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金井美恵子

著者情報
著者名:金井美恵子
かないみえこ
カナイミエコ
生年~没年:1947~

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      目白雑録
      3.0
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      • 小説、批評、エッセイなどなど、読んで面白いものを書くには色々知ってなきゃいけないのが大前提で、それに加えて文才に大きく左右される。物書きは昔から憧れるが届きそうにない。せめてちゃんとした読者になりたい。 >> 続きを読む

        2013/06/15 by freaks004

    • 1人が本棚登録しています
      ピクニック、その他の短篇
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 金井美恵子の『小春日和』を読んだとき、小説家を生業とするおばが書いたエッセイが作品の合間合間に挟まっていたのですが、そこで書き手であるおばが昔書いた作品として『窓』というのを引用していました。ちょっと気になって調べてみたら、金井美恵子自身が『窓』という作品を書いていることがわかったので、引用もそこからなのか?と気になって読んでみた次第。結論としては、金井美恵子の『窓』からの引用で間違いなかったですが、この短編集自体がものすごい引力が強くて、たまらなかった。なんだこれ!

        『小春日和』は金井美恵子流少女小説ということだったようなのですが、たぶん彼女はこっちの文体のほうが自然なのでしょう。<>を多用した幻想的な文章で、ねちっこいようで妙に乾いていたり、官能的で匂いの描写を具体的にすることで映画のように情景が目の前に広がる感じ。映画は匂いがしないのに。ある空間を思い浮かべるとき、たぶん一番入りやすいのが嗅覚なんでしょう。どこかで読んだような、しかし誰とも違う文章で、完成された印象。アンナ・カヴァンとか長野まゆみあたりが近いかと思いますが、昭和特有の落ち着いた文章のようでもあり、いや、これ、すごいですよ。名文揃いで。こんなに力強く美しい文章はそうそうない、と思う。

        現代のはやりの文章は軽さを持っていて、たぶんネットやスマホの影響もあるのでしょうが、昭和の文体と比べるとやっぱり種類が違うように思います。昭和と明治も文体違いますもんね。戦時中・戦後の書き手は独特だ。金井美恵子の文章はそれに輪をかけて独特だ。五感を刺激される文章なのか、けっこう体力がいる。

        短篇集で、どれも良いのですが、一つ選ぶなら『月』が一番好きです。いやしかし、金井美恵子、すごいな。
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        2017/06/08 by ワルツ

    • 2人が本棚登録しています
      小春日和 文芸コレクション)
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 初の金井美恵子です。小春日和と書いて、インディアン・サマーと読む。
        目白四部作のひとつとのことですが、単純に金井さんが読みたくて図書館に行ったら、文庫がこれしかなかったというチョイスです。しかしとても面白かった!

        言葉づかいに昭和の雰囲気を感じるなぁと思ったら、1988年初版とのことで、さもありなん。私の中では山田詠美と同じグループにカテゴライズされました。あとがきで金井さんは「少女小説』と言っているけれど、まぁそういわれれば、という感じです。山田詠美の『放課後の音符』のように男の子にかまけているわけでもなく、彼女たちは映画や文学に堪能で、衒学的というと口は悪いけれど、非常にスノッブな感じで、私は好きです。

        男性をちょっと馬鹿にしているというと、やはり言いすぎか。時代も時代ではあるけれど、自立した存在としての「女の子」という感じ。多分金井美恵子って、かなり気の強い女性なのでは。フェミニストなのかな?

        まだ一作しか読んでいませんが、非常に癖のある感じが結構好きです。でも、できればちょっと遠くから動向を見守っていたいような。
        エッセイも読んでみたい。
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        2017/05/21 by ワルツ

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      文章教室 文芸コレクション)
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 最近お気に入りの金井美恵子。私が読んだのはたぶん版が古くて、表示されている画像とは装丁が違いますけど。
        とりあえず目白四部作を読むつもりでしたが、個人的には短編集のほうが好きでした。

        文章教室に通うことにした主婦が書いた文章を地の文に取り入れたり、実験的で面白い書き方だと思います。月並調をユーモラスに批判したり。
        とはいえ、なんていうかストーリーが実に俗っぽいので、なんだかそこだけどうもなじめず。昭和の香りがするというのもある。短篇集で幻想的な文章に打ちのめされたので、こういう話だと同じ作家なのか、という驚きもあります。幅の広い作風だ。それでもやっぱり根底に流れるのは金井美恵子っぽいですけどね。
        >> 続きを読む

        2017/06/19 by ワルツ

    • 1人が本棚登録しています

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