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山崎豊子

著者情報
著者名:山崎豊子
やまざきとよこ
ヤマザキトヨコ
生年~没年:1924~

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このランキングは1日1回更新されます。
      白い巨塔
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! ryoji
      • なんて言うか、大学病院にはお世話になりたくないな…と思ってしまった。

        2018/10/31 by koh

    • 他4人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      白い巨塔
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! ryoji
      • 大変わかりやすい、財前先生の増長っぷり。(^_^;)
        ていうか、ただの嫌な人になってる気がするんですが…。
        容態急変の患者を捨て置いて渡欧する、財前先生。
        これからどうなっていくのかが、気になります!
        >> 続きを読む

        2018/11/10 by koh

    • 他3人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      大地の子
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね! ybook

      • かつてNHKでTVドラマとして放送された山崎豊子の「大地の子」。

        そのあまりの素晴らしさに、その時の感動がいつまでも私の心から離れません。
        今回、原作の小説全4巻を、時間をかけてじっくりと読んでみました。

        とにかく、中国残留孤児の激動の半生を描いた"歴史大河小説"として、誠実な性格と忍耐力を発揮する主人公・陸一心の姿が圧巻の作品なんですね。

        そして、この「大地の子」は、山崎豊子の「不毛地帯」「二つの祖国」に続く戦争三部作のひとつとして位置づけられている作品で、現実に中国が辿ってきた歴史を綿密に調べ上げて書かれた大河小説でありながら、冷徹なノンフィクションの手法に傾いていないところが、さすがに山崎豊子らしいと思いますね。

        主人公の松本勝男は、満州でソ連軍の虐殺により家族を失い、妹のあつ子は奇跡的に生き残るが、勝男とは生き別れになってしまう。

        勝男は、放浪中に人買いに捕まり、売られそうになっていたところを、小学校教師の陸徳志に助けられた。
        陸徳志は、勝男を引き取り、一心と名付ける。

        日本人であるがゆえに差別や虐待を受ける一心を、徳志は愛情を込めて育て上げる。
        ところが、中国では文化大革命が起こり、一心は日本人であるという理由から内蒙古の労働改造所へと送られてしまう。

        徳志は、一心の冤罪を晴らすために奔走し、そして一心は無事、労働改造所から解放されるのだった。
        一心は、労働改造所で勉強した日本語の能力を買われ、日中共同の大プロジェクト「宝華製鉄」の建設チームへと参加することになるのだった-------。

        物語は、1966年(昭和41年)、中国で文化大革命が起きた数カ月後から始まる。
        製鋼工場の技術者である陸一心は、批判大会で吊るし上げの対象となり、身に覚えのない罪を着せられる。

        労働改造所に送られ、囚人として肉体的激務を強制されるが、ここに至るまでの彼の青年時代もまことに劇的であった。

        この労働改造所での過酷な日々を耐えられたのは、ひとえに陸徳志、淑琴の両親から受けた愛に報いるまで人生を終わるわけにはいかない、という強い執念があったからだ。

        また、彼の味方は両親だけにとどまっていなかった。
        親友の袁力本は、ここぞという時に力になり、また労働改造所時代の命の恩人である看護婦の紅月梅と結婚し、彼女が心の支えとなる。

        こうして、いくつもの情愛が、日本人であるがゆえに、なかなか心を開けない一心の孤独を慰めるんですね。
        そして、持ち前の誠実な性格と忍耐力を駆使して、仕事に邁進する一心。

        だが、この歴史大河小説の読みどころは、一心の数奇な運命だけではありません。
        物語の後半に入ると、山崎豊子のスリリングなストーリー・テリングの冴えが光ってくるんですね。

        製鉄所プロジェクトが、権力者の政治に利用され、非常に生臭い権謀術数の様が描かれていくことになります。

        また、日本側と中国側、お互いのメリットを尊重する政治的駆け引きが、プロジェクトの進行をますます滞らせるのであった。

        こうした中で、民間製鉄会社の上海事務所長として働いているのが、松本耕次、一心の実父だ。
        彼は、果たして同じ職場で働く一心が実子であると、知ることが出来るのかという興趣が、エンターテインメント小説としての読みどころになっていると思う。

