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司馬遼太郎

著者情報
著者名:司馬遼太郎
しばりょうたろう
シバリョウタロウ
生年~没年:1923~1996

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      燃えよ剣
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね! chao Tukiwami
      • 幕末の動乱期、最期まで革命派の新政府軍と戦い抜いた男、
        「新選組副長 土方歳三」の確固たる生き様に込み上げてくる感動。
         
        渋い!!!!!その一言に尽きる。
         
        教養がないから政治に疎く、主義もないから時勢にも乗らない。
         
        しかし土方歳三には、剣への熱い想いがある、
        美学がある、節義がある、覚悟がある、
        そして何より喧嘩師としての本能と才能がある。
         
        「時勢など問題ではない。勝敗も論外である。
         男は、自分が考えている美しさのために殉ずべきだ」
         
        戦線離脱しようとする近道勇に訴えた言葉が彼の全てを物語っている。
         
        最期の最期まで近道勇と沖田総司を裏切らない男気にも心打たれた。
         
        革命派側から見ると「鬼の副長」という異名だけが先走ってたが、
        ここまで仁義を尽くした誠実な人は他になかったと思う。
         
        言葉数の少なかった彼の唯一残された名言たちに嘘は一片もなく、
        清々しいほどに筋の通った単純明快さに
        すっかり魅了されてしまった。
        >> 続きを読む

        2019/02/07 by NOSE

    • 他12人がレビュー登録、 66人が本棚登録しています
      竜馬がゆく
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! tadahiko tomato kgr koikoi27
      • 言わずと知れた坂本竜馬が主人公の長編歴史小説。
        坂本竜馬の魅力が存分に盛り込まれた最高傑作だ。

        何よりも感心するのは、竜馬のプレゼンのうまさである。

        竜馬と同世代で、同じように尊王攘夷論を唱えても
        清河八郎のように人を追い込む過激さはなく、
        武市半平太のように宗教がかった至誠さもない。
        かといって2人のような教養は竜馬には皆無だった。

        いかに皆が得をするか、楽しめるか、
        ノリにノッたベネフィット漫談で笑わせながら
        どんな立場の人間でも気を許させて懐に入っていく。

        しかも人や時勢を見る目があるので、
        話す相手や交渉の時期のタイミングによって
        話し方・話す範囲を変えるのだ。
        最後には「竜馬がいうなら」と笑顔で交渉成立するからスゴイ。

        あとは当時誰も持っていなかった「日本人」という概念。
        海外における日本という枠で物事を測っているので
        藩内で考えを収束する者に比べたら自然とスケールが大きくなる。

        そんな竜馬と、長い物語の中で長く共にいた。
        紆余曲折を一緒に感じて一緒に立ち上がった気でいるから
        物語のクライマックスである「大政奉還」が成立した時の
        竜馬の感動が震えるほど伝わってきて
        思い入れがさらに深まった。
        その後の暗殺シーンは読みたくなかったくらいだ。

        歴史の面白いところは、ひとつの場所で
        誰かを中心に歴史が繰り広げられてる間、
        あらゆる人があらゆる場所で歴史を紡いでいて
        両者が交わった瞬間、
        ふたつの歴史がひとつになるという醍醐味だ。

        幕末のストーリーのファンが多いのは頷ける。
        大きな歴史を背負った個性豊かなキャラクターが絡み合って
        あちこちで化学反応を起こしてるからだろう。

        竜馬を知ったおかげで、もっと他の人物にも
        スポットを当てたくなった。
        しばらくは歴史小説づくしになりそうだ。
        >> 続きを読む

        2019/02/07 by NOSE

    • 他8人がレビュー登録、 51人が本棚登録しています
      燃えよ剣
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 幕末の動乱期、最期まで革命派の新政府軍と戦い抜いた男、
        「新選組副長 土方歳三」の確固たる生き様に込み上げてくる感動。
         
