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石井桃子

著者情報
著者名:石井桃子
いしいももこ
イシイモモコ
生年~没年:1907~2008

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このランキングは1日1回更新されます。
      ちいさいおうち
      4.7
      いいね! chao
      • みなさんのレビューで興味を持ち、さっそく読んでみたところすっかりこの本のファンになった♪

        まず、このいかにも「絵本」!!という感じの表紙がいい。
        多分この本が家にあるというだけでほんのちょっと毎日がハッピーになると思う!

        そして意外と考えさせられるストーリー。
        子供にとってはきっと「よかったね♪」と思える結末。
        大人にとっても「よかったね♪」と思えることは間違いないが、失われていく自然とか、都市開発とか、そういった社会問題のことも考えさせられる。

        けど、やっぱりこの本は子供の頃出会いたかったなぁ。

        次、小さい子にプレゼントする機会があったらこの本にしよう♪
        >> 続きを読む

        2013/07/03 by sunflower

      • コメント 6件
    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      クマのプーさん
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • ディズニーでもお馴染みのクマのプーさんの本。ディズニー版より本書のほうが落ち着いた雰囲気ですね。作者のミルンが息子であるクリストファー・ロビンのために、クマのぬいぐるみであるウィニー・ザ・プーの物語を作り、語るという体裁になっています。物語や親子の会話から、ミルンの息子への愛情と優しさを感じて、思わず微笑んでしまいます。
         
        プーはお馬鹿なクマさん。頭がよくないから、ハチの監視をくぐり抜けてハチミツを取ろうとした時も、未知の動物ゾゾを捕獲しようとした時も失敗してしまいます。

        知性の欠如というと悪いふうに囚われがちですが、知識に囚われない分プーは自由な発想をするんです。ハチの目をくぐり抜けるため、泥を体に塗って黒雲に、青い風船で浮かんで青空に見せてハチミツを手に入れようとします。

        結局失敗してハチミツを手に入れることはできなかったのですが、こんな楽しい冒険はプーだからこそできた事だと思います。そんなプーのお馬鹿な姿をみて、クリストファー・ロビンとともにこう言わずにはいられないでしょう。「ばっかなクマのやつ!」、と。


        また、この物語はイギリスの児童文学には珍しく?お話の中に教訓といえるものはあまり含まれていないと思います。「~しちゃダメ」「~しなきゃいけない」というメッセージのようなものが感じられないんですね。だから純粋にプーたちの物語を楽しむことができると思います。

        百エーカーの森に住んでる動物たちは皆個性的で、ある種欠点を含んでいます。プーはお馬鹿だし、コブタ(ピグレット)は臆病だし、オウルは知識をひけらかそうとして難しいことばかり言います。私は児童文学にそれほど詳しいわけではありませんが、特にイーヨーのように陰鬱でネガティブな発言ばかりするキャラクターは珍しいのではないでしょうか。

        ところが、そんなイーヨーでも仲間から愛され、誕生日を祝ってもらえます。プーだってみんなからばかだなぁ、と言われつつ愛されています。欠点によってひどい目にあうなんてこともありません(実際はプーが穴にハマってでられなくなったりするんですが、「ほらみたことか。バカを直さないとこうなるぞ」、とはなってないんですね)。だからこそ「みんなちがって、みんないい」、というメッセージを物語全体から感じることができました。

        物語から教訓を得て、人生に活かす。それも素晴らしいことだと思いますが、現実から離れた物語のなかでまでああしなさいこうしなさい、と言われ続けたら子供も疲れてしまうのではないでしょうか。そんな中で押し付けがましさのないプーの物語は、教訓を含んだ物語とは異なる価値を持った、子供にも大人にも愛される素晴らしい本だと思います。
        >> 続きを読む

        2016/01/28 by けやきー

      • コメント 6件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      くんちゃんのだいりょこう
      4.0
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      • 何回も行って帰って疲れて寝るというのが面白かった。

