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村上春樹

著者情報
著者名:村上春樹
むらかみはるき
ムラカミハルキ
生年~没年:1949~

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このランキングは1日1回更新されます。
      色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 = Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね! double kawahara momomeiai Luna
      • 村上春樹を読んでみたいなと思ったので図書館で選びました
        比較的薄かったのときれいな表紙だったのでこれにしました
        難しいかなと思ったけどすごく読みやすかったです
        よくわからないところがいっぱいあったのにすらすら読めたので文章が上手なんだなと思いました
        もう一周しようと思います
        >> 続きを読む

        2017/07/26 by Utauki

    • 他20人がレビュー登録、 77人が本棚登録しています
      風の歌を聴け
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • エッセイを除けば、村上春樹さんの本を読むのはこれが初めて。

        映画「ノルウェイの森」が個人的にはすごく苦手で、原作も読みたくない、というのが本音。そしてハルキストという存在もよく分からないけど自分の中で村上春樹を遠ざけるひとつの要因だった。

        まぁそんな前置きは一旦取り払おうかな、と思い本を開いたら、一行目から面白かった。

        ストーリーも分かりやすいうえに、これは何回か読めばまた印象や理解が変わるだろうな、という不思議な文章。
        こういう本は今までにあまりなかったな。

        本書で印象に残った文章。


        「鼠の小説には優れた点が二つある。まずセックス・シーンの無いことと、それから一人も人が死なないことだ。放って置いても人は死ぬし、女と寝る。そういうものだ。」


        そうそう。個人的に、小説にはその二つは必要な事でなければ要らない、もしくは描写がいらないと思ってたんだよなー。

        と思っていたら本書にはどちらも出てくるという…。

        うーん。作者の手のひらで踊らされているようだ。

        こんな薄い本で色んな発見があった。
        またいつか、何度か、再読してみたいな。
        >> 続きを読む

        2018/03/05 by 豚の確認

    • 他15人がレビュー登録、 69人が本棚登録しています
      ノルウェイの森
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね! tadahiko
      • 初村上作品
        なんて騒々しい話だろう。普段意識しない音にとても意識がいった。
        ノルウェイの森など背後に流れていた曲だけでなく、喫茶店の周りの話し声、物音
        普段日常は描写しても、音を感じることはない。
        彼が全てのものを受け止め(理解するという意味でなく、身体に侵入するような)咀嚼する
        理解する、しないよりも全ての事象をまず受ける。
        彼の受動的身体を通してみる読者は
        普段意識することのない日常の音を感じるようになったのではないかと思う。
        >> 続きを読む

        2018/01/31 by kotori

    • 他11人がレビュー登録、 93人が本棚登録しています
      海辺のカフカ(上) 新潮文庫
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! tadahiko 2kzzz
      • 人が生き、悩み、進み、立ち止まる
        個々の人間がそれぞれに思い、交錯する。
        その中にふと否現実的なことがある。
        それは否現実と言い難く、空想の産物でもない。
        悩む人には、それはもう1人の自分
        求めるものには、神のような存在。
        世界は求め、求められ、必要で、立ち止まりながら廻る
        そんな摂理を読んだような気がした。
        >> 続きを読む

        2018/04/18 by kotori

    • 他10人がレビュー登録、 77人が本棚登録しています
      世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
      カテゴリー:小説、物語
      4.8
      いいね! tadahiko chao caramel
      •  村上春樹の作品の中で断然好きな作品となった。まだせいぜい4冊程度しかよんでいないが、それらがリアルの生活を描いているのもあってか、「世界の終わり」の物語は不思議な感覚で読んでいたが、巧みなレトリックにその世界にさえリアリズムさえ感じてしまった。相変わらず、その内容の批評性を一度で理解することはできないが、その世界観、例えば出てくる音楽なんかは私好みものでとても良かった。最初に読み終えて感じたのは、東浩紀がtwitterか何かで言っていた、この作品がセカイ系の走りであるということである。この物語はとても狭い世界で完結する。「世界の終わり」の物語は物理的に狭い世界で、「ハードボイルド・ワンダーランド」では主人公の移動範囲のみだ。物語の核となるであろう「組織」なんかはとても規模の大きい設定であるにも関わらず、その全貌は明らかにならず物語は終結する。物語は、彼(とその周りの女性数人)だけで幕を閉じる。それは、手の届く範囲で世界が終わるという「セカイ系」の本質ともいえる。ただ、それは我々の知るセカイ系とは異なり、爽やかさの残るものではなかったかもしれない。むしろ、主人公たちの決断とは裏腹に、我々にとっては不安の残るものであった。しかし、それが村上春樹らしさなのかもしれない。必ずしも正解を出さないその文章が、多くの人を惹きつけるのかもしれない。この一冊が「ムラカミワールドの出発点」と言われる所以の片りんに触れられた気がする。 >> 続きを読む

