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金原瑞人

著者情報
著者名:金原瑞人
かねはらみずひと
カネハラミズヒト
生年~没年:1954~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      13ヵ月と13週と13日と満月の夜
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 小学生か中学生の時に
        妹が小学校の図書館から借りてきて
        それを私も読ませてもらいました。
        結果、妹、私共に大ハマり。
        ハラハラドキドキ、物語の中に入り込める、おもしろい話です。
        >> 続きを読む

        2015/11/01 by azure

    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      国のない男
      4.5
      いいね!
      • 名前も存じ上げず、ふと手にとった本
        こんなに批判めいたことを言っているのに
        軽妙で、チャーミング
        茶目っ気溢れる言葉にどんどん惹かれた
        たぶん読むたびに思うことに変化があって
        本棚にそっと忍ばせたい一冊
        >> 続きを読む

        2019/12/04 by kotori

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      終わらない夜
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.7
      いいね!
      • 【だまし絵が満載されておりますのです】
         夢……なのでしょうかね。
         夜の情景の中に描かれている色々な物がアナモルフォースします。
         うん、これは夢なんだろうね。

         大判の絵本なのですが、特にストーリーといったものはありません。
         ただただ、夜の不思議な光景が描かれているだけなんです。
         大変色調も豊かなイラストが描かれています。

         絵の中に登場する様々な物は、次々とその姿を変えていってしまうのです。
         例えば、真っ白に降り積もっている雪がいつの間にか布団に変わっていたり。
         そんな素敵な、色々に変容してしまう巧みな絵を集めた絵本です。
         作者はトリック・アートにも造詣が深いということなので、その辺のテクニックも活かした作品ということなんでしょうね。
         ちょっと怖さも感じる絵本なのですが、こういう本、子供達は、喜ぶかしら?
         
        >> 続きを読む

        2021/11/12 by ef177

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      刑務所図書館の人びと ハーバードを出て司書になった男の日記
      カテゴリー:各種の図書館
      3.0
      いいね!
      • 【刑務所風景のスケッチ】

         ハーバード大学を出たユダヤ人男性が、将来の進路を決めかねて刑務所図書室の司書に応募したというお話。
         とはいえ、彼は司書資格を持っているわけでもなく、ユダヤ教の戒律も破りまくっているという人物。
         刑務所内に設置されている図書室で働いていた間に経験したことを軽いタッチで綴っています。

         テーマとしては刑務所内の図書室という、なかなか興味深いものなので読んでみたのですが、う~ん……。
         個性的な受刑者とのやりとりや、刑務所内図書室を運営していく特殊性というようなものは分かるのですが、まさに散文的。
         一本通った強い主張や、全体を通じての筋があるわけでもなく、淡々と自己の経験が綴られていきます。
         かなりナイーブな性格の方のようで、それなりに色々考えたり、悩んだりしているのですけれど……。

         そうですねぇ……よくあるアメリカのドラマに出てくる若い男性っぽい感じ。
         著者も、作中で学生によく間違えられたエピソードを綴っていますし、決して強面ではなく、ひょろっとした印象の男性として描いています(裏表紙折り返しに著者近影がございますよ)。
         以前、OED(オックスフォード英語辞典)を完全読破した人の本を読みましたが、あそこに出てくるようなタイプにちょっと近いかも。
         彼なりの考えに基づいてではありますが、かなり軽率な行動を取ったりすることもあったようです。
         また、受刑者それぞれにまつわる小さなドラマもあって、それなりのエピソードではあるのですけれど……。

         面白いテーマだっただけに、軽く綴られすぎていて、やや残念感が残りました。
         刑務所内部の様子(アメリカの刑務所ですからかなり緩いですが)に興味がある方には面白いかもしれません。
        >> 続きを読む

        2021/06/03 by ef177

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      モルグ街の殺人事件
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 1841年!
        日本なら江戸時代に発表の本作。
        嘘か誠か地球初の推理小説で密室ものとの事、まずは探偵デュパンの小気味よい推理が冴え中々の立ち上がり。とても古さを感じさせない洗練されたものを感じました。
        また恐怖小説が得意分野とだけあって遺体発見のシーンはかなりぞっとできます。
        そして何より結末! これは凄すぎでしょう!
        初の密室トリックなどとすっかり忘れ去ってしまうような衝撃的なラストでした。
        腰を抜かしました。
        短編ながらあらゆる点で飛び抜けた作品。
        作家界にもこんなレオナルド・ダ・ヴィンチみたいな人がいたんですね…
        >> 続きを読む

        2014/04/23 by 豚山田

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      ジャングル・ブック オオカミ少年モウグリの物語
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 大昔にディズニーで映画化されたこの作品。
        ぜひ、ぜひ読んでみてください!

