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折原一

著者情報
著者名:折原一
おりはらいち
オリハライチ
生年~没年:1951~

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このランキングは1日1回更新されます。
      グランドマンション = GRANDMANSION
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • まるで誰かの悪夢の中をさまよっているような感覚。
        マンションの住人たちが色々な事件をおこす。
        その都度からんでくる、民生委員の高田という男が、なんともいえない陰気臭さと、粘着質な性格をかもし出している。
        管理人の男もまた嫌な感じで登場する。
        よくこんなに話を繋げて作ったなぁという印象。苦労したんじゃないかなと思わせる作品です。
        最後の掲載年を見たら、5年ごしに書いてたんでしょうか?すごいですね。

        装丁が内容にぴったりでした。イメージしながら読み進めました。
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        2015/09/14 by まめたん

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      幸福荘の秘密 続・天井裏の散歩者
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 天井裏経由で行き来できるマンションで起こる謎の事件。

        前作を読まなくても単独で楽しめる。

        良くも悪くも折原氏的な作品であると言える。

        小手先のテクニックで読者をかわすため、予想していない展開に出会っても、爽快感には結びつかず、サクサクと流して読み進めてしまう。

        とくに閉口するのが、文字を一度バラバラにし、再度組み合わせることで、隠されていたキーワードが浮かび上がるアナグラムという手法。

        そもそも書籍という媒体で、文字をバラバラにして組み合わせるという、あまりにも読者視点でない発想と、チープすぎる謎。
        著者は非常に好きそうだが、正直、読者で楽しめる人は少ないのでは無いかと思う。

        前作も読んだのだが、ほとんど覚えていない。

        折原氏の作品はいつもイマイチなコメントを書いてしまうがタイトルのセンスは秀逸だと思う。
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        2012/04/16 by ice

      • コメント 1件
    • 3人が本棚登録しています
      赤に捧げる殺意
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね! ooitee
      • 基本は探偵や刑事たちによるミステリのアンソロジー。

        引き付けられるのは作者特有の名探偵たち。
        火村シリーズでは現場に残されたダイイングメッセージ。
        そしてムンクの叫びが重要なキーワードに。

        対しては銘探偵の方のメルカトル鮎。
        こちらはシリーズでも珍しいほどに、美袋とメルカトルのやり取りが楽しい一作。
        更に解決のためそこまでするかというメルカトルのやり口が執念を感じさせる。

        残りの作家さんも楽しめるが、バカミス作家の霞さんと鯨さんが揃っているというのは意外。
        シリーズとしてもう1作あるみたいなので、そちらも読みたい。
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        2018/06/13 by オーウェン

    • 1人が本棚登録しています
      帝王、死すべし = The King Must Die
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 折原作品のシリーズ「〜者」ではなく、しかも
        書き下ろし作品との事で俄然興味があった今作。
        叙述の名手にして、本当に犯人当てなどミステリ的な
        満足度を満たしてくれる折原クオリティは、今作でも
        ビシビシです。読み手がガチガチに意識をして、細部に
        渡って目と意識を研ぎ澄ませて読んでいるのに、その
        隙間や裏をかい潜って、罠を仕掛けてきます。
        そして、その結果...やはりまんまと我々は
        してやられるのです。

        今作は99年、京都で実際に起った小学生殺害事件
        「てるくはのる事件」をモチーフに、その模倣犯、
        いじめ、事件を追うルポライター...etcの要素を
        折原流で絡めていきつつ、中学生の日記という
        スタイルで主に展開されていきます。もうこの
        時点で折原氏のフィールドに引っ張り込まれていて
        その術中にハマっているのですが、これがまた
        読み易く、また真相を知りたいがために、手が
        止まらない。

        いじめ、中学生、日記...とくればミステリファンは
        歌野晶午氏の「絶望ノート」を思い出しそうですが
        全くの別モノですw。ある意味こちらの方が瞬発力と
        その後味の悪さの破壊力は上...かもです。
        >> 続きを読む