        最終的には、深い感動がもたらされる作品ですが、そこに至るまでの、まさしく山崎豊子の読ませる筆力には、ただただ圧倒されるばかりだ。

        >> 続きを読む

        2018/07/26 by dreamer

    • 他3人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      白い巨塔
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ryoji
      • 財前が時折見せる人間らしい感情と欲にまみれた姿が絶妙なバランスで描かれている。
        会人を20年もやっていると、財前側の気持ちも分かる。理想と現実のせめぎあい、何を正とするか。難しいね。答えは死ぬときに分かるのだろうか。 >> 続きを読む

        2018/08/20 by ちっちゅう

    • 他2人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      白い巨塔
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! ryoji
      • 裁判の描写が面白い。
        周りで静観する医師たちの態度-持論とそれを裁判で述べることはしない(できない)姿勢は、あまりにリアル。 >> 続きを読む

        2018/09/19 by ちっちゅう

    • 他2人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      白い巨塔
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね! ryoji
      • 圧倒的な筆力。
        4、5巻が続編であったと解説にあったが、以前読んだときには見落としていた。続編なしにはここまでの満足感はないように思う。

        財前の手術シーンの見事な表現、絶望的な状況が頭の中に映像として浮かび上がる。さすがとしか言いようがない。

        >> 続きを読む

        2018/11/19 by ちっちゅう

    • 他2人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      沈まぬ太陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! ybook
      • おぉぉう、、、また巨匠が一人お亡くなりになりましたね。
        「沈まぬ太陽」のレビューは後日・・・ご冥福をお祈りします。 >> 続きを読む

        2013/09/30 by ybook

      • コメント 5件
    • 他1人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      暖簾
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 関東に住んでいる私には、馴染みの薄い「昆布屋」をモデルにした商いの話。

        専門用語や時代の言葉が若干読みにくかったが、時事も盛り込まれていて他の作品同様、知識が増える勉強になる本でした。

        山崎豊子さんにしては少し短めなのでさらっと読める一冊でした。
        >> 続きを読む

        2012/04/23 by uspn

    • 5人が本棚登録しています
      花のれん
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      • 吉本興業を創業した吉本せいの半生をモデルとした作品。通天閣をも買った女興行主の立身出世の物語。

        寄席道楽好きな亭主に代わり、店を切り盛りする妻・多加。
        しかし、不甲斐ない旦那のため遂には倒産。
        商売が嫌いならいっそ道楽で身をたてなさいと寄席稼業を始める。
        夫に先立たれ後家となった多加は女手一つで切り盛り。自分の幸せを追い求めず、損得より人と人とのつながりを大事にする心意気。
        卓越した先見の目、アイデアの数々。やがて大阪一の興行師になる。

        男社会のなかで女性が大阪商人根性で必死に生きる逞しさが輝いています。軽妙な大阪弁のやりとり、戦前の芸能の流行。漫才の誕生など読んでいて楽しかった。

        山崎豊子が昭和32年に暖簾でデビュー。翌年、2作目の本作で早くも直木賞を受賞。
        後年の社会派、戦争作品の長編のガッツリとした読み応えに比べると、初期の作品は1冊完結であっさりと読めます。それでも波瀾万丈の半生を描く巧さはこの頃から流石。
        >> 続きを読む

        2013/12/04 by ybook

      • コメント 7件
    • 9人が本棚登録しています
      二つの祖国
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 太平洋戦争を舞台に、アメリカ人として生きてきた日系二世である天羽賢治が、忠誠を誓ったはずの母国アメリカの裏切りや、太平洋戦争で家族と戦わねばならない運命に苦悩する壮大なドラマ。

        日本語も堪能である天羽賢治はA級戦犯を裁く東京裁判の通訳モニターの仕事を引き受けるのだが、原爆投下による甚大な被害を前にしては、戦争犯罪者の裁判などには虚しさを覚える主人公が印象的であった。

