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柳家つばめ 5代目

著者情報
著者名:柳家つばめ 5代目
やなぎやつばめ 5だいめ
ヤナギヤツバメ 5ダイメ
生年~没年:1929~1974

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      落語の世界
      カテゴリー:大衆演芸
      3.0
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      • 高峰秀子さんのご贔屓の松竹梅と、
        安野光雄さんと、沢木耕太郎さんと、松山善三さんの、三人を選ばれている。
        松山善三さんは、ご亭主で別にして、安野さんと、沢木さんは、
        私も、大好きなお二人で、思わぬところで、出くわして、嬉しくなる。

        安野光雄さんは、「旅の絵本」を見、津和野の美術館へも行ってきた。
        繊細な絵ではありますが、そこからは、温かくて、のどかな風景が窺える。

        沢木耕太郎さんは、私が一番好きな、エッセイスト。
        「深夜特急」は、私の青春そのものであり、香港への船のシーンは心に残る。
        鋭く、そして優しく人を見る目・・・。

        この二人が、松と竹なら、私にとって、梅は誰なのか。
        しばらく、時間を頂いて、じっくり、考えたいと思いますな。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        そして、この本で、もうひとつ、気になったのは
        たけしの母と秀子の母で、ご自分の母を、赤裸々に綴っている秀子さん。

        ただ欲のかたまりのように、一生を送り、金銭以外の何物も信用せず、
        周りのものは、秀子の母を「おにのようなおふくろだったなぁ」と言う。

        芸能人の中には、とかく複雑な家庭の事情を背負っている人間が多いとか、
        でも、その反骨精神が、芸能界という厳しい世界でも耐え得る強い意志を支えるのだろう。

        たけしの母は、たけしが売れだしたときから、二ヶ月か三ヶ月に一度の割で
        「小遣いくれ」と、請求し、たけしはその度に寂しい思いをしていた。

        92才になったオフクロを見舞った帰り、姉から渡された紙袋には、
        たけしさん名義の郵便貯金通帳が入っており、そこには、今まで送ったお金が
        一切、手をつけずに預けあり、その額は1000万近くになっていた。

        「芸人は、いつ仕事が無くなるか解らないと、いくつ何才になっても心配していた」
        鶴瓶さんの落語「オールウェイズ、お母ちゃんの笑顔」ではないが、
        最後に、1本とられた、完全にたけしさんの負けですな。

        この、心暖まる、母と子の関係を綴りながら、
        一方、秀子はさびしく、我が養母を述べている。

        私は、ではなく、秀子は、で、書かれているこの文章、
        他人を装って書かなければならなかったぐらい、
        遠い、過去の事・・・いまだ、わだかまりがあるのか・・。

        この「人間住所録」の一番の主人公は、やはり高峰秀子さん、ご本人である。
        >> 続きを読む

        2013/05/24 by ごまめ

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