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宮本輝

著者情報
著者名:宮本輝
みやもとてる
ミヤモトテル
生年~没年:1947~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      錦繍
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 離婚した男女の偶然の出会いから始まる書簡を通したやり取りをそのまま小説とした作品。過去の過ちの話などから始まり、現在の状況、これからのことがそれぞれの視点で表現されていて、なかなか面白かった。 >> 続きを読む

        2017/10/04 by うえしん

    • 他1人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      星々の悲しみ
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 内容紹介-------------------------------------------------------
        喫茶店に掛けてあった絵を盗み出す予備校生たち、アルバイトで西瓜を売る高校生、蝶の標本をコレクションする散髪屋―。若さ故の熱気と闇に突き動かされながら、生きることの理由を求め続ける青年たち。永遠に変らぬ青春の美しさ、悲しさ、残酷さを、みごとな物語と透徹したまなざしで描く傑作短篇集。
        ---------------------------------------------------------------

        2015年の文春文庫青春フェアの限定カバーがとてもかっこよくて、普段なら読まないと思われる作家だが購入してしまった。
        かくたみほさんという方の写真が表紙になっている。

        長いこと積んでいたが、読んでよかった。

        昭和54~56年に小説誌で発表された短編集だが、ほとんど古臭いところがない。
        主人公はみな若者で、彼らの感性に違和感を覚えることもない。
        執筆当時、著者は32歳頃のはずだが、その当時の彼の感性は今にも通じるものがあるのだろう。

        「星々の悲しみ」を除けば、どれも劇的な出来事が起こるわけではない。
        しかしほとんどの短編に印象的な物があり、記憶に残る物語ばかりなのだ。
        それをもう一度見たいと感じた時に、何度も読み返す可能性のある本。

        「星々の悲しみ」☆☆☆☆
        図書館の雰囲気と、「星々の悲しみ」の絵が印象的。
        特に絵は文章で描写されているだけなのに、頭の中で情感たっぷりに想像できる。
        はじめは穏やかな絵を想像したはずなのに、物語の進行に伴ってだんだんと悲しさを帯びてくる。
        私にそれを表現できる画力があればと悔やむ。

        絵を盗むなんていう青春らしさもいい。


        「西瓜トラック」☆☆☆
        大した出来事ではないはずなのに、スイカと夏らしさが印象に残る。


        「北病棟」☆☆
        影絵が一つの道具となっているが、描写が少なくあまり活きていない。
        栗山さんと主人公の状況が対照的で、重苦しい雰囲気の中で主人公が浮いて見える。
        あまりのめりこめなかった。


        「火」☆☆
        マッチの火が印象的。
        古屋は何を思って火を見つめていたのだろうか。
        闇を感じる。


        「小旗」☆☆☆
        交通整理の小旗。
        一生懸命に交通整理をする青年を見て父の死を悔やむというのは、一見関連性がなくおかしいように思える。
        しかし、物語通りに主人公の心情を追っていくと、妙に納得できてしまう。
        自分でもよくわからない心の動きを感じさせられる。


        「蝶」☆☆☆☆
        怖い。とても怖い。
        ガード下にある理髪店には、無数の蝶の標本が飾られている。
        頭上を列車が通ると、振動によって蝶の羽が動いているように見える……。
        それしかないという表現で気味の悪さを描写している。
        この気味の悪さには美しさからくるものも含まれているのか、読んでいて自分でもよくわからない。
        物語の終わり方もいい。


        「不良馬場」☆☆
        印象に残るものがこの作品だけなかった。
        短編の並びが悪いと思う。
        この作品が最後のせいで、後味が悪い。
        >> 続きを読む

        2017/06/16 by ともひろ

    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      人間の幸福
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • あるマンションの隣にある家の主婦が殺された。
        白昼の殺人事件であるにもかかわらず、
        いっこうに犯人は捕まらない。
        敏幸は自分が警察から容疑者の疑いをかけられる、
        あるいはかけられているのではないかと疑心暗鬼になり始める。
        マンションに住む他の住人達もそれは同じである。

        警察の事情聴取、任意の取り調べで
        個人個人がそれぞれに持っていた
        小さな秘め事から大きな嘘や裏切りまで
        少ししずつさらけ出されていく。
        誰も知らなければ、誰も傷つかずに済んだ様な事までも。

