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ジェイクという犬が海と話し、川にに行き…。環境系の絵本である本作。海は、川に、川は湧き水に、湧き水はそれらを蓄える森林へ。普段は意識していないけども、ものすごく当たり前の自然サイクルについて考えるきっかけを頂きました。今、変わりつつある環境は今後どうなるのか、僕たちの宿題なのかもと思いながら、、、ジェイクが可愛く、読みやすかったです。 >> 続きを読む
2014/02/11 by taiitirou
すばらしい絵本だった。ぜひ多くの人に手にとって読んで欲しい。ガガーリンが、青い地球を見て、地上に戻ってきた後、町の人々がやってくるまでの間、ロバと話した事柄。もちろん、フィクションだけれど、とても考えさせられる、すばらしい内容だった。どうして地球は青かったのか。青い輝きの意味を知らなくてはならない。人間であればこそ、この青い輝きを見ることができ、心を響かせることができた。いまいちど、我々はそのことをよくよく考え直すべきなのだろう。 >> 続きを読む
2013/06/08 by atsushi
写真と見紛うようで有りながら、イラストでしか表現できない、あまりにも美しいイルカが印象的な本です。日本語と英語が対比できるようになっているのも素敵♪イルカ目線から人類と優しく語りかける感じに癒されます。絵本と言えば絵本ではありますが、幼児向けではないですね。絵を楽しむなら全年齢向けですが、文章を味わうなら、小学生から大人までかなって思います。心が洗われる感じ。是非体験してみて欲しいなぁ♪ >> 続きを読む
2013/07/23 by emi
大雪原を力いっぱい走る白いオオカミ。その姿と、すばらしい詩に、いのちの根源的な姿を教えられる気がした。素敵な絵本だった。 >> 続きを読む
2013/01/09 by atsushi
オレンジいろだって、たまごはたまご。オレンジいろだって、ペンギンはペンギン。このおはなしは、ジェイムズという ちょっぴりかわった ペンギンの この おはなしです。なんといっても葉祥明さんの絵の美しさには見惚れます。ためいきがでます。ペンギンの子のジェイムズ。かわいすぎです。彼の絵本はどれも素晴らしい絵本ばかりですが、この絵本は特にほのぼのあったかい気持ちになれます。ジェイムズは全身がオレンジ色で生まれてきましたが、おとうさん、おかあさんは 「ほかのこたちと かわりはない!」とたいせつに かわいがって そだてました。寓話といえる内容でもありお話しとしても完璧ですが、この絵本は、心のバリアフリーということも教えてくれています。また、コウテイペンギンの南極での子育てについてもきちんと描かれている点もいいです。こうていペンギンは、夏の終わりにたまごをひとつ産むこと。おとうさんペンギンが二月以上も足のあいだ(上)でたまごを温めること。おかあさんペンギンが留守の間にひなが孵ること。おかあさんペンギンが海から帰ってくるとようやく子育てをバトンタッチしてこんどはとうさんペンギンたちが海へと「旅行にでかける」こと。それまでは、お父さんは一切の餌を食べないこと。こどもは酷寒の冬を乗り切らないと成鳥になれないこと。自然の厳しさと動物の真剣に生きる姿勢が心を打ちます。オレンジ色は太陽の色。クールな氷と海の世界にほんのりともったあたたかな色。例えばあなたの心が萎えているときに、この絵本に癒されるかもしれません。英語の文章も併記されているので、外国の方への贈り物にもできますね。きれいな英語なので、英語の勉強にもなりますよ。(^^)But orange or not, an egg's an egg.But orange or not, a penguin's a penguin.詩のようなリズムを感じますね。そして 裏表紙にかかれている一言。 you are the special one. That's really true!! >> 続きを読む
2013/10/11 by 月うさぎ
阿蘇の美しい風景を絵にしてあって、とても良い絵本だった。阿蘇が心の故郷であり、永遠の美しさであり、いつも心の中にあること。そのメッセージは、私にとってもそうなので、とても心に響いた。私も小さい頃、よく家族で、夏休みのたびに阿蘇に行った。今はもうこの世にはいない、祖母やその他の家族たちとの思い出の地でもある。「はばたきなさい。あなたとわたしは、ひとつです。」という絵本の中での、阿蘇の山からのメッセージは、本当に胸に響く。ちなみに、阿蘇には葉祥明美術館があり、この絵本に出てくるような良い美しい場所だ。以前行った時に、葉祥明さん御本人がいらっしゃった。しばらく行ってないけれど、またそのうち、行ってみたいものだ。 >> 続きを読む
2013/03/02 by atsushi