        ジャングルで両親とはぐれ、狼に育てられた少年モーグリがジャングルの仲間たちと生き、成長していく物語です。
        最初はひ弱なモーグリですが、徐々にたくましく成長していきます。
        女性なら母性を感じてしまうかも!(?)

        ちなみに私の一番のお気に入りキャラは表紙の左上にいるクロヒョウのバギーラです。
        渋くてスマートな紳士…痺れます!
        >> 続きを読む

        2015/04/20 by メガネ萌え

    • 1人が本棚登録しています
      ジャングル・ブック オオカミ少年モウグリの物語 オオカミ少年モウグリの物語
      カテゴリー:文学
      5.0
      いいね!
      • 上巻では主人公モーグリの幼少期が描かれていましたが、
        下巻では成長したモーグリがジャングルの王として君臨する様子が描かれます。

        侵略してくる人間や凶暴な赤犬の群れとの戦いなど、ハラハラドキドキする展開が待ち受けています。
        ぜひ、ジャングルの王モーグリの最後を見とどけてください!
        >> 続きを読む

        2015/04/21 by メガネ萌え

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      アーサー王物語
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • アーサー王伝説について書かれた物語を読んでみたいと思い探していたときに出合った本です。

        スケールの大きなアーサー王の遠征あり(アーサー王がローマ帝国を征服していたとは知りませんでした)、騎士たちの冒険行とロマンスあり、聖杯探求の神秘的なエピソードありでとても魅力的なお話でした。

        キリスト教徒の物語なのですけど、魔術士、巨人、神秘的な現象等、非常に異教的なモチーフが多く取り込まれており、それがこの伝説に独特の雰囲気を与えている気がしました。

        挿絵もこの神秘的な伝説の雰囲気に合った作風で、物語をさらに素晴らしいものにしています。
        >> 続きを読む

        2018/01/14 by くにやん

    • 1人が本棚登録しています
      墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活
      カテゴリー:小説、物語
      2.5
      いいね!
      • ホラーかと思ったら、ファンタジー寄りのジュブナイル。1章それぞれが独立した物語としても楽しめる感じがした。主人公が最終章で墓場のみんなが見えなくなるとか、旅立って行くラストは、胸が一杯になる。 >> 続きを読む

        2014/04/27 by 紫指導官

      • コメント 2件
    • 4人が本棚登録しています
      ジョン万次郎海を渡ったサムライ魂
      カテゴリー:小説、物語
      いいね!
      • 英語版Heart of a Samurai Margi Preusの下読みのため

        2014/12/07 by DaNi

      • コメント 1件
    • 3人が本棚登録しています
      プリンセス・ダイアリ-
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 自分の青春時代にこの本に出会って、ミアと一緒に成長したかったな。
        最終巻までに中学生〜高校生へとゆっくり、話が進んでいくので、子供にも勧めました。(ソフトな性教育にもなるのではと、思って)
        でも、読まないみたいです‥‥‥
        >> 続きを読む

        2015/04/16 by chiiko

    • 3人が本棚登録しています
      クレイ
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 【これはアーモンド流の『ゴーレム譚』なのだろうか】
         デイヴィッドはいつも悪友のジョーディとつるんでいました。
         煙草を吸ったり、教会のワインをくすねて飲んでみたり。
         でも、それほどの悪ガキでもありません。
         だって二人とも(小遣い目当てにせよ)教会の手伝いをし、ちゃんと懺悔もするのですから(とは言え、懺悔した直後から誓いを破るんですけどね)。

         目下の問題は、敵対しているグループのボスのモウルディのこと。
         モウルディは図体も大きく粗暴な少年で、大人たちに交じって平気で酒を飲んでいます。
         デイヴィッドやジョーディもこっぴどく痛めつけられたことがあり、とても太刀打ちできないので見かけたら逃げることの繰り返しでした。
         「あいつが死んじまったらいいのにな」。

