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井沢元彦

著者情報
著者名:井沢元彦
いざわもとひこ
イザワモトヒコ
生年~没年:1954~

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このランキングは1日1回更新されます。
      逆説の日本史
      カテゴリー:日本史
      4.0
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      • たいへんおもしろい。日本史が好きな人は読むべき一冊。歴史に対する推察そのものがおもしろいのはもちろん、簡潔かつ丁寧な文章で、ユーモアもあり、エンタメしても質が高い。ただ、連載ものをまとめたものなので、ちょっと冒頭の説明がくどかったりする。また、日本の考古学界や宮内庁に対する批判は結構だが、同じような批判が何度も出てきて辟易とすることはある。ただ、続きは読んでみたいと思う。 >> 続きを読む

        2015/10/29 by Ada_bana

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      猿丸幻視行
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 大好きな歴史ミステリの一篇、井沢元彦の第26回江戸川乱歩賞受賞作「猿丸幻視行」を読了。

        この作品の探偵役は、何と国文学の権威、折口信夫だ。まず、著者のその度胸に脱帽だ。
        実在の人物を探偵役に据えることは珍しくないが、折口信夫は単に歴史上の人物というだけでなく、様々な著述を残し、その思索のスタイルが強烈な印象を残す人物だ。

        下手をすれば、こんなのは折口信夫ではないということになってしまう。
        私はワクワクしながらも、心配しつつ読み始めましたが、どうしてどうして、読んでいるうちに作中の折口信夫を、さしたる違和感もなく受け容れてしまっていたんですね。

        実に用意周到に「若き日の折口信夫」という設定を行ない、それを含めて、著者の配慮は行き届いていると思う。

        この折口にシャーロック・ホームズやエルキュール・ポアロの真似をさせたりしないし、ここにいるのは、民俗学の権威・柳田国男でないのも確かなのだ。

        物語は、現代に始まる。「猿丸大夫伝説に関する一考察」という自身の博士論文を読み直していた香坂明に、製薬会社のバイト話が持ち込まれる。

        過去へとトリップする薬の被験者にならないかというのだ。
        香坂は、その薬で明治42年当時の折口の意識と同化することになる。

        若き折口は、「猿丸額」という木片に記されて猿丸一族に伝わる暗号に出会い、その謎を追って宇治川上流の「猿丸の里」へ乗り込んで行く。

        祭りの夜に怪しげな儀式が行われるうちに、折口の眼前で一つの不可能犯罪が発生する。
        そして、渦巻く謎の中心には、千年もの間、歴史の裏面に隠されていた秘密があったのだ-------。

        この作品の骨格をなすのは、梅原猛の「柿本人麻呂刑死説」や「人麻呂、猿丸同一人説」、そして篠原央憲の「いろは歌」についての分析なのですが、そういった学問上の成果を反論も交えながら、折口の時代へ無理なく取り込む方法として、C・ウィルソンの「賢者の石」を思わせるようなSF的趣向を導入する手際は鮮やかだし、展開される歴史的な蘊蓄も実に楽しく、伝奇小説の味わいもあるんですね。

        歴史がある意味で、物語=フィクションであるなら、歴史ミステリとは、メタ・フィクションとしての探偵小説にとって、必然的においしい分野なのかも知れません。

        >> 続きを読む

        2018/11/05 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      神霊の国日本 禁断の日本史
      カテゴリー:日本史
      4.0
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      • 「神/独裁者/英雄」に焦点を当て、日本の歴史を振り返ることで歴史から学ぶ。

        歴史紹介で有りながら現代社会にも即効性を期待出来るアドバイスに満ちている。

        単に歴史上の事件を羅列する年表的な作品とは趣を異にしており、多少の史実からの逸脱は許容する視点で、随所に著者の見解が述べられておりエンターテイメント性も高い。

        魅力的な個々の紹介事例を次々と読み進めていった結果、冒頭で著者が示した「歴史に学ぶ」が実現されていることに気づく。

        気になったのは本書のタイトル。
        密教等のトンデモ本かと考えて手に取ったため、大きなギャップが有った。
        商業的には必要なのかもしれないが「禁断の日本史」というサブタイトルは本書の品位を落としているように感じた。

        本書の引用だが「歴史を学ぶ」のではなく「歴史に学ぶ」必要性を再認識した。
        >> 続きを読む

        2011/02/04 by ice

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