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佐伯泰英

著者情報
著者名:佐伯泰英
さえきやすひで
サエキヤスヒデ
生年~没年:1942~

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このランキングは1日1回更新されます。
      陽炎ノ辻 居眠り磐音江戸双紙
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 図書館本。
        2002年から刊行されて、51巻で完結した人気シリーズの第一弾。

        幕開けは悲劇で始まる。
        幼なじみの河出慎之輔、小林琴平と共に江戸から帰郷した坂崎磐音は、琴平の妹奈緒との祝言を控えていたが、妻を手討ちにした慎之輔を斬った琴平を上意討ちにしたため、江戸に舞い戻る。長屋で浪人暮らしを始めるうちに、鰻割きの仕事と両替商の用心棒を掛け持ちすることになる。やがて磐音は、新貨幣政策をめぐる陰謀に巻き込まれる。

        長いシリーズの第一巻で、すでに磐音の魅力が全開している。日だまりで居眠りしているような穏やかさを持つ磐音は凄腕の剣客であり、幼なじみと恋人を失った哀しみを胸に秘めて江戸の町で生きていく。
        シリーズをこれからゆっくり楽しもうと思う。

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        2019/02/08 by Kira

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      寒雷ノ坂 居眠り磐音江戸双紙
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 図書館本。
        シリーズ第二弾。

        前作で磐音に起きた悲劇の真相がわかり、面白さがさらに増した。
        今作は長編ではなく、連作短編のような形で六章構成。

        いつも空きっ腹をかかえて用心棒稼業に精を出したり、間男探しといったドタバタも時には交えながらの浪人暮らしをする磐音のもとに、故郷の豊後関前藩江戸屋敷勘定方の上野伊織が訪ねてくる。磐音たち幼なじみ三人が斬り合ったのは運命ではないと言われた磐音は、真相を探り始める。それは、磐音が一人で挑む孤独な戦いの序章だった。

        どうやらこのシリーズは、順番を抜かすと途中からわからなくなるものらしい。続きを早く読みたいところだが、図書館で最後に見たときは三巻以降がごっそり貸出中だったのが気になる。

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        2019/02/24 by Kira

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      二都騒乱
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • まあ、特にこれと言って・・・。

        2014/02/25 by gas4476

    • 1人が本棚登録しています
      代官狩り 長編時代小説
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 図書館本。シリーズ第二巻。

        前作から二年ほど後、飢饉がまだ続いている中で夏目影二郎が父から受けた隠密の仕事は、悪徳代官三人の悪行を暴き成敗すること。
        深川の極楽島で勘定所の役人が惨殺されたことに端を発した事件が、影二郎と愛犬あかを信濃、加賀、飛騨をめぐる探索の旅に向かわせる。

        今作でもいたる所で影二郎は大刀を振るって闘うのだが、戦闘訓練を受けた僧侶の集団「七坊主」が手強くて不気味だった。事件の背後に潜む黒幕が誰なのか、最後にちゃんと謎解きされて話がつながったのですっきりした。

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        2019/01/22 by Kira

    • 1人が本棚登録しています
      破牢狩り 長編時代小説
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 図書館本。
        シリーズ第三巻。この巻も面白かった。

        牢屋敷が火災にあうと、罪人が三日の猶予を与えられて解き放たれる切放を利用した脱獄が起きる。勘定奉行の父の命を受けて影二郎は、破牢した六名を追って五州を巡る旅に出る。

        今回は陸路だけでなく海路もたどる旅だったが、難所といわれる遠州灘を疾走する船旅の描写が印象的だった。
        旅の相棒はもちろん愛犬あかだが、父の腹心の部下菱沼喜十郎とその娘で旅芸人に扮したおこまも影二郎につき従う。おこまが亜米利加製の古留止(コルト)連発式短筒を使いこなして、ぶっ放すシーンが格好よかった。

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        2019/01/29 by Kira

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      花芒ノ海 居眠り磐音江戸双紙
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 図書館本。
        シリーズ第三弾。

        とても面白かった。磐音たちに起きた悲劇の真相が明らかになり、藩主の上意を託されて国許に一時的に帰った磐音が藩政を牛耳る悪人たちと対決する。

        冒頭は、例によって腹を空かせた磐音が用心棒稼業に乗り出す話で始まる。「居眠り剣法」が炸裂(?)して金を稼いだ磐音に、故郷の関前藩で不穏な動きが目立ってきたという知らせがもたらされる。さらに、磐音は恋人奈緒が行方不明になったことを知る。

        さすが、平成のベストセラーと宣伝文句にうたわれるだけあって、クライマックスの対決シーンにはわくわくした。「上意である」と告げて、藩主の文書を掲げた磐音の格好いいこと。

        次巻で奈緒の行方を探すようである。二人は再会できるのか、続きが楽しみ。


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        2020/01/15 by Kira

    • 2人が本棚登録しています
      龍天ノ門 居眠り磐音江戸双紙
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 図書館本。
        シリーズ第五弾。