         そんなところへスティーヴンという少年が現れました。
         牧師さんが言うには、デイヴィッドらよりも少しだけ年上なのだとか。
         どうやらスティーヴンは、神学校に通っていたものの、黒ミサに手を出したか何かで放校になったらしい。
         親父は亡くなっており、母親も頭がおかしくなったのでこの町に住むちょっと認知症っぽいお婆さんの家に引き取られてきたとか。

         おかしな奴だ。
         おかしな奴だけれど、もしかしたら俺たちに必要な奴かもしれない。
         ということで、デイヴィッドたちはスティーヴンに近づいていくのです。

         スティーヴンは、粘土をこねて小さな像を作るのです。
         使徒像や何かを。
         確かに器用な奴で、大人たちは素晴らしい出来だと感心しています。

         スティーヴンは、デイヴィッドに目をつけるのです。
         お前には力がある。
         俺の力と合わせたら何だってできると言って。
         こいつ何言ってんだ?
         そんなデイヴィッドの目の前で、スティーヴンは、自分が作った粘土像に「生きろ、動け」と命じたのです。
         そうしたところ、粘土像が動き出すではないですか。
         何なんだこれは……。

         スティーヴンは、デイヴィッドにキリストの血と肉を持って来いと命じます。
         教会の聖体拝領のパンとワインのことです。
         そんなものどうするんだ?
         キリストの血や肉には力があるのさ。

         スティーヴンは段々と悪魔じみてくるんですね。
         そして二人は遂にある物を作り始めるのです。

         私は、最初表紙を見た時に、『クレイ』というタイトルは少年の名前なのかな?と思って読み始めたのですがそうではありませんでした。
         『クレイ』というのは、まさに土くれ、粘土の意味のクレイでした。
         ところどころにアーモンドらしい、キラリと光る描写のある作品なのですが、全体的なプロットは予定調和的です。
         結末もあっさりと閉じた感じで、もう少し何かして欲しかったと贅沢な事を感じてしまいました。

         大人になりかけようとしている少年たちの幻想譚というところでしょうか。
         他のアーモンドの作品に比べて、ややこじんまりまとまってしまったかなという印象でした。


        読了時間メーター
        □□□     普通(1~2日あれば読める)
        >> 続きを読む

        2021/08/01 by ef177

    • 1人が本棚登録しています
      プリンセス・ダイアリー
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 表紙が1色のシリーズは、訳が以前とは違うそうです。(ミアの口癖)
        私はこのバージョンのミアがいいなと、思いました。
        ただ、この訳だと全巻は出てないのです(;_;)

        ※表紙がカラフルなバージョンは、ミアが今風な感じがしました。
        >> 続きを読む

        2015/04/16 by chiiko

    • 1人が本棚登録しています
      ニューヨーク145番通り
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 【ほのぼの、しみじみ、良いお話】
         ニューヨーク145番街は黒人たちが住むハーレム地区です。
         巻末解説によれば、貧しい地区、スラム街だということです。
         住人達の半分は職にあぶれています。
         やることがないから、いつも街頭にたむろしています。
         ギャングが車で突っ走って来て銃を乱射したりもします。
         みんな慣れていて、すぐに身を伏せます。
         そんな街に住む人々の、ほんのり良いお話の短編集です。

        〇 ハーレムの極悪犬
         ぼくたちがいつものようにビッグ・ジョーの店の前で「史上最強のボクサーは誰か?」なんていう話をしていたら、いきなりパトカーが何台もやって来たんだ。
         お巡りが沢山集まって来て、ぼくたちに動くなって。
         もう、このお話に出てくるお巡りさんたちは、『天才バカボン』のあのピストルのお巡りさんかと思う程銃を乱射しまくります。
         最後は悲しいお話。

        〇 ストリーク
         良いことが続いた後、突然、悪いことが立て続けに起きることってありませんか?
         あれ、『ストリーク』って言うそうです。
         良いことと悪いことは同じ数だけ続いて、それが繰り返されるんだそうです。
         ジェイミーは、今、ドツボにはまっています。
         バスケットの試合で決定的なチャンスをミスしたため、チームが負けてしまったのを皮切りに、悪いことばかりが続きます。
         相棒のフロッギーは、「そりゃストリークだ。そのうち良いことが続く。」って言うけれど、そんなの信じらんねぇよ。
         と、思っていたら、突然ラッキーが続き出しました。
         悪いことは何回あった? 7回だ。
         じゃあ、良いことはあと5回だ。
         今のうちに、サイコーにいかしてるシーリアをダンスパーティーに誘うんだ!
         と、考えているうちに、つまらないことで良いことがどんどん起きてしまいます。
         ヤバイ、ヤバイよ。ラッキーが終わっちまう!

