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記憶喪失の若い女性。その過去を遡る中で遭遇する恐るべき陰謀。全体として高いレベルのエンタテイメントだが、伝奇モノとしての色彩が強すぎる。記憶喪失の女性というイベントから、すんなりと世界に入り込むことが出来、その後も間延びせずに中小のイベントが繰り返しやってくることで一定の緊張感を持続しつつ、ストーリーが展開していく。解説で山本容朗氏も述べているが、半村良氏作品と似た伝奇モノの臭いが強すぎる印象を持った。闇の組織の前身についても魅力的な設定で有り、とくに違和感は無いのだが、現代社会への影響力や実行力の維持など多少、着いていけない面が有る。伝奇テイストを抵抗無く受け入れられれば楽しめる作品である。 >> 続きを読む
2011/04/21 by ice
【高山洋治】(タカヤマヨウジ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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