        本作も著者の綿密な取材と膨大な資料の上に、よく練られた人物像とストーリが重ね合わせられている。
        是非、多くの人に読んで欲しい。
        >> 続きを読む

        2013/02/12 by tak

      • コメント 4件
    • 7人が本棚登録しています
      沈まぬ太陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 山崎豊子、、濃厚〜〜〜〜。
        女性でもこんな世界が描けるんですね。
        やっと4巻に入ったところです。読破したいぃぃ >> 続きを読む

        2016/04/26 by mdoi

    • 10人が本棚登録しています
      沈まぬ太陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 全5巻、やっと読み終わりました〜、たった今。丸3年くらいかかりました。。

        実話をもとにしているということですが、ここまで酷いと信じがたいです。。今は社風が改善されているはずですよね、、贔屓にしていますし。。


        世知辛い世界を1つの社会に置き換えて、凝縮された形で生み出されたようなお話でした。信じたくなくても、世の中ってこんなものなんでしょうかね〜〜〜〜〜。否定は出来ません。。

        恩知さんは、ナイロビに行くことになりましたが、この結末でもう一度人間らしく生きられ、世界からもそのように扱われる、、、ということでしょうか。そうだとすると、人間社会の発展って何なんでしょうかね、、、結局は発展しても生きづらくなるだけで、私利私欲に溺れて悪知恵を働かせた者だけがのさばれる世の中、、、ってことでしょうか。

        行天に特捜部からの呼び出しがかかってからの後のことが非常に気になりますが、じつのところはどうなるんでしょう。。とっても後日談が気になる終わり方でした。

        この、道半ばで終わる感じが、まさに終わりのない魑魅魍魎の世の中を反映しているってことでしょうか(。-_-。)
        >> 続きを読む

        2016/06/12 by mdoi

    • 10人が本棚登録しています
      女系家族
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 今年中に山崎豊子さんの作品を何か読んでおこうと思い、選んだもの。確かドラマをやっていましたね。米倉涼子さんでしたか。

        お家制度がしっかり残る老舗呉服店での遺産相続に関する揉め事など。
        登場人物がいちいち腹黒く、互いに探り合いながら生活している様子が滑稽ですらあります。
        みんなお金が欲しいというよりは、誰より損をしたくないという見栄に動かされているようで、資産家一族はそれなりに色々大変なのですね…と半分ファンタジーを読むような気持ちで読み進めています。今までにこういう騒動に巻き込まれたこともなければ今後もその可能性はほぼない凡人ですから…。
        とにかく誰にも感情移入できないし、誰のことも好きになれないのですが、お互いの思惑が交錯する様子が巧みに描かれていて、さすがです。
        下巻にも期待。
        >> 続きを読む

        2015/11/03 by pechaca

      • コメント 2件
    • 6人が本棚登録しています
      女系家族
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 本作を読んで、改めて山崎さんの執念深いまでの取材力、勉強力(という言葉は無いか?)に唸らされました。
        あとがきには、相続を含め複雑な法制度を軸にして物語を描くためにかなりの時間を法律の勉強に充てたという記述もあり、さすがとしか言えません。

        個人的な下巻の見どころは、遺言執行人である大番頭の意地汚さ。まめまめしく働く番頭を演じつつ巧妙な改竄で誤魔化したお金を懐へ…という、ある種とてつもない根気を必要とする悪事を行っている番頭の宇市ですが、還暦を過ぎた老人です。最近は元気な高齢者が増えた、と言われますが、この作品が描かれた当時に、これほどバイタリティあふれる高齢者を主要人物として描いていたことに驚きでした。

        上巻の感想で「誰にも共感できない」と書いてしまいましたが読み進めるにつれ各人物それぞれの境遇の辛さ、苦悩も見えてきて、みな単に腹黒いだけでもないのかも とも思えました。要である女系家族の矢島家三姉妹は貪欲で勝手気儘なようでありながら、女系一族の伝統制度の一番の被害者なのかもしれません。彼女達の誇るべき立場は同時に大きな足枷にもなっているようです。特に、暖簾相続を指定されながらなかなか望む子宝に恵まれない次女の苦しみはいたたまれないものがありました。じっくり読むと様々な解釈ができそうです。

