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山崎豊子

著者情報
著者名:山崎豊子
やまざきとよこ
ヤマザキトヨコ
生年~没年:1924~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      白い巨塔
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 読みごたえがあるものが読みたいと本棚を巡り、選んだ。
        教授選に医事裁判、派閥等わけのわからぬ世界が限りなく広がる。
        読んでいてそれらは決して気分がいいものではないが、吸い込まれていく。
        作者のはっきりとした視点が読者に見えるからだろうか。ながながしい情景の賛美などない。
        しかし目の前には劇的な何かがある。「メデュース号の筏」のような話であると感じた。
        >> 続きを読む

        2016/05/27 by kotori

    • 他2人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      大地の子
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね! ybook
      •  以前、どなたかの書評で「面白い小説は一行目から面白い」といったものを読みました。正にこの小説もそうだと思います。
         文化大革命後の造反派主宰の批判闘争大会の場面から幕開けです。
        黄砂舞う乾いた大地に自分も立っている様な気分になりました。
        ここでは、旧体制やインテリ、親外国とみなされた人々は残忍で不合理な裁きを受けます。
        主人公の陸一心は、中でも最も罪が重いとされる、日本人戦争孤児です。
        日中戦後の混乱を生き抜き、中国人の陸徳志の養子となり、中国人として成長しますが、日本人の血を引くという理由で、差別され、リンチを受け、恋人とも別れ、労働改造所に送られます。
         一巻の見所は、大きく二つあります。
        一つは様々な困難の中でも折れない陸一心の強さです。
        もう一つは義理の親子にも関わらず、お互いを思いやる陸徳志と一心の互いを思いやる心情です。血を引かない息子、寧ろ養子にしたことで迫害されたにも関わらず、ここまで深く思いやれるものでしょうか。本当に胸を打ちます。
         一巻の最後で、陸一心に一筋の光が射します。友人である袁力本や黄書海ともこれからどうなっていくのか次巻以降に期待です。
        他の山崎豊子の小説では、最後に心折れる主人公も登場します。陸一心には強さを貫き通してほしいですね。
         最後に、夏に中国残留孤児の来日のニュースをよく見ました。この小説の様なご経験をされた方も多くおられるのでしょうね。
        >> 続きを読む

        2013/05/06 by Hiropika

      • コメント 6件
    • 他2人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      沈まぬ太陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.6
      いいね! ybook
      • おぉぉう、、、また巨匠が一人お亡くなりになりましたね。
        「沈まぬ太陽」のレビューは後日・・・ご冥福をお祈りします。 >> 続きを読む

        2013/09/30 by ybook

      • コメント 5件
    • 他1人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      白い巨塔
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • やはり2巻も面白い!教授選の生臭いやり取りは辟易としながらも楽しんでしまいました。そして後半の胃癌患者の話に入ると益々目が離せない感じに。たのむからレントゲン撮ってくれ、と心の中で叫びながら読んでました。財前の嫌な部分全開ですが、田舎の母を思う気持ちが根底にあることなど思うと嫌いになれない。まだまだ続きが読めると思うと嬉しいです。 >> 続きを読む

        2015/02/13 by pechaca

    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      白い巨塔
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • 裁判シーンはあっという間に読み進めてしまいました。医療過誤の有無なんて、今でも難しい問題ですね。とにかく柳原のジレンマが不憫で見ていられなかった。本当に辛い立場なのは、里見よりもむしろ彼ではないかと思います。今後の展開が更に気になります。ドラマ見ちゃったので薄っすらと記憶はありますが…。 >> 続きを読む

        2015/02/13 by pechaca

    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      白い巨塔
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • 色々な要素が絡み合いながら物語が展開していくのに、どの要素も一片の無駄もなく関わっているように感じられます。 あと一冊で終わってしまうのが惜しいですが早く続きを読みたいです。 >> 続きを読む

        2015/02/13 by pechaca

    • 他1人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      白い巨塔
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • 読み終わってしまいました。特に最終巻は展開が圧倒的で、あっという間に終わってしまった。抗ガン剤の使用やインフォームドコンセントに関して、今ならどう考えられるだろうか、と思いながら読み進めていました。しかし、本当に山崎豊子さんの取材力には驚きます。あとがきでは医学についての予習から始めたなどとあり、改めて凄さを実感しました。もっと早く読むべきでしたが、遅ればせながらも読んでおいて良かったです。 >> 続きを読む

        2015/02/13 by pechaca

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      暖簾
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 関東に住んでいる私には、馴染みの薄い「昆布屋」をモデルにした商いの話。

        専門用語や時代の言葉が若干読みにくかったが、時事も盛り込まれていて他の作品同様、知識が増える勉強になる本でした。

        山崎豊子さんにしては少し短めなのでさらっと読める一冊でした。
        >> 続きを読む

        2012/04/23 by uspn

    • 5人が本棚登録しています
      花のれん
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 吉本興業を創業した吉本せいの半生をモデルとした作品。通天閣をも買った女興行主の立身出世の物語。

