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小川和久

著者情報
著者名:小川和久
おがわかずひさ
オガワカズヒサ
生年~没年:1945~

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      情報フィ-ルドノ-ト 激動の世界を読む
      3.0
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      • 天安門事件やペレストロイカで揺れる1989年当時の世界情勢。

        米中ソを中心とした諸外国と日本との関係について毅然とした態度で主張する。

        題材として、国際情勢の様々な局面を取り上げてはいるものの、一貫して、国際人としての豊富な知識と毅然とした主張の必要性を説いているように感じた。

        とくに気になったのは、主従で有る前に、親子関係という言葉を使っても言い過ぎではない程の依存度で有るアメリカとの軍事面における関係。

        戦争放棄は大前提として、国家としての軍備に対する考え方をはっきりと示す必要性が有るという主張に対しては大いに頷けるところが有った。

        このままアメリカの強大な軍事力の傘の下で生きていくというスタンスが明確なら、国内の軍事産業など不要であろうし、ましてや国産戦闘機開発など大いなる無駄である。

        また仮にも自国内で軍事力を開発生産するつもりが有るのなら、そこにアメリカの意志が関係してくるのは内政干渉以外の何者でもないことを十二分に理解し、強い姿勢で拒否する勇気が必要であろう。

        巻末の対談で、軍事問題と経済問題のすり替えを許さなかったノルウェーの例があがっているが、日本も、これくらいのしたたかさを持つ必要が有るのは間違いない。

        安易に日本の政治家の腰砕けぶりを嘆くのではなく、個々の国民を啓蒙する作品である。
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        2011/05/19 by ice

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