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暮らしを大切にしている感じがとても好き。やっぱり一番感情移入できるのは長女の幸だ。映画での細かい設定の変更…なんだかなぁ。 >> 続きを読む
2020/01/17 by ちっちゅう
友人から借用、映画を先に観た。映画は作品の最初の一部を切り取ったもので四姉妹の出逢いが中心になっているが原作ではタイトル通り四姉妹の日々が綴られている。サブタイトルがとても素敵。 >> 続きを読む
2020/01/13 by ちっちゅう
BANANA FISH 第1/全12巻自身は経験していないものの、間接的に受け続けるベトナム戦争の呪縛に苦しむ少年。そこかしこに犯罪の匂いがし、また本流も麻薬絡みなのだと思う。フィクションとしては純粋に面白い設定で期待が持てる。高校時代に女子が回し読みしていた黄色いマンガ。完全に少女マンガだと思っていたので当時はノーマークだったのだが、読んでみると意外や意外、想像していた内容とは全く違うハードでタフなストーリーだった。最初のコマからベトナム戦争。突然、味方が銃を乱射するシーンから始まる。そして時代は流れ、アメリカ本土。ギャングの親分からも一目おかれる少年グループのリーダー、アッシュを中心に展開する。死にゆく男に託された秘密のせいで襲撃されたアッシュだが、仲間を殺され、逆襲に転じようと追跡した先に待っていたのは、まさに追っていた男の死体。何者かにハメられて殺人容疑で服役することになる。服役中に知り合ったのがマックス。アッシュにはベトナム帰還兵である兄がおり、どうやら、ベトナムでしっかりと中毒者になってしまったらしく、今でも満足に生活することができない。マックスはベトナムでアッシュの兄貴と友人だったらしく世間の狭さを感じるとともに、現在の兄の境遇を逆恨みもする。キーワードは「BANANA FISH」サリンジャーの小説に出てくる魚の名前らしいが、この作中の現時点では麻薬に関係した組織または個人名ではないかと言う扱いになっている。しかし、どうも特殊な麻薬そのものを指すように思えて仕方がない。日本から取材で訪れた記者と助手が登場するのだが、どうも世界観をブチ壊しているように感じられるのが残念だ。ベトナム戦争、麻薬に児童ポルノ、殺人も当たり前のように発生する極めて荒んだ世界観であるが、その分グイグイ引き込むパワーがある。 >> 続きを読む
2013/07/26 by ice
映画でははしょられていたエピソード人と人がゆっくり繋がっていく様子そこに根付いている人々の暮らし読後のじんわりあたたかくなる感じがいい。 >> 続きを読む
2020/01/24 by ちっちゅう
すずのお母さんの実家のエピソード…本人の顔が見えないことでより気持ちを想像したくなる許されないことで筋を通すそんな生き方もあるのだなぁ >> 続きを読む
2020/01/26 by ちっちゅう
高校の頃初めて読んだけど、何度でも読み返す傑作。つーか、古さを全く感じさせない内容だと思うなぁ。(絵は流石に多少古いけど)麻薬、性犯罪、抗争と少女漫画だからとなめてかかれないハードな内容。余談だけど、検索で出てくるのは新装版らしき黒いやつばっかりだったけど、当時この黄色い本は凄く印象的だったのであえてこっちを。漫画好きな子達の間で回し読みをするのによく学校内で見かけたんだけど、この黄色いのが目立つんだよね、懐かしい。(他に同じフラワーコミックスで別作者の別作品で赤い本があるんだけど、それと2つが目立ってて、面白くて、流行ってた本だった)背景を一切排除して、この黄色一面にあえてキャラを切り抜きで配置してあるのが凄く斬新だった。 >> 続きを読む
2019/01/22 by ちさと
幸が予想した通りの陽子さんの行動。それで子どもたちが振り回されるのが何とも心痛む。 >> 続きを読む
2020/01/20 by ちっちゅう
BANANA FISH 第2/全12巻兄を陥れた犯人を知り、事実上脱獄するアッシュ。兄の敵討ちに燃えるアッシュ。せっかくの才能と情熱を生産的な方向に向けてあげたいものだ。収監中のアッシュに面会に訪れた英二。そこでアッシュからドキッとする手段で依頼を受けた彼は、チャイナタウンへ向かう。そこで匿われていた兄のグリフィンは、バナナフィッシュの秘密を追う連中に撃たれ生命を落としてしまう。それを知った収監中のアッシュは、仮釈放で出獄した際、英二とともに早速その車を奪ってチャイナタウンへと向かう。孤立無援と思われたアッシュだが、コルシカ・マフィアのやり方に不満を持つチャイニーズ・マフィアが支援を申し出る。兄の弔いのため、コルシカ・マフィアを襲うアッシュだったが、銃撃には成功するものの、ボスの生命を奪うまでには至らず、逆に逃走するハメになる。体勢を立て直すための避難先として選んだのは、アッシュそしてグリフィンの故郷であった。久々に再会した父。彼から、アッシュの子供時代の悲惨な体験が語られる。冷え切っていると思われた親子関係だが、マフィアの手が伸びるに至り、双方素直になれたシーンは良かった。バナナフィッシュ。その名前が指し示すのは薬物で有るとマフィアのドンから明かされた。やっぱりそうか。 >> 続きを読む
2014/01/02 by ice
