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吉本ばなな

著者情報
著者名:吉本ばなな
よしもとばなな
ヨシモトバナナ
生年~没年:1964~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      キッチン
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! fireman Erika pikapika
      • 初めて読んだのは多感な中学生の頃だったと思います。そして彼女の著作を読み漁った。当時は『白河夜船』が一番好きだった。

        持っていたはずなんですが、何度か引っ越したときに多分売ってしまっていて、BOOKOFFで再会したので何の気なしに買いました。この表紙のやつが欲しかったんです。表紙の紙質も好み。

        思春期につきささる繊細な感じが実に吉本ばななだな、と思います。恋愛ではない愛し方、というか。人間体人間、であり、恋愛として括れない関係性を描いているんだと思ってます。『キッチン』は1987年とのことなので、なかなかセンセーショナルな内容だったのではないでしょうか。色あせないよなぁ、とも思いますが、やっぱり中学生だった時に読んだのとは違う印象を受けている気もする。身近な人を亡くす、という、誰の身にも起こりうる悲劇、ちょっと周りを見渡せばごろごろ転がっているくせに各人にとって比較にならない悲劇、それをどうやってやり過ごすのか、という話なのかなぁ、と思います。名作である。

        やっぱり好きです。最近のはあまり読んでいないのですが、吉本ばななは初期作品群のエッジの効いた感じがとても好き。
        >> 続きを読む

        2017/04/05 by ワルツ

      • コメント 4件
    • 他19人がレビュー登録、 61人が本棚登録しています
      Tugumi
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! fireman mt-yuto
      • 小中学生の頃に読んで好きだった本です。

        極度に美しい人は最低の事をしても許される、ということをここまで露骨に書いた本はなかったので当時衝撃を受けました。つぐみの手紙は、そこだけ読み返す程好きな場面でした。

        つぐみも町も、主人公自身の生活に関わる全てに現実の世界より濃い命があるように思えます。
        >> 続きを読む

        2016/11/15 by MaNaSo

      • コメント 2件
    • 他9人がレビュー登録、 35人が本棚登録しています
      うたかた
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 『うたかた/サンクチュアリ』(吉本ばなな) <新潮文庫> 読了です。

        久しぶりのばなな作品だったので、最初はなかなかとっつき難かったのですが、馴染んでくると、彼女独特の表現が非常に心地よく、楽しく読むことができました。

        この表現力は本当に「ありそうでない」ように思います。
        最近の「よしもとばなな」作品はあまり面白くないとも聞きますが、この表現力さえ残っているのなら是非とも読んでみたいです。

        しかし、あとがきで彼女は
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        「きっとこういうことが書けるだろう、書けるに違いない」と思って書き、そして失敗したというのが正直な気持ちです。
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        と書いているのが驚きです。
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        私の言葉でない言葉で書かれた小説
        ----------
        なんだそうです。

        まだ、『キッチン』とこの作品しか読んでいないので判断できませんが、今後もいくつか読んでみてから、これからも読み進めていくべきか、決めたいと思います。
        >> 続きを読む

        2015/10/03 by IKUNO

    • 他3人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      デッドエンドの思い出
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「幽霊の家」は感動作だった!

        2017/03/15 by ふみえ

    • 他3人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      キッチン
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      •  不器用で繊細な登場人物達が大切な人と別れ孤独感を感じる中、誰かとふれあい、自分の中で大切な人との別れを受け入れていくお話です。心にすっと染み込んでいく水のようなお話でした。
         この世界は私のためだけにあるわけではありません。世界は突如として無慈悲に私達の大切な人を奪っていきます。大切な人を失い、心にぽっかりと空いた穴はどのようにすれば埋めることができるのでしょうか。私は誰かと繋がることによって心の穴を埋めることができるのではないかと思います。では、どのようにしたら人と繋がることができるのでしょうか。私は何かに全力を尽くしているときに誰かと繋がることができると思います。このお話ではみかげさんが雄一くんにカツ丼を全力で届けようとしたことにより二人の間にあったあと少しの距離を埋めることができたのではないでしょうか。
         誰かを失った悲しみを埋めることができるのは別の誰かしかいないのかもしれません。
        >> 続きを読む

