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登場人物が多くボリュームもあるので読書初心者には難しいイメージがあるかもしれません。しかし恋愛模様もさることながら源氏を取り巻く人々の人間ドラマも大きな魅力です。恋愛小説が苦手な方もヒューマンドラマドラマとして読むのも楽しいと思います。中国小説にも紅楼夢という貴公子と12人の少女の物語があるそうなのでそちらの方も読んでみたいと思います。 >> 続きを読む
2020/09/03 by koten
瀬戸内晴美 2作目読了。瀬戸内寂聴になる源は?という興味から、古い作品から読んでます。内容(不倫8年)については、若いころに読んでいたら全く理解できなかったなと思う。今の年代になったから、世間ではあるかもねくらいの理解で読めるようになった。自分は無理だけど。文章は巧みで読み応えがあり面白いので、他の題材で読んでみたい。 >> 続きを読む
2015/02/10 by 寺嶋文
超有名な「源氏物語」。プレイボーイのチャラ男、光源氏の恋愛小説でしょ、と全く興味なし。原文はもちろんマンガを読んだことも映画を見たこともなく接点ゼロで(高校でちょっとだけ習ったけど)きましたが、人間という物をちゃんとありのまま見ることも大事(フィクションだけど)、しかも千年も昔の小説って、、、と、読んでみることにしました。といっても、古文では無理なので瀬戸内寂聴さんの現代語訳で。・・・げ、よくみると10巻もある。とりあえず1巻。「桐壺」「帚木」「空蝉」「夕顔」「若紫」 恋愛物はホント苦手なんですが、寂聴さんの文章は読みやすいし、非常に美しい、、、、あれれ?面白いゾ。光源氏(1巻では17歳)は、「なんだこのボンボン、ほんまに女好きで困った奴、すぐ泣くし、めんどくさい」、、、て思うのですが。源氏の母親のこと、継母とのこと、女関係のこと、、、ドラマです。韓流?のようにドラマチック(よく知らんけど)何かに、これは源氏の”出家物語”と書いてありました。女遊び(全部本気らしい…!?理想の女性を求めるあまり人の奥さんと寝たり、人間違いしてもまあいいかと寝たり「空蝉」、「夕顔」は頓死するし、「若紫」なんて、幼女の人さらいじゃん、犯罪じゃん^^;)ばかりで、もっともっとと煩悩の強い源氏がどう変わっていくのか楽しみです。 >> 続きを読む
2016/11/30 by バカボン
悩み嘆き涙を流し・・・てばっかりです。そういう社会なんだから、そういう社会システムになってるならしゃあないと割り切ってさばさばと明るく暮らす、、、ということができないのが、お姫様といえど人間なんですね。光源氏も一人一人を見捨てるわけにいかない、と悩み嘆き涙を流・・・さなくても自分がやったことなんだから、経済援助してできるだけやさしくしてあげて、でも体はひとつだからごめんね・・・と割り切るなり、そもそも、手を広げるのをやめればいいのにねえ。でもやめられないのは、満たされない心(孤独、寂しさ)があるからなのでありましょう。それにしても、紫式部は光源氏を、それはそれは容姿もすばらしく才能もすばらしく、情けも深いすばらしく優しい方、と褒め称えすぎでは?。危ない恋をして後で苦労するのも、困った性格がお気の毒で・・・と、同情し持ち上げます。源氏の君の立場に立てばそりゃお気の毒。お姫様の立場に立っても、そりゃお気の毒です。でもさ~、あのさ~、やりようはあると思うんだよね~。まあ、源氏の君も自分の執着心を自覚して、そのうち出家したいとは思ってるみたいだけど。この時代はまだ、仏教が大事にされてたようなのでところどころに、輪廻とか因果とか前世の業とかでてくるけど、さすがに日本仏教なので?出家しても俗世の執着を切ることが出来ない出家僧ばかり。”病気を治すため”に出家、というのも??それじゃ出家の意味がない。出家は世俗的な体への執着をなくし、無執着になり一切の心の病気を治す、悟りに達するためのものだから。出家しても体の病気は治りませんからね。(そういう時代なのね)と、ついついツッコミをいれたくなるワタシも修行が足りない・・・?(もっと文学的に味わえ?慈悲の心で読みましょう^^;) >> 続きを読む
2016/12/04 by バカボン
相談に訪ねて来る人とのやりとり。話を聞いてもらうことで楽になるかもしれないが結局決めるのは自分。個人的に辛いことが有ったため、救いをもとめて手に取ったように思う。宗教者の応用の効かない説法でも聞かされるのではないかと邪推していたが、その点では良い意味で完全に裏切られた。瀬戸内氏は(宗教者としては決して褒められない意味で)人生経験が豊富で有り、またそれを隠そうとせず自然に振舞っている。このためアドバイスが時に非常に現実臭く、相談者の心の襞を突いているように思う。人間、いろいろな悩みは有るものだと再認識し、同時にこのような悩みを他人で有る瀬戸内氏に相談することの意味について再考した。最終的な受け皿として瀬戸内氏のような方が存在するのは意味が有り、決して否定する気は無いのだが、ここを頼る方々は、相談できる親族や親友などがいないのかもしれないと寂しい気持ちになった。結局決めるのは自分。これさえ揺らがなければ参考意見は多いほうが良いのかもしれない。 >> 続きを読む
2012/04/11 by ice
滅多に手にしない宗教の本。瀬戸内寂聴さんの、宗教というか、生き方を、悩み苦しんだときの心の慰めになればと、言葉短く書かれている。その中で、気になった言葉を・・・愛する人に別れたことのない幸せな人は、愛する人に別れた人に、やさしい手をさしのべることはできないでしょう。悲しみを知らない人は、人の悲しみがわからないからです。自己の孤独にどっぷりつかり、浮かび上がった人間にしか、真の人間的やさしさは生まれません。自分が孤独だと感じたことのない人は、人を愛せない。恋とは安らぐよりも、悩みたるがる気分のことではないでしょうか。愛というのは、人を喜ばせること、人のために尽くすことです。それには気持ちの先まわりをすること。愛とは、想像力です。そして、「自業自得」という、瀬戸内寂聴さん流のお題目でした。ことの起こりは全て我にありと、自分で選んだことには自分で責任をもつ。しばらく、「自業自得」、・・・・私もお題目に・・・・・・でおます。 >> 続きを読む
2013/08/18 by ごまめ
お坊さん(尼僧)の説法はためになる! 美容院で見た女性週刊誌に連載されてたのを読んだことがあったが、 これは母が借りたのを又借りして読んだ。 重みのあるお話ばかり。だけど明るく楽しく語ってくださってて心に素直に入ってくる。 やっぱり、寂聴さんの人柄もあるのかな。(何千人もの人が聞きに行くのが分かるような気がする) 小説もいいけど、こういう話もいい。 >> 続きを読む
2013/01/19 by バカボン
とても分かり易く、ていねいにユーモアも交えて書いてあって、いい本だと思った。仏教に興味がある人には入門書のような感じでいいかも。(あくまで日本流の仏教の解釈なので)戒名がどうとか、出家がどうとか、葬式の作法がどうとか気にしなくてもいいという話があったと思うが、全く同感。あくまで日本仏教。寂聴さんの人柄にも惹かれる。 >> 続きを読む
2013/01/18 by バカボン
【瀬戸内寂聴】(セトウチジャクチョウ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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