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六角精児

著者情報
著者名:六角精児
ろっかくせいじ
ロッカクセイジ
生年~没年:1962~

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      三角でもなく四角でもなく六角精児
      カテゴリー:演劇史、各国の演劇
      3.0
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      • 入籍四回、ギャンブル狂い、サラ金地獄。
        謙虚に見えて不謹慎、体は大きいが筋肉ゼロ。
        四十歳すぎて食えるようになった個性派俳優の生き様を一緒に笑おう。

        週刊朝日誌に連載された俳優・六角精児氏のエッセイ集です。
        最近ではテレビドラマ『相棒』で鑑識官役でブレイクしている著者ですが、数多い役者さんのご多分に漏れず若いうちは、金銭的にも、人間関係的にも、だいぶご苦労されていたらしいですね。

        僕に営業を教えてくれた先輩からは、男性顧客と話をするときに、話を盛り上げようとか、話の接ぎ穂がなくて困ったら、「酒・金・女」の三つのうちのどれかをネタに話をすれば、ほぼ間違いない、と教わりました。
        お前も三つのうち少なくとも二つは好きだろう?共通の話題探しにはこれが一番だと教わり、その後、○十年、ご高説のとおり営業を実践してまいりましたが、実にすばらしいご教示でありました。
        世の男は大方この三つのうち、少なくとも二つに関しては、強く興味を抱いているという方程式を、僕は若輩にして手中にすることができました。

        こんな感じです。
        僕「…それで旦那さんは毎晩これ(盃を手前にクイッとやる)はどれほど呑られんですか?」
        客「いや、私は下戸でね」
        ここまででこの客は酒はダメなことがわかり、金と女に目が無いことが判然とします。
        ですから、ここからのトークはやや決め打ち的に、且ついきなり枇榔な話も親近感を妨げかねませんので、金の話を。
        僕「アベノミクス、アベノミクスっていったって僕ら下々には全然恩恵が無いものですね。その点、旦那さんなんかだいぶ儲けてらっしゃるんじゃないですか?(ここは下卑た表現を、いかに滑稽な仕草、声音で言えるかがポイント。下卑を嫌って上品な表現、たとえばご立派なお勤め先だとか、先見の明がおありになりそうだから…といったのは墓穴を掘る恐れがあるので使わない)」
        客「ん?いや~、ま、ぼちぼちね(苦笑)」
        僕「ほっほー!景気がよさそうですなぁ、僕にも何か教えてくれませんか?(いかにも興味ありげに。自分に興味を持ってインタビューしてくる人を迷惑がる男はいません。インタビューを迷惑がるのは自分の嫌いな、興味のないことだから。男は、自分のことを聞かれたら朗々と何時間でも上機嫌に語り続けます。)」

        六角さんはすべておやりになるみたいですが、「金」については、身についてきたのは四十過ぎてからだそうですね。
        四十から、ようやく俺も目が出たぞ、とは、羨ましい限りです。
        だいぶ長い青春を送られてきたのですね。
        シンパシーを感じるのは、僕もやっぱり男性だからですね。
        >> 続きを読む

        2014/11/07 by 課長代理

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