        寄席道楽好きな亭主に代わり、店を切り盛りする妻・多加。
        しかし、不甲斐ない旦那のため遂には倒産。
        商売が嫌いならいっそ道楽で身をたてなさいと寄席稼業を始める。
        夫に先立たれ後家となった多加は女手一つで切り盛り。自分の幸せを追い求めず、損得より人と人とのつながりを大事にする心意気。
        卓越した先見の目、アイデアの数々。やがて大阪一の興行師になる。

        男社会のなかで女性が大阪商人根性で必死に生きる逞しさが輝いています。軽妙な大阪弁のやりとり、戦前の芸能の流行。漫才の誕生など読んでいて楽しかった。

        山崎豊子が昭和32年に暖簾でデビュー。翌年、2作目の本作で早くも直木賞を受賞。
        後年の社会派、戦争作品の長編のガッツリとした読み応えに比べると、初期の作品は1冊完結であっさりと読めます。それでも波瀾万丈の半生を描く巧さはこの頃から流石。
        >> 続きを読む

        2013/12/04 by ybook

      • コメント 7件
    • 7人が本棚登録しています
      二つの祖国
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 太平洋戦争を舞台に、アメリカ人として生きてきた日系二世である天羽賢治が、忠誠を誓ったはずの母国アメリカの裏切りや、太平洋戦争で家族と戦わねばならない運命に苦悩する壮大なドラマ。

        日本語も堪能である天羽賢治はA級戦犯を裁く東京裁判の通訳モニターの仕事を引き受けるのだが、原爆投下による甚大な被害を前にしては、戦争犯罪者の裁判などには虚しさを覚える主人公が印象的であった。

        本作も著者の綿密な取材と膨大な資料の上に、よく練られた人物像とストーリが重ね合わせられている。
        是非、多くの人に読んで欲しい。
        >> 続きを読む

        2013/02/12 by tak

      • コメント 4件
    • 7人が本棚登録しています
      沈まぬ太陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 山崎豊子、、濃厚〜〜〜〜。
        女性でもこんな世界が描けるんですね。
        やっと4巻に入ったところです。読破したいぃぃ >> 続きを読む

        2016/04/26 by mdoi

    • 10人が本棚登録しています
      沈まぬ太陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 全5巻、やっと読み終わりました〜、たった今。丸3年くらいかかりました。。

        実話をもとにしているということですが、ここまで酷いと信じがたいです。。今は社風が改善されているはずですよね、、贔屓にしていますし。。


        世知辛い世界を1つの社会に置き換えて、凝縮された形で生み出されたようなお話でした。信じたくなくても、世の中ってこんなものなんでしょうかね〜〜〜〜〜。否定は出来ません。。

        恩知さんは、ナイロビに行くことになりましたが、この結末でもう一度人間らしく生きられ、世界からもそのように扱われる、、、ということでしょうか。そうだとすると、人間社会の発展って何なんでしょうかね、、、結局は発展しても生きづらくなるだけで、私利私欲に溺れて悪知恵を働かせた者だけがのさばれる世の中、、、ってことでしょうか。

        行天に特捜部からの呼び出しがかかってからの後のことが非常に気になりますが、じつのところはどうなるんでしょう。。とっても後日談が気になる終わり方でした。

        この、道半ばで終わる感じが、まさに終わりのない魑魅魍魎の世の中を反映しているってことでしょうか(。-_-。)
        >> 続きを読む

        2016/06/12 by mdoi

    • 10人が本棚登録しています
      女系家族
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 今年中に山崎豊子さんの作品を何か読んでおこうと思い、選んだもの。確かドラマをやっていましたね。米倉涼子さんでしたか。

        お家制度がしっかり残る老舗呉服店での遺産相続に関する揉め事など。
        登場人物がいちいち腹黒く、互いに探り合いながら生活している様子が滑稽ですらあります。
        みんなお金が欲しいというよりは、誰より損をしたくないという見栄に動かされているようで、資産家一族はそれなりに色々大変なのですね…と半分ファンタジーを読むような気持ちで読み進めています。今までにこういう騒動に巻き込まれたこともなければ今後もその可能性はほぼない凡人ですから…。
        とにかく誰にも感情移入できないし、誰のことも好きになれないのですが、お互いの思惑が交錯する様子が巧みに描かれていて、さすがです。
        下巻にも期待。
        >> 続きを読む

        2015/11/03 by pechaca

      • コメント 2件
    • 6人が本棚登録しています
      女系家族
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 本作を読んで、改めて山崎さんの執念深いまでの取材力、勉強力(という言葉は無いか?)に唸らされました。
        あとがきには、相続を含め複雑な法制度を軸にして物語を描くためにかなりの時間を法律の勉強に充てたという記述もあり、さすがとしか言えません。

