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田辺聖子

著者情報
著者名:田辺聖子
たなべせいこ
タナベセイコ
生年~没年:1928~

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このランキングは1日1回更新されます。
      私本・源氏物語
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね! Tukiwami
      • 図書館本。
        光源氏の女性遍歴を従者伴男の目を通して描いたパロディ。

        中年の伴男が自分の恋愛観を大阪弁で語りながら、光源氏をちょっと批判しているのが面白い。大阪弁をしゃべる源氏の君が、どことなく冴えない感じがするのも面白かった。
        ただ、同じ作者による『源氏たまゆら』の方が、個人的には好みだった。

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        2019/01/10 by Kira

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      おちくぼ姫
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
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      • 王朝版シンデレラ。

        美しい純情物語。なだけではなく、愉快な場面や貴族から庶民の生活まで垣間見ることができる。この時代の物語を詠んだことがない人でも、分かりやすくすっと頭に入ってくるように書かれている。
        逆に言えば、読みなれた人には余計な説明が邪魔になるかもしれない。

        国が違うのに昔からある物語が似通っている不思議。

        何処の国でも女性は、この手の話が好きなのだろうか。
        人の嫌な感情に目を背けてばかりの印象はあるが
        永遠とか純情とは誰しもみな信じたいものなのだろうし

        ロマンチック好きな方は読んでみるといいのかもしれない。
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        2012/09/21 by chika

      • コメント 6件
    • 3人が本棚登録しています
      歌がるた小倉百人一首
      カテゴリー:詩歌
      4.0
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      • 小倉百人一首を一首ずつ、意味だけでなく、作者の生涯,日本語の美しさ,名所・名産品などを交えて分かりやすく解説している。

        生徒役のサダ子さん(乙女チック優等生)とイエ太くん(くいしん坊万才)も重要な萌えポイントである!

        百人一首と聞くと、取っつきにくいイメージがあるかもしれない。けれども、中を覗けば恋愛小説や少女漫画やラブソングと同じ。

        要は「恋しちゃったんだ」系の歌ばかりを集めた、EXILE顔負けの「恋うたベストアルバム」だと思えばよろしい。(笑)

        めちゃくちゃキザでドヤ顔まる出しの歌や、「ダジャレじゃねぇか!」ってツッコミたくなる歌とか色々あるので、興味のある人は自分の好きな歌を探すところから始めると良いだろう。

        というわけで、自分の好きな歌を一首 ↓

        <君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな>
         藤原義孝(ふじわらのよしたか)

        【オメェの為なら、オレのライフゲージが0になっても構わねぇと思ってた。 だが気が変わった! オレは生き延びてやる!! そして・・ オ、オメェとその・・・ ずっと一緒に居てやっても良いんだぜ!!】 :とらの翻訳
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        2014/01/19 by ウサギ

      • コメント 6件
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      大阪弁おもしろ草子
      カテゴリー:方言、訛語
      3.0
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      • 大阪弁ってほんまおもしろおますなぁ。
        「ようせんわ」「よういわんわ」「そやかて」「おまん」「おかき」「おつゆ」「お揚げ」「おかいさん」「ポチ」「げん」「ぼてれん」「まどてんか」「ちちくま」「チョネチョネ」「せんない」「●●はる」「でっせ」「だっせ」「だす」「だッ」「さらす」「けつかる」「こます」「おいでやす」「お早うおかえり」「おこし」「おむすび」「おこた」「おこうこ」「おつゆ」「おかいさん」「おいど」「だんない」「かましまへん」「でぼちん」「ひざぼん」「ほん、・・」「アカンやないの」「ユーレン」「ソーレン」「オカシン」「スモンとり」「ゲッチョ日」「ニッチョ日」「ふっきん」「そこそこ」
        まだまだ辛うじて意味がわかりまっしゃろか、いろんな大阪弁。ごまめが落語が好きなのは、こないな言葉が遠慮せずにしゃべれることですな。ということは、できるだけ昔の言葉、ニュアンス、残しながら覚えんとあきまへんな。
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        2021/10/12 by ごまめ

    • 1人が本棚登録しています
      ひねくれ一茶
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 「感傷旅行」で第50回芥川賞を受賞し、今回読了した「ひねくれ一茶」で第27回吉川英治文学書を受賞した、作家の田辺聖子。

        軽妙洒脱な筆致で現代風俗を描いた作品を数多く発表しつつ、並行して歴史、エッセイ、評論、随筆にも活動の場を広げ、また「古事記」「源氏物語」など古典の独自な解釈をもとに創作した幻想的な作品や、俳人、川柳作家の作品と生涯に取材した評伝も発表されていて、その作品のひとつひとつが実に味わい深い作品になっていて、彼女の作品をずっと愛読し続けています。