        人間が人間であるならば誰でも一つや二つは隠し持っている秘密がある。
        私にはもう少しある(笑)

        登場人物のそれぞれがそれぞれの秘密に絡みあい、
        何とはなく収集がつかなくなってきたかな・・・
        というところから一気にクライマックスへ向かう。

        読んでからのお楽しみであろうが
        私はなんとなく梯子を外された様な読後感だった。

        執筆時の終盤に神戸の震災があったとあとがきに書かれていたが、
        そのあたりの精神的な動揺もあったのでは?と、思う。

        ただひとつ、忠告しておく。
        出来れば、秘密は少ないほうがいい(笑)
        >> 続きを読む

        2014/01/20 by <しおつ>

      • コメント 10件
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      彗星物語
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • かつて”木犀屋敷”と呼ばれた時期もあったくらい敷地の広かった城田家。敦子の夫である晋太郎の事業の倒産で、敷地の3分の2を売って負債の返済に充てたため、残りの敷地に母家を2階建てにして住んでいた。舅の福造、夫の晋太郎、妻の敦子と4人の子供たち、夫の浮気が原因で離婚した晋太郎の妹でめぐみとその子供4人、そしてアメリカンビーグルのフック。さらにハンガリーからの留学生を受け入れることになり、13人と一匹の大所帯となった。舅の福造と自分が犬だとは思っていないふしのある犬のフックとの座る場所争いや、家計が苦しくて自分が大学をあきらめたのに、学費から生活費まで面倒を見て3年間も、留学生を引き受けることになったのは、どういう事なのかと不満を募らせる次女など、どこにでもありそうな日常の風景の中、些細な揉め事は日々おこり、そのたびに、争いの嫌いなフックが「ケンカせんといて・・。」とでもいう様に吠える。でもいくら吠えてもフックにも止められない家族の揉め事もあり、ある出来事をきっかけに長男と長女が家を出て一人暮らしをすることになる。

        親も精一杯生きていて、完璧じゃないし、子供だって毎日が大変で親の悪い所だけに目が行く時期があり、売り言葉に買い言葉でもめてしまう。何処にでもある事なのだけれど、両方の気持ちがわかるだけに
        どちらにも、そうなんだよなぁ~と共感してしまう。
        舅の福造と息子の嫁である敦子の掛け合いは羨ましい感じがした。

        はたして・・この家族はどこに行きつくのか・・
        後半が楽しみです。
        >> 続きを読む

        2014/10/15 by ゆうゆう

      • コメント 3件
    • 2人が本棚登録しています
      彗星物語
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • ハンガリーからの留学生のボラージュが来てから丸2年たって、ボラージュのやり方と敦子たちのやり方や生活習慣の違いなどからお互いの相違が表面化し、些細な部分で諍いが増えたりしていた。そんな中、
        家を出ていた長男と長女も、いつの間にか戻ってきて一緒に住むようになり慌ただしい日常が戻りつつあった城田家であった。

        ”親が何を言おうが、子供は結局自分のしたいようにする。親の思い通りにはいかないものだ”

        と敦子が思ったところは、やはり親の立場からも子の立場からも同じようにそうだよなぁとわかる気がした。そして敦子が「なんだかこんなへんてこりんな子供たちを本当に自分が産んだのだろうか」と思うほどに子供たちがそれぞれに個性を見せ始めた頃、長女の真由美と次女の紀代美がボラージュの留学仲間と国際結婚することになり大慌てする。そして娘たちの国際結婚や、ボラージュの帰国で慌ただしく時間が過ぎ、やっと平穏を取り戻した矢先の城田家に突然悲しみが訪れる。

        文章の中に、生きとし生けるものはすべて<突如、彗星の如く>あらわれては消えていくという所があって、人との出会いは、この瞬間を大事に生きていかなければならないのだと思いました。
        敦子が子供たち舅と夫をへんてこりんな人間たちと思っているのと同じく、子供たちも敦子の事を少々変わった母親だと思っている事、犬のフックが一番嫌がるのは「犬」と呼ばれるという事、など家族だからこそ許しあえて許容できる事なのだと思いました。
        家族のこの時間は、ずっと続くようでいきなり断ち切られるものだと
        思い出しました。だから、今日をこの瞬間を大事に生きて行こうと思えました。
        この本のことは、槇原敬之さんが、インターネットラジオで言っていたので読んでみよう思いました。読んで良かった。最後は涙してしまいました。本との出会いに感謝します。
        >> 続きを読む