        渋い!!!!!その一言に尽きる。
         
        教養がないから政治に疎く、主義もないから時勢にも乗らない。
         
        しかし土方歳三には、剣への熱い想いがある、
        美学がある、節義がある、覚悟がある、
        そして何より喧嘩師としての本能と才能がある。
         
        「時勢など問題ではない。勝敗も論外である。
         男は、自分が考えている美しさのために殉ずべきだ」
         
        戦線離脱しようとする近道勇に訴えた言葉が彼の全てを物語っている。
         
        最期の最期まで近道勇と沖田総司を裏切らない男気にも心打たれた。
         
        革命派側から見ると「鬼の副長」という異名だけが先走ってたが、
        ここまで仁義を尽くした誠実な人は他になかったと思う。
         
        言葉数の少なかった彼の唯一残された名言たちに嘘は一片もなく、
        清々しいほどに筋の通った単純明快さに
        すっかり魅了されてしまった。
        >> 続きを読む

        2019/01/28 by NOSE

    • 他5人がレビュー登録、 41人が本棚登録しています
      竜馬がゆく
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 言わずと知れた坂本竜馬が主人公の長編歴史小説。
        坂本竜馬の魅力が存分に盛り込まれた最高傑作だ。

        何よりも感心するのは、竜馬のプレゼンのうまさである。

        竜馬と同世代で、同じように尊王攘夷論を唱えても
        清河八郎のように人を追い込む過激さはなく、
        武市半平太のように宗教がかった至誠さもない。
        かといって2人のような教養は竜馬には皆無だった。

        いかに皆が得をするか、楽しめるか、
        ノリにノッたベネフィット漫談で笑わせながら
        どんな立場の人間でも気を許させて懐に入っていく。

        しかも人や時勢を見る目があるので、
        話す相手や交渉の時期のタイミングによって
        話し方・話す範囲を変えるのだ。
        最後には「竜馬がいうなら」と笑顔で交渉成立するからスゴイ。

        あとは当時誰も持っていなかった「日本人」という概念。
        海外における日本という枠で物事を測っているので
        藩内で考えを収束する者に比べたら自然とスケールが大きくなる。

        そんな竜馬と、長い物語の中で長く共にいた。
        紆余曲折を一緒に感じて一緒に立ち上がった気でいるから
        物語のクライマックスである「大政奉還」が成立した時の
        竜馬の感動が震えるほど伝わってきて
        思い入れがさらに深まった。
        その後の暗殺シーンは読みたくなかったくらいだ。

        歴史の面白いところは、ひとつの場所で
        誰かを中心に歴史が繰り広げられてる間、
        あらゆる人があらゆる場所で歴史を紡いでいて
        両者が交わった瞬間、
        ふたつの歴史がひとつになるという醍醐味だ。

        幕末のストーリーのファンが多いのは頷ける。
        大きな歴史を背負った個性豊かなキャラクターが絡み合って
        あちこちで化学反応を起こしてるからだろう。

        竜馬を知ったおかげで、もっと他の人物にも
        スポットを当てたくなった。
        しばらくは歴史小説づくしになりそうだ。
        >> 続きを読む

        2019/02/07 by NOSE

    • 他5人がレビュー登録、 28人が本棚登録しています
      竜馬がゆく
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 言わずと知れた坂本竜馬が主人公の長編歴史小説。
        坂本竜馬の魅力が存分に盛り込まれた最高傑作だ。

        何よりも感心するのは、竜馬のプレゼンのうまさである。

        竜馬と同世代で、同じように尊王攘夷論を唱えても
        清河八郎のように人を追い込む過激さはなく、
        武市半平太のように宗教がかった至誠さもない。
        かといって2人のような教養は竜馬には皆無だった。

        いかに皆が得をするか、楽しめるか、
        ノリにノッたベネフィット漫談で笑わせながら
        どんな立場の人間でも気を許させて懐に入っていく。

        しかも人や時勢を見る目があるので、
        話す相手や交渉の時期のタイミングによって
        話し方・話す範囲を変えるのだ。
        最後には「竜馬がいうなら」と笑顔で交渉成立するからスゴイ。