        2013/04/11 by za_zo_ya

      • コメント 6件
    • 3人が本棚登録しています
      異人たちの館
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 折原一のミステリをいろいろと読んできましたが、今回読了した「異人たちの館」は、彼の作品中でもベスト3の中に入る作品ではないかと思いますね。

        富士の樹海で消息を絶った小松原淳は、子供の頃、児童文学賞を受賞し、その後も同人誌などに小説を書いていた。

        淳を溺愛する母親の妙子は、淳の生涯を一冊の本にまとめようと自費出版を思い立つ。

        ゴーストライターに選ばれた島崎は、小松原家に通って残された淳にまつわる資料を漁り、調査を開始するのだった。

        その過程で、過去の幼女連続殺人事件や、淳の周囲で起きた不可解な死が掘り起こされ、事件は動き始め、謎は増幅していくのだった-------。

        メインストーリーに挿入される怪しげなモノローグ、淳が残した小説、関係者の証言-----それらが緻密に組み合わされ、我々読む側は徐々に折原マジックの術中にはまっていくんですね。

        著者の折原一がこの作品で使っている叙述トリックは、極めて洗練された複合技のような気がします。
        メタフィクション的な仕掛けやら、その他諸々の複合的な仕掛けによって、まるで叙述トリックのオンパレードのような感じすらしてきます。

        そして、それらが見事に絡まり合い、支え合いながら、一つのパズルを形作っている意外な解決の"なるほど感"は、折原一のうまさを示していると思いますね。

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        2018/08/26 by dreamer

    • 3人が本棚登録しています
      天井裏の散歩者 幸福荘殺人日記 1
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • のほほ~んとした??独特の雰囲気
        よいですね~
        折原一ワールド

        推理作家・小宮山奏三を慕い、この【幸福荘】に身を寄せる文学好きの住人達
        一癖も二癖もある彼らに起きる数々の事件
        部屋に置き去りにされたワープロ
        内部に装着されたフロッピーには殺人事件を示した文書が連なっていて・・・・・
        事件を繋ぐ秘密の通路・・・・・
        事件の真相はいかに!!

        七つの短編からなるお話
        七つ目の事件が解決するとき、それまでの事件のすべての真相が明らかになる
        ボロアパートに隠された天井裏の秘密の通路
        現実の使用者は?????
        現実の事件は?????

        騙されました~
        叙述トリックと男の性ですかね~
        最後のオチも嫌いじゃないです(^o^)

        一度読んだだけでは頭が混乱してしまって
        読み直して、少し納得
        でも、でも、
        もう一度、読み直します
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        2014/09/29 by momokeita

      • コメント 2件
    • 2人が本棚登録しています
      疑惑
      カテゴリー:小説、物語
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      • 短編集

        折原一さんだから、
        どんな仕掛けがあるのか、想像しながら読んで楽しんだ
        なるほど、そうきたか、、、と。

        (当時のブログより)
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        2016/03/08 by ゆ♪うこ

    • 2人が本棚登録しています
      潜伏者 The Hands of Mr.Hotta Morio
      カテゴリー:小説、物語
      1.5
      いいね!
      • 何度か読み返している作品だが、とても面白い。
        まず赤い服装をした女の子がなぜ誘拐
        れるのかという謎、
        それに加えて容疑者の真の意図は何か?
        この作品は筆者の折原一氏の二転三転させていく
        技術がより一層進化している。
        徹夜覚悟で読んでみたけれど真犯人の言葉を
        きいてなるほどなと思わせるところが
        世にいわれている「折原マジック」なのだと思う。
        文章は比較的読みやすい。
        文春文庫からシリーズが出ているので
        それもあわせて読んでもらえればと願っている。
        >> 続きを読む

        2013/10/25 by frock05

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      冤罪者
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 連続殺人魔の容疑者と目された河原輝男は裁判で無期懲役の判決が下される。
        それから10年後ライターの五十嵐は河原から自分は無実であり、容疑を晴らしてほしいという手紙が。
        しかし五十嵐の恋人は連続殺人魔に殺されている。