        2014/10/15 by ゆうゆう

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      二十歳の火影
      4.0
      いいね!
      • 「蛍川」で芥川賞を受賞された著者の自らの青春を綴った1冊です。特に、氏のお父様が亡くなられた時のことを書いた「雪とれんげ畑」や、貧乏な中でお母様に買ってもらった10冊の文庫本(古本)の思い出(ちなみにこの10冊が、文学の素晴らしさを強烈に印象づけたとのことです。)を綴った「青春の始まりの日」等、せつなく味わい深い多くのエッセーが凝縮された好著です。 >> 続きを読む

        2014/10/13 by toshi

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      骸骨ビルの庭
      カテゴリー:小説、物語
      2.0
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      • 戦争で孤児になった子供、棄てられた子供を無償で引き取って育ててくれた恩人が亡くなった。それは無償の愛だったのだと思う。貧しい時代をたくましく生きて今、ビルから立ち退かせる仕事を命ぜられた主人公が数十年後の彼らと接する中でその絆を確信していく。
        温かく切ない前半(上)でした。※子供にはちょっと読ませられないかな
        >> 続きを読む

        2015/12/21 by がーでぶー

    • 4人が本棚登録しています
      骸骨ビルの庭
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 阿部轍正、茂木泰造の想いが明らかになっていく。
        なんて素晴らしいんだ、この無償の愛は。グッときます。
        人の生き方ってこういうものなんだよと教えてくれた気がします。
        それとこの著者の書く感情表現が好きです。
        >> 続きを読む

        2016/01/03 by がーでぶー

    • 3人が本棚登録しています
      幻の光
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      •  「蛍川」で芥川賞を受賞した氏の表題作を含む短編集です。表題作(幻の光)については、愛する夫が理由も不明なまま突然自殺をすることで、苦悩する主人公の揺れ動く感情等がうまく描写されています。
         さすがに芥川賞作家の筆力には関心させられ、思わず目頭が熱くなる内容です。結局、自殺の原因は解らないまま終わるのですが、再婚し「人並みの穏やかな日々」を過ごす主人公に「良かったね」と声をかけたくなるようなラストです。
        >> 続きを読む

        2013/12/04 by toshi

      • コメント 4件
    • 5人が本棚登録しています
      ドナウの旅人
      カテゴリー:小説、物語
      2.0
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      • 退屈な本だったが、後半は面白かった。
        自分が東欧を何度か旅行していたので、景色を頭に浮かべて読めたことは楽しかった。 >> 続きを読む

        2016/01/17 by SYoYo

    • 7人が本棚登録しています
      地の星 流転の海第2部
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 流転の海の第2部です。

        大阪から故郷の宇和島に移った熊吾たち家族。
        ひとり息子の伸仁(のぶひと)も4歳になり、熊吾も54歳になっていた。妻と息子の健康のために移り住んだ故郷での生活が描かれています。
        自分では覚えていない幼い頃の喧嘩で、足を痛めそのことで40年たった今でも、熊吾の事を恨みつけ狙う幼馴染のやくざや小さな故郷で起きるいざこざの中で頼りにされまた裏切られ、何のために自分はここにいるのかと自問自答しながら生きる熊吾。

        妻と子供の健康のためにと移り住んだ故郷で暮らすうちに
        姑や村の人との付き合いや幼い頃に受けた環境からくる不安などがあったせいか、妻は、アルコールを隠れて飲むようになり、このままでは中毒になりかねないと思う熊吾は、大阪に戻る事を決意する。

        第一部から第二部を書き上げるまで8年の歳月を要したと作者の宮本輝さんは、あとがきに書いています。
        まだまだ続く熊吾たち家族のこれからがありそうです。
        >> 続きを読む

        2015/01/28 by ゆうゆう

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    • 6人が本棚登録しています
      天の夜曲 流転の海〈第4部〉 (新潮文庫)
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 流転の海 どんどん読めます!