        第四弾『雪華ノ里』は大筋がわかったので、読むのを後回しにした。
        自ら決意して遊女に身売りした奈緒を苦界から救おうと長崎に向かった磐音だが、奈緒は次々に転売されて江戸の吉原に行き着く。その頃には千両の値がつけられた奈緒には、もはや手が届かず、磐音は吉原の外から奈緒の無事を祈ることになる、というのが大筋。

        第五弾の本書では、江戸で年を越した磐音は、正月早々から押し込み強盗の探索に引っ張り出される。七日に吉原入りする奈緒を襲撃する企みがあると知らされて、奈緒のために奮闘する。故郷の関前藩に新たな難問が持ち上がったり、知人の浪人がかどわかされたりと、磐音は休む間もなく始末にかけまわる。

        磐音の剣の腕を何かと頼りにしている、南町奉行所年番方与力の笹塚孫一が面白い切れ者で気に入った。磐音が持ち込む事件に金の匂いがすると、その鋭敏な頭脳が働いて相当な額の金を押収する。

        関前藩の藩主は善人だが藩政には不向きで、藩の財政再建にこれからも磐音は苦労させられそう。
        手の届かない世界に行ってしまった奈緒への想いを貫くために、磐音は生涯妻をめとらないと決めた。


        >> 続きを読む

        2020/02/11 by Kira

    • 2人が本棚登録しています
      雨降ノ山 居眠り磐音江戸双紙
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 図書館本。
        シリーズ第六弾。

        磐音がよく用心棒を請け負う両替商の今津屋が花火見物の納涼船を出すことになり、磐音はその護衛を頼まれる。
        その夏、今津屋の病気がちな内儀が実家で転地療養することになり、主の吉右衛門に道中の護衛を頼まれた磐音は主夫婦につきそって旅に出る。

        江戸六百軒の両替商の筆頭、両替屋行司である今津屋の磐音に対する信頼は絶大で、吉右衛門は死期の迫った妻を看取るために残り、磐音を先に江戸に帰らせて老分(番頭)由蔵の相談役ともなる後見にする。
        磐音の人柄に惚れ込んでいる吉右衛門と由蔵は、関前藩の財政再建にも手を貸している。返済できないときには磐音をもらいうけるという約束で、関前藩に二千五百両を貸したのも今津屋である。

        今津屋の奥向きの仕事を取り仕切るおこんは磐音に懸想しているが、磐音の気持ちは奈緒だけにあるとわきまえて、軽はずみなことをしないのがいい。

        >> 続きを読む

        2020/02/12 by Kira

    • 2人が本棚登録しています
      狐火ノ杜 居眠り磐音江戸双紙
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 図書館本。
        シリーズ第七弾。
        面白くて、どんどんページをめくった。

        今津屋の老分(番頭)由蔵と磐音のやりとりが楽しくて、口元がゆるんでしまう。
        ある湯屋の主が、磐音を用心棒に雇いたいと今津屋に仲介を頼んでくる。由蔵は磐音のために給金の交渉をした上で磐音にその仕事を紹介するのだが、欲のない磐音は探索にかかった費用も請求しないで由蔵をあきれさせる。それでは商いが成り立たないと、由蔵から小言をもらってしゅんとなる磐音がおかしくて笑えた。

        この巻では、王子稲荷の装束榎に集まる狐火の妖しい魅力をたっぷり味わうこともできて、大満足。


        >> 続きを読む

        2020/02/12 by Kira

    • 2人が本棚登録しています
      朔風ノ岸 居眠り磐音江戸双紙
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 図書館本。
        シリーズ第八弾。

        今津屋の内儀が亡くなってから初めての正月、磐音は招かれて今津屋の人たちと祝いの席につく。そのあくる日、草履商一家毒殺事件の探索にかかわって剣の腕をあてにされる。その後も、友人の蘭医中川淳庵が誘拐されたり、吉原の花魁人気投票にかかわる殺人事件が起きたりと、探索に忙しい日が続く。

        磐音が江戸に舞い戻った頃に、深川での暮らし方を教えてくれたのは鰻捕りの少年幸吉で、磐音はいつも「幸吉どの」と呼んで礼をつくしている。その幸吉が鰻屋「宮戸川」で奉公したいと言い出す。
        磐音は毎朝、宮戸川で鰻割きの仕事をしている。賃金は安いが朝飯つきの仕事は、磐音の暮らしを支える大事なものである。

        >> 続きを読む

        2020/02/16 by Kira

    • 2人が本棚登録しています
      探梅ノ家 居眠り磐音江戸双紙
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 図書館本。
        シリーズ第十二弾。