        タイトル通りに真実なのか冤罪なのか。
        そこらへんがボヤされながら進むのだが、折原さんなので当然叙述トリックが。

        問題は誰が誰へと転換させているのかだ。
        中盤ぐらいまではかなり疑惑の人間は多いが、後半から終盤でようやく犯人が絞れた感じ。

        犯人であろうともなかろうとも、クズは最後までクズだという事を教えてくれる作品。
        「このたわけが!」(笑)
        >> 続きを読む

        2018/08/24 by オーウェン

    • 1人が本棚登録しています
      冤罪者
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • 折原一の冤罪事件の底知れぬ闇を描いた「冤罪者」を読了。

        ライターの五十嵐は、「週刊トピックス」の編集長から一通の手紙を見せられる。
        連続婦女暴行殺人犯として、無期懲役刑を受けながら、控訴して獄中で戦っている河原輝男が自身の潔白を訴えているというものだった。

        五十嵐は、自身の婚約者をその連続婦女暴行殺人で失い、河原には複雑な感情を持っていたが、事件を再検討することを決意する。

        やがて、五十嵐のもとに匿名の手紙が届き、控訴審は一転して河原の無罪を決定する。

        そこで、これからが問題となってくるんですね。果たして、真犯人は誰なのか?-------。

        釈放された河原、河原と獄中結婚した女性、無罪判決に憤る被害者の父親、当時の担当刑事、人権派の弁護士----様々な人物が絡み合いながら、事件は再び動き出していくんですね。

        過去と現在を往還し、複数の視点で進行するこの物語は、意外な結末に向け、加速度を増して、もうページを繰る手が止まらないほどスリリングな展開になっていく。

        冤罪事件というテーマを設定しながら、その社会派的なアクチュアリティを括弧に入れて、登場人物の個別的な具体性に還元しつつ、小説の論理という仮構されたステージで、トランプの城を築くような繊細さで組み直していると思うんですね。

        とにかく、この作品は折原一の持ち味が遺憾なく発揮された、いわば高速の変化球のようなミステリだと思いますね。

        >> 続きを読む

        2018/08/24 by dreamer

    • 2人が本棚登録しています
      愛読者 ファンレター
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 「愛読者―ファンレター」覆面作家をめぐるファン、編集者、それぞれの手紙を読み解くと…

        レビューの続きはこちらへ↓

        http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-12-30
        >> 続きを読む

        2016/01/26 by youmisa

      • コメント 2件
    • 5人が本棚登録しています
      逃亡者 See Chieko Run
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!

      • 読もうと思いながら本棚の奥で眠っていた折原一の「逃亡者」を、ようやく読了。

        夫から暴力を振るわれていた友竹智恵子は、同じ悩みを持つ林田亮子に持ち掛けられた交換殺人にまんまと乗ってしまい、亮子の夫を殺してしまう。

        すぐに逮捕されたものの、交換殺人の話は、なかなか信じてもらえなかった。
        その後、体調を崩して入院したところ、警察の不手際で脱出に成功する。
        そして、名前を変え、顔を変えて全国を逃亡することになるのだった。

        果たして、智恵子は時効まで逃げ切ることが出来るのか?

        智恵子を追いかける警察の執念。
        さらに夫の洋司までもが追跡に加わるのだった。

        時効の壁は15年、この逃亡劇は驚愕の結末へと突き進んでいく。

        いかにも、折原一らしい映像化不可能な叙述トリックで、逃亡生活の緊迫感がヒリヒリするようなタッチで描かれている。

        それまでの折原一の作品は、凝った大逆転が行なわれてきて、やや着地に無理があったのですが、この作品は、シンプルに、筋が鮮やかにひねられていて、着地が実に美しいんですね。

