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自分のバカさ加減を露呈するようなものだけど、イマイチ名作たる理由が分からない。ストーリーは、あらすじ通り。何も考えずに読めばすぐ読み終わって後には何も残らないだろう。それでも名作なのだからと深読みしてみる。確かにレビューなんかで言われているような事は分かるし、自分はこう思うんだけどなーなんて議論もしたくなる。…けど、それって本書が凄いってこと?世間一般的な駄作でも深く読もうと思えば色んな考えや想いというのは出てきそうな気がするけど。…まぁそうではないから名作なんだろうけど。 >> 続きを読む
2018/10/02 by 豚の確認
本書の解説でもあったように、シェイクスピア作品の中でもテンポが速い作品だと思う。薔薇戦争をモデルにこの史劇は書かれたが、そういった知識を踏まえてから読むと当然もっと面白いだろう。多い登場人物、関係が複雑で把握しにくいところがあるが、これは前知識を持っているか、あるいは慣れの問題だろう。口に出した呪いの言葉は、自分に降り掛かってくる。これが繰り返され、呪いは運命となり一族を苦しめる。人を呪ったり、中傷したりしてはいけない!それは自分に降り掛かってくる。こういう教訓をこの本を読んで再確認した。もうすこし知識を持って読めば、今とは違った感想が出てくるだろう。テンポが速くスラスラ読めるが、人物関係が複雑でちょっと把握しにくい。文学初心者には難しいかも。しかしある程度本を読み慣れている人ならそこまで苦心せず読めるだろう。 >> 続きを読む
2015/06/09 by Nanna
「耽美さを付加した英国版『ファウスト』」名家で孤独に育った成人間近い美青年のドリアンは、懇意で彼を崇拝する画家バジルに肖像画を描かれている。ドリアンは彼の美貌を写しとった肖像画の出来栄えに、自身の分身だと満足する。バジルを介して知り合った妻帯者ヘンリーは、肖像の出来とドリアンの美しさを讃えながらも、いずれは誰もが醜く老い、そして老いれば何も残らないと厭世的な人生観を語る。ヘンリーの言葉に、ドリアンは自身の美貌が衰えていくことを想像して恐怖し、老いさらばえるのが肖像であってくれればと嘆く。次第にシニカルなヘンリーに感化されるドリアンは、ある日、美しい恋人のシビルをヘンリーとバジルに紹介する。しかしシビルはドリアンの友人たちを幻滅させてドリアンの怒りを買う。帰宅後に激昂したことを後悔するドリアンは、肖像画の異変に気が付く。話の筋だけを取り出せば短かい寓話のようにまとめることも可能でしょう。主要人物も上記で触れた四人以外では、シビルの弟ジェイムズが存在する程度とわずかです。大まかな展開は『ファウスト』を思わせます。叶わない願いを抱き願をかけるファウスト役がドリアン、ドリアンを頽廃的な思想に導くヘンリーはメフィストフェレス役、そして、オカルト要素を担うのがタイトルであるドリアンの肖像です。やや怪奇がかった寓話のような物語に、富裕な生活を頽廃的な耽美さをもって描き、そこにヘンリーの饒舌で背徳的な人生観が付加されることで、十九世紀のイギリスを舞台に妖しい世界観が醸造され、ドリアンが闇深い街を彷徨う情景が目に浮かびます。通読して、教訓を考察したくなる方も多いのではないでしょうか。 >> 続きを読む
2020/10/24 by ikawaArise
『偽りの春』に、サロメのエピソードが登場し、読みたくなりました。この作品を味わうには、もっと背景の知識もないとという感じでした。ストーリーもさることながら、挿絵もセンセーショナルで忘れられません。 >> 続きを読む
2020/05/13 by youda
舞台を見に行くために予習として読んだ本。大筋は知っていたけど、やっぱりシェイクスピアは読んでいると面白い。ちなみに、野田秀樹さん潤色の舞台の方もとても面白かったです。 >> 続きを読む
2020/10/26 by lafie
この本の名言をご紹介します。***ぼんやりしている心にこそ恋の魔力が忍び込む >> 続きを読む
2012/09/26 by 本の名言
この本の名言をご紹介します。***この世はすべて舞台だ。そして男も女もその役者にすぎない。 >> 続きを読む
2013/10/24 by 本の名言
【福田恒存】(フクダツネアリ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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