        〇 モンキーマン
         いつも木の上に座って本を読んでいるからモンキーマンというあだ名をつけられた物静かな男の子がいました。
         さて、今、この町では新しく作られた少年たちのギャング団がのさばり始めたところ。
         ワルの女の子もギャング団に加わっています。
         目をつけられたピーチズは、女の子たちにカミソリで襲われそうになるのですが、通りかかったモンキーマンに助けられます。
         今度はモンキーマンが目を付けられ始めたのです。
         しかも、悪いことに頭からっぽのクリーンが首をつっこんできました。
         クリーンは、ギャング団に入るためにモンキーマンを叩きのめすと公言します。
         逃げられなくなったモンキーマンは……。

        〇 キディとマックのラブストーリー
         野球が抜群に上手く、19になる頃にはメジャーリーガーになっているはずだと言われていたマック。
         彼は自惚れが強く、勉強なんてほったらかしです。
         まぁ、性格的には嫌な奴かも。
         そんなマックに学校一美人で、抜群に頭の良いキティが告っちゃったのです。
         それを機にマックの態度は一変しました。
         自分はキティが弁護士になるまでにメジャーリーガーになって活躍し、その後は二人で……なんて真面目に将来を考えたり。
         しかし……、街中で銃撃騒ぎが起き、そのあおりを食ってマックは片足を切断する大怪我を負ってしまったのです。
         メジャーリーガーどころの話じゃありません。
         完全にダメになってしまったマック。
         キティが何を言ってもダメなのです。
         キティは、遂に……。

         どのお話も良いお話ばかりです。
         中にはしんみりしてしまうお話もありますが。
         読了感は、大変ほのぼのとして、気持ちの良いものです。
         素直に良い本だなぁと思えますよ。


        読了時間メーター
        □□      楽勝(1日はかからない、概ね数時間でOK)
        >> 続きを読む

        2020/10/16 by ef177

    • 1人が本棚登録しています
      心のナイフ 混沌の叫び 1
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 世界中で高い評価を得ている、パトリック・ネスのディストピアン・SF小説、混沌の叫び三部作の第一部の上巻の感想です。
        そう、これはファンタジーではなくSF小説です。
        SF小説久しぶりに読んだけどわくわくした! そうしてちょっと怖かった!
        人々が新しい暮らしを夢見て移殖した新世界。しかしエイリアンである処のスパクルとの戦いで、ノイズ菌という細菌をまかれ、そのおかげで男の半分と女は総て死に絶え、生き残った男たちは、ノイズ菌に感染。自分の考えが相手に伝わってしまうという症状に罹ります。人間だけでなく、動物も皆感染します。
        もうすぐ大人の仲間入りを果たす主人公のトッドは、プレンティス・タウンというノイズだらけの街で育つのですが、ある時、全くの静寂に出会ったことから、町を追われることになります。
        そこで、女の子と出会って?(女の子は全員死んだはずなのに……)

        トッドが逃げなくてはいけない理由とは? 何が真実で、何が偽りなのか? そういったことはまるで分らないまま、とにかく逃げる小説です。おもしろいのかそうじゃないのかわかりませんが、不思議な吸引力があってすごく引き付けられます。
        理由もわからないまま向けられる悪意。逃避行はうまくいかないことばかりですが、その中にも希望が一筋差し込んでいるような物語です。

        SF小説は久しぶりに読んだけど、これはすごく続きが気になる! というか、あんなところで終わらせるとは! 続きも借りてきてよかったです。
        色々な謎がまだまだ明らかになっていませんし、世界観もおぼろげにしかわかりません。
        だけど、読ませる力のある作品です。
        一体、プレンティス・タウンは何をたくらんでいるのか?