        あとは当時誰も持っていなかった「日本人」という概念。
        海外における日本という枠で物事を測っているので
        藩内で考えを収束する者に比べたら自然とスケールが大きくなる。

        そんな竜馬と、長い物語の中で長く共にいた。
        紆余曲折を一緒に感じて一緒に立ち上がった気でいるから
        物語のクライマックスである「大政奉還」が成立した時の
        竜馬の感動が震えるほど伝わってきて
        思い入れがさらに深まった。
        その後の暗殺シーンは読みたくなかったくらいだ。

        歴史の面白いところは、ひとつの場所で
        誰かを中心に歴史が繰り広げられてる間、
        あらゆる人があらゆる場所で歴史を紡いでいて
        両者が交わった瞬間、
        ふたつの歴史がひとつになるという醍醐味だ。

        幕末のストーリーのファンが多いのは頷ける。
        大きな歴史を背負った個性豊かなキャラクターが絡み合って
        あちこちで化学反応を起こしてるからだろう。

        竜馬を知ったおかげで、もっと他の人物にも
        スポットを当てたくなった。
        しばらくは歴史小説づくしになりそうだ。
        >> 続きを読む

        2019/02/07 by NOSE

    • 他5人がレビュー登録、 27人が本棚登録しています
      竜馬がゆく
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね!
      • 言わずと知れた坂本竜馬が主人公の長編歴史小説。
        坂本竜馬の魅力が存分に盛り込まれた最高傑作だ。

        何よりも感心するのは、竜馬のプレゼンのうまさである。

        竜馬と同世代で、同じように尊王攘夷論を唱えても
        清河八郎のように人を追い込む過激さはなく、
        武市半平太のように宗教がかった至誠さもない。
        かといって2人のような教養は竜馬には皆無だった。

        いかに皆が得をするか、楽しめるか、
        ノリにノッたベネフィット漫談で笑わせながら
        どんな立場の人間でも気を許させて懐に入っていく。

        しかも人や時勢を見る目があるので、
        話す相手や交渉の時期のタイミングによって
        話し方・話す範囲を変えるのだ。
        最後には「竜馬がいうなら」と笑顔で交渉成立するからスゴイ。

        あとは当時誰も持っていなかった「日本人」という概念。
        海外における日本という枠で物事を測っているので
        藩内で考えを収束する者に比べたら自然とスケールが大きくなる。

        そんな竜馬と、長い物語の中で長く共にいた。
        紆余曲折を一緒に感じて一緒に立ち上がった気でいるから
        物語のクライマックスである「大政奉還」が成立した時の
        竜馬の感動が震えるほど伝わってきて
        思い入れがさらに深まった。
        その後の暗殺シーンは読みたくなかったくらいだ。

        歴史の面白いところは、ひとつの場所で
        誰かを中心に歴史が繰り広げられてる間、
        あらゆる人があらゆる場所で歴史を紡いでいて
        両者が交わった瞬間、
        ふたつの歴史がひとつになるという醍醐味だ。

        幕末のストーリーのファンが多いのは頷ける。
        大きな歴史を背負った個性豊かなキャラクターが絡み合って
        あちこちで化学反応を起こしてるからだろう。

        竜馬を知ったおかげで、もっと他の人物にも
        スポットを当てたくなった。
        しばらくは歴史小説づくしになりそうだ。
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        2019/02/07 by NOSE

    • 他5人がレビュー登録、 24人が本棚登録しています
      竜馬がゆく
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 言わずと知れた坂本竜馬が主人公の長編歴史小説。
        坂本竜馬の魅力が存分に盛り込まれた最高傑作だ。

