こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


富賀正俊

著者情報
著者名:富賀正俊
とみがまさとし
トミガマサトシ

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      海にしずんだしま
      4.0
      いいね!
      • 切支丹の伝説。

        九州の西の方に島があり、作物がなかなか実らず貧しかった。

        人々が神に祈ると、雪のようなものが天から降って来て、やがて多くの作物が実り、豊かな島になった。

        しかし、豊かになると、人々は神を忘れ、逸楽や悪に耽るようになった。

        丸じという村人に、神のお告げがあり、島にある狛犬(こまいぬ)の石像の眼が赤くなったら、島が洪水で沈むと言われる。

        丸じは、村のみんなに伝えたが、みんな少しも信じず、聴かなかった。

        丸じの話を信じたのは、足が生まれつき悪い丸じの兄と、狛犬の周りで遊んでいた六人のみなし子だけだった。

        丸じは大きな木をくり抜いたくり船をつくった。

        と、突然大洪水が起こり、足の悪いお兄さんは、自分を置いていくように言い、丸じたちは泣く泣くお兄さんを置いてくり船に向けて走った。

        島は沈んでしまい、丸じと六人の子どもだけがくり船のおかげで助かった。

        と、足の悪いお兄さんを背中に載せて、向こうから狛犬が泳いできて、お兄さんも無事に助かることができた。

        丸じたちは無事に九州に辿りつくことができた。

        という話。

        長く鎖国をしているうちに、ノアの箱舟伝説が変化したものだと思うが、とても面白かった。
        >> 続きを読む

        2013/05/03 by atsushi

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています

【富賀正俊】(トミガマサトシ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