        2017/07/06 by shinshi

      • コメント 3件
    • 他10人がレビュー登録、 51人が本棚登録しています
      ティファニーで朝食を
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! Minnie
      • 自由奔放にしているようで、彼女のまっすぐなプライドが痛いほどに伝わる。
        環境は違えど、地方から出てきたころの自分とリンク。
        結婚指輪をティファニーに決めたのは間違いなくこの作品の影響。
        >> 続きを読む

        2016/06/13 by one

    • 他10人がレビュー登録、 33人が本棚登録しています
      1973年のピンボール
      カテゴリー:小説、物語
      3.1
      いいね!
      • 70年代の青春ですね、正に。
        この時代を生きた人は懐かしさでいっぱいになり、この時代を知らない人も、その当時の風を感じ、思いを巡らせることが出来ます。

        この小説にはコーヒーを飲むシーンがたくさん出てくるけど、この小説はコーヒーを飲みながらまったりと読むのが堪らなく良い。

        それにしても、村上さんはピンボールに詳しいなぁ。
        僕にとって、ピンボールというとゲームセンターの端っこでひっそりと佇んでいた覚えしかないなぁ。たまに気が向いたときにやってみるんだけど、すぐ終わってしまったり。必ずとなりにジュークBOXがあったなぁ。

        それにしても双子がかわいいなぁ、とてつもなく。
        「配電盤がお母さん犬で電話回線が子犬」という工事士の例えに、「素敵ね」と言う双子。そのあとその壊れた配電盤の"お葬式"に行くのがまたかわいい。
        最後にこの双子は遠くに行ってしまうけど、もしかしてこの2人は人間ではなく妖精だったのでは、と思ったりする。
        もしくはかわいい座敷童子。

        あ、鼠のこと書くの忘れてた・・・。
        >> 続きを読む

        2017/11/14 by Reo-1971

      • コメント 1件
    • 他8人がレビュー登録、 38人が本棚登録しています
      グレート・ギャツビー
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      • 訳者のあとがきが一番印象的でどれだけこの作品に村上春樹の思い入れがあるか伝わってきた。
        作品自体は、何となく平らな印象が残って良さがよく分からなかった。
        多分訳者のように原文で何度も読み返すと魅力が伝わってくるんじゃないかと思う。
        自分には無理だけど。
        >> 続きを読む

        2017/11/11 by キトー戦士

    • 他8人がレビュー登録、 31人が本棚登録しています
      羊をめぐる冒険
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 鼠3部作の3作目です。

        鼠からの手紙から作品は始まります。
        どうやら鼠は青森→北海道と転々としているようです。
        "私"は妻と離婚し、そして耳の美しい新しい彼女が出来ます。ある宣材写真で見かけた"耳"が気になって、その"耳"の人を探してやっと見つけたのが彼女です。

        ところで、ある日私を訪ねてくる男がいました。
        そのいかめしい男は私が広告製作に使った写真に写る"背中に星模様の羊"を探してくれといいます。「羊を探せないと君を社会的に抹殺する」みたいなことを言われ、私は仕方なく思い腰をあげてその羊を探すことにします。
        仕事をやめ彼女と北海道に旅に出ます。
        上巻はここで終わりです。

        妻と離婚し、羊を探すため仕事もやめてしまった私ですが、すべての事から解放され、これから羊を探すひろい草原のような空間、つまり希望がみえるようなそんな感じがします。

        下巻ではどんな展開になるのか、楽しみです。

        それにしても依頼人の運転手はいいキャラです。私と彼女との3人でのやりとりが面白いです。その一節。

        "「じゃあたとえばサウジアラビアで作られた車にはアラーが入り込んでいるわけだね」「サウジアラビアでは車は生産されておりません」「本当に?」と僕。「本当です」「じゃあアメリカで作られてサウジアラビアに輸出されて車にはどんな神様が入っているのかしら?」とガールフレンドか訊ねた。むずかしい問題だった。"