        2015/10/31 by れおっち8

    • 2人が本棚登録しています
      小さい牛追い
      4.0
      いいね!
      • 読んだ後に、幸せな気持ちにさせてくれる本です。

        ノルウェーの、農場の、四人の兄弟姉妹のお話です。
        日々の出来事、子どもたちの遊びやケンカや、ちょっとした冒険が、描かれています。

        それから、ノルウェーの自然が豊かに描かれていて、すぐそこに、青々とした牧草地がひろがるよう。

        遠い国の話ですが、家族のあたたかさ、が、すぐそばに感じられます。



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        2014/03/12 by ヒカル

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      銀のスケート ハンス・ブリンカーの物語
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 何て困難な中を生きる、ハンスとグレーテルの兄妹だろう。
        貧しく、親のいない子ども、という設定はあるけれど、ハンスとグレーテルの場合は、また困難だ。

        父は、水門の手入れをしていて足場から落ちた。それからは、頭がおかしくなって、働けない。あるときは、お母さんを暖炉の火で焼こうとした。
        その生活の中で、ハンスは、母を助け、妹を守り、出来ることを誠実に、一生懸命していく。
        とにかく、立派だ。

        その出で立ちを、バカにする者もいるが、誠実な魂をきちんと感じられる者もいる。

        困難さに、きちんと向き合いながら、出来ることを一つ一つ行動していく姿は、読む者にも勇気を与えてくれる。

        なお、この本は、オランダの歴史や地理、文化がお話の中で語られ、さながらオランダを旅しているよう。
        オランダへ行く際には是非読んでおきたいです。

        また、宮崎駿監督推薦の「岩波少年文庫 50冊」の中の、最後に紹介されている本です。

        コメントの最後には、「古い本なのでなかなか出会えないかもしれません。ものすごく幸運だったら、出会えるかもしれません。あなたに幸運を....。」

        確かに、ものすごく古い本でした!!

        みなさんにも、幸運を!!
        >> 続きを読む

        2014/03/12 by ヒカル

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      ムギと王さま
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 一つ一つのお話が、静かで、とてもキラキラしています。光っています。

        「本の小べや」という副題がぴったりの、小さなおとぎ話が14篇はいった本。

        美しくて、不思議。
        どんな本ともちがってる。

        この本の存在さえ知らなかったけど、読んでみて、出会えて良かった!!といえます。

        カーネギー賞と、国際アンデルセン賞を受賞しています。
        宮崎駿監督の選ぶ、「岩波少年文庫 50冊」に入っています。

        「本の小べや 2」も、読んでみたいです。
        >> 続きを読む

        2014/03/24 by ヒカル

      • コメント 6件
    • 1人が本棚登録しています
      トム・ソーヤーの冒険
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • トム・ソーヤ。その名前をきいただけでワクワクするのは、私だけではないでしょう。


        トムは、家出はするは、殺人現場に居合わせるは、鍾乳洞に、ガールフレンドと迷い込み、命からがら脱出するは。
        決して良い子ではありませんが、自分で考え、悩んだりしながらも、夢と理想に向かって行動し、生きている気がします。

        トムとハックルベリー・フィンは、殺人現場に居合わせて、犯人を見てしまいます。
        しばらくたって、犯人が捕まりますが、その人は、無実の人でした。
        真犯人を証言すれば、その真犯人に殺されてしまうかもしれません。

        悩みながらも、「良心の呵責に耐え切れず」裁判の場で証言にたちます。

        震えながらも、真実を語るトム

        トムの、弱さを持った、「勇気」。これには、こどもだけでなく、大人の私も憧れます。

        トムの勇気と行動力。
        いつも夢と理想を追い求めている。

        大人の私も、ごちゃごちゃ考えずに、夢と理想を追いかけたい。

        それから、訳者である
        石井桃子さんのあとがきに、
        「じつは、私が『トム・ソーヤの冒険』を、自分の勉強のために長いことかかって訳したのは、第二次世界大戦中から戦後にかけてでした。」
        とありました。