        何よりも感心するのは、竜馬のプレゼンのうまさである。

        竜馬と同世代で、同じように尊王攘夷論を唱えても
        清河八郎のように人を追い込む過激さはなく、
        武市半平太のように宗教がかった至誠さもない。
        かといって2人のような教養は竜馬には皆無だった。

        いかに皆が得をするか、楽しめるか、
        ノリにノッたベネフィット漫談で笑わせながら
        どんな立場の人間でも気を許させて懐に入っていく。

        しかも人や時勢を見る目があるので、
        話す相手や交渉の時期のタイミングによって
        話し方・話す範囲を変えるのだ。
        最後には「竜馬がいうなら」と笑顔で交渉成立するからスゴイ。

        あとは当時誰も持っていなかった「日本人」という概念。
        海外における日本という枠で物事を測っているので
        藩内で考えを収束する者に比べたら自然とスケールが大きくなる。

        そんな竜馬と、長い物語の中で長く共にいた。
        紆余曲折を一緒に感じて一緒に立ち上がった気でいるから
        物語のクライマックスである「大政奉還」が成立した時の
        竜馬の感動が震えるほど伝わってきて
        思い入れがさらに深まった。
        その後の暗殺シーンは読みたくなかったくらいだ。

        歴史の面白いところは、ひとつの場所で
        誰かを中心に歴史が繰り広げられてる間、
        あらゆる人があらゆる場所で歴史を紡いでいて
        両者が交わった瞬間、
        ふたつの歴史がひとつになるという醍醐味だ。

        幕末のストーリーのファンが多いのは頷ける。
        大きな歴史を背負った個性豊かなキャラクターが絡み合って
        あちこちで化学反応を起こしてるからだろう。

        竜馬を知ったおかげで、もっと他の人物にも
        スポットを当てたくなった。
        しばらくは歴史小説づくしになりそうだ。
        >> 続きを読む

        2019/02/07 by NOSE

    • 他5人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      竜馬がゆく
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      • 言わずと知れた坂本竜馬が主人公の長編歴史小説。
        坂本竜馬の魅力が存分に盛り込まれた最高傑作だ。

        何よりも感心するのは、竜馬のプレゼンのうまさである。

        竜馬と同世代で、同じように尊王攘夷論を唱えても
        清河八郎のように人を追い込む過激さはなく、
        武市半平太のように宗教がかった至誠さもない。
        かといって2人のような教養は竜馬には皆無だった。

        いかに皆が得をするか、楽しめるか、
        ノリにノッたベネフィット漫談で笑わせながら
        どんな立場の人間でも気を許させて懐に入っていく。

        しかも人や時勢を見る目があるので、
        話す相手や交渉の時期のタイミングによって
        話し方・話す範囲を変えるのだ。
        最後には「竜馬がいうなら」と笑顔で交渉成立するからスゴイ。

        あとは当時誰も持っていなかった「日本人」という概念。
        海外における日本という枠で物事を測っているので
        藩内で考えを収束する者に比べたら自然とスケールが大きくなる。

        そんな竜馬と、長い物語の中で長く共にいた。
        紆余曲折を一緒に感じて一緒に立ち上がった気でいるから
        物語のクライマックスである「大政奉還」が成立した時の
        竜馬の感動が震えるほど伝わってきて
        思い入れがさらに深まった。
        その後の暗殺シーンは読みたくなかったくらいだ。

        歴史の面白いところは、ひとつの場所で
        誰かを中心に歴史が繰り広げられてる間、
        あらゆる人があらゆる場所で歴史を紡いでいて
        両者が交わった瞬間、
        ふたつの歴史がひとつになるという醍醐味だ。

        幕末のストーリーのファンが多いのは頷ける。
        大きな歴史を背負った個性豊かなキャラクターが絡み合って
        あちこちで化学反応を起こしてるからだろう。

        竜馬を知ったおかげで、もっと他の人物にも
        スポットを当てたくなった。
        しばらくは歴史小説づくしになりそうだ。
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        2019/02/07 by NOSE