        >> 続きを読む

        2018/05/02 by dreamer

    • 2人が本棚登録しています
      望湖荘の殺人
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 自分の生命を狙っていると思われる人間を集めた山荘で繰り広げられる惨劇。

        芸術的とも言える尻すぼみに、ある意味で感動した。

        綾辻行人氏と並び、読後に必ず物足りないと感じにも関わらず、気がつくと次に手が伸びてしまう不思議な魅力を持った折原氏の作品。

        これまで、なぜそれでも次の作品を読みたくなるのかを考えて来たのだが、本作品で少し答えに近づいたような気がする。

        とにかく読んでいて疲れない。文体は非常にライトだし、一定のリズムで飽きさせないような仕掛けが、必ずと言って良いほど繰り出される。

        振り返れば、これらの作品を手に取るときは、重めの作品を読んで、次は疲れないものを読みたいという状態が多かったように思う。

        本作品は、ある意味で傑作と言える。
        と言うのも終盤まで次から次へと展開が有る上、薄いながらも登場人物の背景も書き込まれているからで有る。

        ただ傑作に値するのは真犯人。
        なぜここまで盛り上げておいて、最期に一番盛り上がらない人間を犯人にしてしまうのか。
        ものの見事にドッチラケた感じが、むしろ爽快感にさえなった。

        最後の最後の著者からのサービスは茶番。折原作品の特徴だが、いらない。
        >> 続きを読む

        2012/04/05 by ice

    • 2人が本棚登録しています
      黄色館の秘密 長編推理小説
      カテゴリー:小説、物語
      2.0
      いいね!
      • 雪に閉ざされた山荘内で起こる密室殺人。

        ドタバタミステリ。

        読者向けにいつも何か仕掛けを放ってくる折原氏。
        折原氏作品と向き合うと、さぁ今度は何だと身構えてしまう。

        本作品は自称密室殺人のエキスパートたる黒星警部が主役。
        彼が活躍する作品はシリーズ化されているようだ。

        そして中身だが、ミステリとコメディの中間くらいに位置するのでは無かろうか。
        確かに読み進めやすいのだが、ミステリとしてはトリックなどに説得力が無いし、コメディとしてはドタバタしているだけでニヤリと来るところも無い。

        結果、どっち付かずの中途半端な位置に存在する、中途半端な作品になってしまっている。

        毎回毎回納得できていない気がするが、何故かまた読みたくなる折原氏作品。
        >> 続きを読む

        2011/11/29 by ice

    • 1人が本棚登録しています
      樹海伝説 騙しの森へ
      カテゴリー:小説、物語
      2.0
      いいね!
      • 樹海の奥に存在する凄惨な過去を持つ山荘。

        尻すぼみな印象が拭えない。

        ストーリーに深みが無い印象を受けることが多い折原氏の作品群だが、本作も同様の印象。

        設定としては目新しさは無いものの、樹海、山荘、密室など、堅いキーワードは押さえており、タッチが軽いことも有り、次々と読み進めることが出来る。

        ただし、いざ全ての種明かしという段階になった際は、何とも尻すぼみというか、腰砕けというか、腑に落ちない形になるため、面白かったとは言えない。

        折原氏作品はタイトルに引かれて選択することが多いが、好きではないかもしれない。
        >> 続きを読む

        2007/07/14 by ice

    • 4人が本棚登録しています
      黒い森
      カテゴリー:小説、物語
      いいね!

      • 前から読む「生存者」編と
        後ろから読む「殺人者」編に分かれていて
        中央に袋とじの「解決編」があります。

        私は一般的だと思われる「生存者」→「殺人者」→「解決編」と
        読み進みました。

        読み終わって「あっ」と、驚くような快感はなかったけど、
        まぁまぁ、楽しめたと思います。

        3つに分かれている分、読むのもおもしろかった・・・かな。

        折原一さんの作品
        完読したのは2冊目。

        図書館で借りて読みました。

        (当時のブログより)
        >> 続きを読む

        2016/02/19 by ゆ♪うこ

    • 2人が本棚登録しています

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