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神林長平

著者情報
著者名:神林長平
かんばやしちょうへい
カンバヤシチョウヘイ
生年~没年:1953~

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このランキングは1日1回更新されます。
      戦闘妖精・雪風<改>
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
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      • AIの一つの応え、それがこの雪風であるように感じた。人間味の無いようでいて実はそうでない零。機械なのに人間味がある雪風達。そして異星体ジャム。本当の敵は人間自身であるというのが非常に分かるそんなお話。
         何がどう面白いと言いづらいが間違いなく名作だと感じた。とても可愛い雪風に出会うと言うだけでも読む価値はある。こういったAIが誕生するのはいつになるのか。
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        2016/10/02 by さったん

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      グッドラック 戦闘妖精・雪風
      カテゴリー:小説、物語
      4.8
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      • 前作からさらにジャムが解明され、雪風と零との関係も進展、したのかな?
        自分とは何か、考えさせられる話であった。
        雪風がほしいです。家に来てください
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        2016/10/02 by さったん

      • コメント 2件
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      いま集合的無意識を、
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • ※レビューと言うにはあまりにも乱文です。

        SFの大御所作家、神林長平による短編集です。
        僕が集合的無意識という言葉を知ったきっかけはテレビアニメの攻殻機動隊からでした。

        Q. 集合的無意識ってなぁに?

        A. 人間の意識構造の最深部を指す哲学用語。
        人間の意識構造は三階層に分かれている。
        普段何かを見たり聞いたり感じたりしている<有意識>、癖や条件反射などの<個人的無意識>、そして、家族や民族さらには人類に共通した癖や条件反射のことを<集合的無意識>という。
        食べ物を見れば涎が出たり、自然を見ると心がリラックスすることとかが例に挙がる。
        誰かに教わった訳でもないのに、生まれた時から身についている能力。
        昔の哲学者(名前忘れたw)は「人類は心理の最深部で無意識に他者と繋がっているのではないか」と考えました。
        まるで現在のインターネット回線のように。
        それが<集合的無意識>。

        どの物語も集合的無意識が絡むものだった。
        今回は表題作の「いま集合的無意識を、」について考えたことを書きます。


        >『ハーモニー』で伊藤計劃が考えていた<意識>というのは定義が曖昧だ。

        それはわざとなんじゃないかな?
        わざと大雑把に<意識>と表現することで、読み手ごとにそれを広く解釈できるようにしていたんだと思う。
        意識=感情or想像力or思索etc…
        読み手独自の定義をさせることで物語に広がりを生んでいる。
        読み手独自の意識の定義で物語を読み進めることで、伊藤計劃から読み手に対して、「お前にとっての意識の根幹は何だ?」と問いかけられているように感じる。
        伊藤計劃が狙ってそういう仕掛けをしたというのは僕の考えすぎだろうか。


        >現実=リアルに屈するな、フィクション=虚構の力を信じろ

        生きていると毎日いろんなことが起きる。
        楽しいことや辛いこと、親友の結婚や仕事の失敗、スポーツの世界記録更新や同時多発テロ。
        大小さまざまなことが起きる現実=リアルを、自分の意識でしっかりと受け止めて、フィクション=虚構の形に処理しろ。
        <リアル世界>と<わたし>を闘わせろ。
        現実から目を背けるな。
        想像を止めるな。
        ベテラン作家の熱い激励に目頭があつくなった。


        >暴走する知性は意識=フィクションで制御できるだろう、だが暴走する意識=フィクションをコントロールする術を人類は、おそらく、持っていない。

        ……モラル…かな…?
        モラルは意識の下位に属するのかな?
        もしそうなら、モラルは暴走する意識を制御できないだろう。
        なぜなら意識が暴走すれば、下位にあるモラルもまた、暴走もしくは無力化されるからだ。
        じゃあモラルを意識と分離させればどうだろう。
        もし意識が暴走したら強制的に強力なモラルが働いて意識が沈静化されるとしたら?
        沈静化?無力化?初期化?
        <わたし>という意識が消え失せて、模範的なモラルを無意識で行動する人形になる?
        意識がないから嫌なことも嫌だと感じない、辛い思いをしない(できない)状態で、さらに周囲の人たちに快く思われる行動ができるようになる。
        周囲の人たちはハッピー、でもそれってハッピーエンドかな…
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        2016/03/04 by 旅する葦