    • 他5人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      坂の上の雲
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! tadahiko tomato shoko44n Maracas
      • 再読。
        初めて読破したのが20歳くらいだから、ほぼほぼ10年ぶり。
        20代のうちに再読したい、って当時思った記憶があるからギリギリ間に合うことになる。

        『まことに小さな国が、開化期をむかえようとしている。』
        この冒頭の文章を読むだけで胸が熱くなる。
        明治初期に自分がタイムスリップしたかのような錯覚。登場人物たちの会話を側で自分が聴けているような嬉しさ。司馬先生の書く文章が堪らない。

        それとNHKドラマ「坂の上の雲」のサントラを聴きながらの読書が捗りすぎてヤバい。
        >> 続きを読む

        2017/01/28 by ねごと

      • コメント 3件
    • 他5人がレビュー登録、 49人が本棚登録しています
      竜馬がゆく
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 言わずと知れた坂本竜馬が主人公の長編歴史小説。
        坂本竜馬の魅力が存分に盛り込まれた最高傑作だ。

        何よりも感心するのは、竜馬のプレゼンのうまさである。

        竜馬と同世代で、同じように尊王攘夷論を唱えても
        清河八郎のように人を追い込む過激さはなく、
        武市半平太のように宗教がかった至誠さもない。
        かといって2人のような教養は竜馬には皆無だった。

        いかに皆が得をするか、楽しめるか、
        ノリにノッたベネフィット漫談で笑わせながら
        どんな立場の人間でも気を許させて懐に入っていく。

        しかも人や時勢を見る目があるので、
        話す相手や交渉の時期のタイミングによって
        話し方・話す範囲を変えるのだ。
        最後には「竜馬がいうなら」と笑顔で交渉成立するからスゴイ。

        あとは当時誰も持っていなかった「日本人」という概念。
        海外における日本という枠で物事を測っているので
        藩内で考えを収束する者に比べたら自然とスケールが大きくなる。

        そんな竜馬と、長い物語の中で長く共にいた。
        紆余曲折を一緒に感じて一緒に立ち上がった気でいるから
        物語のクライマックスである「大政奉還」が成立した時の
        竜馬の感動が震えるほど伝わってきて
        思い入れがさらに深まった。
        その後の暗殺シーンは読みたくなかったくらいだ。

        歴史の面白いところは、ひとつの場所で
        誰かを中心に歴史が繰り広げられてる間、
        あらゆる人があらゆる場所で歴史を紡いでいて
        両者が交わった瞬間、
        ふたつの歴史がひとつになるという醍醐味だ。

        幕末のストーリーのファンが多いのは頷ける。
        大きな歴史を背負った個性豊かなキャラクターが絡み合って
        あちこちで化学反応を起こしてるからだろう。

        竜馬を知ったおかげで、もっと他の人物にも
        スポットを当てたくなった。
        しばらくは歴史小説づくしになりそうだ。
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        2019/02/07 by NOSE

    • 他4人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      竜馬がゆく
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね!
      • 言わずと知れた坂本竜馬が主人公の長編歴史小説。
        坂本竜馬の魅力が存分に盛り込まれた最高傑作だ。

        何よりも感心するのは、竜馬のプレゼンのうまさである。

        竜馬と同世代で、同じように尊王攘夷論を唱えても
        清河八郎のように人を追い込む過激さはなく、
        武市半平太のように宗教がかった至誠さもない。
        かといって2人のような教養は竜馬には皆無だった。

        いかに皆が得をするか、楽しめるか、
        ノリにノッたベネフィット漫談で笑わせながら
        どんな立場の人間でも気を許させて懐に入っていく。

        しかも人や時勢を見る目があるので、
        話す相手や交渉の時期のタイミングによって
        話し方・話す範囲を変えるのだ。
        最後には「竜馬がいうなら」と笑顔で交渉成立するからスゴイ。

        あとは当時誰も持っていなかった「日本人」という概念。
        海外における日本という枠で物事を測っているので
        藩内で考えを収束する者に比べたら自然とスケールが大きくなる。

