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小田島雄志

著者情報
著者名:小田島雄志
おだしまゆうし
オダシマユウシ
生年~没年:1930~

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このランキングは1日1回更新されます。
      シェイクスピアのソネット
      カテゴリー:
      4.0
      いいね! momomeiai
      •  シェイクスピアの十四行詩154篇。

         初シェイクスピア体験でした。わーい。

         シェイクスピアの作品、もちろん有名な作品のあらすじくらいは知っています。「リア王」……確かリア王が娘を追放したり追放されたり、激怒したり泣き叫んだり。「ハムレット」……叔父への復讐に悩んで「to
        be or not to be」というやつ? 「ロミジュリ」……あなたはどうしてロミオなの!?

         しかし、実際読んだことはありませんでした。全てが有名作なので「とりあえずこれ読んどけ」がないですし、どれから読んでいいのかもわかりません。そんなとき、どうも詩集があるらしいと知りました。しかも、シェイクスピア的には悲劇シリーズよりこちらに尽力したとのこと。さらに、最も美しく愛を解いた詩集だとのこと。これだ、とりあえずこれだ、ということで読みました。

         やはり詩ですから、わかったようなわからないような、フワフワした感覚はありました。ですが、そこは考えるな、感じろ! という具合に割り切って、感性に引っかかった番号を控えておくと良いかもしれません。私は見返しの部分に大きめの付箋を貼って、そこにメモしていきました。

         後から見返すと、はぁーこれに何かしら感じるところがねぇー、と中々恥ずかしい。しかし、そこは自分の感性。大切に出来たらなと思います。

         私には全くと言っていいほど予備知識はありませんでしたので、「わたし」であるシェイクスピア、美少年、「黒い」らしい女性、ライバルの詩人という登場人物だけ抑えた状態でした。まずは感性で、その後解説などを読んで感心、気に入った所の原文を見て感心。まあまあ嗜めたのでは? と思います。

         シェイクスピア入門の「とりあえず」には、とても良いです。


         追記
         そろそろレヴューも100冊目だし、それにふさわしい本を読んで……とか思っていたら、いつのまにか通過していました……。いやいや、本に優劣はない! いつも大切な1冊なのさ、と言い訳して乗り切ります……はぁ。
         今後ともよろしくお願いします。
        >> 続きを読む

        2015/06/02 by あさ・くら

      • コメント 11件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      欲望という名の電車
      カテゴリー:戯曲
      3.5
      いいね! Minnie
      • 戯曲を初めてちゃんと読んだのがこの本だったと思います。その後もそんなに数は多くはないものの戯曲をいくつか読みましたが、最初に読んだ作品だからなのか、やはり名戯曲だからなのか、心に残っている本です。

        今は必ずしもそういうイメージばかりではありませんが、超大国、豊かなアメリカ。そんなアメリカの中に存在する弱さや貧しさを感じることのできる作品です。

        デリケートで優しい心を持ったブランチが現実に対応できずに自己崩壊していく様は人間の本質について考えさせられるものがあります。
        >> 続きを読む

        2012/09/11 by Minnie

      • コメント 7件
    • 3人が本棚登録しています
      ガラスの動物園
      カテゴリー:戯曲
      5.0
      いいね!
      •  坂口安吾が提唱した「文学のふるさと」をご存知ですか?
         絶対の孤独へと突き放すことで生じる静かな美しさ、また、むごたらしいこと、救いがないこと、それだけが唯一の救いという悲劇。もちろん、安吾は、モラルの喪失や突き放すこと自体を重要視したのではなく、ここに人間の基底を見出し、「文学のふるさと」として信用したのです。しかし、この考え方は大きな誤解を招きました。みすぼらしさや悲哀といった、何かマイナスイメージを帯びていないと文学っぽくないと誤解している人がとても多いのです。そう考えている人には吉田健一のこの言葉を思い出していただきたい。
         「全く喜びだけを伝える作品があったら大したものである」(『文学概論』より)
         この言葉の「喜び」の箇所には、喜怒哀楽といったあらゆる感情が当てはまります。感情の糸がもつれる途方のなさに、わたしたちは「人間」を感じる、そして安吾は「哀」の奥深くに眠るなつかしい場所を「文学のふるさと」と呼んだ。まあ、わたしの意見なのであてにはできませんが。
         おいおい、『ガラスの動物園』はどこにいった?とそろそろヤジが飛んできそうなので真情を吐露すると、この『ガラスの動物園』を読めばこの辺りの事情がよく分かるんですね。この物語は救いのない悲劇と言われているが、テネシー・ウィリアムズは、決して読者を闇の奥へ突き放したのではなく、闇の奥からみえる光を感じてほしかった。その光に女優の渡辺えりさん(旧渡辺えり子)はずいぶん励まされたらしい。
         ハリウッド映画にも多大な影響を与えた『ガラスの動物園』、アメリカの「文学のふるさと」はこの作品からみえる希望なのかもしれない。
         
        >> 続きを読む

        2015/02/15 by 素頓狂

      • コメント 1件
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