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竹中経済財政担当大臣による世界における日本。視野を世界に向けて広げてくれる。多少、欧米にばかり目が向きすぎて、返って視野が狭く感じる面も無くは無いが、小泉政権を支えた竹中経済財政担当大臣の著書だけに説得力が有る。国内外から、様々な視点で多くの改善案が示されており、閣僚としての政策立案能力、大臣としての行政能力の一端を見る思いがした。世界各国と付き合うために英語のコミュニケーション能力が必要というのは理解していたつもりだが、実際の各国首脳間のやりとりを示されると、自分の認識の甘さを痛感した。職業柄、英語のドキュメントに触れる機会は多いため、知識を吸収することに関しては、ある程度自信を持っているのだが、意思疎通を図るための英語力は無いに等しく怠慢と言わざるを得ない。示唆に富んでいるため、若い世代にも読んでもらいたい作品で有る。 >> 続きを読む
2012/01/10 by ice
大臣を務めた竹中平蔵さんの本です。マトリクス勉強方法については、竹中さんの基本になる考え方であって、序章に出てきます。実際には、社会人としてビジネスを行うためのノウハウが書かれています。例えば、以下です。自分で、こうかなぁと思っていたことが、言葉で具体的に書かれていました。7.バカは何人寄ってもバカである□ 知的生活を妨げるのは、意味もなく人と群れることである□ 極限状況になると、友人が本当の友かどうかわかる第六章 世界に通じる勉強・5つの極意□ 教育の本質は「エンカレッジ」-つまり勇気づける□ 知識や情報が、線となって繋がり、その線と線が絡み合って網目となって、空間へと発展する□ 「雑用ができること」こそが、どこに行っても使える汎用性の高いスキルだ□ 「自分ならできる」と士気を鼓舞する強靭な精神力が必要です□ 前向きな人には、不思議な人間治癒エネルギーがあり、これを求めてまた前向きな人が寄ってくるのです。□ 「高め合いネットワーク」は、まず一人一人が自立していること >> 続きを読む
2017/06/18 by Minam
竹中平蔵さんが2012年に、30代のビジネスマンを対象に書かれたように思います。とはいえ、50代の方が読まれても全然問題ありません。前向きに頑張ろう。そのためにはどうすれば良いだろう。そのあたりのノウハウが書かれています。□ 自分のありたい姿を明確化して、それを実現するプロセスをそこから逆算する□ 考えてばかりいないで実践して見なさい□ 一つのテーマに5年間本気で打ち込めば、5年後にはこの国で5本の指に入る□ 非常事態であればあるほど、ベーシックスつまり基本が問われるのです。□ ほとんど報われないようなつらい努力を何年も続けなければならない□ 馬鹿は相手にしなくていい□ 命とは、「自分が自由にできる時間」なのです□ 結果はどうあろうとがんばってやろう >> 続きを読む
2017/05/04 by Minam
読みやすいが、それ故に中身はないように感じる。情報が古い。竹中平蔵さんはほんと、わかりやすい。 >> 続きを読む
2013/08/13 by Aki
対話形式で読みやすい。庶民感覚の延長から会話が展開されていくので難しい話になっていっても読み辛くない。挿入されるイラストも絶妙なゆるさ。ばざーるでござーるの人の絵。文庫版の追加分がとてもよかった。経済が発展して田舎にもコンビニやチェーン店が進出する「均一化」ってほんとにいいことなの?という話。古き良き個人商店が閉店するのを惜しむくせに買い物は大手デパート、のどかな風景を懐かしむくせに住むのは都会でしょ、という指摘。江戸時代とかの限られた経済の中では生きていける人間の数が決まってしまうから人間さえ「間引き」した。→そういう経済の発展によって克服した厳しさや飢えへの不安って簡単に忘れちゃって、自然への郷愁ばかり意識しちゃう。ほんとそうだなーと思う。また、この本の消費税の話が面白かったとレビューしてる人がちらほらいた。他の税と比べて消費税の方が公平感があると。お金持ち2人の対談で、所得税がっぽりとられてるからってのはあると思う。消費増税は庶民にとっては一方的な増税のイメージで、他の税を下げる代わりに消費税って発想が無いから面白いと感じる人が多いんだと思う。「直間比率」って言葉が出回る前の対談だし。 >> 続きを読む
2016/09/09 by W_W
さまざまな分野で改革を志すものにとっての、いわば”戦略的バイブル”(p1 巻訳者まえがき)サブタイトルに、「危機を乗り越える技術」とあるように、ペレストロイカに取り組んだゴルバチョフや、政争に明け暮れるクリントンなどの大物政治家の活動から、小さな村での禁酒運動や職場での事務改善まで、なにかを変えようと取り組んだ人が陥りがちな危険と、それを乗り越えるための対策についてまとめた本。サンプル例が雑多すぎて、これを実践的なノウハウ本として真に受けるのはどうかと思うが、読み物としてはなかなか面白い。「権威者の行動を読む」(第2部リーダーシップを発揮しながら生き延びる5つの方法 第3章全体像をつかむ)、「聖域を探す」(第3部リーダーシップの原点、心を見つめる 第9章自分自身をつなぎ止める)は、なるほどと思わせる。「ストレスがたまり、時間に追われると、人は往々にして、聖域の源になるものを真っ先にあきらめてしまう。聖域を持つことをぜいたくだと思ってしまうのだ。それが実はいちばん必要であるにもかかわらず、人は職場でほんの少しの余分な時間を確保するために、ジムに行ったり、近所を散策したりする時間をあきらめる。しかし明らかに、自己を確認し健康を保つための場を生活のなかで最も必要とするのは、最も困難な仕事をしているときなのだ。」(p288) >> 続きを読む
2017/10/05 by Raven
【竹中平蔵】(タケナカヘイゾウ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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