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新井素子

著者情報
著者名:新井素子
あらいもとこ
アライモトコ
生年~没年:1960~

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このランキングは1日1回更新されます。
      ほしのはじまり 決定版星新一ショートショート
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
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      • 一生分の、星新一さんを読んだような気がします。

        自分が選んだものだと、自分が好きそうな話が入ったものを選びがちですが。

        第三者が集めたものだと、「あ、こんなのもあるんだね!」と気付く事が出来ました。

        また、あとがきを書かない星新一さんが自分の事を書いたエッセイ、「星くずのかご」も収録されていて、新しい星新一さんを知る事が出来ました。
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        2017/05/19 by ゆずの

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      ひとめあなたに…
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「今。日常が音をたててさけ、空から隕石が降ってくる。
        そして、みんなのお面は溶ける。恐怖の闇に。」
        SFもしくはホラーですね。

        「こうして人間は死にむかう。こうして生命はゼロ・アワーへむかう」
        人生と死とをみつめる科学的哲学的作品ですか。

        「おまえ自身が、その絵なんだよ。…(中略)…あんたの両親は、キャンバス作ってくれたの。そのキャンバスに、二十年かかって、あんたが絵を描いたの」
        やはりラブストーリーだったのですね!

        以上、レビューでした!

        …としてしまってもいいのだけれど、語りたいので語ります。
        新井素子は高校生時代の私にとって、羨望の的でした。
        だって高校生でSF作家デビューしてあっという間にメジャー作家になり、星新一氏やら吾妻ひでお氏らのご寵愛を受け、書く本みんなベストセラーになって、ほぼアイドル的存在だったのですから。

        その昔仕方なく読んでみたのがこの本(私のもっているのは角川文庫でさべあのまさんのイラストの表紙のほうです)
        あまりに昔のことゆえ、本編、まったく記憶にありませんでした。
        新鮮でした。

        読んだのがこの1冊で後に続かなかったのは「これ、SF?」と思ったから。という記憶だけがあります。
        ただ内容が悪いと思ったわけでもなかった。

        再読し、悪くないどころじゃない、すごい小説かもしれない。
        これを20歳で書いてしまったということを無視してもなお十分。
        SFではない、と感じたといいましたが、狂気と正気、非日常と日常の薄皮をはぐというスタンスはまさにSFでした。
        しかも当時のSF御三家、星、筒井、小松の3氏のすべての要素を吸収しているかのような、ぐちゃぐちゃだけれども中身の濃い小説ではありませんか。

        死ななきゃいけない人間。では何のために生きるのか。死んだらどうなるのか?
        こんなこと、若いときこそ必死に考えましたよ。
        隕石で地球が滅びるってのも、ノストラダムスで流行ったっけ。
        私の中学生のころって「滅亡」がブームだったわ。

        でもそれをここまでつきつめて、問いかけて、真っ正直に等身大に描こうとした若者はいなかったかもしれない。

        そして彼女はちゃんと答えまで出している。

        もし地球があと数日で確実に滅亡するとしたら、あなたは何を望みますか?

        それはもちろん、もっとも愛する人と一緒に最後の時を迎えることでしょう。
        もしそんな人がいれば。
        いればその人は幸せですね。

        「ひとめあなたに...」は20歳の美大生の圭子が恋人の郎に逢うために練馬から鎌倉へと向かう旅を描きます。
        「旅」って笑いましたね?
        地球滅亡なのに電車が動きますか?仕事します?しませんよね?
        街中は暴徒にあふれ、人々は正気を失います。
        心は千路に乱れつつも死ぬ前に彼に逢わなくては。の一心で鎌倉を目指す圭子。
        道々でであったホラーな女たちの衝撃のエピソードをはさみつつ、(ここらが筒井っぽいです)
        でもそれは絶望への道ではない。

        はじまったことは終わらなければならない。
        終わらなければ次が始まらないから。

        一瞬の光るかけらでもいい、無になるのではないと思いたい。
        同感です。

        こんなこと書けちゃうんだ…。やっぱ、羨望の相手だな。新井素子は。


        彼女をラノベの始祖みたいに評価するのは間違いです。
        ラノベの始祖は赤川次郎でしょう。
        新井素子は破壊者です。
        ラノベとはその危険性と重さが違います。
        星さんにはそれがわかっていたのか。すごい人だな。彼は。

        (蛇足ですが「お宅」のこと)
        読み始めて本を取り落しそうになったのは、20代の男女が相手を「お宅」と読んでいることに驚いたから。
        時代が遠すぎて衝撃でした。化石のようだ。
        確かに私たちは中高生のころ「お宅」を使っていました。
        サブカルチャーやアートに興味のある若者にとって、「お宅」はジェンダーフリーな言葉でした。
        言っておきますが、TVで流布され、「マニア」を十把一絡げで「オタク」と呼ぶようになった時
        「お宅」は死語になったのですよ。
        「お宅」は「オタク」でも「おたく」でもないのです。
        男女の別を越え、相手を対等視しつつ理性的関係を意識したときに呼ぶ二人称代名詞だったのです。
        事実、新井素子は「お宅」「あんた」「おまえ」を絶妙に使い分けしています。
        同じ二人の間の会話中でも、この3つの言葉には親密さと上下関係と男女の別が存在します。
        男が女に「おまえ」という時の心理とは男性目線です。
        圭子を「女」として性的対象もしくは保護的立場に立った時に発せられます。
        はっきり「お宅」「あんた」とは差別化されているのがわかるでしょう。
        どうか「『お宅』なんて呼んでる。げ。キモイ。受け付けない」なんて言わずに、この関係性を読み取ってみてください。

