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色川武大

著者情報
著者名:色川武大
いろかわぶだい
イロカワブダイ
生年~没年:1929~1989

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      うらおもて人生録
      3.0
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      • 非行少年だあった著者による劣等生向けのエッセイ。

        語り口も柔和な感じで、すんなりと頭に入ってきます。ここでの主題は劣等生がこの世知辛い世を渡るための技術を「セオリー」として理解し、「フォーム」を作り上げて体に染みこませることだと、著者は語っています。

        正直に言うと、二十代学生の僕にはよく分からなかった箇所があちこちにありました。ただ経験値の足りてない今ではこれが当然なんだろうなァと思ってます。そして、この先自分なりに経験を重ねて再読したときは、また違った教訓が得られるのではないかと思います。

        社会に出ることに勇気を与えてくれる良書でした。540円で読めるのがとても有り難い(笑)



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        2015/12/10 by けんいち

    • 1人が本棚登録しています
      百
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • どうも色川武大と武田泰淳が混じるので、読んで識別することにしました。まずは色川武大から。
        私小説に家族はつきものですが、父親との確執、近づいたり離れたりの物理的心理的距離感が痛々しくて、一気読みしました。よく書いたな、と思います。私小説を書く人は、ほんとうに、書くしかなくて書くというか、書かざるをえなくて書くというか、魂を削って文字にしてる感じがしますが、これもそんな迫力を感じました。

        親との付き合いというのは不思議なもので、あらゆる作家があらゆる形で書いているのに、こんなにもそれぞれ違うんですね。類型化すれば似たものはあるけれど、ジャンルとして同じなだけで、まったくもって別物です。人の数だけ関係性があるというかんじ。

        小さなころは親は大きくて、絶対的な神様のような存在だったのが、大人になってそうでもないことに気づいたときの裏切られたような気分や、壮健な身体に老いを見たときの狼狽、そういうものを書かれると私は弱いのですが、容赦なく書かれていて、でも目が離せなかった。「私」の父親への理解が、実際父親にとってあたっているかどうかはとにかく、そういう一定の解釈をもって接しているのが、なんだか、見ていてたまらないのです。いたわられる父親に、私は感情移入している。ずっと強く大きくいてほしいと、弱ったところなんてみたくないと、およそ現実的でない思いを、まだ健在の両親に対して感じているのを自覚させられます。その時に私は逃げないでいられるのか、わかりませんが。

        血のつながりということではなくて、家族として付き合ってきた、自分を管理してきた大きな存在が、権力を失っていく。そのさまが、哀愁を誘い、無常を感じさせるのでしょうか。
        いろいろ考えてしまいました。
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        2015/10/07 by ワルツ

    • 1人が本棚登録しています
      ちくま日本文学全集
      カテゴリー:作品集
      3.0
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      • ちくま日本文学全集008

        2017/10/27 by Raven

    • 1人が本棚登録しています

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