こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


海保真夫

著者情報
著者名:海保真夫
かいほまさお
カイホマサオ
生年~没年:1938~2003

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      宝島
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      •  豊かになりたいのなら、コツコツと働き、日々積み重ねていくことが大事だというのがほとんどの人の考えだと思う。
         が、欲深い人は待ちきれない。どうしても一夜にして全てを手に入れたいと願ってしまうからだ。
         そんな人は、後々のことなんて頭にない。
         だから身を滅ぼすと分かっていても、犯罪をし、悪行を繰り返しながらどんどん取り返しのつかないところまでいってしまうのだろう。
        >> 続きを読む

        2019/05/15 by deco

    • 3人が本棚登録しています
      ジーキル博士とハイド氏
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 醜悪であらゆる人を不快にする男ハイドと、高名で紳士な博士ジキル、正反対の性格を持つ二人の人物の関係を探るミステリーです。

        ネタばれしてしまうと、この二人、二人ではありません。
        二重人格を扱った小説の代表格です。

        最初は、二重人格を取り扱った代表的小説を読んでおかねば、と思って手に取ったのですが、
        どんな善人の心にも潜む悪へのあこがれが不気味に描かれていて、二重人格ではない(と思っている)人が読んでも他人事には思えない恐ろさがあります。
        >> 続きを読む

        2015/05/07 by メガネ萌え

      • コメント 5件
    • 1人が本棚登録しています
      ジーキル博士とハイド氏
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • ジーキル博士とハイド氏。二重人格、解離性同一性障害をテーマにした不朽の名作。二重人格者や解離性同一性障害者を表すとき、いまだにジーキル博士とハイド氏と言葉が使われていることにこの小説の偉大さがわかります。100年以上も前のお話だけれど、全然古臭くない。むしろ現代に通じる内容です。 >> 続きを読む

        2018/01/18 by 香菜子

    • 3人が本棚登録しています
      夫が多すぎて
      カテゴリー:戯曲
      5.0
      いいね!
      •   幸せ~って 何だっけ 何だっけ♪
         うまい醤油のある家(うち)さ うまい醤油はキッコーマン♪

         七月某日、ぼくは木場公園で一時間ばかり泣きました。そして何か笑える本を読もうと思い立ち、大型書店に寄ってこの『夫が多すぎて』を買い、さらにスーパーにも行って減塩醤油などを購入した。減塩醤油はいざ知らず、モームの戯曲であるこの本は抱腹絶倒もので大当たり。それではあらすじをと行くまえに、ちょっと愚痴をいいですか(読み飛ばしても構いません)。


        <愚痴>
         
         三十代の頃に腎臓を摘出し、おまけに二度大きな手術を経験してから、三か月ごとに健康診断を受けていて、今月は検査の月。去年あたりからずっと健康数値が芳しくなく、病院に行くのを考えるだけで身の毛もよだつ。この恐怖は、病気になって死ぬこともよりも、かなり健康に気をつかった生活をしているのに関わらず、それが結果として表れないため、医者と話すのが辛いといった方が正しい。試験でわるい成績が返ってくるよりも試験を受けることが辛いといえば納得されようか。
         
         悩みはまだある。ぼくは月に二回カウンセリングを受けているのですが、その先生(60才)がなんと再婚した。しかもお相手の方は36才ですって。だからぼくは、
        「絶対に遺産目当てですね」
        と茶化してかかるのだけど、向こうは、
        「いや、前世からの契りだから」
        とおどける始末。なんか腹が立つ。とはいえ病院を代えることもできなくて、受付の子が好みだし、この先生、今のぼくが本の貸し借りをする唯一の友だちなんです。今度会わせてくれるらしいけど、それを喋るときの先生の表情がめちゃくちゃムカつく。次は若い妻が浮気に走る小説を貸し付けてやる(なにかいい本があったら教えてください よろしくねぇヽ(〃´∀`〃)ノ)
         
         最後の悩み、それは最近なんだか淋しい。心なしかカミさんも冷たい気がするし(更年期かな?)、妙に胸がつまる。河合隼雄の著作によく「中年の危機」というフレーズが出てくるのだけど、もしかしたらそれかもなあ~。ぼくは何事にも打ち込んで来なかったから、積み上げたものが一つもないのね。だから悲しいのかなあ? 一昨日上司に、
        「近況はどうだ?」
        と訊かれたから、かくかくしかじかで公園で泣いちゃいましたと返すと、肘でぼくの腕をつつきながら、
        「おまえは友だちがいないわりには休日が充実してるんだな」
        と冷やかされたので、
        「ほっとけ」
        と微熱のこもった声を漏らした。


        <あらすじ>
         
         舞台は第一次大戦後すぐのイギリス。美人で我が儘のヴィクトリアは、夫であるウィリアム少佐を戦争で失ったため、きちんと喪に服したのち、ウィリアムの親友のフレデリック少佐と再婚した。
         この戯曲はヴィクトリアとマニキュア師(婚約したばかり)との会話からはじまり、ヴィクトリアは前の夫も今の夫も両方愛しているけれど、もしフレデリックが死んでも、三番目の夫を心から愛すると言う。
         マニキュア師が帰ると、母親のシャトルワース夫人が訪ねてきて、お金持ちのレスター・ペイトンと結婚してほしかったとヴィクトリアに打ち明ける。噂をすれば何とやらで、ペイトンも家にやって来る。彼はヴィクトリアに惚れており、不足している生活物資を持って来てくれるので、ヴィクトリアも好意を持たずにおれない。
         そこへフレデリックが家に戻るとヴィクトリアはおかんむり。約束していたランチをふいにされた事情も訊かずに延々とまくしたて、
        「ウィリアムに帰ってきてほしい」
        と嘆けば、フレデリックがそれを聞いて嬉しい
        「三分後には彼はここに到着するはずだから」


        <補足>
         
         ウィリアムがなかなか面白い男で、フレデリックとヴィクトリアが結婚したことに言われるまで気づかないのが可笑しい。もっと可笑しいのは、ウィリアムとフレデリックが彼女を譲り合うところ。どちらが夫になるか争っていたはずなのに、じつは二人ともヴィクトリアと別れたがっていた(フレデリックは浮気してるらしい)。
         ヴィクトリアが弁護士を連れてきて、二人の夫と離婚交渉するのだけれども、そのやり取りも愉快で笑える。とにかく笑えます。そして三番目の夫になるペイトンの多難を案じて幕が下ります。
         
         かなり無茶苦茶な話ですが、この戯曲は笑劇であり、笑えれば何でもありの芝居です。一年くらいまえかな、大地真央さんがヴィクトリア役の舞台が公演されてました。
        >> 続きを読む

        2015/07/29 by 素頓狂

      • コメント 12件
    • 1人が本棚登録しています

【海保真夫】(カイホマサオ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本