        2016/11/04 by taka0316

    • 他2人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      スナックちどり
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 育ててくれた祖父母を亡くしたちどり。
        離婚したばかりのさっちゃん。
        心にぽっかり穴の開いた、いとこ同士のふたりが、イギリスの果て、ペンザンスを旅する。
        ペンザンスという街は、どことなく淋しい空気が漂う閉鎖的な港町。
        その中にすっぽりと入り込み、自分や他者を見つめていく。

        物語の中に、よしもとばななさんが書き込んだ救いがある。
        何度も読み返して、味わいたい救いがある。
        彼女の小説の中すべてにあるこの救いは、ここにも健在していました。
        >> 続きを読む

        2015/11/07 by shizuka8

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      哀しい予感
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • ゆきのが、変わり者のおばの家へ家出をする。
        本当の事を知る事は大切だ
        と、主人公の弥生が何度も口にします。

        ゆきの、好きです。
        >> 続きを読む

        2015/05/09 by leaf

    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      アムリタ
      カテゴリー:小説、物語
      2.5
      いいね!
      • 『アムリタ』[全二冊] (吉本ばなな) <新潮文庫> 読了です。

        小説の形式をとっていますが、要はスピリチュアル本です。
        スピリチュアルのお好きな方はどうぞ。

        本文中、スピリチュアル的なものを否定するような記述があったり、(小説の中で)実際にあったスピリチュアル的な現象に「そんなばかな」みたいなことを言ってみたり、でも結局は受け入れていて、なんだかあざとさを感じます。

        『キッチン』で驚愕した彼女独特の瑞々しい表現力が、こんなことだけに使われるなんて、私としては本当に残念で仕方ありません。

        もう吉本作品は読みたくないのですが、先物買いして積読しているものがあと一冊あるので、それまでは読みます。
        先物買いも考えものですね……。
        >> 続きを読む

        2016/11/22 by IKUNO

    • 他1人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      ハゴロモ
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 長年の不倫関係にピリオドを打たれたほたるは、空っぽの状態で川の流れる故郷へ帰る。
        ちょっと変わった父親。蘭でうめつくされている喫茶店で祖父直伝の美味しい珈琲を淹れる祖母。かつての父親の恋人であり再婚し損ねてしまった相手の娘、るみ。
        そして、どこかで出会った様な、でもどうしても思い出せない、赤提灯を掲げインスタントラーメンを作るみつる。
        それぞれが少しずつ絡み合っていて、それがまるで、おとぎ話の様。
        誰もが何かしら傷を抱えていて、その癒し方も様々。もがいてもがいて進もうとする人もいれば、ただじっと向き合い、時が流れ、少しずつ自然治癒しようとする人。
        みんな同じじゃつまんない。色んな人がいるから、面白い。
        とてもふわふわした、お話。
        ばななさんの作品、よく川が出てくる。
        川の流れや煌めき、よどみは、全てを受け入れてくれる様で、それでいて押し流される様で、怖くて、優しい。
        そんな川の側の街の、ちょっと変わった、不思議なお話。
        >> 続きを読む

        2014/09/13 by ayu

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      サウスポイント
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「ハチ公の最後の恋人」の後日談。
        はじめは、どこが後日談かわからず戸惑ったが、話がつながったことで、さらに物語の深みが増した。

        登場人物のセリフ、想いにちりばめられた、よしもとばななさんからのメッセージは、やはり、ここにも溢れていた。
        サイッキックな傾向が強い最近の作品よりも、内容が穏やかで、読んでいて気持ちがよかった。
        >> 続きを読む

