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詐欺師たちの殺し文句。日名子暁先生の著書。詐欺師たちに騙されないという自信を持っているほど詐欺師たちに騙される。詐欺師たちの殺し文句を知っていれば、詐欺師たちに騙される可能性は下がるのかも。詐欺師たちに騙されないという自信過剰は捨てて、謙虚な気持ちを持てば、詐欺師たちに騙されないで済むと思う。 >> 続きを読む
2019/08/12 by 香菜子
変遷する盛り場のトレンドと、海千山千の猛者達の華麗な手口。一部エグすぎる内容で、スポーツ新聞の風俗欄を読まされている気になった。前半は性風俗の変遷を扱っているため、電車で読むには抵抗が大きい。中後半からはお酒を扱う店やキャッチなどに対象が移るため、場所や読者を選ばない内容になっている。ここで描かれる裏社会も、表社会の鏡像としての要素が非常に大きい。とくに出稼ぎ外国人の国別、時代別の変遷は表社会の現象を見るよりも、よっぽど分かり易く、国際社会の中の日本を把握することが出来る。ある意味、期待通りのB級。 >> 続きを読む
2011/03/21 by ice
歌舞伎町のダークサイドビジネス紹介。歌舞伎町に漂うな危険な匂いは、そこで活動する人々が醸し出すものだと実感。何人かのルポライターが、それぞれテーマを決めて取材結果をまとめたものという印象。風俗情報誌の変遷。ホストクラブの内情。東欧諸国から女性を入国させるプロモーターなど、一見、他の歌舞伎町本と同じに見えてオリジナリティが高い取材対象が多いように感じた。断片を組み合わせて歌舞伎町という街を組み上げるような試みは成功しているものの、共著で有るため、残念ながら一貫した主張や総合的な見解などについては示されていない。詳細に示されているボッタクリの手口の一例は、もはや騙されて爽快と思わせるような鮮やかさ。騙す側も色々と知恵を絞っている以上、ボケッと飲んでいる側は簡単に騙されるのだろう。様々な人間達が暗躍し、実際に危険な街であることは疑う余地は無いのだが、そこに立ち入る立ち入らないという選択が本人に任せられている以上、この怪しい魅力を放ち続ける繁華街を何としても残して欲しいと改めて思った。歌舞伎町という街は、香港に行ったときと同じように活力を注入してくれる。 >> 続きを読む
2012/06/17 by ice
【日名子暁】(ヒナゴアキラ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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