        そんな竜馬と、長い物語の中で長く共にいた。
        紆余曲折を一緒に感じて一緒に立ち上がった気でいるから
        物語のクライマックスである「大政奉還」が成立した時の
        竜馬の感動が震えるほど伝わってきて
        思い入れがさらに深まった。
        その後の暗殺シーンは読みたくなかったくらいだ。

        歴史の面白いところは、ひとつの場所で
        誰かを中心に歴史が繰り広げられてる間、
        あらゆる人があらゆる場所で歴史を紡いでいて
        両者が交わった瞬間、
        ふたつの歴史がひとつになるという醍醐味だ。

        幕末のストーリーのファンが多いのは頷ける。
        大きな歴史を背負った個性豊かなキャラクターが絡み合って
        あちこちで化学反応を起こしてるからだろう。

        竜馬を知ったおかげで、もっと他の人物にも
        スポットを当てたくなった。
        しばらくは歴史小説づくしになりそうだ。
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        2019/01/28 by NOSE

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      世に棲む日日
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
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      • 現在、夢中になって読んでいるのが「世に棲む日日」全四巻。
        主人公は2巻目で吉田松陰→高杉晋作へ移ります。

        松陰の場合、佐久間象山など師事した人物のエピソードも多く、本当に序盤のうちに安政の大獄を迎えてしまう印象。
        国内で激しい政治闘争が吹き荒れる中、「敵の文明を知り、敵の武器、戦法を学び、そのうえで敵に備え、敵を来るを撃たねば、日本は洋夷の侵略するところとなります」と言い切った先見性は鋭く、やはり時代に選ばれた革命家だと思います。
        玉木文之進の厳しい教育により頑固なほど真面目で律儀、女性に対して潔癖という不思議さも併せ持つのがこの人物の魅力。
        友人との旅行の約束のために、脱藩までしてしまうんですから。
        極端すぎてついていけない(^^;)

        長州人が魅力的に描かれており、司馬遼太郎作品の中でも抜群の読みやすさで、あっという間に読破しそうです。
        >> 続きを読む

        2018/08/17 by あすか

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      世に棲む日日
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
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      • 下田から船をこぎだしてアメリカに渡ろうとするという、国禁をおかした大罪人。
        松陰の行動力に驚かされるばかりです。
        それに対し、長州という藩もなぜか政治犯に対して寛容で。
        知れば知るほどかなり異色の藩だと思うのですが、その体質もあり過激な勤王攘夷運動へ沸騰させていったのですね。
        実家の杉家で開いていた「松下村塾」も存続期間はわずか三年というのも驚かされました。
        どれだけ時勢が目まぐるしく動いていたか。
        そして、物語の主役が吉田松陰から高杉晋作へ。

        高杉は上海洋行で西洋文明の壮観を見て、圧倒され、それを好みました。
        「開国し、貿易し、西洋技術を導入し、それらによって日本そのものの体質を一変させなければならない」
        松陰の思想を受け継ぎ、師がもたなかった戦略理論をあみだす革命児が高杉晋作。
        議論家から、革命家に。
        司馬さんの書き方もあって、高杉晋作の生き方がかっこよすぎる。
        >> 続きを読む

        2018/08/20 by あすか

      • コメント 4件
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      世に棲む日日
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 長州は、藩主をおきざりにして藩の下層がいっせいに京へむかって暴走し、京における市街戦で木端微塵にくだけてしまった。
        蛤御門ノ変。
        この乱戦のなかで来島又兵衛が戦死し、またかれらを制止しようと最後まで努力した久坂玄瑞も乱軍のなかで死ぬ。
        この間、高杉晋作は獄中。