        個人的な下巻の見どころは、遺言執行人である大番頭の意地汚さ。まめまめしく働く番頭を演じつつ巧妙な改竄で誤魔化したお金を懐へ…という、ある種とてつもない根気を必要とする悪事を行っている番頭の宇市ですが、還暦を過ぎた老人です。最近は元気な高齢者が増えた、と言われますが、この作品が描かれた当時に、これほどバイタリティあふれる高齢者を主要人物として描いていたことに驚きでした。

        上巻の感想で「誰にも共感できない」と書いてしまいましたが読み進めるにつれ各人物それぞれの境遇の辛さ、苦悩も見えてきて、みな単に腹黒いだけでもないのかも とも思えました。要である女系家族の矢島家三姉妹は貪欲で勝手気儘なようでありながら、女系一族の伝統制度の一番の被害者なのかもしれません。彼女達の誇るべき立場は同時に大きな足枷にもなっているようです。特に、暖簾相続を指定されながらなかなか望む子宝に恵まれない次女の苦しみはいたたまれないものがありました。じっくり読むと様々な解釈ができそうです。

        やはり面白い山崎豊子作品。社会派小説はハードルが高くなかなか手を出せないのですが、他の作品も読んでおかねばと思います。次は華麗なる一族か、運命の人か…読みたい本がありすぎるというのは幸せな悩みです。
        >> 続きを読む

        2015/11/05 by pechaca

      • コメント 2件
    • 5人が本棚登録しています
      沈まぬ太陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 10年も前に インフルエンザにかかった時に
        家族に言って、図書館で借りてきてもらった。

        アフリカ編は、よく覚えてる
        若かったからかな。
        >> 続きを読む

        2013/12/14 by ころさん

      • コメント 4件
    • 4人が本棚登録しています
      沈まぬ太陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 【読了日不明】
        おそらく今まで読んだ全ての小説で
        一番泣いた小説だと思う。

        全てにおいて、パンチのある本で
        人生にも影響を与えたかもしれない。

        相撲でいうと横綱の相撲を取られた感じ
        (この表現わかりづらい?)
        >> 続きを読む

        2013/12/14 by ころさん

      • コメント 1件
    • 4人が本棚登録しています
      沈まぬ太陽
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 【読了日不明】

        2013/12/14 by ころさん

    • 2人が本棚登録しています
      約束の海
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 入院3冊目。
        妻のセレクトに文句は言えず、持ってきてくれることだけで感謝。
        大御所の絶筆。

        潜水艦のりと、戦争と平和がテーマ。

        入院して新聞を隅々まで読むことが日課になりました。
        日本のみならず、世界を覆う閉塞感は、危険な内向きな思想を恥ずかし気もなく振りかざす指導者たちの出現によって、現実を伴った脅威として僕らの前に姿を現しつつあります。
        トランプ氏ひとりのことではない、もっと、大きなうねりです。
        新聞には、毎日、しっかり書いてあったのに、忙しさにかまけて、知ろうとする努力を怠っていたことを反省していました。

        千葉西病院脳神経外科、入院中。
        いろんな方々に心配をお掛けする毎日でした。
        失語、マヒの状況はいよいよ固定化。
        これからはリハビリで、少しずつ良くしていかねば…。
        >> 続きを読む

        2016/11/20 by 課長代理

      • コメント 2件
    • 6人が本棚登録しています
      大地の子
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 本巻は、華麗なる一族を彷彿とさせる経済小説となります。
        鉄は国家、国家は血。
        実の父子と知らず相対する二人はどうなるのか。
        再開の丹青との関係も気になる次巻へ!!
        それにしても、中国とのビジネスは苛酷ですね。
        自分なら出来るのか問いかけています。
        >> 続きを読む

        2013/05/16 by Hiropika

      • コメント 2件
    • 5人が本棚登録しています
      大地の子
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 戦争孤児として生き別れになった妹との再会!
        一心の受けた迫害や労働改造所での生活も地獄でしたが、あつ子の痛ましさも言葉に出来ません。
        嫁の来手のない男の嫁として買われ、望まぬ結婚、牛馬の様な生活。
        一心との病院での幾ばくかの時間がどれだけ彼女の救いになったことか。この時間がなければ、あつ子は本当に惨めすぎます。そして、一心がどれだけ自分を責めたのか。察するに余りあります。
        一心の義父である陸徳志と、あつ子の義母の対比が際立ちます。同じ兄妹、同じ戦争孤児なのに・・・。このどちらも現実だったのでしょう。
        戦争孤児に対し政府が何もしようとしなかった件があります。おそらく、私たちみんなが無関心だったのでしょうね。終戦とともに過去の様々なことから目をそむけ、蓋をしてしまったのだと思います。最近のニュースであらためて感じました。
        >> 続きを読む

        2013/05/28 by Hiropika

      • コメント 3件
    • 4人が本棚登録しています

【山崎豊子】(ヤマザキトヨコ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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