        俳句を作った時の状況を考えずに鑑賞しても、その一句、一句が秀句であり得る与謝蕪村の作品とは対照的に、小林一茶の遺した2万句は、経歴のあらましを知っていないと、大多数がつまらないものになってしまうとも言われていますが、視点を変えれば、それほど一茶の生涯は波乱万丈な起伏に富んでいるということになると思うんですね。

        その入り組んだ一茶の生涯と作品を理解するために、この田辺聖子の「ひねくれ一茶」は、この上ない入門書になるのではないかと思う。

        随所にというより、適所に一茶の句をはめ込みつつ語られる小説は、躍動感に富み、軽妙洒脱な文体に一茶の撒き散らす俗臭を包んで、なめらかに展開していくんですね。

        だが、そのそのあまりに心地良いリズムに気を取られていると、一茶の生涯をかけた"怨念"が遠慮会釈なく、目の前に突きつけられることになる。

        そして、その合間には、豊麗な女弟子や江戸の著名な俳人たちと歌仙を巻く時の、一茶の素朴な喜びや劣等感やほのかな恋がはめ込まれて、面白うて物がなしく、尋常ならざる評伝が形成されているのだと思う。


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        2018/03/20 by dreamer

    • 2人が本棚登録しています
      言い寄る
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
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      •  もう一度人生があるなら関西弁の女性がいいです。これは絶対です。できれば神社の娘がよくて、狐顔で涼しい感じ。髪は黒色。年は四つか五つ上でわりと気の強い性格。思いっきりがよくて、後ろから色白の腕でぼくの首を覆うようにギュッとしてくれる人がいいで……

        読書ログのみなさん「目を覚ましやがれ、このバカヤロー o(`ε´)=====〇 バキッ!! ☆))XoX ) ←ぼく」

         
         サーセン。ぐだぐだ駄弁るまえにあらすじを。


        〈物語のヒロインの乃里子はデザイナー。年齢は31でまだ未婚。友だちの美々が男に振られ、乃里子はその別れ話に同席することを頼まれる。女二人は別れるならお金を寄こせと交渉して(子供ができたと偽って脅した)、男は仕方なくそれに応じる。男にも同席者がいて、彼(剛)が乃里子に渡す運びとなった。
         剛は乃里子のことを見染めており、乃里子もまんざらでもなかったので、すぐに男女の仲になる。しかし剛はお金持ちのボンボンで、周囲の女にはみな手を付けるほどのプレイボーイだった。
         それでも乃里子は剛を嫌いにはなれず、彼の別荘に遊びに行ったりする。しかも隣の別荘の主人で妻子持ちの水野にも惹かれ、彼とも体を重ねる関係になる。成熟した大人の男である水野との行為は、まだ青臭いともいえる剛のそれとは違い、乃里子ははじめて女の悦楽を知ったのだ。
         ところが、乃里子には心に秘めた男(五郎)がいて、じつは五郎から言い寄られるのを待っていた。が、五郎はどういうわけか乃里子には冷淡で、彼女の部屋にあがり、乃里子がいくらアピールしても終電があるから帰るとかいう始末。
         話はかわり、なんと美々は妊娠していた。もらったお金は返して子供を産むと言い張る美々に呆れる乃里子。子供の戸籍の都合を考え、五郎の提案で美々と五郎が形だけ籍を入れることになって……〉

         
         恋愛小説でけっこうベッドシーンが多いです。ぼくは図書館で本を借りるとき、たまにエッチな小説を一冊紛れ込ますんですね。ちょっとまえには『透光の樹』を借りました。そして今回この『言い寄る』。うーん、恋愛小説としての出来はよく分かりませんが、正直いってこの乃里子は苦手……といいたいところだけど、五郎に向かって、

        「五郎ちゃんならヒモにしてあげるわよ」

        と言うシーンがあって、情けない話だけど、それならよろしくお願いしまーす(笑)。

         いやいや、一応は働きますよ。やっぱり社会と接点をもつ必要はあるから。しかしね~、こんなに簡単に体を許すものなんですか?乃里子をみていると感覚がちょっと麻痺します。ぼくでも攻略できるかもって思う。
         
        読書ログのみなさん「調子に乗るな~ o(`ε´)=====〇 バキッ!! ☆))XoX)」

         ぼくが女性の習性でイヤなのは、一途な人がいいという思いと、女馴れした大人の男に惹かれる気持ち、この二つをジャンケンのように使い分けることなんです。とにかくウソをつかれるのがイヤ。浮気するなら車のガソリンを入れに行くように事前に通達を。そして、できるかぎり自宅で給油してください(笑)。
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        2015/06/26 by 素頓狂

