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大久保寛

著者情報
著者名:大久保寛
おおくぼかん
オオクボカン
生年~没年:1954~

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このランキングは1日1回更新されます。
      黄金の羅針盤
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 人間に『ダイモン』という分身がいる、
        世界は魔法と魔女、話すシロクマが存在するらという設定がベースになっている話。

        主人公のライラが様々なトラブルに巻き込まれつつも、その世界の確信、別世界(こちらの現実世界)が入り交じるところが面白い。
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        2019/03/17 by 竹下真弘s

    • 5人が本棚登録しています
      ファントム
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!

      • ディーン・R・クーンツが素敵に面白すぎる。読み出したら、もうやめられない小説というものがあるものです。

        寝る前に百ページぐらい読むつもりが、気が付いたら明け方になっている-------。少し前ならロバート・ラドラム、今ならディーン・R・クーンツだ。

        モダン・ホラー作家としては、私の中ではクーンツは、王者・スティーヴン・キングを凌いでいる。彼は単なるモダン・ホラーの作家にとどまらない。とにかく、ホラーの設定、SFのアイディア、サスペンスの進行を強烈に融合せた、一級のミステリー作家なのだ。なかなか、こういう書き手は現われないと思う。

        この彼の「ファントム」が、凄い。とにかく、もの凄い。荒唐無稽の侵略SFのアイディア。もう異様なイマジネーションが爆発してくる発端からして凄いのひと言。

        プロローグで一つの町が全滅する。面倒な手続きはいっさいない。ただちに物語の核心に我々読者を投げ込み、ぶんまわし、墜落させ、そのまま休む間もなく、サスペンスのジェット・コースターに連れ去ってしまうのだ。

        町は恐怖の静寂に包まれている。たくさんあるはずの人々の死体は、発見できない。血痕の一滴すらなく、切り離された首、現われたり消えたりする手首、体全体が青黒く膨れ上がった死体、歩き廻るゾンビ、巨大な蛾に脳を吸い取られて絶命する男-------。

        展開は、折り目正しくモダン・ホラーの呼吸だ。とにかく、侵略者の正体はわからないのだ。驚くべきことに、三分の二ぐらいまで、本当の正体は隠されているのだ。

        そして、ホラーの道具立ての全ては、侵略者の正体を明らかにするためのヒントの断片になっているのだ。何が? 誰が? この町を襲ったのか。

        恐怖の状態を景気よくバラまき、強烈な謎を眼の前に置くことによって読者を引き回すのだ。この「ファントム」という小説に現前しているのは、練達のミステリー作家だけが持つ驚くべきパワーだ。

        とどまるところを知らないサスペンス世界の絶頂。この変幻自在の化け物を造型した想像力のパワーは、とにかく凄い。内容証明はしない。侵略者が何か、誰か、明らかにすることがルールに反するからではない。

        ルールを破って顰蹙を買うのを恐れるのではない。正体を明らかにすることが、不可能なような怪物がここに描かれている気がするからだ。

        人間の中に住んでいる化け物以上に恐ろしいものはない、とはクーンツの名セリフだ。自分の小説こそが、一番恐ろしいという宣言だろう。クーンツとは全くのところ、ここに出てくる化け物(ファントム)のような作家だと納得してしまう。かくて、クーンツへののめり込みが始まってくるのだ。


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        2017/11/10 by dreamer

    • 2人が本棚登録しています
      コールド・ファイア
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • ディーン・R・クーンツの長篇小説「コールド・ファイア」(上・下巻)を読み終えました。

        読み終えての率直な感想は、いかにもクーンツらしいテーマや道具立てが詰め込まれた作品だなということですね。

        「命綱」という言葉が閃くや、不可思議な啓示に導かれるまま事故や犯罪の現場に駆け付け、死すべき運命にある人々を救うスーパーマンさながらの主人公。

        一歩間違えば、ギャグにしかならないような着想を大真面目に展開し、あれよあれよという間に、読む者を術中に取り込んでいくクーンツお得意の筆法は、今回も見事に功を奏していると思う。

        主人公に関心を抱き、いつしか恋に落ちる女性記者。両者の夢に現われる不気味な風車と怪物の謎。異星生物らしき存在との不可解な交信。

        そして、大文字で書かれるべき「善」と「悪」との戦いという基本設定-----あまりに定番すぎて、最初のうちは、またかという風に思いながら読んでいたのですが、ところがどっこい、この作品でのクーンツは、後半部でかつての「ファントム」や「ハイダウェイ」などで既に使用済みのテーマや道具立てを、全く意外な角度から引っ繰り返してみせるという荒技に挑んでいるんですね。

        その手際の鮮やかさには、驚嘆してしまいましたね。

        >> 続きを読む

        2018/08/30 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています

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