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佐々淳行

著者情報
著者名:佐々淳行
さっさあつゆき
サッサアツユキ
生年~没年:1930~

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      平時の指揮官有事の指揮官 あなたは部下に見られている
      カテゴリー:経営管理
      4.0
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      • 指揮者の在り方について一つの側面から描かれた本。指揮者(conductor)は様々な分野に存在します。オーケストラの指揮者、軍の指揮官(conductor miritaire)、リーダー、指導者、政治家・・・。これは、対処すべき問題と責任を持つ組織という制約から生じるいたしかたの無い現象で、上手く演じることで、とても上手いクラシックのような音を奏でることができるものです。

        どのような分野、仕事においても複数人が集まって一つの目標に向かって作業をする場合、リーダーが発生し、あるいは場合によっては聖書に在る様に、人5人集まれば二人と三人と、父と子とにさもなければ男女に分かれて争わんと成りえますが、それが、そこにいる人の誰の望みでもない事は明らかかと思います。

        これは二つの相克する概念を生み出します。即ち、自身の望む方向(自身の属す組織と置き換えても良い)へ指揮していく、ベクトルを作る、というものと、自身が自然に在るから、周りもそのように纏まる、すなわち、纏まるという結末へ収束させるという目的を達せさせることこそがゴールであるというもの。

        どちらも、必要ですが、前者はconductorと呼ばれ、後者はprichepesと呼ばれるかと思います。指揮官と議長/第一人者、どちらも間違いではなくて、状況に応じて演じなくてはいけない役でしかない。

        重要なのはその両方を演じれて、かつ、演じる役を間違わない事。

        さて、この本の内容は指揮官としての在るべき振舞いと思想、思考を良い事例、ダメな事例を通しながら、あるいはアンケート結果を紹介しながら、指揮官たるべき姿勢を示しています。
        他方で、指揮官の姿勢を示すことで、実は相克する概念であるはずの議長としての姿勢もまた鏡に映って対称に見えるだけで、実は隣り合った在り方である事を示しているように思います。

        要は、マナーを説明している本と考えれば良いのだと思います(結局、自身そう在りさえすれば、大抵はそのように収束するので・・・。)。

        現場指揮官として、あるいは頑張ってきたつもりだけど自分って大丈夫なんだろうかって不安になった人で背中をちょっとだけ押して欲しくなった人、もしくはちょっとだけ逸脱しすぎて反省が必要な人にお勧めかもしれません。
        >> 続きを読む

        2013/06/18 by Shimada

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