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      ぼくらは都市を愛していた
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 上林長平の書き下ろし長篇SF「ぼくらは都市を愛していた」をワクワクしながら読み終えました。

        この小説は、現代の東京の話と、デジタルデータのみを破壊する「情報震」により文明が崩壊した近未来の話が同時進行していく。

        現代の主役は、中年の公安警察官・綾田カイム。
        警備局が開発した新技術の実験台にされ、テレパシー的な体間通信を可能にする人工神経網を植え付けられたカイムは、そのテストを兼ねて、銀座で起きた殺人事件の捜査に派遣される。

        現場で被害者を見た途端、彼は犯人が自分だと確信する。
        だが、自分はいったい誰なのか?-------。

        一方、近未来側の主役は、カイムの双子の姉・綾田ミウ。
        彼女が率いる女性ばかり7人の情報軍機動観測隊は、偵察任務のため、都市機能を喪失して無人となったトウキョウシェルターへと足を踏み入れる-------。

        まるで接点のなさそうなこの両者が、どう融合するかが、この本の読みどころだが、カイムのかつての恋人として"エンコウ少女"が登場するなど、従来の神林SFとは語り口が一変しているんですね。

        "自走する機械"としての都市を軸に、"虚構と現実"という積年のテーマに新たな光を当てていると思う。

        まだまだ若い作家には負けはしないという、作家・神林長平の「いま集合的無意識を」の宣言が本気だったことを証明してくれる、パワフルで先鋭的な傑作だと思いますね。

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        2019/01/06 by dreamer

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      あなたの魂に安らぎあれ
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      •  神林 長平氏の傑作と呼び声高い
        火星移住を題材としたSF3部作の第1作です。
         
         主人公が何人もいるような多面的な描き方をしながら、
        世界観に矛盾や破綻が来ないあたり
        著者の設定力や筆力は素晴らしいものだと思います。
         
         火星の地下空間に移住して数世代目の
        あるサラリーマン家庭の日常風景から物語は始まるのですが、
        登場人物とストーリーテラーが増えるに従い
        あれよあれよと日常は非日常へと姿を変えていき、
        最後は思いもしなかった結末が待っています。
         
         ちょっと性的描写が多いかなと思う部分はありますが、
        非常によく創りこまれた小説です。
        個人的にはあまり好きなテイストの本ではありませんでしたが、
        乗りかかった船なので2冊目も読んでみようと思います。
        翻せば、それだけのチカラのある一冊だということなのでしょう。
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        2017/11/23 by kengo

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      帝王の殻
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      •  神林長平 氏のSF火星3部作の内 第2作です。
        第1作「あなたの魂に安らぎあれ」は、
        平凡な一家庭の生活風景から
        あれよあれよという間に劇的なストーリー展開をしましたが、
        本作も読者を驚かせるような展開が用意されています。
         
         何せ、人工的な外部記憶装置というか
        自分の分身のような機械と一緒に暮らしているのが普通
        という設定からして凄いものがありますが、
        それを利用して火星全体を強力に支配しようという陰謀があったとか、
        それらを統括する機械知性が人類の帝王になろうとしているとか、
        いやそれは子どもの脳が自分を保護するために描いた幻想だとか、
        著者の脳みそは一体どうなっているのかと思うほどに
        アイディアが詰め込まれた作品でした。
         
         前作との直接的なつながりはないため
        独立した物語として楽しむことが出来るのも良い点でしょう。
         
         3作目はけっこうな分量のようですが、
        ここまできたら乗りかかった船です。
        手に入れて読破したいと思います。
        >> 続きを読む

        2018/02/27 by kengo

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