        そして英・仏・米・蘭四ヵ国が十七隻の連合艦隊を組んでやって来ると同時に、幕府「長州征討」の報。
        長州の大瓦解がはじまろうとしていた。


        時勢が目まぐるしく変わろうとしています。
        熱くなりすぎて歯止めがかからなくなってしまった過激派の暴走は、長州藩を追い込みます。
        そんな中じっと身を潜ませ、ひたすら機を待ち、窮地に陥った時に颯爽と現れる。奇才・高杉の窮地を救う判断力と視野の広さに驚嘆。
        すごく軽い言い方をしてしまいますが、主人公感が半端ない。
        司馬遼太郎の描く高杉晋作、やはり格好いいです。

        この巻、外国艦隊との講和の中、租借についての話を古事記・日本書紀を朗読し、日本は一島たりとも割譲しないとする晋作の大演技が書かれています。
        幕末エピソードの中で一番好きです。
        >> 続きを読む

        2018/08/25 by あすか

      • コメント 4件
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      世に棲む日日
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね!
      • 晋作は松陰の死後八年ながく生きた。
        この八年の差が、二人の歴史の中における役割をべつべつなものにした。
        (中略)
        松陰というほとんど無名にちかい書生を、一令のもとに萩からひきずりだして江戸伝馬町の獄舎に投じ、さらには虫でも潰すようにして刑殺するほどであったが、八年後の情勢のなかにあっては、その書生の門人である高杉晋作のために幕軍の牙営である小倉城が攻め落とされ、幕軍副総督小笠原壱岐守長行が城を脱出して海上に逃げ去るという事態になった。

        「老年」冒頭で、司馬さんはどれだけ時勢がめまぐるしく変わったか書いています。
        吉田松陰、高杉晋作がどのような中で生きてきたのか、わかりやすく解説されていると思います。
        長州はもちろんですが、どのような経緯で討幕になったか彼らを追うことで理解することもできました。

        全体を通すと考えさせられることの多いことばかりでしたが、この巻のほとんどがおうのを連れて逃げている場面ばかりなんですよね。
        下関開港をはかったために反対世論が殺気立ち、難を避けるため脱藩という流れだったのですが。
        革命家としてはかっこいいと言ってきた高杉晋作ですが、夫、身内にこんな人がいると嫌だと何度も思いました。
        愛人と共に逃亡したり、結婚して五年のうち過ごした期間は数ヶ月でしかない夫。うーん。
        それでも、「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し・・・」の言葉通りの活躍には、高揚感が高まります。


        うちにある司馬さん本のほとんどは親が購入したものなので、かなり古くなっています。
        この本の帯も大河ドラマ「花神」原作と書かれています。
        再読しようと思ったきっかけは、帯に書かれている文章でした。
        『長州過激派の理論的支柱吉田松陰とその思想の具現者高杉晋作(世に棲む日日)。一介の村医から一躍軍事の天才と謳われた大村益次郎(花神)。北越の麒麟児河合継之助の智謀と胆力(峠)。海内無双の剣士(十一番目の志士)。幕末動乱の世に各人各様の志操で身を処した男たちの生きざまを描いたこれらの著作を土台に壮大な歴史ドラマ「花神」は展開していゆく』
        全部読みたいと思わせてくれました。
        幕末を様々な角度から堪能したいと思います。
        >> 続きを読む

        2018/08/29 by あすか

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      新選組血風録
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 歴史小説はあまり読んでなかったので
        司馬作品もあまり
        新撰組はいろんな媒体によって
        ずいぶん前から好きで、今回は私の中で
        男くさく、土のにおいがするような作品であった
        彼らに纏まりつく血のにおいは
        もちろんと言うのは本意ではないが、真に流れていた。
        >> 続きを読む