        運転手、私の猫に"いわし"なんて名前をつけたりもして。
        >> 続きを読む

        2017/12/05 by Reo-1971

    • 他7人がレビュー登録、 40人が本棚登録しています
      蛍・納屋を焼く・その他の短編
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • ゴールデンウィークに読もうと思って何冊か買ったうちの一つ。
        村上春樹ってやっぱり読みやすい。落ち込んでいる時に読みたくなる。文章が易しいから、すんなり読める。ただし深読みをしなければ……。
        村上春樹の長編の中でも、ノルウェイの森はかなり苦手で、何度かトライしたものの、結局上巻までしか読めた試しがない(話は変わるが、映画版のノルウェイの森はすごく良いと思ったけど、ずいぶん評価低いんだけれど。村上春樹本人も出演している、バーテンダー役で)。そんなノルウェイの森の下敷きになった作品「蛍」。これは当然分量が少ないからと言うのが第一要因だけど、すごく面白く読めた。
        1人の女性のとても細やかな心の機微な書かれていて、それを分かって上げれなかった、男の悲哀というか。結局、ひとりぼっちになった時に誰でも思ってしまう、「あの時こうしていれば」の気持ちの液体にヒタヒタされたような気分。


        一番面白かったのは「納屋を焼く」。
        非常にホラーテイストで、何だか最近のデビッド・フィンチャーの映画を観ているような読み心地(ゴーンガール、ハウスオブカード……何も起こっていなくても不穏な雰囲気)。
        後味が悪いこと悪いこと。村上春樹本人も語るようにエラく暗い。物語のトーンやテンションは全く違うけど、オチの落とし方は、翌年発表の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の様などうしようもなさ、不条理さ。この頃の村上春樹のムードがそうだったんだろうな、


        こう一つずつ書いていっても、何の意味もないから、最後に纏めてしまうと、全編非常にスリリングで(村上春樹の短編には異常にゆるいのも存在するが、今作は全部が暗いんだ)、ドラマチックな作品が続く。
        結局、村上春樹が好きなら、間違いないという、至極当たり前の感想に至る……。


        余談になるけど、単行本の表紙に手書きで書かれた「蛍・納屋を焼く その他の短編」の題字について、安西水丸の画集に書かれていたエピソードが面白いので、是非一読して頂きたい。
        >> 続きを読む

        2017/05/05 by れのお

    • 他7人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      1Q84 BOOK 1 <4月-6月>前編-新潮文庫
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 『1Q84』(村上春樹) <新潮文庫> 読了です。

        まず初めに、章名について。

        例えば、「BOOK1 前編」の第1章は目次では次のように書かれています。
        ----------
        第1章(青豆)見かけにだまされないように
        ----------

        さて、章名は
        「(青豆)見かけにだまされないように」
        でしょうか、
        「(青豆)」
        でしょうか、
        「見かけにだまされないように」
        でしょうか。

        実は、新潮文庫では左ページの上部に章名が書かれます。
        つまり、章名は
        「(青豆)」
        なんです。
        そのように見ると、『1Q84』という作品は「(青豆)」と「(天吾)」を交互に並べられて作られていることになります。
        その構造はこの作品を実にうまく表現していると思います。
        そして、その構造を知っておくと、「BOOK3」で驚くものを眼にするでしょう。

        「見かけにだまされないように」というのは副章名ということになります。
        村上春樹は、タイトルと書き出しだけ決めて作品を書き始める、と聞いたことがありますが、もしかするとこの作品では、章についてもそうかもしれませんね。
        なかなか難しい作業ですしおそらくは違うとは思いますが、そんなことを想像しながら読んでみるのもなかなか楽しいです。

        作品を読んでいると、社会的な問題について書かれていることに驚きました。
        これまでの村上作品では、あくまでも個人的な問題を書いてきたので。
        そのため、最初は実験的な作品なのかな、と思いました。

        しかし読み進めていくにつれ、だんだん個人的なものへと扱う問題が移っていきます。
        村上春樹の実際の意図はわかりませんが、最初は社会的なものを扱おうとしたけれど、筆を進めていくと、やはり興味は個人の中にあった、という風に読めました。
        作品全体として前半と後半の間にちぐはぐな印象を受けるのは、新しい分野を開拓しようとしたけれどうまくいかなかった、あるいは書きたいものはそこにはなかった、ということを表しているように思えました。

