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帚木蓬生

著者情報
著者名:帚木蓬生
ははきぎほうせい
ハハキギホウセイ
生年~没年:1947~

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      閉鎖病棟
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
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      • 映画の原作というので読んでみたら、なんと25年も前の作品だった。登場人物たちの過去、ささいな喜び、痛み、そして再生。感動するシーンもあったけど、一番印象に残ったのは「閉鎖」の意味。何が「閉鎖」しているのだろうと考えさせられた。映画は見ていないけど、優しさやヒューマニズムだけを描いているんだったら浅いと思う。 >> 続きを読む

        2020/01/30 by かんぞ~

    • 他2人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      臓器農場
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 帚木蓬生の「臓器農場」は新米看護婦が、就任した病院内で行なわれている陰謀を暴くという、ロビン・クックの「コーマ」を髣髴とさせる医学サスペンス小説だが、読み始めてすぐに物語の展開が容易に想像できてしまう。

        それでも、何かさらなる大仕掛けがあるに違いないと読み進めていくと、確かに別の仕掛けはあったものの、それは後半に出てくる侵入活劇や追跡活劇などのミステリー的な趣向にではなく、著者得意の医療倫理を根底とした、人道ドラマの演出に凝らされたものであった。

        とりわけ、ヒロインと二人の真摯な男---ケーブルカーの青年車掌と彼女を助けるやもめ医師との交情劇は、なかなか読ませるものがある。

        著者の前作「三たびの海峡」と同じく、ミステリー趣向をあくまで調味料的な枠内に留めたこの作品では、著者本来の狙いである人間ドラマをこそ味わうべき作品なのだろうと思う。

        >> 続きを読む

        2019/11/11 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      聖灰の暗号
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      •  本の紹介にもあるように、歴史学者がカトリックに異端とされた「カタリ派」を追う歴史ミステリである。タイトルやテーマから堅苦しい、難しいという印象を受けるかもしれない。しかし、エンタメ性が高く、とても楽しめた。歴史だけでなく、恋愛あり、陰謀あり、で飽きることなく話が進む。
         もちろん、歴史を軽く扱ってるわけではない。抑圧されたものの歴史、文字が書けない人々の歴史、というのは得てして、時の権力者によって書き換えられてしまうものである。この本はカトリックに抑圧された「カタリ派」の姿にスポットが当てられ(作中の大きなキーアイテムである古文は作者の創造だが、、)正義とは何か、歴史とは何か、ということを考えさせられる。
         歴史学はかじった私にとっては、ありえないと思う場面が多くあるが、、、歴史学者が持っている夢やロマンであるのは間違いない。
         教科書ではあまり取り扱われていない歴史にコミットすることもでき、楽しめるし、読者の視野が広がる本であろう。
        >> 続きを読む

        2015/04/23 by DOKUSHOMAN

      • コメント 2件
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