        2016/06/12 by otae

    • 3人が本棚登録しています
      流転の海 第1部
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 松坂熊吾(まつざか くまご)は、15時間かかって岐阜から大阪駅に着いた。戦争が終わり、戦争で空爆を受けた大阪の街には闇市が立ち並んでいた。戦争前に熊吾の会社のビル松坂ビルのあたりにも、持ち主の熊吾に無断で数十軒のバラックが立ち並んでいた。

        日中戦争が始まる前まで、松坂ビルは、乗用車やトラックの車両とか
        ベアリングやフライホイルといった自動車部品を中国に輸出する事務所兼倉庫として活気を呈していたが戦争が始まると、いやおうなしに閉鎖せざる得なくなって家族と共に故郷の宇和島に疎開していたのだ。

        そして、熊吾自身も戦争に召集され怪我を追って戻されてきていた。

        50歳にして初めての子供である息子を抱くことのできた熊吾は、もう一度大阪で一旗あげようと思って動き出していた。

        第一部は、熊吾の生い立ちや妻との出会い、戦後の混乱の中で仕事を立ち上げようとした男たちの駆け引きと、妻の病気をきっかけにして、自分が今何をすべきかを考え伊予に移ることにした熊吾までが、淡々と描かれています。

        各自がいろんな過去と戦い、しあわせを求めて行こうとする姿と
        幸せであるがゆえに、過去でおきた不幸がまた起こるのではないかと
        不安に押しつぶされながら生きている姿が痛いほど共感した。

        まだまだ続いていくのでどう展開していくか楽しみです。
        >> 続きを読む

        2015/01/28 by ゆうゆう

      • コメント 1件
    • 4人が本棚登録しています
      天の夜曲
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 流転の海 第4部です。

        大阪での仕事を辞め富山でまた新たに事業を立ち上げようと
        富山に向かう熊吾一家。
        大阪では、熊吾の中華料理店が出した仕出し弁当による食中毒事件や
        いろんなトラブルに見舞われ、まだ車の中古部品の分野で
        まだ開拓されていない富山で、熊吾は一旗揚げようと思ったのだ。

        しかし、現実は厳しく思うように運ばなかった。
        なにをやっても、順調だった今までと違い、熊吾自身も
        還暦を迎えようとしていたし、またもや頼りにしていた社員から
        裏切られることにもなった。
        妻の房江の体調不良や新たな熊吾の愛人など
        上手くかみ合わなくなった歯車はどんどん壊れていくようだった。
        男は、こんな時も愛人にうつつを抜かすのかと呆れながらも
        今後、どう這い上がっていくのは興味がわきました。
        >> 続きを読む

        2015/02/25 by ゆうゆう

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    • 2人が本棚登録しています
      花の回廊 流転の海〈第5部〉
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 流転の海 第五部・・。

        富山から大阪に戻った松坂熊吾。
        だが、富山での新規の事業展開に失敗し
        手持ちの資金が不足する事態となったため、妻の房江も小料理屋で働く事になり、電気も水道もないビルに夜遅くまでひとりで置いておけないと、息子の伸仁は富山に残してきたのだったが、両親に逢いたいと食事もとらず泣いてばかりいる息子をやはり置いておくことは出来ず、妹のヨネの所に置いてもらうために大阪に呼び寄せた。

        第五部は、熊吾家族にとって今まで生きてきた中で一番の窮地という事態。でも何事においても前向きな熊吾は、新規事業を立ち上げる為に奮闘します。伸仁も11歳になりました。

        第五部まで読んで、熊吾は、クレイジーケンバンドの横山剣さんのような風貌なのではないかと思うようになりました。
        なんとなくTVで見ていてそう思いました。

        本当に、熊吾は、こんなにも、前向きな人がいるのだろうかと思います。
        一緒に暮らすのは大変だと思いますが、房江さんだからこそ
        うまくやって行けるのだと思います。
        この二人の子供だからこそ伸仁は、面白い子供に育っているのでしょう。これからどんな大人になっていくのか楽しみです

        >> 続きを読む

        2015/03/10 by ゆうゆう

      • コメント 2件
    • 4人が本棚登録しています
      慈雨の音 流転の海 第6部
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 流転の海 第六部です

