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大島かおり

著者情報
著者名:大島かおり
おおしまかおり
オオシマカオリ
生年~没年:1931~

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このランキングは1日1回更新されます。
      モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! Minnie chao kuuta caramel sunflower Ringo oriedesi Tukiwami
      • 子供向けの本ですが、大人が読むと読後の解釈が変わって来ると思います。時間泥棒は今に通づるものがあると思います。面白いです。 >> 続きを読む

        2019/02/21 by naaamo

    • 他21人がレビュー登録、 81人が本棚登録しています
      モモ
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! tadahiko Moffy
      •  星8つぐらいつけたい!素晴らしい一冊!
         現代の私たちにも当てはまることがたくさんたくさん書かれてあって、風刺表現に「うっ」と心刺されたところがいくつもありました。

         スピーディーに生活できるようになって、私たちは自分が時間を節約して気持ちになり、得したと思っている。けど、生活として、命を感じた生き方は既に失われ、節約と思っていた生き方は実は一番時間を無駄にした生き方となっている。しかも、多くの人は多分まだそれに気が付いていない。
         もちろん夢を叶えるため、目標達成の為には時間の節約が必要だ。けど、何事を行うのも機械的ではなく、心を込めたものでなければならない。
         本書に時間は心で感じるものだと書いてあった。
         心を失われた人には、時を感じることもない、時を失う、ということだろう。
         それは本当に生きているとはいいがたい。
        >> 続きを読む

        2018/03/09 by Moffy

    • 他9人がレビュー登録、 31人が本棚登録しています
      砂男/クレスペル顧問官
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 【幻想的な3編】
         本書には、「砂男」、「クレスペル顧問官」、「大晦日の夜の冒険」の、いずれも幻想的な作品が収められています。

         「砂男」は、ナターナエルという主人公の男性の幻視と狂気を描きます。
         ナターナエルがまだ子供だった頃、「早く寝ないと砂男がやってきて、目に砂をかけて目を潰してしまいますよ」と母親に言われて育ったため、すっかり砂男の実在を信じてしまっていたのですね。
         毎夜、父親を訪ねてくる男がいたので、その男こそが砂男なのだと思い込み、こっそり父親の部屋に忍び込んでその男を見たのです。
         そうしたところ、父親を訪ねてきていた男とは、子供達が嫌っていたコッペリウスという弁護士だったのです。
        驚きのあまり失神してしまうナターナエル。
         その後、成人した後のことです。家にコッポラと名乗る晴雨計売りが訪ねて来る様になったのですが、これがコッペリウスと瓜二つ。
         ナターナエルは、いきさつから、望遠鏡を一つ買い込んでしまいます。
         そして、何気なしにその望遠鏡を覗いたところ、向かいの家に住むオリンピアという絶世の美人に目がとまり、恋に堕ちてしまったのです。
         以後、足繁くオリンピアの元に通い詰めるのですが、オリンピアは「あぁ……」などと言うばかり。
         でもそれが奥ゆかしさと思い込み、ますますオリンピアに惚れ込んでいくのですね。

         このオリンピア、実はちょっとした秘密があります。そうしてその秘密故にナターナエルは狂気に支配されてしまうようになるのですね。
         最後はその狂気故に悲惨な結末を迎えることになるのですが。

         この「砂男」は、目、眼鏡、望遠鏡という、視覚にまつわるアイテムが伏線として用いられています。

         「クレスペル顧問官」は、とても歌が上手いと評判のアントーニエなのですが、彼女には秘密があり、決して歌を歌ってはくれないのです。
         何とか評判の美しい声を聞きたいと思い、うまく歌わせようとするのですが……

         「大晦日の夜の冒険」は、鏡像を失った男を描きます。
         とある偶然からジュリエッタという絶世の美女に出逢い、妻子がいるのにジュリエッタにのめり込んでいく主人公。
         ですが、とある事件を起こしてしまったことがきっかけでジュリエッタの下を去らなければならなくなります。
         ジュリエッタから、「せめて鏡像をください」と懇願され、鏡に映らなくなって何ほどのことはないと軽く考えてこの望みを承知してしまうのですが……


         ホフマンは、ドイツ幻想文学の雄ですが、やはり書かれた年代が古いせいか、やや語り口などは古式蒼然としているところはあります。
         ですが、一度はお読みになると良い作品ではないでしょうか?
        >> 続きを読む

        2019/07/31 by ef177

    • 3人が本棚登録しています
      ぼくはくまのままでいたかったのに…
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • これは現代社会への痛烈な諷刺のきいた、面白い絵本だった。

        ある日、冬眠から目を覚ました熊は、いつの間にか周囲の自然がなくなり、工場の敷地になってしまっていることに気付く。

        工場の人々は、熊がどれだけ自分は熊だと言っても耳を貸さず、怠け者だと決めつけて、ひげを剃らせて制服を着せて、工場で働かせる。

        熊ははじめはなんとか理解してくれる人や熊を探して自分を理解してもらい、工場の作業員ではないと説明しようとするが、やがて諦めて工場で働くようになる。

        しかし、解雇され、遠い道のりを歩いていった先で…。

        私たちも、いつの間にか、自分の中の自然を忘れ、耳を傾けてくれない社会に決めつけられたことに順応してしまって生きているのかもしれない。

        そのことを考えさせられる一冊だった。
        >> 続きを読む

        2013/06/06 by atsushi

      • コメント 8件
    • 1人が本棚登録しています

【大島かおり】(オオシマカオリ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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