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撃墜王と呼ばれた坂井三郎の空戦の記録。実在の人はどんな思いで戦っていたのか知りたくて購入。日本は戦争によってお国のために死ぬのが美徳だったり特攻隊や集団自決など人を人と思わないような血も涙もない思想を持って戦っていたのかと思っていたが、部下や上司または敵国に対して人間らしい感情を持っていたことがわかり自分の戦争の知識はほんの一部にすぎなかったんだなと思う。読み進めているうちに空戦空戦空戦ばかりで読むのが嫌になってきたが、実際に彼らはいやというほど空戦をしていたんだなと思うと何ともいえない気持ちになった。戦争を美化するでもなく否定するでもなく、坂井さんの見たもの経験したことが書いてあり、とても読み応えはあったし読みやすかった。 >> 続きを読む
2014/02/11 by まなつ
「永遠のゼロ」の中に登場した撃墜王の坂井三郎に興味をもち、早速購入。ネットで注文したのですが、表紙の裏には直筆のサインが。(「不撓不屈 坂井三郎」と書いてありました。)それだけで、遠い存在だった人が、身近な存在に感じられました。ところが、読み進めるうちに、「こんな人が本当にいたのか!」と思うようなエピソードばかり。ガダルカナルでは、敵機に撃たれて目がほとんど見えない中、何時間もかけて基地まで帰った話や(「永遠のゼロ」でもでてきました)、敵機15機に囲まれながらも逃げ切った話など、どれも離れ業としか思えませんでした。それには日々の努力があったからでした。地上においても、飛行機乗りとして自分の高めるためのトレーニングを欠かさず行っていたことが書かれています。敵と渡り合う辛さよりも、自分に打ち勝つためのことの方が苦しかったとのことです。まさに「不撓不屈」の精神を感じました。「永遠のゼロ」で、戦闘機乗りに興味をもった人にはおすすめです。 >> 続きを読む
2012/07/11 by montitti
【坂井三郎】(サカイサブロウ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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