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田中一江

著者情報
著者名:田中一江
たなかかずえ
タナカカズエ
生年~没年:1953~

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このランキングは1日1回更新されます。
      ねじまき少女
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 独特の世界観が素晴らしい。

        2015/11/22 by うえしん

    • 1人が本棚登録しています
      エンダーのゲーム
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 一昨年映画化もした古典的名作SF。

        未来の艦隊指揮官候補として、バトルスクールに通い始めたエンダーは、そこで他の仲間たちと共に、ゲームを通じて戦闘のための訓練を積んでいきます。

        エンダーの行く先は、困難に次ぐ困難の連続。いじめっ子に囲まれ、先輩たちに目を付けられ、喧嘩に次ぐ喧嘩。上司は彼を立派な艦隊指揮官に育てるためなら手段を選ばず、戦闘を奨励し、お人好では戦闘では勝てないと彼を集団から孤立させます。人類のためと言って容赦のないこと!6歳の少年にやることじゃありません。

        読む前の印象としては、6歳でしかない少年が天才ゆえに勝利を納め、そのカリスマゆえに信頼を勝ち取り、異星人から人類を救うという俺TUEEEものを想像していました。
        そもそも何でエンダー6歳なの?ってところから読者説得する気あんのかと勝手に思ったりもしていました。

        しかし、上述のことは読んでみても大差なかったのですが、だからと言って、エンダーの無双や戦闘の爽快感だけを追い求める作品というわけでもない。この作品の本質は、それら数ある戦闘よりも、それらに付随する彼の心の内側部分に迫る、もうひとつのゲームにあるといえます。ここでもやっぱりゲーム!

        エンダーは閉じられた環境の中で生きていくために戦わなければならず、本来優しい性格のエンダーは、相手をどうしようもなく傷つけてしまうことに対して葛藤を抱き続けます。また、指揮官としての自分の立場、友人との距離、姉ヴァレンタインをはじめとした愛情への飢えから、予想通りみるみる内に壊れていきます。読んでいると、天才であり果断に富んだエンダーなので、彼の年齢を忘れてしまうことがありますが、エンダーは小説の中の英雄ではなく、天才ではあるがただの子供。彼のモノローグや、彼がプレイするもうひとつのゲームを通して、彼の怒りや悲しみ、後悔が表現されています。

        また、エンダーを取り囲むサブキャラ達もまた、この作品には必要不可欠なもの。
        エンダーを常に過酷な状況に追い込む上官グラッフ。
        エンダーをずっと虐げてきた兄ピーター、エンダーを愛しそばで彼を守り続けてきた姉ヴァレンタイン。二人はエンダーが宇宙に去った後も影響を与え続け、彼ら自身も地球でじっとはしていない。

        戦闘の爽快感とゲームを通して語られるエンダーの葛藤、そして無駄のないシナリオと魅力溢れるサブキャラ達。

        果たして、グラッフの思惑はどう運び、ヴァレンタインとピーター織りなす地球でのストーリーがどうなっていくのか。
        というところで引きです。
        バガー(敵対する異星人)が全然出てこない!
        >> 続きを読む

        2015/04/19 by ryota

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