        なるほどこの小説はラブストーリーなんだね。
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        2018/04/20 by 月うさぎ

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      SF JACK
      カテゴリー:小説、物語
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      • 新井さん上田さん目当てで購入。12人の作家のうち初読みは4人。
        いやぁ〜どの作品もいいですね!
        近未来物、皮肉きいた物いろんなのがあり楽しめます。
        ちょっと苦手なの2作品ありましたがそれもいいです。
        こんな豪華な本をだしてくれて感謝!
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        2015/09/27 by 降りる人

    • 2人が本棚登録しています
      もとちゃんの痛い話
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      • 痛い・・・
        左胸の〇〇の闘病記と虫歯の話の2本立てエッセイ。
        再発を繰り返すのは嫌ですね・・・
        読んでて痛いんだけど面白いからページをめくる手がとまらないw
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        2015/11/18 by 降りる人

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      チグリスとユーフラテス
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 遠い未来。惑星ナインへ移住した人類は、人工子宮を活用し、世界に繁栄をもたらした。
        だが、やがてなんらかの要因で生殖能力を欠く者が増加し、ついに“最後の子供”ルナが誕生してしまう。
        滅びゆく惑星にひとり取り残されたルナは、コールド・スリープについていた人々を順に起こし始める。
        時を越え目覚めた者たちによって語られる、惑星ナインの逆さ年代記。
        第二十回日本SF大賞受賞作
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        2013/12/17 by books

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      チグリスとユーフラテス
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 【読了日不明】

        <最後の子供>ルナは、ついに<ナインの創始者>レイディ・アカリのコールド・スリープを解いてしまう。
        四世紀にわたる眠りから覚めた彼女に、ルナは問う。最後の子供になると知りながら、なぜ母親は自分を生んだのかと。
        だが、覚醒したアカリがとった行動は、思いもよらないものだった…。
        生の意味を問い直し、絶望の向こうに確かな希望を見出す、感動の超大作。
        >> 続きを読む

        2013/12/17 by books

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      もいちどあなたにあいたいな
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 4人の登場人物のそれぞれの視点で、物語が進んで行きます。
        最初は、だらだらとどんな物語なんだろう、って感じで最後まで読めるか不安だったんですが。。。。
        途中から、ん?こんな物語なのか!なにこれ、すごい。
        っていう感じになって、半分から最後は一気に読んでしまいました。
        あんまり書くとネタバレになりそうなので、これ以上書けませんw
        作者さんの発想がすごいなぁとおもう作品でした。
        >> 続きを読む

        2015/04/30 by ペンギン

      • コメント 2件
    • 2人が本棚登録しています
      イン・ザ・ヘブン
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • あっさりとしたSF短編作品集。軽く読むにはお手頃かな。

        2015/08/07 by うえしん

    • 1人が本棚登録しています
      くますけと一緒に
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 家庭環境に恵まれなかった少女が、両親の死をきっかけに、新しい家族と暮らすことになったハートウォーミングサイコホラー。

        私自身も初めて書く言葉ですが、ハートウォーミングサイコホラーは・・・Hurt-warming Psycho Horror(痛々しく熱を持った精神的恐怖)というわけでもなく、普通にHeart-Warming Psycho Horror(心温まるサイコホラー)です。

        ・家庭環境によって、心に傷を持った少女が、新しい家族に心を開いていく心温まる物語。
        ・両親の死をきっかけに、少女を襲う心の葛藤、罪悪感、脅迫観念。
        ・少女を虐めた生徒を呪い病院送りにした挙句、問題のある両親をも呪い殺す純然たるホラー。

        ハートウォーミング+サイコ+ホラーな作品です。

        「親が子供を嫌う権利は、少なくとも子供が小さい時にはないのよ」「子供は親を嫌っていいの」と、当たり前すぎるけど、保身と偽善と傲慢さから「親は無条件に子供から愛され、尊敬されるもの」と思ってる大人には、中々言えないことを言ってのけたのはすばらしい。
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        2015/09/24 by ミコト・T

    • 1人が本棚登録しています
      グリーン・レクイエム
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 80年代初頭SFを児童書に再販したもの。
        好みが分かれる新井作品ですが、これは気張らずに読めます。
        ラストは悲しいですが。
        >> 続きを読む

        2018/01/23 by 嶋村史緒

    • 1人が本棚登録しています
      窓のあちら側
      カテゴリー:小説、物語
      いいね!
      • 新井素子さんの自選短編集。
        初収録3編あり。

        グリーン・レクイエムをこの本でようやく読みました。
        どの作品も系統が似ていますね。
        新井さんが苦手な方も読みやすいと思います。
        緑幻想を今度読もう〜
        >> 続きを読む

        2016/03/20 by 降りる人

    • 1人が本棚登録しています

【新井素子】(アライモトコ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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