        「自分の勉強のために訳した物語」なんて素晴らしいのだろうと思いました。
        そこには、ただ、この物語に憧れて、この物語に触れたいという石井桃子さんの思いが伝わってきました。

        結果としては、そののち、「岩波少年文庫」から出版され、私も含め、多くの人たちに読まれるようになりますが、もともとは、石井さんの、真摯な思いによって訳された物語なんだと感じ、ただ、ありがたい気持ちになったのでした。
        >> 続きを読む

        2014/02/06 by ヒカル

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      小さい牛追い
      いいね!
      • ノルウェーの農場ランゲリュードに住む四人の兄弟。男の子は10歳のオーラと8歳のエイナール、女の子はインゲリトとマルタ。そしてお父さん、お母さん、牛や豚と一緒に毎日を冒険しながら暮らしている。
        夏になると山の牧場で家畜を放して暮らす。そこで牛追いをするのがオーラとエイナールの仕事。とても大事な仕事だと自負しながらも、山の大自然と遊ぶこともやめられず、毎回色んなハプニングが起こる。

        子どもならではの視点や興味をふんだんに盛り込み、豊かな自然の中で思う存分遊び、しっかり働いて、親の手伝いもし、失敗し、反省し、そして成長していく子ども達。
        そしてそれを見守る大人。もう、それが本当に素晴らしい!!
        ついいたずらしてると怒りたくなるし、危ない事をするとダメ!と言いたくなるけれど。このお母さんは、ギリギリのところまで何も言わない。じっと見守り、帰って来た子ども達の冒険談を聞き、美味しいパンを与える。
        こんな親になれたらなぁ。本当に難しいと思うけど。

        岩波少年文庫は本当に素晴らしい作品が沢山ある。
        今の日本の日常では難しいけれど、本を通して子ども達にもたっくさん冒険して欲しい。
        >> 続きを読む

        2014/11/14 by ayu

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    • 2人が本棚登録しています
      牛追いの冬
      4.0
      いいね!
      • 「小さい牛追い」の続編です。
        読む前から、絶対に、安心して読める物語だ、と思いました。

        読んでその通り。

        本を読む前に、心がざらつくようなちょっとしたことがあったのですが、この本を読むうちに、自分の心が安定して、和やかになっていくのがわかりました。

        ノルウェーの、牧場一家の話ですが、一つ一つのエピソードが、キラキラしています。

        作家の中川李枝子さんが、「小さな牛追い」と「牛追いの冬」が大好きで、自分のとは別に、プレゼント用にも棚に置いて備えているというのも、わかります。

        常に手元に置いて、何かあったときには、そっと開きたい本です。
        >> 続きを読む

        2014/03/19 by ヒカル

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      精選女性随筆集
      5.0
      いいね! momomeiai
      •  女のひとは僕のことが嫌いかもだけど、僕は女のひとが好きだ。
         とりわけ年上が好みで、先日、室生犀星の『女ひと』を読んでいたとき、本の内容から離れてじぶんの年上好きについて考えをめぐらしていた。たぶんキッカケはあの人だろう。大学に入ると黒板の字がわからなくなった私は、みずからの無知よりもまず視力の低下を疑い、良心的な眼科を探すことにした。といっても近くの眼科を訪ねただけで、受付を済ませて名前を呼ばれて診察室に行くと白衣の女性が座っていた。年のころはアラサー。ボールペンをかちかちしている。当時の僕はまだ女も知らない風で、とにかく吃りがひどく、ちょっと不幸だった。いろいろな質問が矢継ぎ早に飛んでくる。そのなかの
        「メガネにするの? それともコンタクト?」
        という質問にはどう返答したらいいかわからなくて、
        「どっちがいいと思いますか?」 と質問を質問で返したら、
        「生活に便利なのはメガネね。でも顔だちがいい子にはコンタクトをすすめるわ。あなたは……コンタクトがいいかもしれない、あ、でも君はコンタクトをつける勇気がなさそうね」
        とか言いながら独りで大ウケしていて、なんだかきまりがわるかった。言い添えるまでもないが、その眼科はメガネ屋さんと隣接している。