※ネタバレします。BANANA FISH 第2/全12巻手を組んだチャイニーズマフィアとコルシカマフィアによる追手から逃げ回るアッシュ達は、ついにBANANA FISH と呼ばれる麻薬と思われる物質の成分表に辿り着く。中国人社会のしがらみに加え、姉を人質に取られているショーターは、アッシュ達を裏切り、チャイニーズマフィアに協力してしまう。結果的に全員が、コルシカマフィアのボスの邸宅に囚われの身となり、彼らに協力したにも関わらず、実験台としてBANANA FISHが投与されてしまうショーター。ベトナム戦争時代からの軍の関与が疑われるたBANANA FISHだが、その本当の恐ろしさが姿を現す。前巻を読んでから時間が空いてしまったことも有り、既に詳細は忘れ始めているのだが、アッシュの魅力は強く印象に残っており、本巻での正装の彼もまた魅力的だった。 >> 続きを読む
2015/10/29 by ice
久々に湘南に行ってきました。湘南の海ってほかの海と違って身近な海に感じます。人の近く。暮らしのそばにある海です。「ラヴァーズ・キス」は、湘南を舞台に描く高校生の恋愛物語。このマンガが描かれた頃には、わたしは少女漫画を全く読んでいなかったので、このファンに絶賛されている作品を読むチャンスがなかったのでした。それと、今更高校生の恋愛漫画を見たってね。と思ったのも事実。すみません。間違いでした。これ、とても面白かったです。好きです。かなり。吉田秋生には、2面性がある。リアリティのある日本の日常を描いたものとアメリカ映画の世界という分け方。人間性に焦点を当てた作品と大胆な非日常の作品という分け方もできそう。この作品はもちろん、前者にあたる。高校生にしちゃちょっと大人過ぎるでしょう?って?いや。秋生クンのマンガデビューの時代にはですね。こういう背伸びした10代がホントにゴロゴロいたんっスよ。ああ、昔ながらの吉田秋生がここにいる。って思いました。とんがったり突っ張ったりして背伸びした高校生。親に傷つけられ、兄弟姉妹の葛藤があり、他人に誤解され。そんな人生のすごいでかい壁にぶつかって悩みもがく姿。その死にたいほどの辛さも悩みも、大局的にはささいなものであり、所詮幼さからくる単なる勘違い&思い込みであることもそれを通り過ぎた自分には見えすぎるくらい見えてしまうのに、それでもバカバカしいと笑い飛ばすほどには忘れ去っていないのだ。青春の痛みは、過ぎ去ってもそれを経験した記憶はまだ身の内に残っている。そんなことに気づかされたのでした。幼いからこそ怖いくらい真剣で純粋な恋。少年と少女。少年と少年。少女と少女。どんな組み合わせだって、恋は恋でしょ?秋生クンはニヤっと笑いながらこの作品を描いたんじゃないかな。時に焼けつくようにシリアスに時に思い切り脱力したコメディータッチに。お得意のキャラクターたちが自然に生きて輝いています。それとこれは言っておかなくちゃ。いや~。久々に読んじゃったな。ボーイズ・ラブ。懐かしいというか。フィードバックしたというか。少年と少年のエピソードが一番楽しかったです。自分。ええとですね。「BLはファンタジー」という主張がありますが。それはそれで最近の流行りかもしれませんが、吉田秋生の同性愛は違いますから。彼女の描く同性愛はとても真実に近いです。(「バナナフィッシュ」は除きます)人間が人間を愛し、恋い慕う。その相手に誰を選ぶのか。仮にそれが異性でなかった場合。それが本物の恋であるならば、当時者には悩み葛藤があるのが当たり前。それは決して単純に美しく官能的なものなんかではない。でも実はとてもありがちな不思議でも何でもないことなんだって思えます。「ラヴァーズ・キス」はそんな恋心を伝えるためのキスが描かれているんです。肉欲、官能を読者に見せ場を提供するためのものではなくってね。男と男の関係は、あまり重くお耽美にはしたくないのだと思いました。むしろコメディ扱いでしたね。(#^.^#)そしてね。高校生よ。これが人生最後の恋じゃないよ。っていうことも表現したかったのかなと思いました。今の自分が向き合いたい人。愛したい人。その人と自分を大切にしようよ。とりあえず愛には正直になろうよ。そんなオトナからのメッセージなのかなとも思いました。ひとつの物語が3人の主人公たちの別々の目線で描かれる短編集形式なのですが、最初のストーリーの中にでてきたセリフやシーンが別の目線ではまったく違うニュアンスを持っていたことがあきらかになったり、なんでもない言葉がすごい裏の意味を持っていたり。各話がシンクロし、クロスオーバーする構成の見事さにも感動しました。あんまり自分を粗末に扱うなよ。男は消耗品だけど女はそうじゃないからさ変態(けものみち)はキビしいんやで!そんなセリフを吐く彼らがとっても誠実でかわいいです。 >> 続きを読む
2014/04/06 by 月うさぎ
前作「YASHA」から18年後の物語。YAHSAのレビューにも書いたけど、是非続けて読んで欲しいです。主人公は前作の主人公の娘という事で、やはり特殊な能力は引き継いでいます。が、彼女は自分が誰の娘であるかは知らないんだなー。個人的には本当の親子である二人の関係と同じくらい、養父であるケンとの関係というか…ケンが大好きだーッ!(おぃ)「BANANA FISH」にも登場するシンなんかも重要人物として登場する。この作品に限らずだけど、キャラクターが複数作品に被って登場したり内容が多少リンクしてたりする作品は、「別作品」ではあるんだけど、キャラクターの辿って来た歴史っつーか、成長つーか、…すみません、日本語力不足で良い言葉が出て来ないんだけど(汗)とにかくキャラに深みが出て余計に話に引き込まれます。 >> 続きを読む
【吉田秋生】(ヨシダアキミ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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