        やはり面白い山崎豊子作品。社会派小説はハードルが高くなかなか手を出せないのですが、他の作品も読んでおかねばと思います。次は華麗なる一族か、運命の人か…読みたい本がありすぎるというのは幸せな悩みです。
        >> 続きを読む

        2015/11/05 by pechaca

      • コメント 2件
    • 5人が本棚登録しています
      沈まぬ太陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 10年も前に インフルエンザにかかった時に
        家族に言って、図書館で借りてきてもらった。

        アフリカ編は、よく覚えてる
        若かったからかな。
        >> 続きを読む

        2013/12/14 by ころさん

      • コメント 4件
    • 4人が本棚登録しています
      沈まぬ太陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 【読了日不明】
        おそらく今まで読んだ全ての小説で
        一番泣いた小説だと思う。

        全てにおいて、パンチのある本で
        人生にも影響を与えたかもしれない。

        相撲でいうと横綱の相撲を取られた感じ
        (この表現わかりづらい?)
        >> 続きを読む

        2013/12/14 by ころさん

      • コメント 1件
    • 4人が本棚登録しています
      沈まぬ太陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 【読了日不明】

        2013/12/14 by ころさん

    • 2人が本棚登録しています
      約束の海
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 入院3冊目。
        妻のセレクトに文句は言えず、持ってきてくれることだけで感謝。
        大御所の絶筆。

        潜水艦のりと、戦争と平和がテーマ。

        入院して新聞を隅々まで読むことが日課になりました。
        日本のみならず、世界を覆う閉塞感は、危険な内向きな思想を恥ずかし気もなく振りかざす指導者たちの出現によって、現実を伴った脅威として僕らの前に姿を現しつつあります。
        トランプ氏ひとりのことではない、もっと、大きなうねりです。
        新聞には、毎日、しっかり書いてあったのに、忙しさにかまけて、知ろうとする努力を怠っていたことを反省していました。

        千葉西病院脳神経外科、入院中。
        いろんな方々に心配をお掛けする毎日でした。
        失語、マヒの状況はいよいよ固定化。
        これからはリハビリで、少しずつ良くしていかねば…。
        >> 続きを読む

        2016/11/20 by 課長代理

      • コメント 2件
    • 6人が本棚登録しています
      大地の子
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 本巻は、華麗なる一族を彷彿とさせる経済小説となります。
        鉄は国家、国家は血。
        実の父子と知らず相対する二人はどうなるのか。
        再開の丹青との関係も気になる次巻へ!!
        それにしても、中国とのビジネスは苛酷ですね。
        自分なら出来るのか問いかけています。
        >> 続きを読む

        2013/05/16 by Hiropika

      • コメント 2件
    • 5人が本棚登録しています
      大地の子
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 戦争孤児として生き別れになった妹との再会!
        一心の受けた迫害や労働改造所での生活も地獄でしたが、あつ子の痛ましさも言葉に出来ません。
        嫁の来手のない男の嫁として買われ、望まぬ結婚、牛馬の様な生活。
        一心との病院での幾ばくかの時間がどれだけ彼女の救いになったことか。この時間がなければ、あつ子は本当に惨めすぎます。そして、一心がどれだけ自分を責めたのか。察するに余りあります。
        一心の義父である陸徳志と、あつ子の義母の対比が際立ちます。同じ兄妹、同じ戦争孤児なのに・・・。このどちらも現実だったのでしょう。
        戦争孤児に対し政府が何もしようとしなかった件があります。おそらく、私たちみんなが無関心だったのでしょうね。終戦とともに過去の様々なことから目をそむけ、蓋をしてしまったのだと思います。最近のニュースであらためて感じました。
        >> 続きを読む

        2013/05/28 by Hiropika

      • コメント 3件
    • 4人が本棚登録しています

【山崎豊子】(ヤマザキトヨコ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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