        面白すぎて、ページをめくる手を止められない。八巻から十一巻の四冊をとばしたが、この巻では磐音と由蔵が鎌倉へと二人で旅をするので、先に読みたかった。磐音と由蔵がかわす会話が、このシリーズを読む楽しみのひとつになってきている。

        今津屋の内儀が亡くなってから一年と四ヶ月になる師走に、老分の由蔵の供をして磐音は鎌倉に旅立つ。表向きは内儀の供養だが、由蔵は主の吉右衛門には内緒で、今津屋の後添えにと紹介された娘に会う。ところが、そのあくる日に娘が姿を消す。娘につき添ってきていた妹の佐紀とともに、磐音は失踪した娘の行方を追う。

        姉娘には相愛の男がいるとわかり、すったもんだの末に妹の佐紀を後添えにどうかと磐音が提案する。年が明けて、見合いのために今津屋を訪れた佐紀と吉右衛門が見つめあうシーンには感動した。磐音を支えてくれる吉右衛門には幸せになってほしいと思う。
        おこんにも縁談がきているらしく、続きが気になる。


        >> 続きを読む

        2020/02/15 by Kira

    • 2人が本棚登録しています
      残花ノ庭 居眠り磐音江戸双紙
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 図書館本。
        シリーズ第十三弾。

        将軍家の日光東照宮の社参をひと月後にひかえて、今津屋は両替商の行司として金子の調達を押しつけられる。将軍家には金がないのである。今津屋は由蔵を勘定方とし、その後見として磐音を社参に同行させる条件をつける。
        磐音の父が関前藩から江戸入りしてくるが、密命をおびているらしい。その父を迎えたり、長崎のカピタン一行をもてなしたりと、磐音は忙しい日々を送る。

        関前藩の江戸家老福坂利高がどうしようもないぼんくらで、出てくるたびに腹が立つ。藩の財政再建のために藩主さえも質素な暮らしをしているというのに、田舎侍丸出しの利高は江戸でぜいたくをしている。しかも、磐音に対して無礼きわまりない態度をとる。こんな奴はさっさと上意討ちされてしまえと思う。
        次巻は日光行きかな。

        >> 続きを読む

        2020/02/16 by Kira

    • 2人が本棚登録しています
      夏燕ノ道 居眠り磐音江戸双紙
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 図書館本。
        シリーズ第十四弾。

        将軍家の日光東照宮の社参に今津屋の後見として加わった磐音だが、次期将軍の座が約束されている家基もひそかに日光に向かっており、その護衛につくことになる。家基暗殺をたくらむ田沼意次が放った忍び集団雑賀衆の襲撃をかわしながらの旅で、磐音の居眠り剣法は新たな境地に達する。

        十五歳にしてすでに将軍の風格を備えた家基の言動が、すがすがしくて気持ちよかった。降りかかる難題を次々に解決する磐音を見ていると話がうますぎると思うこともあるが、それが時代劇のお約束なんだし、面白ければそれでいいかな。


        >> 続きを読む

        2020/02/17 by Kira

    • 2人が本棚登録しています
      驟雨ノ町 居眠り磐音江戸双紙
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 図書館本。
        シリーズ第十五弾。

        関前藩の江戸屋敷で大粛正が行われた後、磐音の父正睦が帰藩する。その前に正睦は、おこんとその父親に会って磐音を婿にしてほしいと頼む。
        夏の盛り、磐音は罪人引き取りのために甲斐まで旅をする羽目になる。江戸に戻ってくれば、今津屋をねらった押し込み強盗を未然に防ぐなどして、相変わらず忙しい。

        磐音をさんざん蔑んできた関前藩のぼんくら家老が磐音の手によって上意討ちされて、胸がすっとした。ふだんは温厚な藩主の実高も今回ばかりは不正を厳しく取り締まった。やる時にはやるんだなと、ちょっと見直した。
        磐音とおこんの祝言は、もう少し先になるようだ。


        >> 続きを読む

        2020/02/18 by Kira

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      螢火ノ宿 居眠り磐音江戸双紙
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 図書館本。
        シリーズ第十六弾。

        亡くなった内儀の三回忌法要を終えた今津屋では、祝言に向けての準備が始まる。
        そのころ吉原では、一番人気の白鶴こと奈緒が身請けされるという噂がたつ。身請けを妬む者が奈緒の命をねらうかもしれないと聞かされた磐音は、吉原に泊まり込んで護衛にあたる。

        磐音の元許嫁の奈緒は悲劇のヒロインなのだろうが、個人的にあまり好みではない。磐音をなにかと気遣うおこんのほうが好感度大だし、二人のエピソードをもっと読みたいものだ。


        >> 続きを読む

        2020/02/18 by Kira

    • 2人が本棚登録しています
      うぶすな参り 鎌倉河岸捕物控 23の巻
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • もう、いいかなーっと思いながらの読了。

        2014/02/20 by gas4476

    • 2人が本棚登録しています

【佐伯泰英】(サエキヤスヒデ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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