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高橋源一郎

著者情報
著者名:高橋源一郎
たかはしげんいちろう
タカハシゲンイチロウ
生年~没年:1951~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「なにかオススメの本ある?」
        と聞かれたら必ず紹介しているのがこれ。

        「こんなのアリなの!?」
        というのが率直な感想です。

        なぜだか分からないけれど
        いつも声に出して読みたくなる。

        合わせて聴きたい一曲
        Country House / Blur
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        2017/07/18 by Lilly

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      一億三千万人のための小説教室
      カテゴリー:文学理論・作法
      4.5
      いいね!
      •  小説の書き方関連の本というと、プロットのたてかたとか、比喩の使い方とか、技術論が多く、得てして書き方の型を書いてあるものが多い。
        著者の高橋さんもそれを言っています。

        しかし、小説は"言葉"といかに遊ぶか、どうつきあうか、どう捕まえるか、であると高橋さんは言います。

         今まで自分が小説と考えていたもの("文章の形態"だとなんとなくとらえていました)は、全く検討違いだった、そして小説に対する向かいかた・考えが読後かなり変わりました。
         今は小説にたいしての凝り固まった態度から解放され、素直な気持ちで小説を読もうと感じています。
        高橋さんの小説に対する愛もものすごく感じました。
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        2017/04/09 by Reo-1971

    • 4人が本棚登録しています
      非常時のことば 震災の後で
      5.0
      いいね! kentoman
      • ここのところ、特に半年前くらいからだろうか、”ことば”というものについて、いろいろ感じ考えるようになってきている。
        それは、自分が耳にする言葉、眼にする言葉だけでなく、自分が使う言葉についてもだ。
        それは、どういう立ち位置で、誰に向かって、どう伝えようとしているのかということ。
        そして、その結果はどうなのか、何故そうなのかということ。
        自分の感性を信じながらも、絶えず不安定な中にいることも事実。
        まさに今選挙に伴ういろんな言葉があるが、響いてくるものは全く無い。
        その答えもここにある。
        これではいけないのだ。
        >> 続きを読む

        2014/12/17 by けんとまん

      • コメント 1件
    • 2人が本棚登録しています
      ペンギン村に陽は落ちて
      カテゴリー:小説、物語
      1.0
      いいね!
      • 【読了日不明】

        ある朝、一隻の宇宙船がペンギン村に不時着して、その中からニコチャン大王が部下を一人連れて降りてきた…。
        この本に登場するのは則巻千兵衛博士、ドクター・マシリト、鉄腕アトム、キン肉マン、サザエさんetc。
        ポップ小説の旗手が新しい文学に挑戦する破天荒な痛快ファンタジー。
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        2013/12/09 by books

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      さよならクリストファー・ロビン = Goodbye,Christopher Robin
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!

      • 高橋源一郎の第48回谷崎潤一郎賞受賞作「さよならクリストファー・ロビン」を読み終えました。

        作家・高橋源一郎の世界をカタカナで形容すれば、「ポップ」とか「シュール」とか「モダン」と言った言葉になると思っています。

        だが、古い言葉で「おもしろうて、やがて悲しき」という言葉も似合いそうな気がする。
        この6編を収めた短編集もそうだ。

        たとえば、表題作の「さよならクリストファー・ロビン」は童話「クマのプーさん」の世界を借りて、しかし、世界が徐々に消滅してゆく不安を語っている。

        「星降る夜に」では、売れない小説家がアルバイトで、難病で死を待つ子供たちに童話の読み聞かせをする。
        そして「アトム」では、鉄腕アトムとその悪の分身「トビオ」とが、世界壊滅後の銀河鉄道の車内に乗り合わせたりするのだ。

        アニメの世界を借りたかつての短編集「ペンギン村に陽は落ちて」をつい思い出してしまいますね。

        「おもろうて」は、世界の作り方と語り口から生じ、「悲しき」は世界の根底に「空虚=無」が潜んでいることから生じる。
        この「空虚=無」は現代的な終末論でもあるが、伝統的な無常観にも通じていると思う。

        しかもそれは、"虚構世界"を創り続ける著者・高橋源一郎の、いわば虚構世界の存在論とでもいったメタ・フィクション的な意識とも重なるんですね。
        なぜなら、虚構とは、常に根底の「空虚=無」におびえる世界なのだから。

        軽快な語り口に運ばれて読めば、スラスラと読める。
        しかし、ふち立ち止まった途端、足元に恐ろしい深淵が口を開けているのに気がつく。
        そういう世界なんですね。

        実際、プーさんが語る表題作から、神の不在、存在の不安、想像力の機能、遊戯の終わり、リアルの顕現といった重たいテーマを抽出することも出来るだろう。

        それは、この本の中の「お伽草子」の子供が、次々と発するあどけない「なぜ?」が、世界と存在の根源に関わる難問でもあるのに似ている。
        もちろん著者は、息子の問いにちょっと奇妙なたとえ話で答えてやる父親なのだと思う。