        YA向けの本ですが、大人が読んでも楽しい1冊。もちろん、YA世代の方も、読んで面白い一冊です。
        少年少女らしい心の機微や、大人たちの愛情を確かに感じられ、本当に完成度の高いシリーズなのだろうなと思わされます。
        続きも近いうちに読みたいです。
        そんなに厚い本でもないですし、気になる方は是非読んでみてくださいね。
        >> 続きを読む

        2013/12/11 by mayuri

      • コメント 5件
    • 2人が本棚登録しています
      魔使いの弟子
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「決して日が暮れてから読まないこと」
        出版社のこの本の紹介で書かれていた文句です。
        以下BOOKデータスペースからあらすじを載せておきます。

        ぼくはトム、七番目の息子である父さんの七番目の息子だ。手に職をつけてひとりだちするために、ぼくが弟子入りすることになったのは魔使い。恐ろしいボガートや魔女から人々を守る危険で孤独な仕事だ。母さんは、ぼくには特別な能力があるのだから、立派な魔使いになれるって言うけど、なんだか自信がない。ぼくが魔使いに弟子入りするための最初の試験は、さびれた炭鉱町ホーショーにある幽霊屋敷でひと晩過ごすこと。ひとりっきりで残されて、変に目がさえて眠れずにいると、地下室で物音がした。だれもいないはずの地下室で、だれかが地面を掘っている…こわがりの少年トムは、無事に魔使いになることができるのか?どきどき恐くて面白い。“魔使いシリーズ”第一弾。


        最初から自ら進んで魔使いになる道を選んだわけではなく、仕事のためという案外消極的な理由から魔使いに弟子入りしたトム。
        ある日、魔女の親戚の女の子、アリスと約束をしてしまいます。
        その約束が、とんでもない事件を引き起こして……??

        2014年1月に映画公開(予定)ということで、これを機に前々から興味のあったシリーズを読書しました。
        確かに、ちょっと怖くて面白い、そんな話でした。何より、それに加えて非常に読みやすいので、ページをめくる手が止まりません。
        ちょっと臆病だけど、真の勇気を持つトム。トムを教え導く師匠のグレゴリー。善と悪の境目にいる少女アリス。出てくる登場人物が皆魅力的で、読んでいてドキドキします。キャラクター造形がうまいです。

        私が特に好きなのはアリス。善でありながら悪にもなり得るというその存在のゆらぎが、これからの物語はどうなるんだろう……、と想像させてたまりません。これは続きも読むしかない!

        人々に忌み嫌われながら、人々の求めに応じて人々を邪悪な存在から守る魔使い。その定めを知った時のトムの悲哀が、なんとも印象的でした。

        トムは立派な魔使いになれるのか? これから登場人物はどうなっていくのか?
        一冊読んだら、続きが読みたくなること間違いなしの危険なシリーズです。
        お勧め。面白かったです。
        >> 続きを読む

        2013/07/11 by mayuri

      • コメント 9件
    • 4人が本棚登録しています
      豚の死なない日 海外小説の誘惑)
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • アメリカの農村を舞台にした父から息子への伝承。

        全く内容がイメージできないタイトルに興味を引かれて手に取った。

        農村に暮らす、質素倹約を旨とする貧しい家族。
        学問も無く、蔑まれることの多い屠殺業で生計を支える父親。

        そこで育つ少年は、質素倹約の徹底に疑問を感じつつも牧歌的な環境で成長を重ねる。

        ある日、父は息子を呼び出し早急に大人になることを迫る。
        当惑しつつも精一杯の覚悟で、父からの試練に耐える息子。

        その後、息子は父の真の偉大さを知る。

        感動に包まれるというところまでは行かないが、良書で有ることは間違い無い。
        >> 続きを読む

        2011/03/07 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      真昼の夢
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • この作家の絵本、3冊目。
        どれも素晴らしい!
        えっと驚き、なるほど~と思い、時に気味悪く。
        それにしても、こういう絵を描く人の脳みそは、どうなっているんだろう?
        >> 続きを読む

        2015/12/23 by けんとまん

    • 1人が本棚登録しています
      どこでもない場所
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • だまし絵の世界ですね。
        面白い。
        何となく、ほんわかと感じられる部分もあって、こんなだまし絵なら、いくら見ていても飽きないなあー。
        想像と創造が、ここから、拡がるような印象。
        ということは、もしかすると、見ている時の自分の状態で、いろんな見え方・感じ方がするのではと思う。
        そう思うと、深いなあ~と。
        >> 続きを読む

        2015/12/10 by けんとまん

    • 1人が本棚登録しています
      パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね! Jenna
      • このシリーズ読んで初めてギリシャ神話を知って大好きになりました!
        こどもだけじゃなくて大人も楽しめるシリーズだと思う。 >> 続きを読む

        2017/11/14 by ☆颯月☆

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【金原瑞人】(カネハラミズヒト) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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