        それでも、二人の問題を同時に扱おうとしたのは新しい手法だと思います。
        私はそこは成功していると思ったのですが、いかがでしょうか。

        「ヘックラー&コッホ HK4」が登場してから急に物語がぐっと引き締まり、面白くなった感じがします。
        まさに、確かな手ごたえが感じられる、といったところでしょうか。

        小学生のころに初恋を経験した方にはたまらない作品だと思います。
        恥ずかしながら私も、たびたび小学一年生のときのことが頭に浮かび、何とも言えないせつない気持ちに襲われました。
        >> 続きを読む

        2017/07/16 by IKUNO

    • 他7人がレビュー登録、 46人が本棚登録しています
      カンガルー日和
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • 「100%の女の子」と「鏡」はすごく良かった。特に前者は1Q84の元ネタということでなるほどなあって感じだし、なんだかとても好き。

        でもそれ以外はちょっと初期の村上春樹色が強すぎて、フフッと笑いながら読んだけどどうもなあ・・・って感じ。

        「形而上学的な足の裏」とか、自分が村上春樹さんの信者だったとしてもついていけない所も多い。 やれやれ。笑
        >> 続きを読む

        2018/01/01 by lafie

    • 他6人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      ダンス・ダンス・ダンス
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • 少しずつでも歩み続けることが大切でそうしたら違った世界も開けてくるんだなと、それは当たり前のことのようだけど大事なことだと再確認できました。 >> 続きを読む

        2017/10/27 by ユート

    • 他6人がレビュー登録、 32人が本棚登録しています
      1Q84(イチ・キュウ・ハチ・ヨン) <4月-6月>
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! tadahiko
      • この世界のシステムがどこかで狂い始めている。
        1Q84年‐私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう。

        おもしろい!
        春樹さんの世界観と個性的な登場人物がどうなるのか、先の展開がとにかく気になって。
        はやる心を抑えながら読み進めていきました。
        章タイトルもすごく良いです。タイトルを読むことも楽しみの一つでした。

        スポーツインストラクターであると同時に、老婦人から暗殺者としての仕事を依頼される青豆。
        葛藤しながらも女子高生ふかえりが書いた「空気さなぎ」に心惹かれ、この物語のリライトを行う天吾。
        2人のパートが交互に展開される構成となっています。
        どこか違和感を感じる不思議な世界観。
        元はただの農業コミューンであったはずの『さきがけ』が、閉鎖的な宗教団体となったのは。
        一つ一つが紐づき、徐々に謎が明かされていきます。

        青豆も天吾も、幼い時の経験が辛いですね。
        NHK受信料集金を父とまわった後の料理は、読んでいる私も口の中がザラつくようでした。
        自分の仕事に子供をまきこんで、恥じ入る気持ちはわかなかったのでしょうか。
        それとも天吾の出生に秘密がありそうなので、そのあたりに複雑な感情を絡めているのでしょうか。

        BOOK1を読了し、すぐに2を読み始めました。
        ふかえりの行方、リトル・ピープルとは何か、早くすべての秘密を解きたい!
        >> 続きを読む

        2017/05/28 by あすか

      • コメント 2件
    • 他6人がレビュー登録、 65人が本棚登録しています
      おおきな木
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.1
      いいね! purpleeo
      • --その木は
         ひとりの少年の
         ことが
         だいすきでした。--


        年末、子どもにプレゼントする絵本を探した本屋さんで再会した一冊です。
        小さい頃とても好きだった絵本。
        今は村上春樹の訳で評判になってるんですね。
        絵が、懐かしく嬉しい。


        老いた少年が切り株に腰をおろす最後のシーン。心から素晴らしいと感じます。

        何もかもを木から持って行ってしまう我が儘な少年、
        何もかもを少年に与えてしまう過保護な木、

        でも、そんな二人だからこそ、木は切り株になれて、少年は人生に疲れて帰ってきて、最後を共にできる結末。

        もし木が少年を厳しくたしなめて何も渡さなかったら、少年が腰を下ろす切り株はできていませんし、何より、人生に挫折した少年が最後に帰ってくる場所にならなかったと思います。