         しかし年上好きを表明するには私は年をとりすぎた。それでも恋をするらしく、おそらくだれも憶えてないと思うけど、既レヴューで言及した近藤さん(仮名)のことが忘れられなくて困っている。こんなことは今までになかった。もちろん年下で、30半ばくらいだと思う。歩くのが競歩の選手くらい速くて、エスカレーターはほとんど使わない。さっきまでスマホをいじっていたのに、ちょっと目を離せば幽霊のように消えている(足はあるよ)。とても不思議な人だ。これはまったくの想像だが、上目づかいをするとやさしい眼差しなのに、下を見下ろすと若干いじわるっぽい顔だちの美人だ。カミさんに打ち明けたら興味津々で、ぜひ見てみたいと言うから一緒に何度も通勤したけどそう都合よく出くわすわけもなく、ひょっとすると僕にしか見えない人なのかと怪しんでいる。

         そうです。ぼくは女性のことをあまり理解していないらしい。そこで勉強することにした。もう生身の女ひとと触れ合うことはそうそうないので、書物の女ひとと沈黙の会話を愉しむことにする。久しぶりにいいシリーズ本を見つけたんです。文藝春秋刊の「精選女性随筆集」。名前も知っていて文章も読んだことがある人半分、名前は知っているけれど文章は未読の人が半分くらい揃っている。選者は小池真理子さんと川上弘美さんだから、まあ信頼できる布陣。今回は石井桃子・高峰秀子の巻をチョイスしてみた。
         まず断っておくが、石井桃子さんは抄録の本で済ますのは惜しいと思う。『幼ものがたり』はぜんたいを読まないと鰻の匂いでメシを食うようなものだ。というものの、こういう本がなければ単著に手を伸ばさない恐れもあるので有難い。このシリーズはそういう本です。
         それでも僕の目当ては高峰さんだった。あやふやな記憶だけれども、たしか扇谷正造の著作で高峰秀子の文章が扱われていて、しかもそれが東京大学の入試の課題文にも採用されて随分と話題を集めたとあった。このたび高峰さんの言葉による精神に触れ、女優としての輝きよりも美しい散文に目を見張る思いだった。とくに梅原龍三郎とその夫人の話は心に染みいるものがあり、ひとりの女と暮しつづける絆を教えられた気がする。岡崎武志さんの解説には、沢木耕太郎の言が述懐されていた。
        「『文章のうまい女優』がいるのではなく、単にひとりの『文章家』がいるだけなのだ」

         最後に、僕のおすすめは須賀敦子と武田百合子。『富士日記』は日本文学のなかでも特別な樹液そして果実。


        付記
         コナン映画観に行きました。ラストシーンが切なかった。
         それと、最近の音楽わりといいね。パスピエの「ヨアケマエ」とPerfumeの新曲、なかなかいいです。
        >> 続きを読む

        2016/05/05 by 素頓狂

      • コメント 12件
    • 1人が本棚登録しています
      プーと私 = POOH AND I
      カテゴリー:児童文学研究
      いいね!
      • プーさん。今でこそ日本で愛されるキャラクターになっているが、プーさんが日本で愛される存在になったのは、石井桃子という素晴らしい翻訳家がいたから。
        プーさんと言えばディズニーのくまのプーさんがまず頭に浮かぶ人が多数だと思うけど、まず、彼女の翻訳した『くまのプーさん』『プー横丁にたった家』を読んで欲しい。ディズニーはディズニーで愛らしいキャラクターなのだが、プーと言えばまずは、石井桃子さんの訳したプーだ。
        本書にはプーさんが世に出るまで、他にもピーターラビットやドリトル先生など今でも子どもに愛され続けているキャラクターの生い立ちが彼女の言葉で綴られている。
        プーさんが翻訳されたのは第二次世界大戦真っ只中。そんな中で世に出る事が簡単ではないことも容易に想像できると思う。
        彼女がいなければ、プーさんもピーターラビットも今日本でここまで愛される存在にはならなかったと思う。

