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野村克也

著者情報
著者名:野村克也
のむらかつや
ノムラカツヤ
生年~没年:1935~

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このランキングは1日1回更新されます。
      巨人軍論 組織とは、人間とは、伝統とは
      カテゴリー:球技
      3.5
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      • 本書執筆当時、野村さんは楽天の監督を勤められていました。
        球界随一の論客が、衰退する一方の球界の雄・読売巨人軍へ苦言を呈するといった趣の本書。
        当時の巨人軍の悪しきところをあげつらうというより、水原・川上監督時代(いわゆる巨人軍黄金期)の指導者たちの素晴らしさ、選手たちの意識の高さなどを褒め上げることで、今の世代の指導者や選手たちを非難し、意識改革を促しています。

        二〇〇六年の巨人軍といえば、第二次原体制の一年目。
        巨人ファンとしては思い出したくもない堀内巨人軍体制がようやく終わり、新たな門出を踏み出した先々の希望あふれる年でした。
        しかし、前年までの負債は殊の外大きく、清原やローズに代表されるような不良選手たちの整理から始まり、生え抜きの選手の離脱、主力選手の怪我などでシーズンは四位と低調におわりました。
        野村さんは、そこに至る数年の巨人軍を見て呆れられたのだと思います。

        野村さんは「巨人軍はパイオニアであった」と力説しています。
        日本で初の職業野球集団であり、常に本場アメリカから技術、道具、指導法を、どの球団よりもはやく日本に取り入れてきたプライドが、黄金期を築いた巨人軍には間違いなくあった、と言います。

        野村さんの著書にしばしばでてくるのが、集団(チーム)は模範的な中心選手がいなければ機能しない、だから技術教育よりも人間教育にこそ時間を割くべきなのだという持論です。
        自己中心的な主軸ではチームプレーは成功しない、これは一般社会、会社にも通じる考え方です。

        時代はくだって現在の読売巨人軍も「いいチームだ」と胸を張れる球団ではありません。
        育成枠を創設し生え抜きを育てる姿勢には首肯できる部分がありますが、意味不明な補強を繰り返し選手たちのモチベーションを下げているGM含めた編成部門に不満があります。
        また、これはいちばんいけないことだと思うのですが、現場首脳を原中心のお友達内閣化してしまっているところ。
        原に対して耳の痛いことを言うコーチの不在です。
        もっとも、原監督自身もそのあたりは自覚しているようで、頻繁に一・二軍のコーチを入れ替えたりして血の刷新を図っています。
        それでもなおですね。

        元凶は妖怪・渡邉恒雄です。
        彼の鶴の一声でコーチ人事や編成方針が変わってしまうという現状が、ファン離れを加速させている原因です。
        評価は分かれるところですが清武氏の反乱も、渡邉独裁に終止符を打ちたかった世代間の戦いであったのだと、僕は思うのです。
        毀誉褒貶の激しかった清武氏でしたが、ことその卓越した辣腕ぶりは結果が示す通りで、新生巨人軍のレールを敷いた功労者のひとりであったことは間違いないところかと思います。

        どの現場も、時代に抗い、寄る年波を甘受できず、妄執を引きずる老醜が事態を悪化させていると思うと、ある意味一線を退いてぼやきつづけているだけの野村さんはいい歳の取り方をされていらっしゃるな、といつも感心しています。
        >> 続きを読む

        2014/12/01 by 課長代理

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      野村ノート
      カテゴリー:球技
      5.0
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      • 南海、ヤクルト、阪神、楽天で監督を務めた野村克也さんの野球を通じて得た経験に基づいて「人とは」「仕事とは」「人生とは」を書いた本です。自分勝手に生きいてしまいがちな現代人にとって多くの気づきを与えてくれるものです。 >> 続きを読む

        2015/04/22 by super

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      野村ノート
      カテゴリー:球技
      4.0
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      • ノムさんの本の代表作かな。
        再生工場の考え方などが知れます。
        野球好きなら、一気読み出来ると思います! >> 続きを読む

        2011/03/08 by higamasa

    • 3人が本棚登録しています
      野村の「人生ノート」 夢をつかむ特別講義
      カテゴリー:球技
      3.0
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      • どのように野村克也氏が弱小軍団を強くしていったのかが書かれています。基本的な人生や仕事への考え方を持つことが大切など社会人として非常に役に立つ考え方を手に入れることができます。社会人を含め多くの人に読んでほしい本です。 >> 続きを読む

        2015/05/26 by super

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      理想の野球
      カテゴリー:球技
      4.0
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      • 正しいか間違っているかは別として、自分の理想の野球について自分の言葉で説明できる解説者は多くない。本書でもそれはどうかなぁ?と思う所もなくはないのだが、著者の考え方というものがそういうものなんだろうなということはよくわかるので、面白く読んでいける。
        誰でも言っているようなことを改めて大きな声で言う解説者なんてつまらない。
        ノムさんのぼやきはなくならないで欲しい。
        >> 続きを読む

        2013/10/06 by freaks004

      • コメント 6件
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      野球のメキキ 観戦力が高まる本
      カテゴリー:球技
      3.0
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      • 一昨年から去年にかけての各チームの分析が中心なので、去年読んでおいた方が良かった
        もちろん各状況に対する見方や考え方は一定なものなので、他の著作同様書かれている意見にブレは無い。
        そのおかげで野村さんの著作を読んでいればいるほど、次の著作が読み易くなるし、より楽しめる。

        たまたま野球観ながら読んでいたのだが、解説者の解説が残念過ぎて、野村さんと代わってくれればいいのにとずっと思ってた。

        去年一昨年はふるわなかったのでこの本では手厳しく書かれているが、楽天はホントに優勝して良かったね。
        大エースが居なくなるであろう来季にまた指定席に戻ることの無いよう、監督・選手・フロントが一体になって連覇を目指してもらいたい。
        >> 続きを読む

        2013/11/03 by freaks004

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