        2018/03/17 by kotori

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      新史太閤記
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 備中高松城攻めでの話↓
        秀吉「くわんぴようえよ、こんどは水で攻めればどうであろうかな」
        とこの男がいったとき、官兵衛は井戸や川といった水源を断つことかとおもった。それならば兵法の既成概念にある。唐土の兵法書にもあり、わがくにの戦国人は現にそれをやっている。それだけに、とっさに官兵衛は愚策だとおもった。この地形を察するに敵城のまわりは低湿地である。自然、城内で井戸さえ掘ればいくらでも水は出るであろう。
        官兵衛「さあ、それはどうでありましょう」
        煮えきらずにいると、秀吉はその官兵衛の思いをすぐ察し、
        「ちがう」
        と笑い出した。
        「湖をつくるのよ」
        官兵衛は、声をのんだ。

        秀吉の戦の方法は、武力ではなく、調略、土木作業で敵陣に攻め入るときは既に決着はついている。

        もの見方、考え方が視野が広く勉強になる。全身の毛が逆立つほど面白い本。
        >> 続きを読む

        2017/05/20 by atsu

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      関ヶ原
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • 全国の大名を巻き込んだ日本最大の合戦と言われた関ヶ原の戦い。
         
        西軍の中心となった石田三成の視点なので、
        東軍の徳川家康が悪役として描かれている。
         
        しかし、彼らを取り巻く武将たちの人間像もよく描かれていたから
        第三者目線で見通せて面白い。どちらにも主義がある。
         
        義をもって戦う三成と、利を操って戦う家康の対比が勝敗の明暗を分けた。
         
        夜襲・暗殺・調略という汚い方法を決してとらない
        三成の徹底した正義感に、西軍の武将が苛立つのがこちらにも伝わってくる。
         
        だけど「へいくわい者」と言われて嫌われた彼には、
        最期まで共に戦った島左近や大谷吉継という非常に魅力的な武将がいた。
        三成にはそういった人たちを魅きつける無垢な部分があるんだろう。
         
        最後の章はどちらにも通じた黒田妙水の語りで終わるのが粋だった。
        「あの一挙は、故太閤へのなによりもの馳走になったであろう。」と。
         
        処刑される寸前「泉下で太閤殿下に謁する。それのみが楽しみである」と
        言い残した三成も、それを聞けば報われるかもしれない。
        豊臣家のために人生を捧げ、義を貫き通した三成に悔いはないように思う。
        >> 続きを読む

        2019/02/07 by NOSE

    • 他2人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      街道をゆく 甲州街道、長州路ほか
      カテゴリー:日記、書簡、紀行
      4.0
      いいね!
      • 25年にも渡る「街道」の旅の始まり。
        行く先々で当たり前のように寄り道があり、寄り道の話がどんどん深くなっていく面白さはいつも司馬さんの著作を読んでいて感じること。

        まだ行ったことのない琵琶湖の湖西の道から始まり、甲州街道、最後は長州路。
        特に長州・防州はいつかは行ってみたいところで、歴史的な意味合いよりも美味しいものがたくさんありそうというイメージ。

        このシリーズを読んでいくうちに、きっと歴史を感じながら旅ができるようになるのではないかと楽しみに読むことにする。
        >> 続きを読む

        2014/03/10 by freaks004

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      街道をゆく
      カテゴリー:日記、書簡、紀行
      3.5
      いいね!
      • 7巻まで読んで、改めて自分が関西方面に行った経験が少ないと思った。
        司馬さんは大阪に住んでらっしゃったので、その文章からも近くでよく知っているように感じられる。

        甲賀と伊賀なんて忍者イメージしかないのだが、実際に戦場諜報の技術にたけ、戦国期の諸国の大名や小名に役立っていたらしい。
        山の中歩くのがあんまり好きじゃなくて、行ってみたいとは思わないのだが、話自体は興味深い。


        読書ログって、「街道をゆく」が43巻もあるのに、タイトル表示が常に「街道をゆく」としか出ないから、何本レビュー書いても同じ本を読んだみたいに表示されるのが不満。
        きっといつもレビュー読んでくれている方々も読んですらくれなくなって寂しい。
        >> 続きを読む

        2014/04/12 by freaks004

      • コメント 1件
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【司馬遼太郎】(シバリョウタロウ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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