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藤井省三

著者情報
著者名:藤井省三
ふじいしょうぞう
フジイショウゾウ
生年~没年:1952~

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      世界は村上春樹をどう読むか a wild Haruki chase
      カテゴリー:日本文学
      4.0
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      •  2006年に開催された「国際シンポジウム&ワークショップ 春樹をめぐる冒険ー世界は村上文学をどう読むか」の記録集です。
         この本が出た頃、ぼくは村上春樹に対する興味をほとんど喪っていました。いま頃になって読むことにしたのは、ここ1〜2年、改めて村上を読み返すようになったこともありますが、なんといっても、このシンポジウムの基調講演がリチャード・パワーズであったことを知ったためです。パワーズほどの作家にリスペクトされている村上春樹って、どうやらぼくが思っていたより数段偉大な作家であるらしい…(^_^;)
         ぼくはあまり文芸評論を読まないのですが、世界各国の翻訳家による村上春樹論は、そのまま、翻訳とは何か、世界文学とは何かという議論になっていて、村上文学を離れてもとても楽しめるものでした。
         Ⅲ章の「翻訳本の表紙カバーを比べてみると」も、ビジュアル的に面白いだけでなく、外国における日本のイメージや、そのイメージと村上文学との距離なんかも考えさせられて、とても興味深い章です。
         ところで、ここでは2005年に出た「ポートレイト・イン・ジャズ」のロシア語版が、「この本の翻訳としては世界初でしょう」と紹介されているのですが、実はぼくは1998年に台湾で翻訳された「爵士群像」を持っています。2004年に台北の本屋で買いました!中国語(台湾語?)はさっぱりですが、羅列された漢字と和田誠のイラストを眺めながら、そのミュージシャンの音楽を思い浮かべると、なんとなく書いてあることが分かるような気になる、とても楽しい本です。
         「邁爾士・戴維斯」って誰のことか分かりますか?
         訳者の賴明珠さんもこのセッションに参加していたのに、「私の翻訳が先です」って発言しなかったのかな。
        >> 続きを読む

        2013/06/06 by 弁護士K

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      故郷
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 阿Qは、中国人の”国民性”の負の部分を集めた人として描かれているそうで、読んでいて、なんていうか、哀しい・・・。自業自得なのか、気の毒・・・。まわりの人たちも、何だかなあ、、、。魯迅さんは、中国人の国民性を批判的にユーモアをもって表現しているらしいですが、読んだ後も、何だか残念な感じでした。

        国民性って何だろう?その時代時代で大ざっぱな傾向はあるのかもしれないけど、中国人はー、とひとくくりにした言い方は苦手です。あくまで性格は個人のものだからねえ。人間はー、と言った方がいい。魯迅さんは、中国のことを思って「みんなしっかりしようよ」て思って書いたんだとは思います。中国だけでなく、日本もどこの国も同じようなものです。ユーモア?、、、阿Qさんは、、、笑えない。救いがない。

        夏目漱石の「坊っちゃん」も日本人の国民性批判(坊っちゃんの周りの人たち)を書いた物らしいけど、坊っちゃんの性格は(漱石が考えるところの)古き良き日本人だそうで、ユーモアがあってこっちの方が明るくて好きです。(魯迅は「坊っちゃん」をヒントに書いたと言われているようです)(「阿Q正伝」)

        「狂人日記」は、被害妄想の病気になった人の日記。妄想と思わないで真面目に妄想してるのが、コワイ。
        >> 続きを読む

        2016/11/28 by バカボン

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