を主眼に語られていているのが面白い。
        戦闘描写ほとんど無い。

        軍と政治家とマスコミと天皇側近のバランスが変化していくのが良く分かる。
        登場人物(というと小説みたいだけど)のキャラも立ってて、教科書に載ってる"人物名"みたいでなく、性格が見えてくるので読みやすい。
        実際著者がその人と戦後にインタビューした話とかもあるから説得力もあるし。

        今の時代に生きて後からその時代や人を悪く言ってる感もあるのだけど、アメリカ側の「ハル・ノート」のハル国務長官とかもこき下ろしてるから、一方的に左寄りという訳でもないのが良かった。

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        2019/01/28 by W_W

    • 6人が本棚登録しています

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