こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


石井好子

著者情報
著者名:石井好子
いしいよしこ
イシイヨシコ
生年~没年:1922~2010

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      巴里の空の下オムレツのにおいは流れる
      カテゴリー:食品、料理
      3.7
      いいね!
      • 【美味しそうだ~】
         料理を題材にしたエッセイです。
         「暮らしの手帖」に連載されたものを1963年に単行本化した作品。
         ですから、時代的には古いのです。
         著者がパリに滞在していた時の経験を中心に、様々な料理のことを楽しく書いています。

         でも、時代ですね~。
         コッペパン、天火、メリケン粉などという名称は、今では使わないですよね。

         また、「しゃぶしゃぶ」がこの当時はまだ普及していなかったようで、関西方面で始まった料理だけれど関東ではまだ食べられないなどと紹介されています(そうだったんだ)。
         あるいは、ホワイトソースが珍しかったのでしょうか、懇切丁寧にその作り方が書かれていたりします。
         あと、具体的には忘れてしまいましたが、今では普通に手に入る食材について、「これを日本で入手するのは困難」などと書かれてもいました。

         フォンデュも珍しかったのでしょうね。
         滅多に食べることができない料理として紹介されています。

         そういうことから考えると、現在の私達は、随分と恵まれていて、贅沢にもなっているのかもしれませんね。

         沢山の料理が紹介されているのですが、基本的にはごくごくシンプルな料理です。
         タイトルになっているオムレツも、特段変わったオムレツではなく、非常に当たり前のオムレツです。
         むしろ、スパニッシュ・オムレツを結構特殊なオムレツとして紹介しているくらいですから。

         フランスのレストランも色々書かれていますが、分かるのはトゥール・ダルジャンだけでした。
         ここは今も昔も鴨料理が有名で、鴨を食べると「あなたの鴨は当店の○○番目の鴨です」というカードをくれるというのも変わらないんですね。
         いや、今はニュー・オータニの中にトゥール・ダルジャンがありますよね。
         一度行ったことがあるのですが、あそこの鴨ってそんなに美味しいかなぁ?(他のお店でもっと美味しい鴨が出たことがあったのですが……)。

         いずれにしても、お腹が空いてくる本であることは間違いありません。
         時代は古いですけれど、楽しく読めるエッセイではないでしょうか?

        >> 続きを読む

        2020/02/06 by ef177

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています

【石井好子】(イシイヨシコ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本

プラハの墓地 (海外文学セレクション)