本当は国境などない地球。しかし、そこに、線引きのために、多くの地雷が埋められてきた。この絵本が描かれた2000年当時、世界には一億一千万個の地雷があり、一時間に三人が亡くなっていたという。ボスニアでは、チョコレートやお菓子や熊のぬいぐるみの形をした地雷がばら撒かれ、多くの子どもが犠牲になったという話にはなんとも胸が痛む。地雷をひとつずつ取り除くのは、本当に時間も労力もかかる。ひとつずつ取り除き、地雷の代わりに花を植えよう。そのメッセージに、とても共感させられた。 >> 続きを読む
2013/07/30 by atsushi
すばらしい絵本だった。ある日、主人公は、桃源郷のような美しい場所にたどり着く。そこで、美しいものを見ているうちに、善い心や信じる心を取り戻していく。その先に、さらに美しい場所があり、そこを「美しの里」という。いのちとは美、歓び。人は美しいものに触れた時に、いのちの本来の善さを思い出し、再び信じ、取り戻す。仏教における浄土や、キリスト教における神の国などは、きっとこの「美しの里」のようなものであり、それぞれの時代や文化において表現されたものなのだろう。多くの人に読んで欲しい、素晴らしい絵本だった。 >> 続きを読む
2013/06/06 by atsushi
戦争で手柄を立てて有名になりたい。そう思って、戦争があっている地域へと旅をする若者。途中、らっぱをひろう。はじめは、人々を駆り立てて、戦争に行こうとする。しかし、戦争のために荒れ果てて、疲れ果てている人々を見て、考えを変える。平和のために、みんなの元気を出すために、麦の種を植えて、畑を耕し、育て、収穫するために、若者は率先してらっぱを吹き、働く。やがて、黄金色の一面の麦畑ができる。この新美南吉の物語に、葉祥明さんがとても美しい絵をつけて、素敵な絵本に仕上がっていた。私が驚かざるのをえないのは、新美南吉がこの物語を書いたのは、戦時中、日中戦争のさなかだったということである。どれほどの勇気と決意が必要だったことだろう。思えば、敗戦後の日本というものは、このような思いでやってきたのかもしれない。そして、いつの間にかまた、その時の痛切な思いを忘れてしまってきたのかもしれない。らっぱは使い方によって、戦争のためにも、平和のためにも使える。どちらに使うかは、結局は、人の心次第なのだろう。 >> 続きを読む
2013/01/19 by atsushi
中にあるように、吉野弘さんの詩は、こころをほぐしてくれます。それは、きっと、とても平易な馴染みのある言葉が使われているからだと思う。詩でありながら、特別な表現という感じがしないのが素晴らしいと思う。だから、こころの染みて、ほぐされるのだ。 >> 続きを読む
2017/09/22 by けんとまん
障害を持って生まれた子どもについての絵本で、とても胸を打つメッセージに満ちた、すばらしい絵本だった。もちろん、第一義にはそうした家庭の親御さんに向けて書かれたメッセージだとは思うのだけれど、直接はそうではないすべての人にとっても、とても考えさせられる、深いあたたかいメッセージに満ちた絵本だと思う。「じつをいうと、だれもがなにかのハンディキャップをかかえていきている。」「かんぜんなひとなんていないんだよ。」だからこそ、お互いに気付き、学べることがたくさんある。このメッセージは、今の世において、とても大切なことなのだと思う。 >> 続きを読む
2013/06/22 by atsushi
すばらしい絵本だった。全世界の人にオススメしたい。三十八億年に生まれた一つの生命。その一つの生命が三千万種類に分かれて、今のさまざまな地球上の生命となっている。人間の場合、父と母の染色体はそれぞれ23なので、生まれてくる子どもの遺伝子のパターンは70兆。つまり、誰もが70兆分の1の希有な、奇跡的な存在である。人の中で目覚めている遺伝子暗号はわずか5%で、残りの95%は眠ったまま。高い意識で、喜びと感謝の心を持ち、ひたむきに生きれば、良い遺伝子がオンになっていく。天才と呼ばれる人と、それ以外の人の遺伝子暗号の違いは0.1%以下。したがって、誰もが自分の花を咲かせる可能性に満ちている。人は60兆個の細胞が集まってできているが、1個の細胞の中に大百科事典3000冊の遺伝子暗号が書かれている。などなどの、とても面白い話がつまっている。また、日本語・英語・エスペラント語の三つで文章が書かれているため、海外の人へのプレゼントにも最適だと思う。全世界に勧めたい、すばらしい絵本の一冊である。 >> 続きを読む
2013/06/07 by atsushi
【葉祥明】(ヨウショウメイ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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