        今の天皇陛下が皇太子だった昭和34年、美智子皇后とのご成婚パレードがTV放送されTVの購入が増えた時代。
        松坂熊吾は60歳になり息子の伸仁も中学生になりました。
        伸仁は、おまえが受かるわけがないと担任の教師にバカにされた言葉を跳ね返し私立の中学に無事合格したのだった。
        熊吾家族が管理人として任されている駐車場経営も軌道に乗る中、
        なんとしても伸仁を健康的な体にしようと知り合いの内科医の元へ
        通わせることにしたのだが、健康保険の適用にならない治療法に金がかかり熊吾は、駐車場の管理人の仕事と並行していままで毛嫌いしていた車のエアブローカーの仕事でお金を賄うしかないようになります。

        親しくしていた人や大事な人との別れがあるなか、世の中も東京オリンピックの開催や北朝鮮へ帰還する人々など慌ただしく動いていきます。60歳になり持病の糖尿病の悪化や伸仁の成長とこれからの生き方を考える熊吾にとっても正念場に差し掛かって来たようです。

        >> 続きを読む

        2015/04/15 by ゆうゆう

      • コメント 1件
    • 4人が本棚登録しています
      にぎやかな天地
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 「勇気は、自分の中から力ずくで、えいや!っと引きずり出す以外には、出ようがないねん。勇気を出そうと決めて、なにくそ、と自分に言い聞かせて、無理矢理、自分の心の中から絞り出したら、どんなに弱い人間の中からでも、勇気は出てくるねん」

        「そやけど、そうやって必死で自分のなかから引きずり出した勇気っていうのは、その人が求めてなかった別のものも一緒につれて来るそうやねん」「その人のなかに眠ってた思いも寄らん凄い知恵と・・・」「もうひとつは、この世の中のいろんなことを大きく思いやる心。このふたつが、自然について来るそうやねん」

        Takapuna library
        >> 続きを読む

        2012/01/28 by sayakat

    • 2人が本棚登録しています
      にぎやかな天地
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • Takapuna library

        2012/01/28 by sayakat

    • 2人が本棚登録しています
      胸の香り
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 宮本輝という人は、人間の心の中にある感情・・・やるせなさとか悲しさあるいは煩わしさややり場のない苛立ち、そんな生まれては消え、消えては現れるまとまりのつかない感情を言葉を選りすぐりながら小説に仕立て上げる名人だ。
        言葉は思考と想像を促すものだと思うが、彼の言葉は平易で簡潔であり、心の中へすっと入り込み心を揺さ振り始める。だから、どの作品も忘れられない一編に成り得るのだと思う。
        >> 続きを読む

        2012/11/09 by <しおつ>

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    • 4人が本棚登録しています
      泥の河・蛍川・道頓堀川 川三部作
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 『泥の河 螢川 道頓堀川』(宮本輝) <ちくま文庫> 読了です。

        「泥の河」は子供の頃映画で観てトラウマになってしまった作品です。
        読むのに勇気が要りましたが、こんなにいい作品だったとは!
        子供の視点と大人の視点がうまく入り混じり、何とも言えない心地よい悲哀を感じることができる作品でした。
        思い切って読んでみて、本当に良かったと思います。

        「螢川」は中学三年生の青春を描いた作品です。
        私にはそれほど響かず、この三作の中ではちょっと残念に思われる作品でした。
        多感な時期を描いたにしては、少し踏み込みが甘いような気がします。
        しかし、読む時期によって大きく感想が異なるような気もします。
        いつか再読してみたいです。

        「道頓堀川」は、様々な人の、様々な生き方を描いた作品と言えると思います。
        これは三作の中では抜群の作品だと思いました。
        まだまだ読むべき本はあるんだなあ、と、深く実感しながら読み進めていました。
        人生の岐路に立ち、どのように身を処すべきか迷っている方にはぜひ読んでいただきたい作品です。

        ただ、宮本輝の作品は、すごく引き込まれる部分とほとんど響いてこない部分の差が大きい感じがします。
        正直、文章も「すごく上手い!」というわけではないように思います。
        今後も読んでいくかどうか、かなり迷う作家です。
        >> 続きを読む

        2015/10/07 by IKUNO

      • コメント 4件
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【宮本輝】(ミヤモトテル) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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