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スーパーファミコン、PCエンジン、メガドライブ時代のゲーム業界。ハードメーカー、ソフトハウスが割拠している業界の当時の分析から現在を考える。業界の地図が任天堂、NEC、SEGAから、任天堂、Sony、マイクロソフトと書き換わり、ちょうど新ハードのCMが流れている現在、この作品を手に取るのはある種のロマンを感じた。ゲーム業界に限った話ではないが、既に結果が出た現代において、当時の分析を読み返し、乖離を埋めていくことは、そのまま明日を読む力をつけることにも繋がると考える。その後、Sonyがプレステを引っさげて乗り込んでくるという不確定要素が有ったものの、ハードメーカーとしては著者の予想通り任天堂が生き残る形。安易な株式公開と多角化を著者が憂いていたソフトハウスに関しては、それほど厳しい局面には立たされていない。最近の映画と見紛う3Dゲームよりも2D時代のほうが名作が有った気がしてしまう。 >> 続きを読む
2011/05/10 by ice
【高橋健二】(タカハシケンジ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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