        他にも本書には、彼女がアメリカで見た図書館や児童文学の現状、出会った人々などがあたたかく綴られている。

        良い絵本、児童文学が当たり前に手に取れる環境になって欲しい。簡単ではないけれど、そう思う。
        >> 続きを読む

        2014/11/13 by ayu

      • コメント 6件
    • 2人が本棚登録しています
      ちいさなねこ
      5.0
      いいね!
      • 車にひかれそうになるところと、大きな犬に追い詰められて鼻をひっかくところがお気に入り。3歳春ごろブーム。 >> 続きを読む

        2015/02/01 by ぶぶか

    • 1人が本棚登録しています
      ピーターラビットのおはなし
      4.3
      いいね!
      • 世界で最も有名なうさぎのお話。
        ピーターラビットは今から100年以上も前にビアトリクス・ポターによって描かれました。

        金ボタンのついた青いボタンの上着を着たうさぎの絵を
        見たことがない人はいないでしょう。

        この本が描かれた最初は白黒のイラストを付けた絵手紙として
        知り合いの子どもに送られたものでした。


        ポターの挿絵は愛らしいけれど写実的で漫画チックな可愛さはありません。
        リアルすぎて苦手という人もいることでしょう。
        お話のほうだって夢のような話ではありません。
        忍びこんだ農場でマクレガーさんに追われるピーターが
        気の毒で、
        笑えるどころではありません。
        なにしろ捕まったらウサギパイにされてしまうんですよ!

        この素朴なお話しが人気を博したのは、ポター自身の手による挿絵の魅力と共に「本」としての魅力でしょう。
        本を読むと意外にページ数が多いと思われるのではないでしょうか。
        第1巻には28枚もの絵が使われています。
        見開きの片側に絵、もう片方に文章という
        すっきりしたレイアウト。
        ハードカバーの小ぶりなサイズの本。

        特に福音館書店のこのバージョンの絵本は、かなりミニサイズです。
        (オリジナルはもうちょっと大きいとおもわれます。)
        これは3-4歳の子供の手にちょうどよいサイズかもしれません。

        読み聞かせ、というよりも、自分で本を持ち、ページを開ける本なのです。

        そして、大人のためには、ちょっとしたコレクションにピッタリ。
        かくいう私も英語バージョンのこの本を12冊ほどコレクションしているのでした。


        ポターのキャラクター戦略も功を奏しています。
        今もイングランドの湖水地方のニアソーリー村に行けば
        彼女の住まい「ヒルトップ」が当時の自然そのままの姿で迎えてくれます。

        この「世界を守る」努力もピーターラビットが愛され続ける要因になっているのではないでしょうか。
        >> 続きを読む

        2012/06/22 by 月うさぎ

      • コメント 10件
    • 5人が本棚登録しています
      ベンジャミンバニーのおはなし
      3.3
      いいね!
      • ファンの中にはピーターよりもベンジャミンのほうが好きという人も多いと思います。
        ンジャミン・バニーは、ピーター・ラビットの従兄弟で、二人は仲良し。
        ベンジャミンはピーターよりもやんちゃ坊主です。

        マクレガーさんの畑から命からがら逃げ出した時に、
        置いてきてしまったピーターの上着と靴を取り返しに、
        マクレガーさんの留守中に畑に忍び込んだ二人。

        うまく取り返したものの、ピーターのお母さんに玉ねぎをお土産にしようとして、大荷物をもって歩いていたら
        今度は別の大事件が!


