こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


佐々木正美

著者情報
著者名:佐々木正美
ささきまさみ
ササキマサミ
生年~没年:1935~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      子どもへのまなざし
      カテゴリー:育児
      5.0
      いいね!
      • 子どもが産れてからの自分の生活というか精神状態について、なかなか巧い表現が無いと感じる。

        生の充実

        というと悪くは無いのだけれど、仕事や趣味の多くを犠牲にするわけで、心が真に常に充実感に満たされているわけではない。


        人生が楽しくなった

        というと悪くは無いのだけれど、一方で、疲労感や徒労感も定期的にやってくるし、不快感もあれば自分を律せないことへの悔恨も多い。


        幸福感

        というと悪くは無いのだけれど、悩みや葛藤も多く、常々ほんわか幸せに浸れているわけでもない。



        そう悶々と考えて早や3年近くが過ぎて、生きがい、という表現にたどり着く。

        ああ、これは神谷さんがゆっていたじゃないか、と。

        『たしかに生きがい感は幸福感の一種で、しかもその一番大きなものといえる。けれどもこの二つを並べてみると、そこにニュアンスの差があきらかにみとめられる・・・生きがい感には幸福感の場合よりも一層はっきりと未来にむかう心の姿勢がある』

        『もう一つ幸福感と違うところは・・・生きがい感のほうが自我の中心にせまっている、という点である。幸福感には自我の一部だけ、それも末梢的なところだけで感ずるものもたくさんある』

        『・・・はじめからいえることは、人間がいきいきと生きて行くために、生きがいほど必要なものはない、という事実である。それゆえに人間から生きがいをうばうほど残酷なことはなく、人間に生きがいをあたえるほど大きな愛はない』

        『その意味では、子は親に感謝すべきというが、むしろ、親が子に感謝しなければならない。』


        子どもが産れてからの生活・人生は、本当に深く、自分に生きがいを与えてくれたと感じる。


        (ようやく本題なのだが)
        この「子どもへのまなざし」という本、これも長男が誕生した直後に読んでいたのでもう数年前になるのだけれど、何よりも一番好きなのは、タイトル。
        これから子どもの成長にあわせて色々な壁や葛藤や問題に家族はぶつかると思うけれども、常にこの「まなざし」を意識して行きたいと、心から思う。

        このまなざしに、感謝という初心をを込め続けていけるかどうか、これを問うていきたい。

        ただ健康に育って欲しいと、思っていたのがいつしか、より良く生きて欲しい、より優れて出来て欲しい、より立派であって欲しいと、思ってしまう親心。

        これは、拭っても拭っても振り払いきれない煩悩だろうと思う。
        別に良い大学なんか行かなくても、別に良い職業に就かなくてもいいからと、そう今は思っていても。

        この作品は、その初心に立ち返らせてくれる一冊。
        過干渉を諫め、「待つ」まなざしをすすめる。
        個性を認め、また、子ども達だけの世界の大事さを認める「まなざし」をすすめる。


        その通りだなあとしみじみ感じる。
        生きがいを与えてくれることへの感謝の気持ちと共に、「待つまなざし」を忘れずに行きたいと思う。
        >> 続きを読む

        2017/08/18 by フッフール

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      子どもへのまなざし
      カテゴリー:育児
      4.0
      いいね!
      • 子どもへのまなざしとありますが、すべての人へのまなざしでもあると思う。
        人を人として見るという基本的な視点がある。
        そういう人が増えれば、暮らしやすい世の中に生ると思う。
        >> 続きを読む

        2015/08/05 by けんとまん

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      子どもへのまなざし
      カテゴリー:育児
      4.0
      いいね!
      • 生まれた子どもを育てるということは個人主義ではできない

        子どもを育てるということはまず、子どもの望んでいるような愛し方をしてあげる

        子どもの望む母親になる

        母性性から父性性へ

        子どもの人生を幸福にしてあげる喜び


        読みながら、心に残った言葉。

        まずは受け入れる。
        こうあって欲しい、子どもの未来を期待するのもまた親の愛情だけれど。
        それを過度にしてしまうと、子どもにとっては、「それができないと愛されない」という否定になってしまう。

        子育ては簡単ではない。100人いれば100通り。
        でもどんな子どもでも受け入れる。子どもが幸せと思う事をしてあげる。親のエゴになってはいけない。

        心にちゃんと留めておこう。


        後半は自閉症、発達障害について詳しく書かれている。

        決められたこと以外をすることが難しい。
        目で見たものは受け入れられるが、言葉で聞いたものは不確か。
        相手の事を考える、いわゆる「空気を読む」ということができない。
        ひとつの事に対しての答えはひとつ。
        美しいなど、抽象的な表現は理解できない。

        今まで漠然としか知らなかった。
        もし自分の子どもにその疑いがあれば、必死に調べてたと思う。
        でもそうでなければ、今はまだ自閉症というものがどんなものなのか、浸透しきっていない。
        改めてそれを思い知らされた。

        まずは知ること。受け入れること。
        どんな事にも言えることだと思った。
        >> 続きを読む

        2014/10/10 by ayu

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      自閉症の本 じょうずなつきあい方がわかる
      カテゴリー:障害児教育
      4.0
      いいね!
      •  非常に分かりやすく丁寧に書いてあります。
        それでいて、TEACCHについてけっこうページ数をさいており、
        コミュニケーションカードの説明や
        無料でカードの図柄をDLできるHPを紹介していたりと
        けっこう実用的な本です。

         自閉症についての入門書としても
        コミュニケーションカードの準備をする上で参考にする本としてもおすすめできる一冊です。
        >> 続きを読む

        2015/02/02 by kengo

    • 1人が本棚登録しています
      「育てにくい子」と感じたときに読む本 悩み多き年齢を上手に乗り越えるためのアドバイス
      カテゴリー:社会教育
      3.0
      いいね!
      • 理想論ばかりが並べられていて、
        そりゃ、常にそんな対応ができれば良いんだろうけど・・・
        とイラっとしてしまいました。

        この本を手に取る人は
        毎日必死で子育てをし、一生懸命愛情を注いでいるけど
        それでもどうにもうまくいかなくて困り果てている人、
        だと思うと、もう少し違った言い方をしてもらえると嬉しいです。

        今までこういう本を読んだことのない人への1冊目、
        ならいいかもしれませんが。
        >> 続きを読む

        2015/08/03 by wave

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています

【佐々木正美】(ササキマサミ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本