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恩地三保子

著者情報
著者名:恩地三保子
おんちみほこ
オンチミホコ
生年~没年:1917~1984

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このランキングは1日1回更新されます。
      大草原の小さな家
      カテゴリー:文学
      5.0
      いいね! Moffy
      •  最初本を手に取った時、「赤毛のアン」のような物語を想像していましたが、それとは全く異なるタイプの作品で、ローラという小さな女の子目線で語られるお話しでしたが、なんとも壮大なものでした。

         これといった大きなストーリはなく、ローラの一家が大草原で少しずつ少しずつ家を作り、生活をしていく、そんな毎日を綴った一冊。
         歴史や地理、キャンプの知識など、たくさんの情報が盛り込まれています。
         命と力を張って生きていく人々の姿が目の前にありありと浮かび、私も力づけられました。

         また、本当に素敵過ぎるお父さんでした。
         力あって知恵あって、家族に優しく、勇敢で...辛いことや大変なことにあっても、いつでもポジティブで行動力と熱情にあふれ、これ以上の良い父親ってあるかと思うぐらいでした。
         人生を愛し、家族を愛する...お父さんを見ていると、これらがどういうことなのかが分かりそうな感じがしました。
        >> 続きを読む

        2017/08/11 by モッフィー

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      大きな森の小さな家 インガルス一家の物語〈1〉 (福音館文庫 物語)
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね! Minnie
      • 読書ログを始めてから自分の本棚を眺めることが多くなり、この本もよく読んだなーこれも好きだったなーと懐かしく思い出したりしています。

        この本も子供の頃によく読んだ本で、本当に大好きでした。

        アメリカの開拓時代。ローラ、ローラを取り巻く自然、家族との時間。読むと心が豊かになるようです。

        大きな森に住む一家。お父さんは食糧を得るために狩へ行き、お母さんは厳しい冬を乗り越えるために保存食を作って、縫物をする。自給自足で生きる大変さと喜びが生き生きと描かれています。

        ご馳走作りのシーンは特に大好き。
        クリスマスのご馳走の美味しそうなことといったら!
        そしてメープルを雪の上にたらして作るキャンディーは永遠の憧れ。
        >> 続きを読む

        2012/11/06 by Minnie

      • コメント 6件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      杉の柩
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 「死ねばいいのに」
        そんな強い憎悪を誰かに向けたことはないでしょうか?
        恋敵、商売敵、悪徳政治家、詐欺師、いじめっ子…。

        しかしもしも、あなたが殺意を抱いたその瞬間に
        その願いが叶ってしまったとしたら?!
        そして、あなたが本来は、潔癖な良心の持ち主であったとしたら?

        エリノアはその結果、殺人者として裁かれることになりました。
        その疑いをなんとしても晴らして欲しいとポアロにすがる男性、ドクター・ロード。
        若い人の恋愛にとてもロマンチックな同情心を持つポアロ。
        彼がだまってみている訳はありません。

        【ストーリー】
        エリノアは心から愛する従兄ロディーと婚約した。
        しかしロディは野ばらのような娘、メアリイに心を奪われてしまい、やがて婚約は解消される。
        富豪の叔母ローラが亡くなり、予定通りに莫大な遺産を相続したエリノアだが心は失恋の痛手に暗く乱れるばかり。
        ある日、彼女の作ったサンドイッチを食べたメアリイが死んだ。
        メアリイを殺害する動機のある人物はエリノアの他にはないと思われたが…。


        薬品の専門知識を活かしたトリック
        複層的な構成と演劇的な演出。法廷劇でもあります。
        たくみな心理描写が見事で、恋愛についてのクリスティの名言も印象に残ります。

        タイトルも舞台設定も派手ではないため、有名作品ではありませんがクリスティらしい作品。
        むしろ恋愛小説として読める作品となっています。

        恩地三保子氏の翻訳も素晴らしいです。


        プロローグ  エレノアの裁判シーン
        第一部    殺人事件
        第二部    ポアロ登場、調査開始
        第三部    法廷劇  検事vs弁護士
           見守るポアロ、ピーター・ロード医師、そしてロディ…

        このような演劇的な構成です。
        ポアロの活躍は控えめで第2部と、エンディングだけになります。
        (彼のファンにはちょっと物足りな~い!)
        しかし、弁護士の口を借りて語られる推理はポアロのものです。

