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山崎元一

著者情報
著者名:山崎元一
やまざきげんいち
ヤマザキゲンイチ
生年~没年:1935~

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      世界の歴史
      カテゴリー:世界史、文化史
      3.0
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      • 古代インドに関する歴史書。仕事で東インド(インド亜大陸の人)の人と接する機会がこれまで割とあり、前の職場では呑みニケーション対応(+秋葉原案内)で大体対応できていた為気にしていなかったのだけれど、今の職場で一時期常駐していた人との交渉に手こずっていた時期に、やはり文化背景をしっかり理解しておかないとコミュニケーションしきれないかもと思い購入。

        学生時代、東インドの人(インディアンというと米大陸の原住民を指す場合があるため、彼らは自身をeast indianと称していました)とはクラスメートだったりしたため、ある程度は理解しているつもりだったのですが、あるソフトの仕様に関する対応で対立した際、コミュニケーションに限界を感じてしまいまして読んだ本ですね。

        共通の言葉喋れればコミュニケーション取れるという人は割といますが、それは異文化に接したことがない人です。異文化を理解している人、もしくは異文化を許容できる人は実は言葉通じなくてもコミュニケーション取れます。

        なので、実践的言語教育においてはそれぞれの地域の文化や歴史も一通り教えるのですが、これの蒸留した先に行き着くのは今では人種差別的として教えられることのなくなった地政学です。ある特徴を持つ地域に住む人にはある一定の思考の傾向がみられることがあります(むろん個々人を見た場合に異なることは十分以上にあり得ます。というか個人を見た場合は傾向に当てはめると偏見となるので注意が必要です)。

        上記を動機として、人を理解するために読んだ本ですが、結構興味深いです。先住民の文明から始まり、アーリア人による征服とバラモン教の発生、それへの抵抗としての仏教の発生と伝搬、そしてヒンドゥー教への流れが、インドという土地での地理的位置関係等を含めながら説明されています。近代において受難の時期があった国ですが、古代からの流れを見ていても面白いです。ローマ帝国からも金貨がインドに向けて流れてその代りに織物とか香辛料が大量に流れていたようですし。
        でも一つ腑に落ちないのは、イスラムからの流れでのシク教とかマニ教の説明が少ないのはなぜ(古代だから出てこない?)?

        インドの歴史に興味を持った人にお勧めです。
        >> 続きを読む

        2013/03/10 by Shimada

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