        物語の中でウサギたちは服を着て二足歩行をしていますが、
        擬人化はされていてもカリカチュアライズはされていません。
        人間との関係もあくまで人間対動物としてとどまっており、
        対話や交流などはありません。

        行動は野性味を感じさせるもので、それが緊張感を生み、はらはらドキドキのストーリーになっていると思います。


        二人は実際にビアトリクス・ポターの飼っていた兎がモデルです。
        ピーターは穏やかでとても素直な性格、物静かな友人
        ベンジャミンは「おしゃべりでとても元気が良く、勝気」な性格だったということです。

        物語にもそのキャラクターの違いが反映されています。

        「ピーターラビットのおはなし」と「ベンジャミンバニーのおはなし」は続いているお話なので
        一緒に読んでもらえるとより楽しいと思います。


        ああ、いつかニアソーリーに旅行に行きたいです~。
        季節のよい湖水地方は物語のまんまの世界ですよ♪
        >> 続きを読む

        2012/06/23 by 月うさぎ

      • コメント 5件
    • 3人が本棚登録しています
      フロプシーのこどもたち
      3.0
      いいね!
      • “れたすをたべすぎると、「さいみんやく」のようにきくということです。”

        この言葉が大人になっても抜けません。
        ウサギって本当にレタスを食べ過ぎると眠ってしまうのでしょうか?

        このお話はベンジャミン・バニーがおとなになって、ピーターラビットの姉妹フロプシーと結婚したあとのお話。

        6羽のこどもたちがマクレガーさんに捕まってしまいます!
        れたすを食べ過ぎて眠り込んでいたからでした。

        マクレガーさんと奥さんの会話が恐ろしく何とも悪人のようですが、
        うさぎたちもしたたかで、ある意味怖いもの知らずです。

        このお話でも、人間と野生動物の関わりというものが描かれています。
        農家にとってうさぎはかわいいペットというよりは、害獣にしか見えないものなんですね。

        うさぎもかわいらしいですが、農家の家や田舎の小径の風景は緻密なスケッチを何枚もして描いたもので、
        背景の描写も楽しんでもらいたい1冊です。
        >> 続きを読む

        2012/06/24 by 月うさぎ

      • コメント 7件
    • 2人が本棚登録しています
      ビロードうさぎ
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • ある年のクリスマス・プレゼントのひとつとして、ぼうやのもとにやってきたビロードうさぎ。
        木綿のビロードとおがくずでできたビロードうさぎは、子ども部屋の他の高価な機械仕かけのおもちゃの中で、肩身のせまい思いをしていました。
        でも、仲よしの皮の馬から、子ども部屋には魔法がおこることを知らされます。
        「もし、そのおもちゃをもっている子どもが、ながいながいあいだ、そのおもちゃを、ただのあそび相手でなくて、とてもながいあいだ、しんからかわいがっていたとする。すると、そのおもちゃは、ほんとうのものになるのだ」
        ビロードうさぎは、自分もほんとうのうさぎになりたい、と思いました。
        やがて時は過ぎゆきます。
        >> 続きを読む

        2013/12/05 by books

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      ギリシア神話
      カテゴリー:神話、神話学
      5.0
      いいね!
      • 図書館本。
        これは、たぶん子供の頃に夢中で読んだ本の復刻版だと思う。
        読みながら、登場する神々や人間の名を語源とする英単語を思い出して、子供の頃にはできなかった読み方で楽しむことができた。
        新たな発見は、エロスだった。いたずら好きな恋の神も、自分の恋愛となると策を弄し、いざとなれば男らしく立ち回れるほど大人だったのだなと。
        やはり、ギリシア神話の魅力は尽きない。
        >> 続きを読む

        2016/11/30 by Kira

    • 1人が本棚登録しています

【石井桃子】(イシイモモコ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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