      • コメント 10件
    • 6人が本棚登録しています
      春のめざめは紫の巻 新・私本源氏
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 誰も彼もがうっとり「絶世のいい男、光の君」などと言われた光源氏も、とーぜん歳をとり、オジンになっていくわけで・・・、若い子から見たら時代遅れの昔二枚目のおじさん。自信満々に言い寄られても、気持ち悪いだけ・・・。

        そうなるわな^^;

        美しい現代語訳の源氏物語も、めんどくさい女性関係ばかり読んでたらだんだんお腹いっぱいになってくる。先はどうなるのかも気になる。で、やっぱり田辺さんのここに来てしまう。ここじゃ、ウチの大将と六条のオバハンだからね~

        ほんまほんま、そりゃしゃーないわ、光源氏の大将もはよ気づきなはれ、あらら~、と脱力、息つかせてもらうのです。

        ホンネの顔 タテマエの顔
        性教育読本『なぜなぜなーに』『週刊六条』『ご落胤受付所』『イカズ後家屋敷』『派出女房会』・・・WWW

        >「そうだわ、なぜ物語の光源氏がおくゆかしいか、わかりました。それは想像で飾られているからなのね。ウチのおぼこ姫はその想像に煽られて、まだ見ぬ恋をおくゆかしがっているのですよ。現実、ありのままの生活を見て判断、ということができませんから」

        >「物語は美しく飾って書くのです・・・・」

        >「それが自然なの?」「はい、天地運行の自然でございますなあ。親は子に尽くし、子を可愛がる。男は女に尽くし、可愛がる。この反対は不自然でございます」「そうかしら。でも子は親に孝行して、女は男に尽くすよう、教わったわ」「自然に反することやから、わざわざ教えこまないと、人間はやらないんでございます・・・・」(伴男)

        なるほどなあ。自然に反するから教えるのね。ただ、親子も男女もお互い様だから。一方的なのは自然に反してますよ。親孝行はするものです。

        (どっちがホントの源氏さんか分かりませんが、こっちはこっちであんまりな書かれように気の毒に…^^;)
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        2016/12/03 by バカボン

    • 2人が本棚登録しています
      孤独な夜のココア
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 切ないながらも誰かを思う恋しい気持ちが読んでいて伝わってきて、このタイトルがぴったりな、短編集が書かれています。

        読んでいて、こんな恋愛したいなって思ったり、どこか自分も経験したことあるような恋愛だったりが書かれていました。

        やっぱり恋愛ってその人の人生に影響を与えるものだよなーってしみじみ思いました。

        素敵な言葉もたくさん書かれていて読み終わると、恋愛っていいなって気持ちになりました。
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        2017/01/31 by asa_chann

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    • 4人が本棚登録しています
      新源氏物語
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      •  中学時代に、違う方の訳を手に取ったものの挫折してしまった源氏物語。はじめから田辺聖子さんの訳で読んでいたら、また違う青春時代を過ごせたのかもしれないな…と思うほどに、読みやすく面白かったです。人物の呼び名はほぼ統一されていて分かりやすいし、平安時代の色気たっぷりな表現が至る所に散りばめられていて、最後まで源氏物語の世界に夢中になって読めました。
         中学・高校の古文でも習う源氏物語ですが、聞いていた以上に、えろいというか、血縁関係が近すぎて上巻はひたすらに気まずい。えっそれは手をだしたらいけないんじゃ…という女を3行ぐらいで押し倒してモノにする源氏、とにかくアウトです。
         源氏に口説かれる佳きひとたちの戸惑い・慌てぶりがそれぞれに個性的で面白く、この女はここが良い、ここが良くないと評する源氏の観点もはっとさせられるような部分があって、男女それぞれの思想をこうも鮮やかに描いている物語が千年も昔のものだなんて信じられない気持ちになりました。また千年後も、15,6の女の子が違う訳で読んでるんだろうなぁ…
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        2015/06/22 by ありすえ

      • コメント 2件
    • 2人が本棚登録しています
      田辺写真館が見た"昭和"
      3.0
      いいね!
      •  懐かしき戦前の<昭和>。と言っても米英戦争を始め、やがて学童疎開という愉しくない時期でもあった。似たような時代に、ひとりの少女から娘の頃を過ごした、作家の語る大阪のその頃。
         あの時代の側面でもあり、日本にとって取り返しのつかない愚挙だったことを、現代にも重ねて思い出す。
        >> 続きを読む

        2018/05/21 by rikugyo33

    • 1人が本棚登録しています

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