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山岡洋一

著者情報
著者名:山岡洋一
やまおかよういち
ヤマオカヨウイチ
生年~没年:1949~2011

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      ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則
      カテゴリー:企業、経営
      4.0
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      • 「ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則」がとても良かったので続けて続編も。こちらは普通の優良な企業がいかに飛躍して偉大な企業になるかというテーマ。こちらも興味深いヒントがたくさんあった。

        急に革新的な何かで飛躍したように見える企業も、準備期間があり、変化は起こるべくしておきている。本の中で巨大で重い弾み車の例が何度も出てくるが、とてもわかりやすい。止まっている状態から押すには必死に押して、動いているかわからないほどわずかに動く。同じ方向に押し続けると徐々に早くなり、勢いが勢いを呼ぶ。この勢いに魔法の方法があるわけではない。どんなに強く1度押してみても、継続して押し続けたことに比べるとわずかなことに過ぎない。

        そして地道に準備する段階でやることとして色々書かれている事の中でも特に印象的なのは、目標やビジョンを先に決めるのではなく、まず適切な人を選ぶこと。適切な人を選べているのであれば、動機付けや管理の必要はなくなる。やることを決めて人を選ぶのではなく、まず人を選ぶということはかなり意外だったが、読んでいるとかなり納得のいく内容。

        その他にも「権力のある地位にまでのぼりつめる際に原動力となることが多い個人的な野心は飛躍する企業に必要な謙虚さや自分の成果よりも会社のことを考える実直さと矛盾する。リーダーにカリスマ性は不要」、「企業の方針は理想とか自負心を満足させる分野とか賭けではなく、厳しい現実を直視した上でどの分野なら最高の成果を出せるかの深い理解が必要」など、考えさせられた。

        ビジネス書を読んで盲目的に信じるのもどうかと思うけど、ただの筆者の意見ではなく、これだけの実際の企業の歴史や経営判断を調査した結果なのだからやっぱり説得力はある。

        今まで感覚的に良い気がしていたことも必ずしもそうではないかもと思わされたり、気付きが多かった。
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        2015/08/15 by chao

      • コメント 8件
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      闘うプログラマ- ビル・ゲイツの野望を担った男達
      カテゴリー:情報科学
      4.0
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      • 初めてこの本に出会ったのはまだ学生時代。ちょっと怖い表紙と興味をひくタイトルに惹かれて読んでみましたが、あまり高額な書籍は買えなかったので連日本屋に通って立ち読みしていました。
        デビッド・カトラーが個性的なチームを率いたNT開発プロジェクトの内情を紹介したもの。当時プログラミングについて記述した書籍はあったもののプログラマーの生活について記載した物は少なかったので、ドキュメンタリー映画を見ているような感覚で引き込まれた覚えがあります。もはや破綻していると言っても過言ではない壮絶なプロジェクト・・・。才能と情熱だけで開発されたNTですが、セキュリティ・安定性を重視した結果、その後のXPにもその系譜は取り入れられWindowsをOSのデファクトスタンダードとしての地位防衛に貢献したと言えます。
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        2012/06/06 by ybook

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      巨象も踊る
      カテゴリー:電子工学
      4.0
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      • いわずと知れた有名書。アメリカの巨大企業IBMを立て直した経営者、ルイス・ガースナーの回顧録である。

         筆者はIT業界のことなどは全然わからんのですが、この本はきわめてわかりやすい文体で書かれておりました。特に重要な部分は箇条書きにされており、経営者というのは自分の考えを部下に、また時には外部の人間にもわかりやすく伝えなければならないのだなと思います。

         確かに、優秀な秘書でもいれば、その秘書に自分の考えを文書化、または翻訳(?)してもらって伝えればいいのですが、それだと自分の言葉で伝えるということにはならないと思います。

         筆者は別にアメリカの全てが素晴らしいと言うわけではありませんが、日本の経営者にも見習ってほしいところはあると思います。まず、顔の見える経営というのは重要。巨大化した企業はトップ(経営者)の顔が見えにくく、自分が何のために何をやっているのかわからなくなることがあります。これは大きなストレスになると思われます。自分の経験から言えば、町工場レベルの小さな企業ですら、経営者の顔や方針、戦略が見えにくく、時代の流れに翻弄されているようにしか見えません。

         先の見えない時代だからこそ、自分たちの進むべき道を示す。これこそが経営者の何よりの役目と言えるでしょう。そして、ガースナー自身もおっしゃっていたように、経営者には何より情熱が必要だと思います。マイナス思考の暗い経営者の下では働きたいとは思いませんからね。

         全体の感想ですが、読んでいて疲れました(笑)。決して難しい本ではないのですが、翻訳にも関わらず、著者の情熱があふれ出ているためか、かなり読書に精神力を要するように思えます。

         本書はリーダーシップの指南書ではありませんが、会社の経営者や何らかの組織のトップを目指す人ならば、一度は読んでみて損はないと思いますよ。
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        2014/09/03 by ぽんぽん

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      闘うプログラマ- ビル・ゲイツの野望を担った男達
      カテゴリー:情報科学
      4.0
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      • 上巻の方に併せて記載。

        2009/10/25 by ice

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      ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則
      カテゴリー:企業、経営
      4.0
      いいね! tomato
      • 時代を超えて存在する優れた企業とそうでない会社は一体何が違うのかを創業当時や創業者、その他様々な方向転換や社風など様々な点を比較し、素晴らしいとされる企業の共通点を解き明かしたビジネス書の古典。ジョンソン&ジョンソン、ソニー、IBM、ディズニー、ウォルマートなどの企業の歴史やエピソードの数々が非常に興味深い。経営者じゃなくても、組織というものを考える上でのヒントがたくさんもらえる。

        この本では、企業が理念を持つこと、その理念に沿った一貫した組織作りをすること、理念に沿った方針を持つこと、さらにその理念を引き継ぐ後継者を育てることなどの重要性が書かれている。全ての軸になるのは理念。理念を持ち、さらにその理念が体現できている会社をビジョナリー・カンパニーと呼んでいる。

        理念が大切と言ってもカタチばかりの理念では意味がなく、とりあえず理念を掲げれば良いというものではない。理念をいかに具体的な施策に落とし込むのかが肝心。反対にうまくいっていない企業は理念があったとしても具体的な施策が理念に沿ったものではなく場当たり的だったり矛盾に満ちていたりする。

        カリスマ性のあるリーダーやあっと言わせる製品や企画のアイデアはずっと生き残る企業に必須ではない、素晴らしい企業にはカルト的な文化を持った企業が多く万人にとって働きやすい文化ではないため合うか合わないかはっきり分かれる場合が多い、など一般的な感覚からしたら意外な点も多くあった。

        短期的な成果も出しながらいかに未来に投資して、長期的な成果も出していくのか。
        組織作りの大切さ。
        時に大きすぎるほどの目標を掲げることが組織に良い刺激と影響をもたらすこと。
        そもそも仕事で何かを判断する時に会社のその時の方針や目標は判断基準にしても、理念を判断基準にするという意識は相当薄かったこと…(反省)
        などなど、読みながらかなり考えさせられた。

        とても有名な本で前々から興味があったものの、初版が1995年ということもあって情報が古いのではないかなーと思っていたものの、小手先のテクニック的な話ではなく物事の原則の話なので問題無し。今後私が組織というものを考える時には、おそらくこの本に書かれていることがベースになるのではないかと思う。
        >> 続きを読む

        2015/07/05 by chao

      • コメント 4件
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