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鈴木博

著者情報
著者名:鈴木博
すずきひろし
スズキヒロシ
生年~没年:1930~

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      ふみ絵のはなし
      5.0
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      • ある温泉のある村に、よそから、病気の父親を白い馬に乗せて若者がやってきた。
        若者は、おじいさんを湯治させながら、薪を山で切って来ては売って稼ぎ、白い馬と一緒にいつもよく働いていた。

        その村の庄屋の娘さんが、その若者を好きになり、若者もそうだった。

        若者の父も、徐々に回復して、元気になってきた。

        しかし、ある日、役人がやってきて、村の全員が踏絵をさせられた時に、その若者と父親は踏絵を拒んだ。
        かくれ切支丹だったことが発覚し、二人とも処刑された。

        庄屋の娘は嘆き悲しみ、雪の積もる雲仙岳にのぼり、火口に身を投げた。

        と、その時、若者の白い馬がはしり出てきて、娘をのせて、遠くへと駆けていった。

        その直後、雲仙岳が噴火した。
        それは、罪もない親子の命を奪ったからだと人々は噂した。

        その娘は、熱心な切支丹となって、長崎に近い山奥でいつまでも白い馬と一緒に暮していた。

        との話である。

        島原・雲仙あたりの民話のようだが、このような物語がずっと伝わっているのは、なにがしか元になるような話があったのかもしれない。

        良い絵本だった。
        >> 続きを読む

        2013/05/23 by atsushi

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