        殺人は恋愛を生む。というクリスティ独特のアイディアがこのお話しにも生きています。

        恋と結婚はやはり別物なんでしょうか。
        2度の結婚で学んだクリスティの哲学がじんわりと伝わって来るようです。

        哀しいお話しですが、ポアロのエンディングの言葉に癒されます。
        「あの人を幸福にできるのは、あなただけなんですよ」

        ああ~いいわ~~。ポアロのこの優しさが好きだわ。



        【名言】
        エリノアは、彼を見ただけでもう気持ちがおかしくなり、
        胸はきゅっとしめつけられて痛みさえ感じるのだ。
        こんなことってあるものだろうか――ごくあたりまえな、ありきたりの青年に、
        こんな想いを寄せるなんてことがあるだろうか。

        ただその姿を目にしただけで、あたりがくるくるまわりだし
        その声を耳にすると、妙に泣きたいような気がしてくるなんて。
        恋愛とは、歓びの感情ではなかったのだろうか――
        こんな押しひしがれるような苦痛であるはずがない。


        「ほかの人間を激しく慕うってことは、常に喜びよりも悲しみを意味するんだから。

        そういう経験なしでは人間一人前じゃあない。
        本当に人を恋したことのない人間は、本当に人生を生きたとは言えないからね」


        【目次】
        プロローグ 有罪か,無罪か?
        第一部
        1. 匿名の手紙
        2. メアリイ・ゲラード
        3. 二度目の発作
        4. もしメアリイがいなければ
        5. メアリイ,遺言状を作る
        6. 数々の手紙
        7. 娘は死にかけている
        第二部
        1. ポアロ登場す
        2. 台秤の針,くるくるまわる
        3. ナース・ホプキンス
        4. エマ・ビショップ大いに語る
        5. 何かのまちがいでは?
        6. ロディーは思い出した
        7. ポアロに難事なし
        8. 部長は自信満々
        9. 何かまだある
        10. 不思議な偶然
        11. エリノアは語る
        12. 白バラと紅バラ
        13. ミス・トゥートゥー
        第三部
        1. レッテルのきれはし
        2. 検事は安閑としている
        3. 弁護論告
        4. 陪審員の答申
        5. 心安らぐ人
        6. 絵ときするポアロ

        登場人物
        ローラ・ウエルマン   金持の未亡人。エリノアに財産を残す
        エリノア・キャザリーン・カーライル   ローラの姪
        ロディー(ロデリック)・ウエルマン   ローラの義甥。エリノアの婚約者
        メアリイ・ジェラード   ウエルマン家の門番の美しい娘
        エマ・ビショップ    ウエルマン家の召使頭
        ピーター・ロード    ローラ・ウエルマンの主治医。ランサム博士の後任
        アイリーン・オブライエン    看護婦
        ジェシー・ホプキンズ   地区看護婦
        テッド・ビグランド    メアリイに恋する青年
        エドウィン・ブルマー卿   エリノア・カーライルの弁護士
        サミュエル・アテンブリイ卿   検事
        エルキュール・ポアロ    私立探偵


        【タイトル『杉の柩』について】
        原題は SAD CYPRESS (悲しみの糸杉)
        「杉の柩」というのはシェイクスピアの「十二夜」の中で歌われる「激しく絶望的な恋の歌」を指すと判って大いに納得。
        この小説は、まさに激しく絶望的な恋の物語です。
        (*「十二夜」はコメディですけれど…)

        Come away, come away, death
        And in 【sad cypress】let me be laid;
        Fly away, fly away, breath;
        I am slain by a fair cruel maid.
        My shroud of white, stuck all with yew,
        O prepare it!
        My part of death, no one so true
        Did share it.

        来をれ、最期(いまは)よ、来をるなら、来をれ、
        杉の柩に埋めてくりゃれ。
        絶えよ、此息、絶えるなら、絶えろ、
        むごいあの児に殺されまする。
        縫うてたもれよ白かたびらを、
        縫い目縫い目に水松(いちい)を挿して。
        又とあるまい此思い死。

        『十二夜』――二幕四場(坪内逍遥訳)

        第二幕第四場で道化が歌う、絶望的で激しい恋を歌った歌の一節
        >> 続きを読む

        2015/06/03 by 月うさぎ

      • コメント 11件
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      農場の少年
      5.0
      いいね!
      • これを読むと、豊かさを感じます。
        決して、楽ではないし、厳しいかもしれないけど、凍えるような寒い冬暖炉の前で収穫したりんごで作ったサイダーを家族みんなで飲む場面とか(テレビなんてないですよ。)、羊の毛を刈る話とか、お母さんが焼いてくれるパイとかパンとか、グレイビーソースのかかった肉とか・・・子供ながらに、想像をふくらまし、いいなあと思っていました。 >> 続きを読む

        2012/08/15 by keikokeiko

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