        2015/09/13 by shizuka8

      • コメント 1件
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      ジュージュー
      カテゴリー:小説、物語
      2.7
      いいね!
      • よしもとばななさんにしか書けない、よしもとばななさんらしい下町の人々が描かれている物語。
        作中に出てくる、朝倉世界一「地獄のサラミちゃん」。
        作者も、本当に落ち込んでいた時に、毎日これを読んで眠りについていたという。
        一度読んでみたい。
        >> 続きを読む

        2015/09/22 by shizuka8

    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      イルカ
      カテゴリー:小説、物語
      2.7
      いいね!
      • 今回は、出産がテーマなのかな。と漠然と思った。
        勿論、よしもとばななさんの感性で書かれているので、他のモノとはピシャリと一線を引くものだ。
        出産を体験した作者が、主人公に、出産も死も近しいことで、体に任せるしかない。と言わしめているところが、印象に残った。
        主人公と、それに係わる人間関係が規格外なのも、よしもとばななさんらしい。
        >> 続きを読む

        2016/05/23 by shizuka8

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      彼女について
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 思いもしない最後でしたが、良かったと思いました。
        暗い世界にいたままではなく、小さな光を見出して行けたこと。

        静かな文体でした。所々、泣いてしまいましたし、時々、辛かったりしましたが、好きな本です。
        愛するとは、なんだろうね?などの問いに柔らかく答えてくれているようでした。

        好きな感じの世界観でした。
        >> 続きを読む

        2014/12/15 by shio

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      哀しい予感
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      • 『哀しい予感』(吉本ばなな) <幻冬舎文庫> 読了です。

        もし「私」と「おば」の話だけだったら、傑作だったんじゃないかと思いました。
        導入部など、なかなかのものです。

        でも、スピリチュアルを始めいろんなものを詰め込んだおかげで、結局残念な作品になってしまいました。

        まあ、これで吉本ばななの積読も終わりました。
        彼女の作品は『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』だけ読めばいいと思います。
        >> 続きを読む

        2016/12/12 by IKUNO

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      キッチン
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • その場の空気感とか主人公の感情が、言葉を読んでるというより感覚で伝わってくる文章だった。すごい。近しい人を亡くしたことはないけどその絶望の一端を感じた気になった。 >> 続きを読む

        2014/07/03 by sh11083

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      うたかた
      カテゴリー:小説、物語
      いいね!
      • 「紙コップのオリオン」をもう読み終わるなーというときに、何だか次に読む本が手元に無いのがいやで、でも2冊も本を鞄に入れる気にもなれず、ふと本棚にあったこの薄い文庫本を手に取ったのでした。
        吉本ばななさんの本は中学から高校の間ですごく人気があって、その流れに便乗するように読み始めました。(初めはTSUGUMIだったかな?)この本も、その頃に自分で買ったもの。あの頃読んで以来、結婚してからも持っては来たけど読んでいなくて、本当に久しぶりに読みました。

        最初の感想は、「ああ、やられた」という感じ。
        「ああ、そうだった」と。
        最近中学生の出てくる本ばかり読んでいたので、心臓を鷲掴みにされてぶんぶん振り回されるような感覚は久しぶりで、もう、感情を揺さぶられすぎて、電車で泣いてしまうし、大変でした(笑)
        胸が苦しくて、会社の最寄り駅に着いたのに落ち着かない感じとかね。

        ストーリーとか、ぜーんぶ忘れてしまっていたので初めて読んだ感覚で、でも吉本ばななさんの他の作品のイメージはあって、でもそれとも少し違う(これはかなり初期の作品なんですよね)感じが新しく、若い感性で描かれているイメージが、別の方の作品のようにも思えて、なんだか不思議でした。

        吉本ばななさんに興味がない人も、これは読んでみてもいいんじゃないでしょうか。
        空気をうまく描く作家さんだなぁと、改めて思いました。
        >> 続きを読む

        2016/11/13 by riiriurie

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    • 1人が本棚登録しています
      アムリタ
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 2ヶ月位かけてちまちまと読みました。
        いつもながらに清々しいけど切ない文体です。