        >> 続きを読む

        2018/11/19 by dreamer

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      「悪」と戦う
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 近ごろの悪ブーム(?)に乗って高橋源一郎の『「悪」と戦う』を読んでみたので、感想をつらつらと。


        まず、悪とは何か?という問題に高橋源一郎は具体的に答えていません。
        ただ、この小説は、「悪」を相手に戦うのではなく「悪」と共に何かと戦うという意味も込めたお話だと思われます。


        じゃあ何と戦うのか。


        悪の元は人間の満たされない思い。それがあるフィルターを通って悪という形になります。
        フィルターとはきっと人の本性を拒絶する仕組みであり、個人の心にも社会システムにも遍在します。

        このようなフィルターを通ってきた何かを悪にしてしまおうとしたり、その何かによって悪になっていく自分の心と戦う。そして、その時には、自分を善と設定して戦うのではなく、悪の元を内包し「悪」が傍らにある存在として捉えている必要がある。

        つまりフィルターを通じて悪が生み出される一連の流れを「悪」と呼ぶのであり、悪が起きた時に、その出所が自分でも他人でも社会システムであっても、その動機を辿って根本を受け入れ慈しみ、自分はそちらに行かないスタンスを貫くことが『「悪」と戦う』ということなんだろうと。

        そして「悪」と戦わないとちゃんと人を愛せないんだ、と、この小説は言ってるんじゃないかと、僕は思いました。


        昔読んだ、灰谷健次郎の「兎の眼」に、「美しく生きる為にはレジスタンスが必要」という、風采の上がらない先生が言ったセリフがありました。
        いまだに引っかかってる言葉ですが、『「悪」と戦う』と重ねて考えてみるとより掘り下げられそうです。
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        2011/07/19 by Pettonton

    • 2人が本棚登録しています
      優雅で感傷的な日本野球
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 本作はフィリップ・ロスの『素晴らしいアメリカ野球』に着想を得て書かれたものらしい。『素晴らしいアメリカ野球』が野球を通してアメリカ文学を表現したことを踏まえて考えると、日本野球とは日本文学のことなのだろう。日本野球は神が創ったとする架空の神話のなかで、以下の記述がみられる。

        ところで、その最初の神であるところの「ネクロノミコト」は「空気中の二酸化炭素を一定に保つ」神だったのじゃ。ところが、当時まだ二酸化炭素は発明されてはおらんかった。そこで「ネクロノミコト」は二億分の一秒後には「ネリラリラン」という「マクドナルドのビッグマックの味を一定に保つ」神に変化してしまわれた。ところが、これもまた残念なことに、当時まだマクドナルドの店舗はどこにも存在していなかったのじゃ。(『日本野球創生奇譚』より引用)

        いくら世界を創造しても、それを語る言葉がなければ神は次々と姿を変えるしかない。本作風に言えば「野球がない」状態なのだ。世の中は野球で満たされていて、あらゆるものは野球に変換することができる。元プロ野球選手だっている。しかし子どもは実際の野球を見たことがない。そんな子どもに向けて野球とは何かを伝えようとしたとき、生まれた物語が本書なのだと思う。

        ちなみに野球に関する記述はかなりマニアックだ。私は野球を見るのが好きなので野球の用語は知っているが、大洋ホエールズや一九八五年の阪神タイガースの優勝などは世代から外れている。分からない部分がありながらも、やっぱりサッカーやバスケではなくて野球でなければならないのだ、という気持ちにさせられたのは私が野球ファンであることを抜きにして、物語を楽しめたからだと思う。

        文学の可能性を求めて挑戦している作品ながら、平易でユーモラスな文章なので読みやすい。ブッチとリリイのとりとめのない話や、早駆けのニワトリと腹ペコのオオカミの話など、野球とは関係なさそうな話も良かった。
        >> 続きを読む

        2018/11/18 by カレル橋

    • 1人が本棚登録しています
      嘘みたいな本当の話 日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト
      3.0
      いいね!
      • あなたや、あなたの身近な方が体験した、「嘘みたいな本当の話」をWEBに投稿。

        それを、内田樹氏と高橋源一郎氏の二人の選者が選んだ作品集。

        単に「嘘みたい」というだけではなくて、テーマがある。

        ・犬と猫の話。・・・・・という単純なものから。

        ・戻ってくるはずがないのに、戻ってきたものの話

        ・空に浮かんでいたものの話

        ・そこから入ってくる?

        ・思いがけないところでまた会いましたね。

        ・そのとき、「私はこの人と結婚する」と確信した。

        ・そのとき足の下にあったもの。

        ・それを忘れちゃ、おしまいでしょう。

        など、31のテーマが現在募集中みたい・・・。




        私も一度応募してみようと、そのときは「いちょかみのごまめ」のネームで・・。
        >> 続きを読む

        2013/05/19 by ごまめ

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【高橋源一郎】(タカハシゲンイチロウ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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