        もし少年がお利口さんで優しい性格だったら木は綺麗な大樹のままですが、そんな良い子なら、人生も上手に渡り歩き、孤独と挫折の最後に至ってないように思います。

        少年が木から何もかもを強欲に持って行ったのは勿論「望ましく」ないのだと思います。
        少年に何もかもを無批判に与えた木も、「望ましく」ないのだと思います。
        それでも、そんな二つのマイナスのかけ算だからこそ辿り得た一つの幸せの形。
        望ましくは無かったかもしれないけれど、間違っては無かったんだ、という嬉しさ。
        とても素敵なハッピーエンドと感じます。


        親になり、子どもにどう接するかを思う日々の中で、この作品もまた深く参考になります。
        何歳になっても、ゆっくり子どもの話を聴いてあげられる親でありたいと、改めて感じました。
        >> 続きを読む

        2018/01/06 by フッフール

    • 他6人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      国境の南、太陽の西
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      •  前半の、主人公の少年時代から、結婚にかけてを読んでいる時は、久々に自分の感性に合う小説を見つけたと驚いた。しかしながら、読後感はあまり良いものにはならなかった。
         これには、いろいろな理由が考えられるだろう。例えば、後半の「中間」や「存在」といった哲学的とも言える難解な話題の応酬に疲れてしまった等だ。しかしながら、最も自分にとって前半、後半を分ける隔たりとなったのは、後半、つまり主人公が壮年となり、昔出会った少女の面影を追い続けるという感覚が理解できなかったからだと思う。自分はまだ20代である。誰かを愛したことはあるにせよ、それが後々まで続き、まだ見ぬ家庭さえかなぐり捨ててしまうという想像が全くつかなかったのだ。これは、この本の評価というよりは、自分自身の読書における限界についてだが、そういったものがこの本を読んで、初めて自覚された。
         自分は決して、この本の前半にあるような思春期もそこそこの男女の恋愛模様を好き好んで読みたいわけではないが、かと言って、社会人の背徳的な関係を覗きたいわけでもないのだ。それこそ、この本には私のような、子供でもないが大人にもなりきれない人間にとっての、「中間」的な物語が描かれていなかったというのは、今だから思うことなのだろうか。また、少ししたら読み返したいと思う。
        >> 続きを読む

        2018/02/25 by shinshi

    • 他5人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      ノルウェイの森
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! tadahiko
      •  村上春樹の著作の中でも最も有名なものの一つ。主人公は最初から最後まで常に喪失を抱えて物語を歩んでいく。しかし、その道すがら、得ていくものも少なからずある。死というものが、生きることの一部であるなら、常に彼は死を内包しながら生と、形ある現実と対峙していたのだろう。
         余談だが、作中前半の彼と私は同い年である。自分もまた、何かを失った穴を埋めるかのように、何かを求めて生きていくことになるのだろうか…。
        >> 続きを読む

        2017/04/17 by shinshi

      • コメント 1件
    • 他5人がレビュー登録、 84人が本棚登録しています
      ねじまき鳥クロニクル
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • なんだこのおかしな話は!と思いつつも

        読み始めると気になって止まらない。

        主人公はやけにコーヒーを飲むし、

        レモンドロップが好きだなぁ。
        >> 続きを読む

        2016/08/07 by 閃光花火

    • 他5人がレビュー登録、 28人が本棚登録しています
      スプ-トニクの恋人
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 村上春樹の小説のイメージは何故かハッピーエンドになってない。この話も愛し合っている男女なのに絶対に結ばれない運命だ。最終的に相手が消えてしまう設定は愛を永遠なものにする方法なのかなと思ったりして。 >> 続きを読む

        2018/05/17 by miko

    • 他4人がレビュー登録、 38人が本棚登録しています
      ねじまき鳥クロニクル
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! cocodemer
      • やっと読み終えました。読み応えがあったなぁ。

        なんだかんだ言ってクミコさんを救おうとしてる、

        主人公が居たわけですが、なんとかして兄の呪縛から

        クミコさんを救おうとしてる意思に感服してしまった。

        あと、シナモンの万能さと、飲み込みの早さに惚れた。

        こういう続きがありそうな感じの物語、嫌いじゃないです。

        また、何年か経ったら読むかもしれない。
        >> 続きを読む

        2016/08/07 by 閃光花火

      • コメント 1件
    • 他4人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています

【村上春樹】(ムラカミハルキ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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