        話が付け足し付け足しされているような感じで、この小説がひとつの事件を中心にしているのだとしたら、とても読みにくいものだったのだろうなぁと思います。
        でもこれは異常な設定の人たちの日常が描かれているのでこんな感じで大丈夫。

        サイパンとさせ子夫婦のあたりが一番心にきました。
        させ子曰く、サイパンは一番彼岸に近いのだそうです。
        そう聞いたら行ってみたくて仕方がなくなりました。
        >> 続きを読む

        2015/02/26 by みずゑ

      • コメント 1件
    • 10人が本棚登録しています
      白河夜船
      カテゴリー:小説、物語
      1.5
      いいね!
      • 『白河夜船』(吉本ばなな) <新潮文庫> 読了です。

        眠りが好きです。
        長時間眠りたい、ということではなく、質のいい眠りをとるのが好きなんです。

        そんな私が期待して読んだこの作品ですが、残念でした。
        眠りは確かに重要な意味を持っているのですが、それは別に眠りでなくてもよく、ただ、ある状況を象徴する道具として使われているだけでした。

        「白河夜船」「夜と夜の旅人」「ある体験」の三つの短中編が収められています。
        どの作品も、彼女の最大の魅力だった「表現」が、単なる文字の組み合わせのようで、全く響いてきませんでした。

        かなり「スピリチュアル」に傾いてきている感じも私には距離を感じました。

        こういう作品を書くんだったら、もう吉本ばななはいいかな。
        いくつか積読があるので、それを処理したらもう読まないかもしれません。
        >> 続きを読む

        2016/09/30 by IKUNO

    • 7人が本棚登録しています
      なんくるない
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 沖縄に行かなくちゃ。

        この本を読んだ後、すぐさま沖縄に向かいたくなった。

        話の中の沖縄は晴れ渡っているのに、読む者の中にはしとしとと雨が降り続ける感じ。

        それは不思議と嫌な感覚ではなくて心地よかった。

        21歳の誕生日にこんな素敵な本をプレゼントしてくれた友人に感謝。

        自分の事を考えながら本を選んでもらえるのは、とても幸せな事です。
        >> 続きを読む

        2011/08/25 by Iris

      • コメント 1件
    • 7人が本棚登録しています
      みずうみ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 私の大好きな作家。山本文緒さんが好きだということで、初めてよしもとばなな作品を読んでみた。
        よしもとばなな…「よしもと=吉本」というどこかのお笑い系事務所を連想させてさらに「ばなな」という可愛らしい名前からちょっと笑えるエッセイを書いている人なんだろうと勝手な印象をつけていた私だったので、初めの1ページで感銘を受けた。
        心情描写が丁寧で繊細で、真似できない独特の表現。作品内の環境というのもあるけれど、静かに穏やかでしっとりとした世界観に浸るのはあまりに心地よくて、次のページが気になって仕方ないのに、最後のページを読んで私がこの世界から置いて行かれることに寂しさを感じるくらい。

        中島くんが本当に少しずつ心を開いていくと共に、ちひろは自分の中島くんへの愛情、恋心を実感していく。けれどこれはよくある恋心とはちょっと違って、あまりに複雑で安定しないもののような気がする。ちひろは中島くんに恋人としての愛情も感じつつ、母親のような愛を示したりもする。そしてどこかで中島くんのもつ深く暗い過去へ関わることを拒んでいる。
        この2人はどこまで深まっていくのだろう。でもどこかでぷつんと切れても不自然でないような気もする。相手が中島くんだから不自然ではないのだ。それはきっと相手が中島くんで、中島くんが選んだちひろだからだろう。

        中島くんやミト兄弟がいたコミューンが村上春樹の1Q84を思わせた。
        >> 続きを読む

        2014/07/21 by みずゑ

      • コメント 3件
    • 5人が本棚登録しています

【吉本ばなな】(ヨシモトバナナ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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